デルジェスは 天才!

デルジェスのアーチは難しいのは、分かってはいましたが、
フラットな分、微妙なカーブが なんと難しい事でしょう!

雰囲気をだそうと思いますと、本物を拝見したいところですが、、、

アンチョコと、VTRで、分析します。
ハイフェッツ・モデルは、パーフリングのあたりを掘ったノミのアールがそのまま
分かるようです。 ストラドも、IL Ccremoneseは、少し、そんな感じがし、いい感じです。

普通は、自然に段差が無くしますが、 カッサキューザの、この雰囲気は独特で
私は好きです。なるべく オリジナルの雰囲気を出したいと思います。

デルジェスの削り方と、厚さのクセを入れ、音色も、近い事を期待し、、、、、

仕事は、、、手を抜いた、とか 下手とか、言われそうですが、、、、趣と、存在感を重視しよう!

一度横板に仮止めし、パーフリングを入れ、剥がして、裏を削り、
厚さ調節し、また 本接着します。
ガタガタのパーフリングはどうしましょう!?、、問題です、、、
贋作を作るわけではないのですが、雰囲気は残しましょう!

ハイフェッツのVTRを撮影してみました。この場面何度も繰り返し、
観察!
ドラマ形式で、ハイフェッツを紹介しています。 彼は、ツアーの前、練習用の楽器で特訓をし、
仕上がると、STRADとDEL GESUの入ったダブルケースからほとんど、音色の強さから、このDEL GESUを使うと、、、、VTRでは、、、練習用の楽器って いったい何を使っているのでしょう?知りたい!

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表板の渕の内側の光のラインを に注目!
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裏板も同じあたりに ご注目ください。
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パーフリングを入れてから、仕上げます。
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by cremonakuga | 2007-10-02 02:42 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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