カテゴリ:◆クレモナニスの美( 22 )

クレモナニスを作る。

ユーザーの方の依頼で楽器のメンテをします。
楽器は2012年製MariaHall-Viotti1709
そのニスを調合し作りました。
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ヴァイオリンの音はとても良く変化しているようです。
時々ユーチューブの動画で聴かせていただいています。
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ニスは必要な量だけ作ります。
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by cremonakuga | 2018-07-02 14:10 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリの下地処理も最終的なステージに・・・

表面の気孔がまだ埋まりませんが、それは透明ニスの濃さが薄いためで、実際は 何段階かの濃度の濃さを使います。


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気孔が埋まらないうちに濃い赤で効果を試したため、この板は赤い点点が・・
赤い濃いニスは、完全につるつるにしてからでないと、見栄えが悪くダメですね。色の効果を早く見たかったので
本番は気をつけないといけません。
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by cremonakuga | 2018-06-20 18:41 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリ ニスの下地の色相。


本当にストラディヴァリのニスは美しい。
その美しニスは下地も美しい

この下地も 本当に美しいですよ!
そうは感じませんか?

作業用60W白熱電球
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(LED照明下)
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窓辺自然光
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(窓辺自然光・板の角度を変えて)
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(白熱電球)
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(窓辺自然光)
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(白熱電球)
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(窓辺自然光)
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(60W白熱電球)
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(自然光)
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(白熱電球下)
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(窓辺自然光)
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(白熱電球)
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(窓辺自然光)
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(自然光)
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(LED照明下)
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(白熱電球)
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(自然光)
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表板の方が着色は難しいのですが、手抜きの模擬カーブ表板で試すも使えそうです。表面処理も雑で完璧ではなくてもある程度予想通り。
実際は、表板には、2倍で希釈しながら様子を見ながら・・・木口は少し目止めもしながら・・・
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ストラディヴァリの赤いニスが剥げ、この下地が現れ、更に表面のニスがかすれて取れ、木地が現れ、
虎杢の深い部分のみ赤く濃く感じられる様に・・・



by cremonakuga | 2018-06-02 14:59 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリの下地処理 

現代の研究で明らかになっている色素を使い再現を試みました。


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試した楓板の模様が細かいので、1720年代後半のストラディヴァリ何丁かの写真に乗せて比較しました。
ただ板は赤いニスは塗られていない完全な下地です。
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この上に赤いクリアーなニスがのるとイメージしてみてください。
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ここに赤いニスがのると、更に虎杢が浮くでしょう!
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本物の様な輝きの下地に ワクワクしています。
やった!~という感じです。
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早くニスを塗りたい衝動に・・・
その前に本体作らねば!




by cremonakuga | 2018-05-21 17:50 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

2006年製ヴァイオリン “Angelo” メンテのため再会

とても美しくエイジングしていることに驚きます。完全にオールドヴァイオリンの色相です。
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このヴァイオリンをお使いのU氏も
とても気にいられています。工房で 試し弾きし、音を確認しましたが何も問題もなく 部分的にニスをレタッチし、お色直しをします。
中央の濃い赤い部分もとても美しく感じます。
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ストラディヴァリウスモデル
L'Angelo 2006
しかし画像が縦に編集できません!


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そして なかなか同じように再現できない事がデリケートで難しい! ニスとは・・・

by cremonakuga | 2017-03-05 22:43 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスニス(クレモナニス)を作る

久我ヴァイオリン工房

昨日は、九十九里浜へ ニスの樹脂を作りに出かけました。
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(手前の濡れ雑巾で、一瞬に冷え固まる!)
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この作業、住宅地ではできそうにない。
煙が出て臭う・・・苦情が出そうです。
マスクをしても風上に移動しながら作業します。
また 身体にも良くない。

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実家は、海脇の道で、別荘地地域。
二階の窓から太平洋が望める。
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昨日は、何時もの倍の時間がかかった。
あいにく寒く、身体が凍えた・・・
松脂の樹脂は、濃い目に綺麗な色に仕上げた。
濃くするとい量が少なくなる。
煮詰めると・・・

しかし、いつもの如く、重量比で12%くらいなので
23gしか樹脂は得られなかった。
時間や、費用を換算すると、高価な樹脂になってしまう。

決して、コーヒーシュガーではありません フォションの瓶に入っていますが!
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クレモナでは、アパートの5階に中庭で行った!

