cremonakuga violino
久我ヴァイオリン工房
日記 Caffe o Te
ヴァイオリン製作日記
『バロック・ヴァイオリン』
裏板のアーチを削る。
荒削りが、始まりました。
最終のアウトラインから、1mmくらい大きく形と、渕の厚さを整えます。
プンタ(コーナー部)は、もっと大きく大雑把に余裕をとります。
横板に接着してから、削ります。
アーチの高さ予定は、16.5mmです。
これから、6箇所の断面の形を参考に、それを繋げてアーチを作っていきます。
自分の感覚で、削らないのは、なるべく、ストラドのアーチのオリジナル性を 生かしたいからです。
☆
80%くらい出来たら、表板にかかります。
表は、80%くらい出来たら、裏との相性を考えながら、
一つの目標へ、表、裏を調整します。
パーフリングを入れる前に、箱にします。
その後、
アウトラインを整えます。
そして、パーフリングを入れ、
その部分を、タップしながら、削り、全体を調整します。
しかし、今回は、バロック仕様なので、ネックは、箱を閉じる前に、
接着し、中から釘で止めます。
忘れて閉じると・・・・えらいことになります。
小さな、鉋が 指示どうり勝手に削ってくれると 面白いのですが…・・
☆
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