久我ヴァイオリン工房
ヴァイオリンネックの角材から形が現れてきました・・・・
主にヤスリでゴシゴシ・・・・余分な木を切り落とし・・・
こ段階では、余分が多過ぎて、あまり表面をきれいに仕上げても無意味に終わります・・・
この段階では、削り過ぎずに、また余分を無くし正確な寸法と90度に意識を集中します。
左右の面が同じ位置にある事が大前提です。ペッグの穴は90%の深さ、特に意味は有りません。
直径6mmの穴を開けました。
とりあえずここまで削った!
お見せするために綺麗に処理すれば良いのですが、実際の作業途中の写真!あしからず・・・
スクロールのサイズは、本体の箱のサイズと密接な関係があり、音響的に重要です。
ネックで音質が決まると言っても間違えありません。
箱のベストマッチのネックを作る事に意味があります。
美しく作るのみが大切ではありません。
スクロールの振動と箱の振動を合わせる事をします。
反応と、音質をより良くするために仕上げます。
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Cremonakuga violino