久我ヴァイオリン工房 「ヴァイオリン製作日記」 Caffe o Tè?

ヴァイオリン製作 日記   "Caffe o Tè? "

Benvenuto a  Cremona Kuga violino
- ---Il violino misteriòso--- 
ようこそ 神秘な音を紡ぐクレモナクガ ヴィオリーノへ 


d0040395_03420629.jpg



ヴァイオリンの最高峰とされる名器は、今なお17世紀、18世紀、北イタリアの名工達によって作られたヴァイオリンです。
しかし、その製作法は、18世紀末に途絶え、名工達の音作りは伝承されず、神秘の謎に包まれています。
私は、クレモナ名器ストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェズがとても好きです。
両者の音色やその姿に魅了されています。

ヴァイオリンを作り始めて、今迄、色々な人との不思議な出会いや、偶然から、
意図せずに、度々ストラディヴァリ、グァルネリ・デル・ジェズなど手に取って見る機会を得てきました。

クレモナ名器特有の音の響きを敏感に感じながら、気が付くとストラディヴァリ、グァルネリなど33丁余を見てきました。
国内外の演奏家の方々を初め、応援してくださった皆様に、心より大変感謝致しております。
私は名器に触れ、時に音を出し、その厚さを計り、それらの音作りの技術を探り、音響特性を調べながらヴァイオリンを製作しています。
(2017年の久我兄弟展 案内より)

このブログは・・・・好きな事 あれこれ・・
そんな Caffe o Te? スローな空気感のブログをご覧いただけましたら幸いです。

・・・・・・ 誤字、脱字など注意していますが、多々有る様です。何卒ご容赦ください。 
             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)  このホームページ/ブログに掲載の文章、写真、イラストなどを 無断で転載したり・複製しないでください。(C) 206 CremonaKuga All Rights Reserved.     



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



# by cremonakuga | 2019-01-21 00:07 | Trackback | Comments(15)

ヴァイオリン 私のお気に入りの弦組み合わせ

今新作ヴァイオリンの弦の為にオリーヴ弦を用意しましたが、いまだに音創りの為に、ケアーしています。
そこで、一般的な駒や魂柱ではなく、またニスでもなく、別な方法で楽器自体を思う音に向け馴染ませています。音色創り E線をより鳴らしたいとか、E線の音色とか・・G線を弓でアタックした時強く反応するように・・・とか 
楽器本体を体質改善しています。これが 私にとって極めて難しい作業で、1歩進んで2歩さがり・・・3歩進める
結果1歩進む・・・そんな感じの 修業のような作業です。この作業が非常に長くかかります。駒は既に数個試し完成、魂柱も数本試しセット済!

どんな音楽を奏でてほしいか?そこへむけて・・・・


<バージョン1>

E線 オリーヴゴールド・・・キラキラ品良く輝く音色(オールマイティ)
   ピラストロゴールド・・・落ち着いたナチュラルな音色
   ウエストミンスター0.275・・・パワーに主張し迫力ある音色 (Soloに良いかも?)

A線 シノクサA・・・D Gと馴染自然な音色
  ドミナントA・・・シノクサと同じ様に自然に馴染む

 ※ Aは楽器によりEとDGを自然に繋げる弦。

D線 オリーヴノーマル 16 3/4
G線 オリーヴリジット 15 1/2 or 15 3/4

<バージョン2>
E ブラカット0.26、ピラストロゴールドor オリーヴゴールドほか・・・・
A,D ドミンナント
G オリーヴリジット 15 1/2

<バージョン3>・・・全体におとなし目の楽器向き・・・ Soloに良いかも???
E線・・・ウエストミンシター0.275
A、D・・・インフェルド赤
G・・ドミナントノーマル

<パワーバージョンA>・・・Solo、デュオに良いかも???
E線 ウエストミンスター 0.275
A,D,G エヴァピラッチ

<パワーバージョンB>・・・Solo、デュオに良いかも???
E線 ペーターインフェルドプラチナ or  ウエストミンスター0.275
ADG ペーターインフェルド





