2012年製・最新ストラディヴァリウス モデルその音は??
久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino
2012年製・アントニオ・ストラディヴァリ
Marie Hall-Viotti1709モデル・・・・その音は??
今まで、製作した中で一番と言える音質のヴァイオリンに仕上がりました。
出来立てで この音質は、1年すると どう変わるのだろうか?
・・・とワクワクします。
低音は、思った通りの音質です。強くも出せます。
高音は、魂柱の材質の違いと、位置による違いの差の、違う分が思った通りではありませんが、と思います。
ヴァイオリンは、弦の張力に、だいぶ落ち着いてきました。
高音・低音を整えが、ほぼ完了しました。
高音は、シャープで、強く、かつ繊細な音色、低音は、弓の圧により、だんだん重い音質も出てきました。
軽いボーイングでも、素速く発音しますので、速いパッセージでも驚くほど反応します。
重音も軽く綺麗に出せます。
魂柱の位置は、まったく目分量で、未確認でしたが、駒から2.5mmくらい?駒横から内側に3mmくらいと推定していましたが???
実際は、
普段より遠くに3.1mm、内側に3.5mmくらい・・・・だいぶ内側です!
しかし、今、現在、このままでも満足な音質・音量です。
裏板が、もう少し安定(下がる)したら、前へ、0.3mmくらい 外へ1mmくらい移動しなくてはならないことになる??と思います。
今まで、製作した、ヴァイオリン 特に ストラディヴァリモデルでは、別格の音で、一番良い音の出来に仕上がりました。
気持ちを込め、作った甲斐があります。
そこで、この楽器に名前を付けていませんでしたが、名前を付けることにしました。
'Cima del Duomo' で 通称 ’カテドラル’
Duomo=Cathedrale=Cathedral=大聖堂
カテドラルという名器が、存在しましが、恐れ多いとは思いますが、この楽器のある部分が、三角形で、CremonaのDuomoのてっぺんに似ていることから、と、自分の作った楽器の中で一番上という意味を込めて、そういう名前にしました。
ちょっと、こじつけ気味では ありますが、思い入込め命名しました。
Cima del Duomo(正しいイタリア語か不安ですが!)
Cimaは、頂点の意味、一番上の意味ですが、私の中で一番という意味を込めています。
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