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※追記

ストラディヴァリニスと言う所以について・・・・ストラディヴァリを実際に見て、そのニスの透明度や反射、内部に透ける輝きなど、使われているニスの樹脂、オイルが相当屈折率が高いと感じます。一方 そうでないオールドヴァイオリンのニスは、明らかに異なります。最近コロフォニウム=松脂で総称されるオイルニスが増えてきました。しかし それの見え方は、そうでない一般的なオールドヴァイオリンの見え方に似ています。
あきらかにストラディヴァリと違います。・・・そう私には感じます。
松脂の種類が違う!


(Cの濃い赤は、実際に見ると、綺麗過ぎて私には後からのニスに思われる・・全体にはこれほど赤くない、褐色系です。)
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(出来立てのCremonakuga Stradivarius 2015)
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ちょっと前にニュースで ストラディヴァリのニスは普通のニスなのも秘密は無い・・・と分析した結果を元にした記事が載った。

普通の松脂のニスであれば、ストラディヴァリの見え方も 普通のオールドと同じであるはす。
あの美しさは・・・・

さてさて・・・・
誰もが良く耳にしますが、今一つ分からないだろう!いろいろな製作者が、楽器工房、弦楽器店が、クレモナニス、ストラディヴァリニスを塗っていると言う!

私が、肌で感じて思う事は、ニスで音が変わるという事です。どう変わるか??音の香りが違うという事です。
その香りが感じられなければ、同じとしか例えられない。

さて、ではクレモナニスとは、ストラディヴァリニスとは いったいどんなニスを言うのでしょうか?また どんな良さが有るのでしょうか?
ストラディヴァリが生きていないので、100%こういうレシピだとは言えませんが、オリジナルニスから分かる事がある。ただ、残っているどこまでがオリジナルか?疑問が残るも、いくつものストラディヴァリを分析したり、見る事で、だいたい分かるだろう!?

クレモナニスに関しては、現在のクレモナで塗られているニスはアルコールニスが多く、ほぼ世界共通のアルコールニスのレシピになっている。今のクレモナのニスと言う意味では、クレモナニスかも知れない。分かる事は300年前のクレモナのオイルニス(油ニス)ではない。

この数年、前段のお話しの・・コロホニウム(松脂)を使った油ニスを使う製作者が増えてきた。ここで松脂を使ったオイルニスは、300年前には、家具を含めて普通のニスだった。普通のオイルニスは、当時から安価なヴァイオリンも塗られていたのだろう。

それと違うのは、下地処理の違いのあると感じますが、本体のニスも明らかに見た目が違います。

ストラディヴァリに、どの種類の松脂が使われたか?現代のコロフォニウムでは無い事は色や、透明度、艶から、感じる。

一般的なオールドヴァイオリンは、コロフォニウム的な雰囲気がする。
一般的なコロフォニウムの松脂であっる。
松脂全体をコロフォニウムとも言っている。

つまりコロホニウムの中に、どこの松だか分からない松脂から、美術絵画に使う高価な松脂まで含むのだろう。
今市販されているコトホニウムは、安価で、どんな松からか分からない!

見た目の透明度からすれば、
すくなくともあの透明度は、アルプスに沢山ある唐松からの樹脂であろうと思える。
屈折率が高く、中世のイタリアの画家が描いた絵具のクリアーさと、表面のトロッとした光沢
ヴェネチアを経由したバルサムはヴェネチアンテレピン。
産地はチロル地方。今はオーストリアとイタリアにかかる。
カラマツの産地。
クルミオイルも使われたが、リンシードオイルは屈折率が高い。唐松の松脂も屈折率が高く
そういうニスは透明度が高い。

普通のオールド楽器とストラドなどの名器は、その透明度や、色が違う。ストラドは、あまりまっ茶色、真っ黒にならないようだ!
実際にクレモナの名器を沢山見たり、名もないオールドのニスを見ると、色素とは別な樹脂+オイル事態に違いが存在する・・・と私は感じます。

実際には、オイルを混ぜると、色が薄くなる。塗ってから1年経つと、驚くほどに黄変し、褐色化し、美しく変化する。
それを見ると、これだ! と実感できる。
1年~数十年もすれば なお驚くはずです。
一番似ていると思うし、ヴェネチア産を使うのはごく自然であろう????


