ヴァイオリンAmti1666のTesta

ヴァイオリン・アマティを色々な角度でTestaを!
やはり正面からと背からの姿が、模様が綺麗なので好きです。
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この飴の様な感触が気に入っています。トロッとした油ニスの感触。特に松脂が、一般のコロフォニウムではなく、イタリア産の唐松からのヴェネチアンテレピンバルサムから手作りした松脂の透明度が生きているようです。ルネッサンス、中世の画家が、その透明度から絵具に混ぜ使った歴史があります。
絵具の色彩の発色は、混ぜる樹脂、油の透明度=屈折率で大きく違ってきます。松脂でもヴェネチアンテレピンバルサムは屈折率が高い。リンシードオイルも高い、しかしリンシードは、絵画で光に当たらない場所では、黄褐色に変化していきます。暗くなっていきます。明るい場所に置いおくと、明るく変化します。ヴェネチアンテレピンの名前は、御承知の様に、アルプスの唐松からのバルサム樹脂をヴェネチア経由で流れたからのようです。
コロフォニウムと総称される松脂系の樹脂は、弦楽器にはダーク・コロフォニウムが使われます。いろいろな国で産出されています。
イタリア発祥のヴァイオリンは、その材料が産出された アルプスから、同じ木材からの松脂を使うのが自然だと思っています。
今は、市販のコロフォニウムに比べ、自分で作るのは面倒で危険です。
しかし、これを使うと戻れません。
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by cremonakuga | 2017-09-27 16:35 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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