ヴィオラ顎当てを製作する No2

久我ヴァイオリン工房

ヴィオラ用の顎当てを製作しています。

柘植は、きめが細かく、印鑑などにも使われます。
・・・・・・が、しかし、ノミで彫りやすい一面、滑り易く、
ノミが切れないと、危険!
小さなもので、固定できると良いのですが、丸っこく、手も滑り易く、
手で持ったままする作業は、要注意が必要です。
粗削りは、ノミを、小槌で、トントンしながら削ります。
その時は、bancoに、固定し、少しずつ進行します。
木目がが細かいとは言っても、年輪や、向きで、割れます。
不用意な、力任せの作業は、思いもよらない失敗になりそうです。
少しずつ形が浮き上がってくるような・・・・
18歳の時のことを思いだしています。
まだ未加工でハンコ用の小判型の柘植を、彫ってハンコを作りました。
気を良くして、友人やら、いろいろ趣味のように彫った・・・記憶が新鮮!

木の塊から、形が浮き上がってくるような・・・・・・・・
彫刻しているような感覚になっています。
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節は、愛きょうです。個性の逸品です。
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裏側も粗削りをします。
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Cremonakuga

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by cremonakuga | 2013-10-30 15:36 | Trackback | Comments(0)
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