コロホニウムニスも使った事がありますが、少し違う気がします。

私には
唐松系の気がします。
では、音の香りは・・・・単純にニスが音質の邪魔しないと言う事です。アルコールニスはアルコールニスの音がします。なぜなら、表板にもともと含まれる松脂を使う事で、木に馴染むからでしょう!そして極めて振動の伝達が良いという事が言えます。

つまり ストラディヴァリウスのニスは・・・
唐松か、同等の透明度の屈折率が高い松脂に、リンシードオイルもしくは、クルミオイルが混ぜられ、単体か、色素は、コチニール、もしくは茜、他当時の赤色素が混ぜられた色ニスを塗り重ねたと言わざろうえない。

だから、ふつうにニスと同じでもなければ、音に関係なくもない。普通に見え、ふつうに聞こえるのは、それが感じ取れないからだと思う。
by cremonakuga | 2016-04-11 11:44 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン クレモナニス用の酒石酸が届いた・・・

クレモナオイルニスを作る時に混ぜる赤を作る時に私は色調とphなど安定のために酒石酸とミョウバンを少量使います。
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L-酒石酸は、安心して食品に使えるものです。赤を作る鍋は、アルミ鍋、錫ひき鍋、鉄は無いのでステンレス鍋・・・どれも色調が違います。

夏は、炭酸などで割って蜂蜜入れたらどうだろうか??
いいえニスのために使います。

天然では、ワインなどに含まれる。ワインの樽などに結晶化する酸。

ヴァイオリンの赤にはワインの赤味ではありませんが、ワインの成分も加えています。
私の創るヴァイオリンのニス、 作り方こそ少し違うかも知れませんが、見え方 成分は ストラディヴァリウスと同じです。さらなる進歩のために 


(保管庫の中のCremonakuga Stradivarius) ストラディヴァリウスの赤・・左2015年、右2014年1年熟成したヴァイオリンです。

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樹脂の色の変化が純粋な赤を包み込み、褐色化していきます。最初から300年経過した色を作り塗れば、即古いストラディヴァリウスのようなヴァイオリンは出来るでしょう・・・でも本物は天然の赤が少しづつ退色していき、ケースの中で樹脂は赤黒く変化していき、、オイルは光が当たらないところで黄変していきます。それらが複雑に現在のストラディヴァリウスの赤を作っていきます。1年で 充分新作の色でなくなっていきます。本物の色は・・私はこの赤に魅了されています。
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by cremonakuga | 2015-11-28 18:09 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン・ニス実験用の空ビンを処分!

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリンのニスは永遠の課題かも知れません。
いらなくなった、ニスビンを処分せねば・・・


クレモナでも研究し、クレモナから帰り、ニス=クレモナニスを探り、いろいろ試し研究してきました。
故松岡順治さんが、ニスは、長年苦労し、研究し、たどりついたという。

ある時、安易に・・「どうやって作るんですか?」と聞いてしまった。
これは、生涯をかけて、たどりついたニスなので、ほんとうに申し訳ないが「どうやって作るか?は言えないけど」悪く思わないで・・・と言われた。
当時は、アマでしたし、親しかったから、それも有って自然に聞いてしまった。

今思うと、今は、プロなので、ほかの人には、製作上のノウハウは、ニスを含めて当然、聞けない。
そんなけじめは、クレモナの学生の時は、なんでも聞いて。今を逃して聞けないと思った。
聞けるのは、師匠に対してと、先生には聞くことは出来る。

日本的で今、考えれば、こうこうやっって、いろいろやって、どうしても分からない時に限って、師匠=先生には聞ける。
何もせずに、聞く事は、どうだろうか?
苦労し聞くと、聞いた内容に、重みが違って、素直に入ってきます。

また、今の私のニスも、長年試みし、実験を繰り返し、どのくらいの、どういう状態なら良さそうという事も、
年月の結果。途中で、いろいろな手加減や、分量など、ノウハウは有り、私なりにトップシークレットです。
おまけに、手には、数か月の大やけども負った。

何も苦労せずに、結果のみ、「どう作るのですか?」ということを聞いた自分は、いかがなものかと深く反省しています。

親しい、アマの友人から、時々ニスの事を尋ねられ・・・・
伝統的な、現代のアルコールニスの成分や、その使い方は、隠し事もないから、お教えする。
厳密には、それでも、いろいろマエストロによって、微妙に違い、シークレットな部分は多い。
友人のラファエロのニスもそうでした。
ラファエロは、親しいので、トップシークレットを教えてくれた。時々来日すると、食事をしながら、
新しい秘訣を、話し合う・・・
私も、今のも当然教えている。

最近、
同じように友人から、「どうやって作るの?」と聞かれた・・・・
やはり簡単に考えているようで、以前の私を思いだしたが、「やはり松岡さんと同じ事を言う事となった」
しかし、言いたくないセリフが出る「これはトップシークレットで、分量もデリケートで、正しく再現し、正しく塗るのでしたら」・・・とちょっとケチだなと思う自分がいて、しかし、仕方がない・・・

