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ヴァイオリンを良く鳴らすために必要な事・・・もし私がヴァイオリンだったら!(6/2日、再追記)(追記2019、09、14)

独断 独自の思い!

多かれ少なかれ最初に弦をキャッチし、そこからあまり圧力はかけず、そのまま引き抜く感覚・・後は圧を抜いた方が、良く鳴るんです。
途中いかに最初のキャッチを維持し、弓の毛の角の少ない部分のままだったり、多い部分だったり デリケートな必要以内の圧で弦が鳴る=弦が動ける=振動できるようにボーイングする。
それが基本形の様に思います。
つまり 羊羹を切るように じ~っと弾き切るように弾くのは 名器などには向かない! 
指板近くをグィーっと弾くのは 鳴りません。
そこで そのヴァイオリンに合った良い弓が必要になります。(厚力かけなくても しっかり弦をキャッチしてくれる弓が)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
強い圧力をかける時は、毛が動く長さを多く、速く弓が移動すれば、圧力は苦になりません。

良く鳴る・・とか 良く鳴らない などの検索が多いようですので、
特にE線が・・・G線が・・・などなど・・・

あくまで私が日頃、感じている事ですが・・・・
今迄に作ったヴァイオリンに伺った時の ヴァイオリンさんの回答です!?

ヴァイオリンが良く鳴る、鳴らないは、
基本的に、鳴る楽器、鳴りにくい楽器、
また、現代の楽器 オールド楽器 などなど
いろいろな条件が違いますが、

一つ言える事は、ヴァイオリンのバロック時代は、プレーンガットの弦だった事から、
弦の振幅が狭いため、ボーイングは、軽く、弦を鳴らしてあげるように弾かないと
思うように鳴りません。力は入れないように・・・
これが 現代でも基本だと考えています。私は!

現代は、大きなホールが出来、弦も金属弦、ナイロン弦と より大きな音量へと進化し、本体の新しいヴァイオリンも
結構しっかり出来ていて、強い弦で楽器を鳴らす様な傾向になっています。
そういう楽器は、どうしても 圧力をかけ、しっかり弾いて鳴らしたりします。
しかし、普通 誰しもが、そんなに大きなホールで ソロで弾く機会は、あまり無いのではと思いますが・・・

良いオールドヴァイオリンを弾く時、弦の張力で、また弓の圧力で鳴らそうとしますと、かえって良く鳴りません、
楽器は、いつか傷むでしょう!・・と心配します。

不思議な事に、オールドヴァイオリンを、ガット弦で弾き、良く鳴らせると、新作の頑丈なヴァオリンも
意外と良く鳴るものです。

ほんの少しの力加減で、大きく異なります。

この事は、押さえる力では、なく、あくまで弾くという事だと感じています。

つまり、強い音は駒近くを弾く、弱い音は指板近くを弾く、より大きな音を出したい時は、
限度内の圧力で、

弓の横方向への移動で、弦を振動させ、時にビブラートも加え音量を増加させるように・・・
基本は、駒と指板の中間あたりを 正確な音程で弾く。

私は、演奏家ではないので、自分の理想のように弾けませんが、
私に、楽器が たえず そうしてほしいと言っているように感じます。

現代の、弦で鳴らすような楽器に慣れてしまうと、良いオールド楽器では 鳴すのに苦労します。

そのため、弓のスタートから、弦を マックスで鳴らせる事も、大切のように思います。
切れが良く、それが出来ると、圧力で押さえる必要がなくなります。

手首の、一瞬の動きで、弦をしっかり捉え、そのまま横へスライドする・・は難しのでしょうが、
そうすると、下方向への圧力は少なくなり、楽器にも優しく、弦も良く振動します。

そう日頃から感じている事を、たまたま見たユーチューブで 
ズーカーマンさんが、レッスンで、男の子(椅子の上に立って弾いている)、他のでは・・女性が何度も同じフレーズを弾く・・それらしい事を レッスンしていますが、まさにそれです。

そういう弾き方をすると、楽器は、ガーンと大きく響きます。
弓の返しの時の手首などの、反応がスムーズで瞬時に早く出来たほうが、その瞬間で弦をとらえられるので、その後 無理に圧力をかけなくても音が出せます。
子供の頃、それが旨く出来て、感動した時に記憶が今もありますが、今はなかなか出来ませんが・・・