# by cremonakuga | 2019-01-21 00:02 | Trackback | Comments(0)

Cremonakuga フェルメール展へ

寒空の上野へ・・・フェルメール展を鑑賞しました。最近は、予約して行くので、並ばなくてすみ
ゆったり鑑賞できました! と言いたいのですが、やはりフェルメールの前は、二重三重四重と大人気・・・
それでも、しっかり一番前でじっくり見られました。美しい絵でした。
早めに上野へ着き ランチは上野精養軒でゆったり過ごし、上野の森美術館へ・・・
前回は十年以上前に大阪へ日帰りしました。
誰しもが好きな人気画家ですが、私も若い時から大好きな画家です。
d0040395_20502560.jpg


d0040395_20504830.jpg

# by cremonakuga | 2019-01-17 20:59 | Trackback | Comments(0)

クリスマスイヴは、九十九里浜で

寒い! che freddo!
d0040395_00514368.jpg
d0040395_00511924.jpg
d0040395_00484347.jpg
昔懐かしいケーキ・・・・
d0040395_00475727.jpg
d0040395_00562312.jpg
d0040395_00560726.jpg
d0040395_00554794.jpg
d0040395_00553652.jpg
d0040395_00552394.jpg
d0040395_00551270.jpg
d0040395_00545828.jpg
d0040395_00543545.jpg
d0040395_00524371.jpg
d0040395_00521299.jpg
d0040395_00562312.jpg

# by cremonakuga | 2018-12-24 10:00 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン作りのちょっとした手仕事・・・

以前作った柘植のテールピース・・・弦の穴など大分手直ししましたが、白の部品を先日牛骨に変えましたが、今度は在庫の象牙端材(正規品)を半分のカットし、加工し交換しました。
音は・・・極端に変化無し!



d0040395_02173870.jpg
この刷毛は、頂き物ですが、そこいらのホームセンターで売っているような簡素な木材の柄でしたので、手に馴染む様、ちょっと高級感も出すため彩色してみました。
老舗刷毛専門店の刷毛です。
元の柄は、安っぽく手の感触も雑な感じがしましたので、今度は刷毛を持った感触も良い感じです。
ニスを塗る時の手の感触は大事です。毛は、腰があり、柔らかく、良さそうです。
しかし いったい何の毛なのでしょう???
テンの毛より少し濃い色ですが、感触は良く似ています。
良く有る彩色です。
3.5cm、4cm、4,5cm
d0040395_02181152.jpg




# by cremonakuga | 2018-12-24 00:01 | Trackback | Comments(0)

2018年製 Stradivari model

Modello:Antonio Stradivari
Forma-P
Lunghezza ・・・356mm(355mm)
superiore・・・166mm
centrale ・・・107mm
inferiore・・・205mm
altezza di fascie(superiore) ・・・30mm
altezza di (inferiore)・・・31.5mm
effe e effe(distanzza) ・・・ 39mm
Lunghezza della corda・・・328.5mm

vernice (fatto in atelier Cremonakuga) ・・・trementina veneta e olio di lino e noce , rosso cocciniglia
come Stradivarius
Tavola・・・abete maschio 2005
fondo・・・ acero 2006

d0040395_18213740.jpg
d0040395_18233138.jpg
d0040395_18312241.jpg
d0040395_18240488.jpg
d0040395_18244882.jpg
d0040395_19032226.jpg
完成時の音色の感想は・・・とにかく柔らかい音色です。圧力を少なく弾くと、滑らかです。
強くアタックするとG線は、まだ反応は もう少し待たないとという感じえす。
E線は甘い音色で一本芯があります。
3種類の弦で試してみました。

E線・・ピラストロゴールド
A・・ドミナント
D&G・・オリーヴリジット
この組み合わせは、良い感じです。


エヴァピラッチ・ゴールド
倍音が美しく、これも有りと感じます。


E・・・ピラストゴールド
A,D,G・・・ドミナント
張りたてで、馴染むまでまだ分かりませんが・・・
Eは、安定していて芯があります。
全体に自然な感じです。




# by cremonakuga | 2018-12-16 18:57 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Cremonakuga 次回作の準備! Forma(型)用の胡桃材

次回作は、ヴィオラにしようか?ヴァイオリンにしようか?迷っています。
d0040395_22162342.jpg
胡桃材・・・左の物がヴィオラ用、右の2枚がヴァイオリン用、既に十分乾燥されていますが、最初厚さ4cmくらいあり、
今現在25mm、実際に使うのは15mm前後、かなり薄く削らないといけない・・・
この材は、端の虫食い痕箇所(既に虫はいない)を今カットし処分!

Forma右は過去に製作したStradivari1690Toscan Violaのもの、右は、Stradivari -formaG

violaは、再度ストラディヴァリを作ってみたいのですが、多分Andrea Guarneriになるかも知れません。




# by cremonakuga | 2018-12-11 22:38 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Te soia nera

Rosso o Nero?
Cremonakuga 黒豆茶!
Soia nera

ポリフェノールが体に良い事は知られています。
赤ワインの赤だけでなく・・・黒も!