松岡さんは、お亡くなりになる1年前、もう仕事を辞められていたが、ケアホームへお伺いしお会い、外で一緒に食事をした時でしたか、ニスの話しになった時、その方法を教えてくださった。
既に、自分の方法を編み出していた事から、基本になる、成分は、ほとんど同じで、ただ、その成分を赤くする手段が違っていました。

多分、ほかの製作者も方達も、沢山苦労されているんだろうと思う。だから、不用意に簡単に聞くと失礼にあたる。

伝統的な、ヨーロッパのニスの製作法をそのまま再現している場合でも、多分それなりに苦労は多く、自分のものにするのに、大そうな時間を費やす事でしょう。
それらを公開されている方もいらっしゃる。

弦楽器フェアでは、パーティーでクレモナのMさんと、お話ししていて、同じようなオイルニスなので、その過程、色素で、細部は違うが、やはりいろいろ苦労し、辿りついて今のニスがあるようで、私の経験も共有していて、大まかは隠すことも無い。
色素では、お互いに譲らず、ああだ、こうだ・・と、会話は久しぶりに楽しかった。
ストラディヴァリ先生が生きていたら、違う!って言われないようにしたい。

試しのニスは、いろいろな瓶を使う、ジャムなどが便利です。
なぜか、ももや・・・が有ったりして!
しかし、中途半端に中にニスが残ったものは、捨てられないで、溜まります・・・
そんな瓶を、一掃!
イタリアから帰り前進のみだった・・・一段落の大掃除を開始・・・・・
分別をする昨今、どうすれば良いか困ったが、直接センターへ持ち込むと、
そこは、意外と、簡単に処分出来、安心した。
悩んでいた私が、A型だと思った。

このビンを見て頂くと、どれだけ、いろいろ試したか?
お察しいただけるでしょう!
ここの写真の数倍のビンがありました。
いやはや、臭いは、オイル、アルコールさまざまです。
見ていると・・・そんな、今までの時間をよみがえらせる瓶たちです。
臭いで、アルコールを入れたり、テレピンを入れたり、なるべく中に残らないようにするのも時間がかかった。


今は、市販のオイルニス
自家製にアルコールニス
そして、
メインのクレモナオイルニスと色素。
やっとシンプルになりました。

※ニスは、結局、どうか?と考えますと、板に対してのニスの厚さが、比率的に薄い方が良い・・・・・なぜなら音質にニスの影響が増えるからです。

ニスは、アルコールであれ、オイルであれ、ある程度の基準の硬さの範囲であれば、何も問題無い
ニスは、音質を重視すれば、細かく割れやすく、剥がれやすく、弱いニスが良い。
ニスは、保存性を重視すれば、エラスティク性の高いオイル、樹脂を多く含むものが良い。
ニスは、表面外部に薄く塗るために、木の表面内部にも、柔らかいニスをある程度染み込ませた方が良い・・・・なぜなら、名器は、外のニスが剥げても、内部のニスが少し残っている事で、新しいカバーニスを薄く塗っても、締まった音質で生き続けている。

どんなニスが良いニスか?以上の内容を、どこで折り合いをつけるかだろう???と思います。

つまり、既製品でも、その特徴と性能、成分を理解すれば、何も問題無いと、今は考えています。
シークレットニスは、昔と同じというCremonakugaのこだわりという事です。
by cremonakuga | 2014-12-09 20:07 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)

クレモナニス=ストラデヴァリニスに塗り替えられたヴァイオリン!

久我ヴァイオリン工房

クレモナ・アンティークニスに塗り替えました。
これでニスは最後にします。

デモ用実験器ヴァイオリン=ストラドモデルは、再びニスが クレモナアンティークオイルニス(ストラディヴァリニス)に塗り替えられ、クオリティーを重視しました。

聞く人を、完全なオールドの世界に引き込むという計画は市販のピグメントとアルコールニスでも
可能なようです。
それを、ここのところ試ましした。

音色、見た目など、コンサートでは分からない!

しかし、分かる人が居る・・・そ一人が私!
見た目、音色の少しの違いが、はっきり分かる!