私は、今は、そういうレッスンは受けた事は有りませんが、自分の楽器を鳴らし、試す時、
そう弾かないと、良く鳴らないので、正しいのだろうと思っています。


いろいろなヴァイオリンの先生方に、試奏していただく時、どう弾いていただきたいか、リクエストします。
弱い圧力で・・・とか、Eのハイポジションは、特に繊細に・・とか、
これは、しっかり弾いても大丈夫です・・・とか、
楽器の特性を ご説明します。

しかし 共通する事は、押さえ付けず、弾く事です。

逆に考えると・・・

必要以上に押さえ付けないで、弾くには どうしたら良いか???




指板近くを強く押さえると、駒への負担が増します。
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同じ音量を出そうとすると、当然、駒近くの方が圧力は要りません。しかし、技術が増します(私はデリケートさなど増すと思います)
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同じ圧力では、駒近くは音量が増します。・・・・音質が異なるので難しいとは思います。
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大きなストロークで弾くと、圧力は少なくて済みます。短いストロークで同じ強く音量を出そうとすると駒から下への圧力が増します。
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指板の近くを強く弾くより駒近くをデリケートに弾く方が楽器に負担は少ないです。


どういう音楽を創るか?で一概には言えませんが、楽器サイドから考えると、上記の範囲をなるべく逸脱しないように
楽器と お付き合いするのが好ましいのではと 私は感じます。

なお、楽器に正確なポジションで、反復、良い弾き方をすると、30分も弾くと、楽器の反応、音質が変わります。
ポジションが不正確で、弾き込むと 楽器を弾いても 反応が、ボケた感じになります。

同じ音程でも、弦の弾く場所の振動で、楽器の同じ部位が振動しているように感じません。それは多く弾く場所で、楽器に癖=慣れが定着するように感じます。
正しい位置で楽器におぼえさせる事が大事だと感じます。


正確な音程で 特に弾き込む事で、出ずらい音程も、出る様になります。
特に新作でも、厚い・薄いの差が大きい楽器は、良く鳴り、ニュアンスもある半面、ポジションで音量にムラがあります。出ずらい音程は弾き込みが必須です。
あまり厚さに変化が少ない楽器では、平均的に音が出ますが、音色の変化、表現力のパフォーマンスも付いてこない場合もあります。


是非、オリーヴ ガット弦で、軽く、滑らかに、繊細かつ大胆に弾き、大きな美しい音が出る様に 訓練し、弾く事をお勧めします。
そうすると。ナイロン弦でも大きな収穫が得られるはずです。


しかし、しかし、ヴァイオリン自体のセッティングがきつく、駒近くが、弾きにくく、鳴りにくいヴァイオリンもあります。
弾き込んでも、弾きにくい場合は、駒近くも、ちゃんと弾けるような状態にしておくべきと思います。
それは、魂柱の強さ(長さ)位置、(駒からの距離など)で可能です。
そして、時々、駒の真近を開放弦で、弓をゆっくり、しかり 大きく鳴らす事。1本づつ、と、2本の重音をしっかり鳴らす事で、楽器がほぐれます。
鳴りにくい楽器も鳴り易くする方法です。

姿勢からヴァイオリンがあまり下がらないように構える事も、弓がずれない手段。ボーイングでも弦の90度でスライドしない場合も
指板のほうにズレル要因になります。(演奏スタイルなど音楽的表現から意図している場合が別ですが)
弦のスイートポイント1点を意図して守れれば、指板近く、駒近くを自由に往復して 意図した表現が出来、良い音も出せ、楽器にも
優しい事になりますから、耳で音を聞きながら、良い音が出る場所と、圧力加減、運弓の速さ、長さを考えながら弾かれると、結果
良い方向へいくと思います。また 人に聞いていただき、どれが良い音に聞こえるか?を考えながら演奏すると、自分の感じる良い音と、
それを聞く人の良い音が、同じか?そうでないか?それも しっかり分かっている事が大事ではないかと感じています。

