樫本大進さん  もしかしてGuarneri del Gesu ?violin?

今朝、読響プレミアムを見ました。録画で・・・・・

細川俊夫氏作曲
ヴァイオリン協奏曲《祈る人》 日本初演
ヴァイオリン:樫本大進
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
今は何の楽器を使われているのだろうか?
と映像がアップになった時
視力をズームにして・・
なになに・・・
前のと違う!
これは
Ole BullみたいなF字孔だ!
ちょっとやり過ぎみたいな あのF字孔の下のウイングがそっくりだ!
上はチト違うようです。
バスサイドの下の大きなウイングを見たら・・・
楽器の外観のニスの色も似ている、
もしかしてOle Bullを借りているのだろうか?
そんな事は無いだろう???
いや
ole Bullより綺麗かも???
音は、なかなか渋い音ですが
色々な音色が出せていて・・
似ているけど違う・・・・
う~む
なかなか良い楽器の様です。
深い音色も神がかった色も・・・
・・・後で検索したところ
Guarneri del Gesu 1744
ド ベリエという楽器だった。
やはり1744年でOle Bullと兄弟だった!
どんな厚さなのだろうか??ですが
あの音からすると
やはりかなり厚い楽器かも知れない。
カラ~ンと鳴る音では無く
重ーく、深か~く
弾き方も しっかり弾いていた。
E線の鳴りはOle Bullとは違う
Ole Bullのが一本線が延びる気がした。
どっちが良いかではなくどっちも良い!
この辺は調整の違いで異なる範囲かも知れない。
使う楽器で聞く音楽がこんなに違うのか・・・
今の楽器のが前のより良い気がします。
これはGuarneri del Gesu1744 Ole Bull with 私。
樫本大進さん  もしかしてGuarneri del Gesu ?violin?_d0040395_17272846.jpg
またDel Gesuを作りたくなってきました。




# by cremonakuga | 2023-10-28 17:30 | Trackback | Comments(0)

Caffe o Te?のPC &スマホ対応で

Caffe o Te?はPC&スマホでは 最近とみにスマホからの方が多くいらっしゃいます。
当然かと思います。
自分でスマホで どう見えるか?確認しますと広告が邪魔で
私は、ついつい広告に触れてしまい見づらいです。
広告をパスするのも煩わしいく・・・
それで遅まきながら非広告にしました。
自分は画面が小さいのは見づらいのでPC版ばかりで、スマホからの方々には
遅くなりました。
どうもスマホ版は画面の都合で全体が見られないのでPCからとメージが大分違いますね・・・。
改善できる事は改善しながら進みたいです。
はっきり言ってスマホ版の操作を熟知できていないのだと思います。
アナログ人間寂しい~♬ ガラパゴス状態かも・・・・トホホ
スマホと言えば、やっと数年前からデビューなので、未だに困る事多々あります。
身近に聞く人もいないので困ります。身近にはもっとガラパゴス状態に方が多い。
進む文明に追いついていけず。Stradivariなど古い文明にも遅れをとっている様です。
いきなり広告から音が出て、電車の中など 慌てます!
止めようにも止まらない~
多分 これを聞いて そんなの知らないのか??と皆さんお思いの事と存じます。
いきなり着信音が鳴り、スマホ画面には受ける画面が出ていない~
どうすりゃ良いの・・・・出られない・・・
これも 何やってんだろう??と思われているのだろうな・・・・
でも いろいろ調べたり、翻訳したり 便利に使っています。
急激な変化に対応できなくなってきているのでしょう!
友人には未だに携帯の方もおり、スマホにして良かったと思ったり
古い携帯 うらやましい!と思ったり・・・
レントな時間には携帯無しが良いのでしょう きっと・・
時計も無く、お日様で 今なん時?
暮れ六つとか うし三つ時・・・
良いな~
半時とか・・・
江戸時代かあ・・・・
三味線作りに路線変えた方が良いのなあ・・・・
越前琵琶とか・・・
横笛とか 尺八とか・・・
そんなに甘くは無い、更に難しい世界なのは分っていますが・・

ちょっと 心の内情を 聞かれてしまった様な・・・後期高齢者!

# by cremonakuga | 2023-10-15 02:39 | Trackback | Comments(0)

自分が弾くヴァイオリンの音は自分では聞く事が出来ない♬

確かに自分が弾く音は、耳で聞えます。普通は顔は左手の先のヴァイオリンのHEADを向きます。
左右の耳で聞きます。左の方がメインかも知れませんが、顔を正面に向き左だけで聞くと難聴のリスクが大きいかも知れません・・・
至近距離で聞く音は、3m~10m~20m先で聞える音とは大分違います。
何度もこの事は、おりに触れお話ししてきました。
何度も書く事は それだけ重要という事です。
そして、自分で聞く音が全てと思い込む事が多いという事です。

自分で聞く音が間違えないと自信をもたれていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
自分で弾いた音楽を離れた場所で動画や録音をして、それを見て聴いて、その誤差をしっかり認識出来れば
自分の聞いた音が、どんな音か?が立体的に認識できます。

ヴァイオリンを腰の位置で弾き聞くと、耳元と大きく違います。離れた場所に近い音が聞けます。
しかし
 録音器機は、機材によって、周波数の再現が違います。
他の人が弾く音楽を生で聞き、その動画 録音を聞きくらべると、またライブで聞くのと 機材の差が分ります。
反響も加わり、壁に吸音も加わりますので、それらの影響も感じ取れる筈です。
その誤差を理解したうえで、自分の音を録音や動画を聞き、感性で修正して感じ取ると、さらに現実に近い自分の音が認識できそうです。
私が知る誰もが知るある先生は、動画などで確かめる方もされています。
それだけ、観衆にどう聞えているか? それが大事であり、耳で聞える音は、+αで違った音になっていて音楽も違ってくるのです。
その関係性を理解していると、自分の弾く音を、頭脳でコンヒューター処理した音を離れて自分が聞く事ができると言えるかも知れません。
なんだか 訳が分らなくなってきましたが・・・・
そうする事で、ある環境で自分が弾く音が どういう音か?予想が可能になっていきます。
自分が弾き自分の耳が聞く音が全てと決めないで・・・・・

