Amati 箱完成!

Amatiの箱が完成! 箱の状態では 本当に良く響きます。 そのまま楽器として同じように音が出る筈ですが、実際は箱が鳴っても そのまま楽観は出来ません。特に表板の中央が大きく響きます。音叉でですが、あとF字孔めがけアアア~アア♪・・・と声を吹き込み  良さそうですが???
厚さもストラディヴァリより厚くなっています。データそのままですと薄めにしないといけませんが、そこは鵜呑みには出来ません・・・・表板のロアーも少し厚くしていますし、横板は約10%厚くしてあります。1mmは1.1mmに渕はかなり薄く仕上がっています。
フィレット(パーフリング)から外へ渕までが狭いので なんともデリケートな景色です。フィレットが1.5mmありますから不思議な 新鮮な外観になっています。弱く繊細な渕ではありますがパーフリングがキリッと締めています。F字孔周りの角を部分的にペーパーで少し丸めました。ニスが塗り終わって光線の加減で 柔らかい印象になるでしょう・・外側の渕=せっかく彫って尖らせたパーフリングの外の山の頂点も丸めてあります。
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何時もの方法で画像から 再度気になる箇所をチェック チェック!


by cremonakuga | 2017-07-28 13:11 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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