デルジェス1744横板が付く

久我ヴァイオリン工房
Cremonakuga violino
 Caffe o Te

横板が、付きました。

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やはり、デルジェスの形は、難しい!
横板の厚さが、一定でないため、いろいろと、考えさせられる。
横板の厚さは、、普通1.2mmだが、1.3mmくらいで、最後に1.2mmくらいに仕上げる。
1.4mmとか、1.5mm、それ以上だと、かなり根気が必要です。
じっくり、時間をかけて、また焦げないように曲げます。
型を合板にしたため、ブロックが何回も外れ、気を使った。

OleBUllは、横板の虎杢の向きが、同じ方向で一周します。
実物での記憶がないのですが、長い横板であれば、上の左右、下の左右 繋がったもので良かったのですが、
エンドピン部分で接ぐことになりました。

なかなか良い感じに終了です。
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by cremonakuga | 2011-02-16 22:32 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(1)
Commented by スーサン at 2011-02-17 12:12 x
ブロックに付いているプンタ周りの短さがガルネリらしさを物語っていますね!裏板が着いてからの、ブリックの抜き方が判明しません。
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