もし弾き方が原因でヴァイオリンが鳴らなかったら・・・
今まで5センチの厚さの羊羹を、徐々に切り15センチ引いて切って完全に切っていたら・・・・

2センチの厚さの羊羹を、最初に、ほぼ2センチの厚さまで切り20センチ引いて完全に切る様な感覚で・・・
なんて例えは、当たらずとも遠くないかも・・・


※これらの事は、初心者に限らず、某有名音大の生徒さんでも、いらっしゃいます。先生に、もっと駒の近くも弾くと良い!っと言われていました。 

追記2019
※ヴァイオリンも開放弦で弦をはじくと良く響きます。名器は それだけでも別世界の響きを持っています。
左指で押さえ、右手の弓で最初弦をキャッチ=はじく、あとは、はじいた音を止めない様に響かせ流す感覚に似ているかも?

以上は、あくまで 私の感じていることです。
ヴァイオリンも きっと、そう思っているでしょう!






by cremonakuga | 2017-12-20 01:27 | ヴァイオリンの弾き方 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン・ガット弦のアプローチ・・・(4/21追記)

久我ヴァイオリン工房

関西弦楽器製作者協会展示会を終えて・・・・
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①ガット弦での音の出し方と
②オールドヴァイオリンの奏法
この①と②を複合的にクリアーしないと
新作ヴァイオリン・ナイロン弦のように思った音が出ない弾けない事について・・・・
図解出来ないだろうか?と考えました。

聞くところによると・・近年指導者自体がナイロン弦主体で、その生徒さんは当然ナイロン弦という世代になっている・・・という事になるのだそうです!
なるほど納得!確かにそうです。
昔は、ガット弦とスチール弦だけだった、今は大きく進化し続けています。

私は、スチールだったのだろう?思いだせない・・・
何十年か前に、娘の先生に試作ヴァイオリンの意見を聞きに伺った時、先生のヴァイオリンを拝見した、先生が私のヴァイオリンの弦をスチールにするともっとシャキっと良くなるとおっしゃった。きっとスチール弦派だったのだろう!その時スチール弦からナイロン弦で、ドミナントが主流だった。私のは当時から生意気にオリーヴを張っていた。先生のヴァイオリンは、だいぶ古そうで、スチール弦だった!佐々木庸一先生と楽器を選ばれたとおっしゃられていた。あの「魔のヴァイオリン」の本の先生だ!

私が知る演奏家諸氏は、ほとんどが、D,Gはオリーヴを張っている。 コンチェルトを弾くのは別にしても
室内楽などでは、今もオリーヴが多い。
当然楽器自体が、オールドでは ガット弦のほうが馴染むようです。
ヴァイオリンはA線はすぐに切れるので、ナイロン弦が多い、
ドミナント、オブリガード、エヴァ、シノクサ・・・などなど

話は元へ・・
指導者の先生の影響は大きいのだろう!

展示会では、ほとんどがナイロン弦を使われるお客様なので、いろいろアドヴァイスした。
ガット弦が一番良いと言っている訳ではなく、弾く場所と演奏内容による。
実際使われるベテランの先生も、調弦がねえ・・と 大変とおっしゃる。

一方価格も高い
標準価格で
だいたい
E線  2,700円
A線  4,200円
D線  8,000円
G線 11,100円
リジット
D線  8、300円
G線 13、800円
だそうです。

全部セットで
26,000円~29,000円になり
今40%くらいoffでくらいで買えますが それでも15,600円~17,400円になります。ぷらす8%の諸費税
16,848円~ 18,792円になります。
A線をナイロン弦にすると、16,300円~18,200円くらいになってしまいます。
ガット弦は意外と長持ちするので、費用対効果はどうでしょうか ケースバイケースかも????