直に聞く音、腰で弾く音、反響から聞える音は自分で聞けます。離れて聞く音は、録音録画、そのとき機材の性能個性で変化する音、
変化する音は,第三者の録音で その誤差が分ります。E線が金属音が増すとか、実際より鋭くなるとか・・
そういう情報を理解すると、直に聞く音を聞いて、離れて聞く音を感じ取れるような気がします。

一度つきつめて試してみてはいかがでしょうか・・・・お薦めいたします。


# by cremonakuga | 2023-10-05 20:46 | Trackback | Comments(0)

2022年製Antonio Stradivariモデルは、音楽を志す音大生の方に弾かれる事に・・・・・

今年やっと完成した楽器です
若い音大生の方に気に入られて弾かれる事に・・・
色彩感がある音色です。腕を磨くと楽器が応えてくれて更に楽器が教えてくれて進歩が出来るのではないでしょうか
・・・勿論入試、コンクール。プロ演奏家が使えるコンサートヴァイオリンです。
2022年製Antonio Stradivariモデルは、音楽を志す音大生の方に弾かれる事に・・・・・_d0040395_20582222.jpg
どう弾いても良い音のヴァイオリンは沢山有るとの事ですが、この楽器は上手く弾かないと良い音が出せず、上手に弾くと
良い音が出てくれるそうです。どう弾いても良い音が出せた方が良いような気がしますが???
実際のストラディヴァリも上手に弾かないと良い音が出せません。人を選びます。
良い音が出せように弾いていると、気が付くと上達しているという事です。
楽器が教えてくれるという事です。
楽器を服従させようとしても服従せず、楽器に寄り添って弾くと鳴ってくれるという楽器です。
2022年製Antonio Stradivariモデルは、音楽を志す音大生の方に弾かれる事に・・・・・_d0040395_20485740.jpg
2022年製Antonio Stradivariモデルは、音楽を志す音大生の方に弾かれる事に・・・・・_d0040395_20581001.jpg
2022年製Antonio Stradivariモデルは、音楽を志す音大生の方に弾かれる事に・・・・・_d0040395_21002031.jpg



# by cremonakuga | 2023-10-04 21:20 | Trackback | Comments(0)

良く鳴るヴァイオリンの表板選択を考える

良い音色の事は置いておいて 良く鳴るヴァイオリンの表板を選ぶ時、迷う事があります。
それは 必ずしもイタリア材の1級品である必要が無いからです。
水分量が少なく、乾燥している事は必要ですが、年輪が太く、その間隔が2mm前後で等間隔の板、端ではもう少し広くなっている材。
そういう材で、上手く仕上げると 良く響き大きな音が出せる楽器が作る易い。気持ち良く抜ける音が聞ける可能性が大きい。
さらに少し厚めに作って10年20年経つと更に良い。
しかし、水分量が少なく、年輪が強い材はやはり欧州材になる。アメリカ、カナダ材は使って事がないので分らない。
一方で、音色に深い味わい、色彩を感じるヴァイオリンを作ろうとすると、やはり年輪が密な材が良い。
中心の接ぎあたりは特に年輪が密で、途中は1mmくらいの間隔で端で2mm2.5mmと自然に広がるアベーテロッソ材。
やはり欧州材で特に北イタリア材が良い。
この材はあまり厚めに作ると、鳴るには鳴るが100%鳴るには時間がかかる。しかし、音色に甘さや、艶が出しやすい。
アベーテロッソより高級なアベーテマスキオ材は、アベーテロッソより、年輪間隔が広めが多い。良く鳴り、艶、甘さが出しやすい気がします。
最近のマスキオ材は品質が落ちてきた様です。温暖化の影響もあるのだろう!
アベーテロッソでマスキオ模様が出ている材がある。どちらと呼ぶか分らないが、良い材である事は間違いない希少価値がある様です。
近年は、年輪の間隔が狭かったり広かったりまた狭かったり、そういう材が増えているようです。Stradivariにもそういう材があります。

私がヴァイオリンを作る時、手持ちの中で気分で選び作っていますが、アベーテロッソで作った楽器で20年経った楽器は間違いない気がします。
勿論マスキオ材も良いのですが、マスキオ材の方が繊細な作りが必要と考えています。材自体の強度が強く、また音の振動の伝達はアベーテロッソより速いのですが、やはりアベーテロッソの密度の材よりは、同じ厚さでしたら弱い。そのためあまり薄く作ると良く無い。

どういう音色にするか?派手に鳴る楽器にしたいのか、音色が良い楽器にしたいのか、全てを満足させたいのは当たり前ですが、材を決める時、悩むところです。
Guarneri del Gesuの Il Cannoneを作るのであれば、表板は年輪の幅が広い材に、裏板は、あまり堅くない材が良さそうです。Il Cannoneは、表も裏も厚さがあるので、特に表板に年輪の密な材を使うと、なかなか鳴らないでしょう!

いろいろチェレンジしましたが結果思った様にはなかなか行かないものではありますが・・・・・材選びでほぼ決まります。



# by cremonakuga | 2023-09-26 16:11 | Trackback | Comments(0)