
数ヶ月~半年は当たり前ですが、
毎丁同じような形モデルだけ違うヴァイオリン=厚さが大まかに違う程度、形が違うヴァイオリン・・・
・・・は割合早く仕事が進みます。
6ヶ月は普通ですが
内部の複雑さを含んだレプリカタイプのヴァイオリン私の様なはその倍以上かかる事があります。
考えながら、試しながらの新しい楽器は、それまでの研究成果の集積を封じ込めながらpiano piano製作します。
製作とは関係なく、合間にユーザーの楽器のメンテ、自分の体調、家族の関わりなど
更に時間を必要とします。
実際の製作は、若い時の様に何も考えず(考えていますが・・)食事も忘れのめり込む
1ヶ月足らずでホワイトが形になる・・・・
如何に速く作れるか?が自慢したい様な雰囲気がありました。
私自身も3ヶ月あればオイルニスで作れました。
イタリア人の友人は2週間でホワイトが出来ると自負?を・・・
数週間で出来ても半年かかけてニスを塗るとか・・
だったら製作に時間かけニス塗ればって気がしましたが
それ少し変かも知れないと感じた事もありました。
多分、
みんな製作者は急げば数週間でホワイト作れますが、丁寧に作り丁寧にニスを塗って数ヶ月半年かけて製作しています。
職人はいかに精巧に美しく早くなんでしょうけれど・・さらに良い音を・・・
全て大切ではありますが、最終目的は良い音が最重要できちっと美しく無ければなりません。
ただ急ぐは・・今は結果の音を考えると無意味に感じます。
ですが・・・
そうして出来た楽器が完璧か?というとそうともいえず・・・
弦楽器は摩訶不思議な楽器です。
同じ木材、同じモデルを作っても同じ様な音になっても同じ音にはならない・・・
二つと同じ音は作れない!
気長にお客様はお待ちいただけるのが幸いです。
もう要りませんと言われそうです!
急いで作ると更に良い結果から離れてしまいます。
以前確か小学生の親子の方から分数からフルサイズにとオーダーされ3ヶ月で完成するも
もう先生から勧められ買いました・・と
そんな事もありました。
その楽器は、某著名な演奏家から「たいそうお褒めいただいた楽器でした」
それ以降、なるべくオーダーは受けない事にしていますが、
次の製作はViolinオーダーはStradivariusです。
いつになるやら・・・・
なんとかdelGesuを順調に仕上げて、春過ぎから掛かれればと思っています。
実は次はViolaを作りたいと考えていますしたがviolinoになってViolaはその次になります。
Gasparo da Salo(Gasparo di Bertolotti)を是非1丁はつくりたいです。
Gasparoは、一般的に大きいサイズが素晴らしいのですが、小さいサイズもあるので
厳密なコピーではなく、アレンジして410mmくらいで、誰にでも弾ける様に音響的にGasparoを彷彿とさせる音が出来れば良いなあと妄想しています。
なかなか 思った楽器を作れずにいます。