ガット弦の音色を持つナイロン弦があったらと思う。オブリガードでもやはりナイロン弦の音だ・・・・
オブリガードと言えば・・元ベルリンフィルコンマス 現フライブルグ音大教授ライナー・クスマウルさんのストラディヴァリのちょっとしたトラブルを頼まれた時、オブリガードだった。
ソロで弾く方は ナイロンが多い。大きなホールでは、なおさらナイロンの方が音がはっきりすると思う。ガットは比較的小さなホールのほうが効果的と思う。室内楽では周りの楽器とその弦との関係も大事になる。
ナイロン弦は 日進月歩、どんどん新しい弦が出てくる 分からなくなってくる。
製作者の立場から考えますと、弦が良くなって音が良くなったとしても、それはそれで素晴らしい事ですが、良い楽器を作ろうする事からは素直に喜べない。
だから、ヴァイオリン作りとしては、楽器が出来たら、まずは何時もと同じドミナント、ガットのオリーヴを使います。
ドミナントは、ナイロン弦として、今までの楽器との比較が出来る。
ガット弦は、出来立てでガット弦で どう鳴るか?どれだけ鳴るか?
その上で、最新の性能の弦を使えば、さらに能力が出せると考えます。

出来立てで、高性能の最新の弦を張って、良い音で良く鳴ったとしても、楽器のせいか?弦のせいか?
分からない・・・・・・と言うこと!

ところで・・・話を戻しますと・・
ガット弦のほうが振幅が大きいと思う。
まず、オールド楽器自体が鳴り易いので、力を必要としない。
ガット弦は、その振幅を邪魔しないように少ない圧力で弾く。
・・=少ない圧力で、振動を邪魔しないと言う事は、弓の流れを止めない事が重要となる。
付け加えると、ヴィブラートを正確に音を伸ばすヴィブラートでないと特にE線のハイポジションは出せない。

図で、ご説明すると、最初は、少ない圧を瞬時にかけた状態で、圧をかけずにスライドする。
図はE線ですが、各弦同じ要領ということになる。

特にストラディヴァリなどでは、押し付け圧は、少なくても、初速と言いますか、しっかり弦をとらえ、しっかりそのまま弾きぬくとうな感覚。

意外と、しっかり弾かないと上手く弾けない、ただし圧を考えて・・・

私のヴァイオリンも内部構造も同じなので、当然同じような弾き方を楽器が要求してくる。
(私のヴァイオリンを難なく上手く弾きこなせれば、本物のストラドも簡単に弾けるかも知れない??)

圧力と速さから力の向きは、こうなるだろう イメージでは
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Aの圧力を瞬時に弦をキャッチし、そのまま弾くと、Fになる。力は抜く感じか、押さえない感じ!?
強く弾くには、駒近くを、しっかりキャッチし、横方向へ強く鳴らします。
一方
Aから1の圧力で押さえながら弾くと2.3.4~5.6の方向の力の強く圧力の状態になる。
しかし強く弾くには、圧力を減らすために、速さか、強いビブラートが必須となってくるでしょう!?
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力の向きは緩くなればなるほど鳴り易い。
最初の圧をしっかり掛け、キャッチし(弦を捕え)そのまま押さずにスライドするように

言うのは簡単なのですが、なんとなく感じは ご理解いただけましたでしょうか?

オールド楽器では、ナイロン弦でも同じように弾かないと上手く音は出せません。
オールドの弾き方、ガット弦の弾き方は、ナイロン弦で弾く場合 より上手く弾けるようになると思います。
ナイロン弦でも、基本的に弦の振動を止めに事は同じだからだ。

オールドを上手く弾ければ、新作も より上手に弾ける、
ガット弦を上手く弾ければナイロン弦は やはりより上手く弾ける・・・・
つまりボーイングの基本はガット弦の奏法から始まると私は思います。


付け加えますと、オールドのかなでもストラドは、特に圧を少な目に、しっかり弾かないといけないので、
オールドが上手く弾けてもストラドはちゃんと音を出すのに苦労する!

※ストラディヴァリウスを沢山弾いてみた時!
私が10丁くらいのストラド、グアルネル デル ジェズを、一度に弾いた時、ちゃんと音が出た。
※追記・・弦はナイロン弦でした、種々雑多なナイロン弦だった。
同じポイントで鳴る新作を作って、試し弾きを繰り返したから、それが当り前になっているのだと思う。
その時は、音を出すのも難しいと・・考えてもみなかった・・
・・

まとめると、ガット弦及び内部構造が300年前のクレモナの楽器の構造の音の出し方は、その奏法のポイントがあって、慣れると、現代のヴァイオリンの音色も より効果的に良い音で弾く事ができるようになる。

