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久我ヴァイオリン工房
Caffe o Te

ヴァイオリン製作研究会
第8回作品展示会2010
5月29(土)・30(日)
初日が終わった。

初日は、私のヴァイオリンの試奏も行なわれた。
今回の楽器は、いろいろなことを施してあり、その成果が聞きたかった。
最後の試奏であった。
ヴァイオリニストの星野美葉さんが弾いてくださった。
流石と感じたが、私の楽器の番で、それまでとは違った、楽器に合った、デリケートな弾き方をしてくれた。
弱い圧でも、しっかり弾いてくれた。
評判はとても良かった、自己評価も悪くなかった。
80点くらいだった。
感動された方達から、頑張ってくださいと、声をかけていただけた。
今回感じたことは、近くより遠い席の人のほうが、良く音が、ほかの楽器と明らかに違う
会場に広がる音だった…・との事だった。
会場一番前の席の方や、真中の方からは、反応少なかった。
私は、端の真中くらいで、F字孔がこちらを向いていたので、良く聞こえた。
繊細な高音で、通る音色であった。
低音も、強かったり、広がったりが分かった。

楽器に音の指向性があり、F字孔の向きで、音の通り方が違う。
しかし、近い場所は、音が頭の上を飛んでしまうようだ。
近くでは、高音が大きな音に聞こえないようだった。
音が、平面的でなく、芯があるので、遠くに届く。


実験楽器は、好きなことが出来る。・・・・・

あと、一つ、聞き手が、オールドの音色に馴染んでいるか、現代の楽器に馴染んでいるかで、
良い悪いは別に、感じ方がまったく違うことを再確認した。
みんな良く鳴っていて,音色も良かったが。
会員の努力の成果だと思った。
会員の中で良い音と感じたのは、クセが無く、
上品な音色のヴァイオリンだった。
こういうヴァイオリンは、室内楽などでも、良い音楽が作れると感じた。
上品な音は、とても大切だと思う。
エレガント!


自分のは、良い意味で、他のとまったく別な音と言われたので分かる方がいて、それは良かった。
自分でも、思ったよりオールド楽器の音色だったので、安心した。

オールド楽器の音とも言われた。
美葉さんが楽器に合わせて、音を引き出してくれたことも大きい。
サア!日曜日…・・
by cremonakuga | 2010-05-30 00:39 | Trackback | Comments(1)
Commented at 2010-06-02 22:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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