久我ヴァイオリン工房 「ヴァイオリン製作日記」 Caffe o Tè?

ヴァイオリン製作 日記   "Caffe o Tè? "

Benvenuto a  Cremona Kuga violino
- ---Il violino misteriòso--- 
ようこそ 神秘な音を紡ぐクレモナクガ ヴィオリーノへ 
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ヴァイオリンの最高峰とされる名器は、今なお17世紀、18世紀、北イタリアの名工達によって作られたヴァイオリンです。
しかし、その製作法は、18世紀末に途絶え、名工達の音作りは伝承されず、神秘の謎に包まれています。
私は、クレモナ名器ストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェズがとても好きです。
両者の音色やその姿に魅了されています。

ヴァイオリンを作り始めて、今迄、色々な人との不思議な出会いや、偶然から、
意図せずに、度々ストラディヴァリ、グァルネリ・デル・ジェズなど手に取って見る機会を得てきました。

クレモナ名器特有の音の響きを敏感に感じながら、気が付くとストラディヴァリ、グァルネリなど33丁余を見てきました。
国内外の演奏家の方々を初め、応援してくださった皆様に、心より大変感謝致しております。
私は名器に触れ、時に音を出し、その厚さを計り、それらの音作りの技術を探り、音響特性を調べながらヴァイオリンを製作しています。
(2017年の久我兄弟展 案内より)

このブログは・・・・好きな事 あれこれ・・
そんな Caffe o Te? スローな空気感のブログをご覧いただけましたら幸いです。

・・・・・・ 誤字、脱字など注意していますが、多々有る様です。何卒ご容赦ください。 
             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)  このホームページ/ブログに掲載の文章、写真、イラストなどを 無断で転載したり・複製しないでください。(C) 206 CremonaKuga All Rights Reserved.     



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# by cremonakuga | 2018-09-23 15:47 | Trackback | Comments(15)

こんな道具を作る!

こんな道具は如何?
電動工具がある世の中に
手動片手ドリルを作ってみました!
直径1mm~2mmくらいあります。

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# by cremonakuga | 2018-09-23 15:47 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウス 板のバランスが決まってきました。(※一部修正)

☆表板61g(Catena付)
 モード5はF-30cent
 モード3はD-10cent


Catenaは270mm
センター高12.5mm
両サイド3mm

☆裏板 102g
 モード5は F-30cent
 モード3は E-30cent

表をもう少し下げたかったのですが、無理のようです。
表板は、一般的なストラディヴァリのバランスに仕上がりました。
これから、最終のストラディヴァリの音色創りなどの加工をします。

※修正・・・その後削り残しを確認し、再確認の結果
重さは変わらず61g
モード5は 344.5Hz・・・F-25centくらい
モード3は 150.7Hz




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# by cremonakuga | 2018-09-20 11:03 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリにモアイ像!

ストラディヴァリウスモデル ヴァイオリンの表板にCatena(bass bar)を付けます。
カテーナを正確な位置に接着するために・・・その位置から動かないようにガイドを接着。

何時もより長く大雑把に作ったら モアイさんの様です。
モアイさんにガイドの役目をすればお願いしました・・・
ガイド無くても良いのですが、
ゴロゴロ転がっているようなモアイさん!

向き合ったモアイさん達・・・・
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今回のCatenaは、同じ産地の木材を使います。厚さは6mmで ごく普通のサイズです。
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現在、表板はCatena無しで、モード5はE♭(ー100セントくらい)です。
57g
裏板は、現在 Fマイナス40セントくらい
100g

その差は150セントくらいです。Catenaが付いて61gくらいになります。
今回の表板は、いろいろな今までの工夫をしています。
そのため、厚さを増した場所、薄くした場所それぞれから
厚めの箇所も多い、その中で57gは軽めに出来たと感じています。

毎回異なる内容のヴァイオリンを作ると、想定外のいろいろな事が発生します。
良い事、良きしない事・・・・
しかし それらには必ず原因があります。
今までに作ったヴァイオリンの良いとこ取りをして盛り沢山の秘技を凝らしたからと
いって必ずしも最高に良い状態になるとは限りません。

いろいろな要素の原因理由が分かっていれば、その後のプラスアルファーの良い効果に繋げられます。

何時も同じヴァイオリンを作っては、なかなか大きな躍進は難しい。
毎回まったく個性の違うヴァイオリンを作る事は、毎回新鮮な発見があり、
ヴァイオリンを作っていて本当に良かったと思います。

そういうヴァイオリンを使ったコンサートで
聴衆が感動している様子を体感すると

あの効果があそこ出ている・・・・
300年前の音色に近い雰囲気の音色がしていると感じたり、
良かったと思います。
また、思っていたような音色になっていないと感じたり・・・すると、
なぜなんだろうか???
と原因究明に また頭がフル回転する。

しかし、ヴァイオリンを弾く人には、300年前のヴァイオリンの音色がしている事は、なかなか
分かる事が少ない!
それは、弾いている人が聴く音と、聴衆の聞く音が大きく違うからです。
300年前の構造のヴァイオリンは、遠くに音が飛びます。
慣れてくると、それが分かるようになります。

モアイさんよろしくお願いします!