黒豆の色素のポリフェノールも良いようです。
それは、血管を流れる血液をサラサラにする効果です。
いろいろ紙パックなど市販されていますが、自分で作るのが一番です。
簡単で安心です。
d0040395_16581691.jpg

<レシピ>

北海道産黒豆・・・20~25g
水・・・・700mlくらい

黒豆を軽く水洗いし 一晩 やかんの水に漬け、柔らかくします。
(朝、既に少し色が出ています)

約20~25分沸かします。
最初中火、最後は強火で・・・
こぼれない様に、焦がさない様に・・・
※なるべく色が出る様に!この色が大切なんです。
この点、丹波の黒豆が素晴らしく色がポリフェノールが出ます。・・・が高価です!
黒豆は表面にアクが出ますが、アクは取らず、このアクも大事なんです!
・・・との事です。

少なくなった分量に、水を足し全量700ccくらいにし、再び沸かし、冷えたら容器に移し冷蔵庫へ・・・
少し砂糖を入れても美味しい!
私は、何も入れずそのままいただいています。
残った豆は、何かに調理し食べてしまいます。
お茶は
油ものの食事時には最適、適時飲めますが、睡眠前に温めてグラス一杯飲むと、ここち良く睡眠出来ます。
効能は飲んで30分くらいすると効果が表れる様です。

d0040395_16590401.jpg
d0040395_16572197.jpg






# by cremonakuga | 2018-12-06 17:23 | ◆ 健康に!食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン作るのは 料理するのと同じかも?

料理についてあまり語れませんが・・・

美味しい料理を食べたいと思った時、
過去に食べた料理の味が思いだされます。
美味しかったお店や お見せの人との会話、その料理、味、中に何が入っているんだろうか?スパイスは?どうやって調理してるんだろうか?その雰囲気、その町、その時のお天気・・・器も?
何かを食べたいと思っただけで、いろいろな事が思い浮かびます。

それを再現して自分で作って食べようと思ってしまいます。
自分で食べたい美味しい物を作るには・・・
美味しい物を食べた経験から おいしいとは何を言うのか?
知らないと作れない。
だが、それが世間一般的に美味しいのか?普通なのか?
美味しくなくても、自分だけ美味しいと思っているのか?
ミシュランにのるような基準以上の確かな美味しさなのか?
それを分かっていても作れるはずもないのでしょうが・・・

ヴァイオリンを作るのも或る意味同じような気がします。
一番良いだろうとされる音、ヴァイオリンの音を沢山聞いていないと
何が良い音か分からない、分からなければ、出来た楽器が良い音に作れたかも分からない。
単に、工作技術とニス塗り技術が優秀でも、思った通りの音が出せるヴァイオリンは作れない。
良いかどうかは別にしても

ヴァイオリンを作る時、まず あの音のヴァイオリンを作ろう!
・・・と考える。
その前に、一般的なイタリアの新作なら、楽器によっては・まず、アルコールニスの音が聞こえます。
(ニスが塗られた音)ー(白木の音)= ニス材質感の厚さを含む音。
(ニスが塗られて落とされニスの少ない楽器の音)- (白木の音)=ニスの影響が少ない音で優しいが、芯が少ない
(ニスが染み込んで、表面のニスが大分取れた楽器の音)ー (白木の音)=白木に近いが、強さ芯を感じる音
私には・・・そう聞こえます




話を戻し・・・
聞こえてくる音から、板はどこが どう薄く どう厚く、サイズはどうか???
ニスは、どうか?そんな事を想像します。聞こえる音から
ある程度推定する事が出来ます。
音からは厚さが左右対称に作られた楽器か?どうか?
実際に楽器を見た時、木材は、どういう年輪か?
ニスは薄いか、厚いか??
書ききれないいろいろな事を想像します。

下手でも料理を作る時、同じ気持ちを感じます。
音からの想像力が大切で、いろいろな音色とその厚さの諧調と同時に記憶にインプットします。
そうすると音から厚さがイメージできます。
同じように
料理も自己流でも上手になりたいものです。





# by cremonakuga | 2018-11-28 23:45 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの赤?ストラディヴァリウスの赤? una pausa Cremonakuga violino

カシスのケーキ・・・いつものケーキ屋さんがお休み!
こうなると無性にほ本格的な
ケーキが食べたい・・・
d0040395_15462265.jpg
たしか???あそこに有った気がします・・・とこのカシスを
思ってより甘さ控えめでサイズは小さ目、何時ものケーキ屋さんが小さ目ですが、更に小さ目価格高め・・・しかし赤が実に美しかった!
今思うにこの赤は、いったい自然の赤なんだろうか?苺ジャムの赤?

少し気になります。
d0040395_15460793.jpg
コーヒーと頂く3時のおやつ お味は実に美味しかった!

# by cremonakuga | 2018-11-21 16:28 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)