ストラディヴァリ1709

久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino

Antonio Stradivari Marie Hall-Viotti 1709 モデル、裏板のフォルム。

光源の方向で見えてくるフォルムを確認!
低い高さの裏板をいかに、ふっくらパンのように削り出すか???
特にアッパー&ロアーの低い高さで表現するには、いろいろな方法がありますが、
アールがデリケートなので、やはり難しい・・・と思いながら楽しむ。
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虎杢marezzaturaは実際は右上がりですが、これは左上がりにしました。
なぜかと言いますと、向きと浮きあがり、左右の年輪の幅などを考慮し、あえて今回は同じにしませんでした。ストラディヴァリは、右上がり、左上がり、どちらも作っています。
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by cremonakuga | 2012-10-14 20:00 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(2)
Commented by スーサン at 2012-10-15 10:23 x
愚作の場合、パーフリングは恥ずかしくて見せられません。情けないです。
Commented by cremonakuga at 2012-10-15 15:45
こんにちは!いやいや、私もパーフリング、どうしようか悩みましたが、ま いっか! これもぬくもりと・・・・みてください。
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