cremonakuga violino
久我ヴァイオリン工房
Caffe o Te
いよいよ形に…
弦を張って、角度や、駒を確認して、まとめに入ります。
これが、終わってから、ニスの準備にかかります。
テールピースは、ガット弦用なので、通常の弦が使えないために、既製のもので、試します。
テールガットも張ってみました。
やはり少し長かった…・・テールガットに細いガットをもう2巻きして、縮めた方が、良さそうです。
駒は、バロック用です。
左は、現代(未調整)ので、右がバロック用です。
バロックの駒は、あまり高くしたくありません。
もし、同じ弦のテンションでしたら、昔の高さの方が、
バロックの音をより近く再現できると考えます。
なぜなら、駒が高くなると、音がマイルドになります。
それでなくてもマイルドなバロックの音ですから、
なるべく、音に無駄なものを無くす方が、良いと考えます。
弾き手には、現代と同じ高さと、カーブの駒を使った方が、使い易いと思いますが、
駒の形、高さ、弦、アーチは、昔に近いのを優先しました。
緩いアーチ、低めの駒になっています。
弾き手にも、バロック時代を是非、体感していただきたい!
駒の高さ、ネックの角度、などなど、いくらでも変えられるますから・・・・
しかし、弦にかかるテンションは、十分に必要な力をみています。
弦を張って、少し音を出してみましたが、どんどん音が変わります。
箱は、どこを叩いても良く響きます、横板も、響きます。
どう変化するのか、楽しみです。
イタリアから、取り寄せるガット弦時間が、かかりそう!
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