ヴァイオリン工房のエンジェルには、えくぼ が無い!

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工房のエンジェル3人衆には、えくぼは無いよう……


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正確な深さにパ-フリングを埋め、その厚さを正確の均一なヴァイオリンは、E線が綺麗に強く出る。
そうでないことも正しい。

E線は、どうやっても出るというのは、確かにE線は、出やすい。そうではあるが、その出方には いろいろで音色の幅は広く深い!


Cの内側の、パーフリングが左右深さが違ったり、板自体の厚さが大きく違うと、Eの出方に不満が残るようになってしまう。

当然音量も落ちることにもなり得る。

しかし、全体の左右アンバランスを意識的に考えていれば、かえって良い場合もある。

パーフリングの素材は、硬い木を使えば、その部分の密度を増すのと、同じ意味を持つ。
オールドヴァイオリンの構造を再現しようとするのであれば、あまり硬くない材質が良い。
通常、黒い部分は、黒檀で、サンドイッチされは白は、楓が使われるが、オールドタイプであれば、
楓、、梨や、柳などの方が良いと思う、黒檀を使うのであれば、薄くするか、埋める深さをあまり深くし過ぎないほうが、振動を邪魔しないので大切です。

現代のヴァイオリンを作るのであれば、黒檀は、まったく問題ないと思う。
また、左右で深さが違う場合は、やはり、左右の板の厚さが変わったのと同じようなことになり、
良くも、悪くも、変化してしまう。

左右は、まったく同じ振動をする場合と、少し違う場合は ほんの、少し違う場合の音色は、時として味があり優しくて良いと感じます!


Cremonakuga violino 久我ヴァイオリン工房の試奏室の壁のエンジェル
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by cremonakuga | 2008-10-04 22:19 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(0)
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