cremonakuga violino
久我ヴァイオリン工房
完成はしましたが、ANIMA(魂柱)は、何度も、確認しながら
様子を見ています。
確か、Ole Bullさんは、自分でANIMAを何度も動かしていたようです。、実際、その気持ちが良くわかる気がします。
動かしだすと、きりがなくなります・・・・・・・
私は、ほとんど木材からANIMAを作ります。
結構手間がかかります。
おおかた、表板からANIMAにできる部分が取れたものをとっておき、
その都度カットし、作ります。
下は既製品のANIMAです。
まず大き目にカットし、年輪にそって割り、カンナで、6.35mmくらいの厚さにします。
年輪に直角の面の一辺も、木の繊維にそって割ります。
半対面を平行に余裕をもって同じく割ります。
カンナで同じように 厚さ 6.35mmにします。
目に優しい・・デジタルニギスは、離せません。
今度は、角をカンナで、同じく相対する面と6.35mmにし、
直径6.35mmの円柱を作ります。
6.35mmは、最終6.2mm位にしたいからです。
ただ、6.3より少し余裕を見るという意味です。
カンナ1回で、0.02mmくらいにしてあります。
8角柱状態にします。
あとは、ナイフの刃を立てて、滑らかにし、ペーパーをかけます。
上手く合わないと、何度も作りますが、
カンナのみで、角を落としてゆき、全体を丸くします。
試しは、既製品のANIMA材で、当たりをとりますが、実際は
何度も、何度も繰り返し・・・休み 休み行います。piano piano・・・・・
一回でピタリの場合もあり、何回も繰り返す場合も・・・・
最後にペーパーや木賊をかけ、真ん丸にします。
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