# by cremonakuga | 2018-09-19 21:07 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリのF字孔

外を決め、中を削る!
微妙な曲線 曲面のF字孔周りを加工しないと、正確な厚さにできないため、
ここは 時間 エンドレス 何とか納得いくまで仕事をします。
ここは やり過ぎに注意をしないと
取り返しがつかなくなります。
あぶない あぶない 慎重に!
ここは、視覚的に仕事を要求されます。
ここまですれば、表面の最終加工は、0.1mm以内の誤差なので、内部を削れます。
最終は箱になってから表面のキズなどを綺麗にします。
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# by cremonakuga | 2018-09-13 21:20 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスのF字孔を抜く!

表板の裏側は、必要な部分 必要な量だけ削りました!
F字孔貫通!
裏はまだ雑です。
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左側F字孔形成ほぼほぼ
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右側F字孔形成アバウトで
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角度を変えて見え方が変化します。
F字孔の中が見えるくらいにしたいのですが、ぎりぎりです。
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上からの見え方・・・・表面のラインはほぼ決まりました。完璧ではなく 今90%くらいの出来上がりです。
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F字孔の断面は、むね板に90度近くで切り抜いています。厚さが5mm以上あります。
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これから裏側の厚さを出していきます。
なくなった丸い鉋も見つかりました!



☆☆

àglio grande nèro? o àglio jumbo(gigantèsco?) nèro? Salute!
da Cremonakuga violino

発酵食品・ジャンボ黒にんにくを自作してみました。
<和歌山の農家が作る市販品(30日間熟成)市販品で着地の味を確認してから・・>
健康のために~
29日間手塩にかけて熟成させました。
糠漬けの様に?毎日一回発育を見ながらキッチンペーパーを交換します。水分除去。

和歌山の農家さんから分けていただいた無農薬、無肥料の生ジャンボにんにく片を使用。

肝心のお味は・・まさにプルーン!チョコレートや羊羹に合いそうな 超甘くフルーツの様です。
特にビターチョコと一緒に食べると最高です!
一日1個か2個を・・・・一杯飲みながらも最高です。
(普通の黒にんにくは2週間くらいで出来ますが、ジャンボはネギ科で水分が多いため大きいと30日間くらいかかる様です。10日目出たらいは、凄く甘くしかし、生の食感があります。29日は甘さほのかな酸味複雑に変化しお洒落な味に、羊羹の触感でプルーンの様に変化します。)

イタリアでも黒にんにくが売られていますが、ジャンボが有るかは分かりませんが・・・



左から収穫から数か月のジャンボにんにく片(大き目の)、10目の熟成(こぶり)、皮をむいた完成品
ジャンボにんにくは体に優しい様です。
しかし いやはや 30日間は、買った方が良いかも!
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1.にんにく・・・ヒガンバナ科ネギ属
2.無臭ジャンボにんにく(ジャンボリーキ)・・・・ネギ科


大変でしたが第2弾熟成中!

皆様お試しあれ♪

Salute!



# by cremonakuga | 2018-09-12 17:45 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスへのオマージュ

ストラディヴァリウス1715年モデル
Forma-P
表板は・・・・
F字孔を切る為には・・・
ある程度外観の凹凸の変化を想定しないと
裏側が足りなくなります。
丸い刃のカンナが見当たらない~
Dove?Dove sei? カンナ君!

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やっと見つかり ザクザクと・・この程度削っておき・・・5mm~7mmあります。
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まだまだこんな程度・・・安心です。
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まだくっついています。
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しかし 外観は、厚程度めどをつけておき、外観のF字孔の位置は正確にレイアウトしてあります。毎回やり方違います。
気分で やり方を修正しながら・・・一番やり易い方法を模索しながら・・・

デリケートな凹凸は、一番楽しくもあり、難しくもあります。失敗しないように・・・
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右F字孔見え方・・・・
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F字孔の幅は、まだ余裕を取っています。Fの目もまだ小さいです。左F字孔見え方
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ちょっと大変ですが、途中まで切ってみました。
F字孔下の目は幅9mm上の目の幅はは6mm
下のウイングは幅7mm
上のウイング幅は6mm弱(5.8mmくらい)

前からの見え方
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ロアーからの見え方・・マスキアトゥーラが横に
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# by cremonakuga | 2018-09-11 13:24 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

型から外し 工房の窓で


さあ 型から自由に開放~
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大雑把に邪魔な箇所を ザクっと・・
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反対側も同じように・・・
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するりと・・自由な身になりました・・ゆ~ら ゆ~ら


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# by cremonakuga | 2018-09-07 17:34 | ☆ヴァイオリン製作日記

ストラディヴァリウスのボンヴァトゥーラ!

・・・削るのは、
なかなか難しいのですが、 実に楽しい時間です♪

表板 マスキアトゥーラの部分が硬く なかなか滑らかになりません。そこが出っ張り易く、ラジエラ(スクレーパ)を砥ぎ直します。
マスキアトゥーラの材は、ラジエラが切れないと、そこがポコっと穴が開きます。
もう鑿はほとんど使いません。豆鉋とラジアラで仕上げます。
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表板 正面から 車で言うフロンロビュー! まるまっちい前部。
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斜め横から眺めます。アーチ高ジャスト16mm
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ロアーバウツはこんな感じです。
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裏板の眺め!アーチ高は15.5mm
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この感じ とても気に入っています。

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ふっくらアンパン?おまんじゅう?
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次にパーフリングを入れます??。今回は箱にする前に入れようと思います??。


# by cremonakuga | 2018-08-31 00:44 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリウスの背中?

まだまだ アバウトなのでデコボコしています。
全体の雰囲気を削り出しています。
渕にパーフリングが入り、一段深く削ります。
更に膨らみ感が増します。
きっと!???



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# by cremonakuga | 2018-08-25 20:11 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)