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ヴァイオリン作るのは 料理するのと同じかも?

料理についてあまり語れませんが・・・

美味しい料理を食べたいと思った時、
過去に食べた料理の味が思いだされます。
美味しかったお店や お見せの人との会話、その料理、味、中に何が入っているんだろうか?スパイスは?どうやって調理してるんだろうか?その雰囲気、その町、その時のお天気・・・器も?
何かを食べたいと思っただけで、いろいろな事が思い浮かびます。

それを再現して自分で作って食べようと思ってしまいます。
自分で食べたい美味しい物を作るには・・・
美味しい物を食べた経験から おいしいとは何を言うのか?
知らないと作れない。
だが、それが世間一般的に美味しいのか?普通なのか?
美味しくなくても、自分だけ美味しいと思っているのか?
ミシュランにのるような基準以上の確かな美味しさなのか?
それを分かっていても作れるはずもないのでしょうが・・・

ヴァイオリンを作るのも或る意味同じような気がします。
一番良いだろうとされる音、ヴァイオリンの音を沢山聞いていないと
何が良い音か分からない、分からなければ、出来た楽器が良い音に作れたかも分からない。
単に、工作技術とニス塗り技術が優秀でも、思った通りの音が出せるヴァイオリンは作れない。
良いかどうかは別にしても

ヴァイオリンを作る時、まず あの音のヴァイオリンを作ろう!
・・・と考える。
その前に、一般的なイタリアの新作なら、楽器によっては・まず、アルコールニスの音が聞こえます。
(ニスが塗られた音)ー(白木の音)= ニス材質感の厚さを含む音。
(ニスが塗られて落とされニスの少ない楽器の音)- (白木の音)=ニスの影響が少ない音で優しいが、芯が少ない
(ニスが染み込んで、表面のニスが大分取れた楽器の音)ー (白木の音)=白木に近いが、強さ芯を感じる音
私には・・・そう聞こえます




話を戻し・・・
聞こえてくる音から、板はどこが どう薄く どう厚く、サイズはどうか???
ニスは、どうか?そんな事を想像します。聞こえる音から
ある程度推定する事が出来ます。
音からは厚さが左右対称に作られた楽器か?どうか?
実際に楽器を見た時、木材は、どういう年輪か?
ニスは薄いか、厚いか??
書ききれないいろいろな事を想像します。

下手でも料理を作る時、同じ気持ちを感じます。
音からの想像力が大切で、いろいろな音色とその厚さの諧調と同時に記憶にインプットします。
そうすると音から厚さがイメージできます。
同じように
料理も自己流でも上手になりたいものです。





by cremonakuga | 2018-11-28 23:45 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの赤?ストラディヴァリウスの赤? una pausa Cremonakuga violino

カシスのケーキ・・・いつものケーキ屋さんがお休み!
こうなると無性にほ本格的な
ケーキが食べたい・・・
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たしか???あそこに有った気がします・・・とこのカシスを
思ってより甘さ控えめでサイズは小さ目、何時ものケーキ屋さんが小さ目ですが、更に小さ目価格高め・・・しかし赤が実に美しかった!
今思うにこの赤は、いったい自然の赤なんだろうか?苺ジャムの赤?

少し気になります。
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コーヒーと頂く3時のおやつ お味は実に美味しかった!

by cremonakuga | 2018-11-21 16:28 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

Stradivarius Cremonakuga 2018

実際に近い発色です。
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実際に近い色調調整。




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by cremonakuga | 2018-11-21 16:09 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Stradivarius Cremonakuga2018

ポジフィルム色調で!赤が赤で鮮やかに発色・・・実際と違います。
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by cremonakuga | 2018-11-21 16:03 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Ponticello Cremonakuga violino 2018 Stradivarius

Ponticello del violino Stradivarius(modello)
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di fronte
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dietro

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by cremonakuga | 2018-11-21 15:53 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

指板・ナット・魂柱・駒を 

駒を加工。
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Cremonakuga 







ナットを接着 
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そして指板!
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by cremonakuga | 2018-11-17 22:06 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスを作る・・・ 屋外でのニスの見え方