納得がいかず、製作中のヴァイオリンの色素と、樹脂を使い、本物志向のニスに塗り替えました。
赤を少しアクセントに入れました。
ベースは透明ニス、色素ニス1回、透明ニス数回を、極極薄く回数を多めに塗った。

数か月かた、1年で、褐色系黄変し、本物のオールドのニスになり、本物の存在感が増す。

今は、赤が少し生ですが、だんだん馴染んで、赤が生きてきます。
昔、金と同じように交換された赤は、やはり綺麗です。
沢山塗りたいところですが、そこは少し控えることにしました。
この赤は生かすも殺すも、使い方です。
その性質を熟知すれば、とても使いやすいです。

市販の色素のピグメントでは得られない本物感があります。
ニスは、綺麗だからと、しっかり沢山塗れば良いと言う訳でもないのです。
家具さんでは ないのですから・・ニス屋さんでも ないのですから・・・
①~③ オリジナルニス・自家製天然樹脂、天然色素
④自家製アルコールニス+市販ピグメント(赤・緑・黄色・ほか)

①自然光 オール天然樹脂、色素・自家製ニス
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②写真用フラッド電球
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③蛍光灯
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④比較のため以前の見え方とニス1 アルコールニス+ハンメル・ピグメント
よく見かける色で、それなりに存在感も出ています。
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比較のたも以前の見え方とニス2
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やはり、本物の色は、どこか違い、なんとも表現出来ない本物の存在感があります。
キズひとつ無い、ピカピカ新品が、、綺麗で、美しいく、お好きの方には、馴染まないかも知れませんが、
同じ絵でも、良い絵具と使ったものと、そうでない絵と、同じ人が書いても、その違いが出てしまいます。
私には、本物の違いを感じますが、どうでしょうか????



※ニスの関するご参考
2006・ヴァイオリン製作日記⑥ニス



2014・クレモナニスの樹脂を作りに、太平洋へ


2012・クレモナニス=ストラディヴァリニスを考える


2012・ヴァイオリンのニスの色の見え方




※このヴァイオリンは、2014年弦楽器フェアに展示されます。
10月31(金)~11月2日(日)入口付近・・コスモジャパンさんのブースに展示されます。隣は、友人のリューテリア・アライさんです。
by cremonakuga | 2014-08-25 18:31 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(1)

クレモナニスの樹脂を作りに、太平洋へ

久我ヴァイオリン工房

久しぶりに、クレモナニス樹脂を作りに、九十九里浜間近の実家へ
クレモナでは、最上階のアパルタメンテのバルコニーで、作ったニス、まさにクレモナで作ってヴァイオリンニス=クレモナニスでした!

今のニスは、Novantanove(=99)=ノバンタノーヴェニスだろうか???
ダジャレでした!

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ススキが趣があります。
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こころが安らぐ景色です。
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いつもの場所のいつもの花と寄せ波!
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砂の文様が綺麗、いつもそう感じ写真撮ってます。
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砂の紋が綺麗で撮りました。
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東山魁夷さんの絵みたいにしてみよう・・・・防砂林の苗木脇の海岸に沿った道が作られています・・・
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これは、どうでしょうか?日本画のようです!
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防砂林の苗木は育っています・・・
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携帯なので小っちゃい~ 
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250ccのイタリアの画材用の天然バルサムから、作れるのは、20gいくらいの小量の松脂です。
市販のダーク・コロフォニウムより好きです。香りが良く、屈折率が良いので、面倒で、高価になりますが、自作しています。高価なヴァイオリンですから、当然、良い物を使うことにこだわっています。

天然バルサムは、瓶の底に、木のくずのような不純物が残っています。精製されたものではないようです。そのままに、柔らかくするために、ホワイトスピリットが、含まれています。鍋を加熱したとき、それが最初に蒸発するまでが、第1の危険タイムです。それが飛んでから、温度を上げます。それは、鍋を含む重さから判断します。

ヴァイオリン1丁か2丁分に使います。実際には塗ったり、剥がしたり、拭いたり、、、使えなかった分は処分したり・・・ヴァイオリンに残る分はごく少しの松ヤニが、ニスの成分となります。アルコールニスの様に、10回20回とは塗りません。実際に、ごく薄くても3回~5回で済ませないと、基本的な音が悪くなります。

以前使った30%と書かれたビンに入れて保管!30%は関係ありません・・・・
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・・・・引火すると、火柱が上がるので、屋外で、慎重に行います。風が有る日に行います。煙が、滞留し引火しないように風が適度に必要です。町中、住宅街では、臭いと、煙り、危険度などから、無理なのです。
防護の対策をして行います!




久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2014-06-04 11:52 | ◆クレモナニスの美 | Trackback | Comments(0)