ガット弦で弾くボーイングは、演奏表現の幅を出す、効果的なボーイングの基本になると、私は考えます。
攻略方向は

ガット⇒ナイロン OK
ナイロン⇒ガット NG

※こんな事をしてみても面白い
弓を駒の間近で、弦が鳴る速さで、ゆっくり動かし始め、鳴ったらその時に圧力で、そのまま全弓で大きく慣らす。駒から離れると、それ以下の圧力で弾かないとならないいけない、それ以上の圧力をかけたければ、駒近くより速く弾かないといけない、速さを遅くするときは、小さな音を出す時、遅い速度で大きく慣らす時は、より正確なビブラートが要る。
※言うのは簡単、弾くのは簡単ではないと自覚しています。
ただ、曲を弾けなくても、音を出す練習は誰でも出来る。
終わりにします!


※ この事は、バロック時代裸のガット弦でした、弦自体の振動の振幅は少ないため、弦を意識的に鳴らす必要がありました。
つまり力で鳴らすのではなく、プレーンガット弦を振動させる必要がありました。
プレーンガット弦で鳴らしてみると分かりますが、力を加えゆっくりボーイングすると大きな音は出ませんし、鳴りません。
当時の楽器自体が、それで鳴るように音響的に作られていました。
現代のナイロン弦は大きな振動 振幅で より鳴るようになっていて、少々力を入れても鳴ります。現代の楽器自体もそういう強い絃に対応し、鳴るように作られています。
しかし、楽器自体は、いずれにせよ弦が振動すれば 鳴ります。
バロック時代の様な、弦を鳴らす方法は、現代の楽器・弦でも有効で、本来の楽器の鳴らし方と考えます。
良く 出来立ても新作楽器にオリーヴなどの楽器弦を使うと、鳴らないと言います。
楽器自体が、バロック時代の作り方ではないためです。

今感じる事は、なるべく若い時に、一度オリーヴのガット弦で練習をする事をお勧めします。調弦は大変ですが、それで思うように鳴らせるようになると、ナイロン弦でも、過剰な圧力をかけずに鳴らせるようになると私は信じます。
出来れば、なるべく良いヴァイオリンで!

歳を取ると、デリケートなボーイングが難しくなるようです。最初からナイロン弦や金属弦で慣れていると、年齢がいくと同じ様な力の入れ方では、なかなか難しくなるのだと思います。
現代の楽器で、ナイロン弦で鳴れた人が、いきなりストラディヴァリウスを弾いても音が出ないのは出せないのです。
それについて、説明しても、身体で知らない事は、分かりません。
半年とか、何年もかかりやっと鳴らせるようになるとの事です。
また 腕が良い演奏家は、どんな楽器でも良い音で演奏が出来ます。
しかし、楽器に合わせて弾く人は少なく、楽器を自分流に鳴らそうとします。
良い楽器は個性があり、楽器に合わせないとその良さは100%発揮されません。

とても残念です。

力を入れず、強い音は駒近くを 弱い音は指板近くを・・マニュアル通り、
そして、手首や、腕で、肘などで、最初に弦をキャッチできるように練習する。
弦は、押さえず、弾く!
・・・を体に覚え込ませることを、若い時に出来るようになる事が大事なのではないのでしょうか???
いろいろな技術を習得するのは若い時しかありません。
良き指導者に教わる事。
そして 悪くない楽器をなるべく早く使う事。
悪くない弓も!
高価でなくても、必要以上に力を入れる必要がない楽器、
音色が良く、良く鳴る楽器を・・・
弦をしっかり捉えられる 操作性が良く音が良い弓も!

そして 若い適応力や柔軟性がある時に折に触れ、いろいろな楽器を試す事も大事かも知れません。

若い時に使った楽器が 少なからずその人の音感を左右する気がします。
その楽器が基準になってしまう様です。自分の楽器が 良い音か 普通か 
もっと素晴らしい音の楽器がある事を知る事も大事です。
若い時が非常に大切です!
演奏が上手かどうかの前に オールド楽器をガット弦でしっかり鳴らせるボーイングが大事だと私は思います。


と私は思います。





by cremonakuga | 2015-04-17 22:15 | ヴァイオリンの弾き方 | Trackback | Comments(0)