ストラディヴァリ Pパターン(forma-P) ・・・ 屋外での見え方・・・日陰での撮影。直射では黄色系のオレンジ
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by cremonakuga | 2018-11-16 21:14 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスを作る・・・・・工房のランプでのニスの見え方

ニス塗り・・・ニスを作る時、透明ニスと色素を混ぜたニスを作る時、300年のエージングは新鮮なニス、色素では表現が難しい。
今回は、オリジナルの色素、ニスはそのまま終わった状態で一応完成!
その上に一層 透明ニスを塗り、無彩色の黒を拭きながら塗り、いわばサングラスを掛けたような状態にすることで、エージングを見せる方法をとっています。この層はいずれ剥げ落ちますが、中には完成したニスが塗られている事になります。
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明るさを一段階絞っています。
次は、屋外での色の見え方を!


追記・・・赤いニスの上に、無彩色の黒を塗っては拭いて落とすという手法を施しましたが、生の赤の美しさが失われます。
     所謂売り物としては美しく体裁が良いのですが、せっかくの赤が・・・・
そこで、黒を少し水ペーパーで落とし、自然のニス自体のの赤褐色でカバーし、生の赤を押さえる事にしました。
やはり本物に勝る手は無い事を、今更に実感する事になった!
1~2年待つしかない・・・



by cremonakuga | 2018-11-16 18:27 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスのニスを塗る

塗っては磨き 磨いては塗り・・・・表面を薄くしては塗る。
しだいに存在感が増してきます。

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今回のニス塗は・・・毎回少しずつ良い方法を模索していますが、
基本的には
①下地処理(水性色素)
部分ゼラチン処理
②下地ニス(透明=褐色)
③色ニス(透明ニスに色素を少量混ぜた薄い液体状)刷毛塗
④色素が濃いニス(指伸ばし)
⑤透明ニス
②③④⑤は何回か必要応じ回数を塗ります。極薄い水の様な粘度ニスを
⑥濃くしたい部分に絵具など黒を指で塗り、
塗って直ぐに布やペーパーで綺麗に拭き取る
・・・・表面には、うっすら黒い色素が残ります・・・
結果、下の赤が落ち着き濃く見えます。
必要に応じこの工程を重ねます。
特に濃くしたい部分や赤が生の部分に黒を塗っては拭き取ります。
⑦完全に乾いたら、透明を塗りますが、
塗った上程は透明度が高いため濃く感じにくいのですが、表面がマットになると より濃く見えます。

⑧サンドペーパー800から1000、1500、2000で水研ぎし、なるべ刷毛跡を消し平面を出します。
最後は2400、3200のマイクロメッシュで軽く撫でます。
⑨布や、柔らかいティッシュなどで、キズが付かないように軽く擦りマットな部分を少し滑らかにします。
⑩ティッシュを折り、アルコールを付け、適度な湿り気で、一気に表面を帯び状に拭きます。この時 間隔を空けながら・・
10秒以上おき、隙間の拭き残し部分を、新しいティッシュにアルコールを付け拭き、総ての部分を拭き仕上げます。
 
※ティッシュは3~4回部分で新しくしないと、ニスに張り付き、ひどい事になります。拭いて直ぐに重ねて拭くと、同じ失敗をします。
もしティッシュが貼りついたら、焦らず、針などで、丁寧に剥がします。そこは乾いてから、ペーパー掛けから行います。
失敗を重ねてようやく、上手に行える様になります。
アルコールが多過ぎたり薄過ぎると拭いた部分のにじみや境目が出ます。
・・・まあ・・・あまりお勧めしません。

表面が綺麗に仕上がったら、完全に乾かし、3200番で軽く表面を撫で、布などで表面を極軽く磨きます。
完成です。

絵具など色素で完全にアンティークにすると、天然色素だけでは表現できません。
天然色素を重視し、経年部分をその上に黒い層を作り表現してみました。
無彩色の黒い層なので、下部の赤は純粋で美しさはそのままでできます。

※刷毛目を出さない場合は、ニスにスタンドオイルを入れると表面が丈夫と言うか強靭な皮膜が作れます、そして刷毛目が出ません。その結果虎杢が美しく輝きます。しかしニス層が厚めになりますので、何回も塗れないという難点もあります。





by cremonakuga | 2018-11-07 22:26 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)