久我ヴァイオリン工房
ヴァイオリンの修理は、仕事としていませんが、自分の実験用のヴァイオリンは、いろいろな改善や、トライがなされ、そこから、いろいろな、音の確認がなされます。
非売品、デモ用ヴァイオリンは今・・・・・
有る時は、ヴァイオリンが、まったくダメになり、気が付くと、素晴らしい音に復活し、またダメになり、また復活・・
・・・・を繰り返しています。
そういう事をしていると、、どんな状態の音になっても、不思議にヴァイオリンを復活させられるようになります。
このテスタも、数年前に音の変化確認、勉強し、恰好悪いし、もう必要ないので、元に戻す修理をしています。
このヴァイオリンは、角を落とさないほうが音に良い!復元してから、少し丸めるかもしれませんが・・
見た目、もう少し綺麗にします。
クレモネーズも修理で戻してあります。
なかなか虎杢合うのが無い!合うと、年輪が合わない。まあ、少し年輪は少し違うようですが、虎杢似ている場所で、接着します。
ずいぶん大き目にカットせざる負えなかった・・・
良く熱し、温め、ニカワを付け、両面摺合せし、接着。
このヴァイオリンとても好評で、なにかと活躍しています。何度も箱は開けては、削り、足し、塗り、落とし、塗り・・・閉じ・・・・これ1挺で、50挺分位作った経験を与えてくれています。良き友人でもあり、仲間で、なくてはならない存在です。これはストラドモデルですが、今の状態は、ストラド、デルジェズの良いところを活かしています。
Cremonakuga
久我ヴァイオリン工房
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