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白木ヴァイオリンの箱 厚さを計る 耳で!

現在 Amatiは箱の状態でネックを今日 接着する作業に入ろうと思っています。
ヴァイオリンは、箱になる前の状態で、厚さを計り、タップトーンを聞き計り、モードを調べたりします。
箱になると 限られた事しかできません。

箱になると、総てが影響を受けるため、どうしても同じ音に聞こえます。厳密には違いは分かりますが、部分的な厚さなどは、マグネットの厚さ計測機器などに頼りらねばなりませんが、白木で厚さ再確認してもあまり意味が有りませんが・・・
トレーニングという意味では、厚さを肌で感じ、耳で感じる事もルーティーンにしたいものです。
タップではなく、指の腹でなする・・撫でるとサーっという摩擦音が聞けます。白木限定かも知れません、ニス塗布後では、聞けません。

Amatiの裏板のボタン下4cmくらいの場所だけ、タップしても余り響きません???厚さを調べると、3.2mm~3mmとなっていて元のデータ通りで正しい厚さです。少し厚いようですが オリジナルの厚さなので 仕方ありません。
ほかの
左右の比較で 撫でると、明らかに厚い部分は音程が高くなっていることが確認できます。
久しぶりに どれくらい的中するか、厚さの図面を隠し 聞きましたが、10か所中10か所が的中し、
タップより確実に分かり易いと思います。
11か所目に外すかも知れませんが、何回か確認
すれば、正確性が増すと思います。
箱になる前でも 出来ますからフプレート状で、音響を調べたい部分2~3cmを撫でる=擦る。
木肌から楽器の秘められた音を聞くのも 何か神秘性を感じます。



by cremonakuga | 2017-07-31 14:13 | Trackback | Comments(0)

Nicolò Amati のF孔から 望むエチケッタ Amati & Cremonakuga

F字孔の中を見ると底にAmati1666年のエチケッタ(ラベル)が こんにちは!われながら感じ良く思います。自体の太さが好きです。実際とた同じではありませんが・・・それはそれで!
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そして その奥に私が2017年で居ます。こんにちは!

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そうそう 便宜上切ってあったF字孔の刻みも 刻み直しました。

バスバーの端がF字孔スレスレでした。

by cremonakuga | 2017-07-29 13:18 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Nicolò Amati Cassa が閉じられました やっと やっと・・・・長かった~

Nicolò Amati 箱が閉じられ 待ちきれず 渕やコーナーを処理してしまった!最後でも良いのにと思いながら・・・
しかし 熱が高い時に一気に こういうクリエイティヴな作業はしないと ただ決めれれた作業の仕事になってしまいそうで怖い。
ヴァイオリンを作る上で、情熱が燃えていないと ダメだと感じます。

簡単に綺麗なヴァイオリンは作れませんが、簡単に 素早く作れると良いのですが・・・
私の場合は、その時 その時 その瞬間で感じ方が違うので、良いタイミングで作業しないと最初の目標からぶれて
違う形になってしまう可能性がある。別なアイデアが浮かび・・・魔が差す事が良くあるからです。それが良い場合も有り、勘違いもありますから
少し時間を置き、もう一度冷静に考えてから のみ、やすり、ナイフ、カンナ・・・を・・
結果は良さそうですよ!
cosi cosiかなあ~!(まあまあ~!)
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by cremonakuga | 2017-07-29 12:54 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Amati 箱完成!

Amatiの箱が完成! 箱の状態では 本当に良く響きます。 そのまま楽器として同じように音が出る筈ですが、実際は箱が鳴っても そのまま楽観は出来ません。特に表板の中央が大きく響きます。音叉でですが、あとF字孔めがけアアア~アア♪・・・と声を吹き込み  良さそうですが???
厚さもストラディヴァリより厚くなっています。データそのままですと薄めにしないといけませんが、そこは鵜呑みには出来ません・・・・表板のロアーも少し厚くしていますし、横板は約10%厚くしてあります。1mmは1.1mmに渕はかなり薄く仕上がっています。
フィレット(パーフリング)から外へ渕までが狭いので なんともデリケートな景色です。フィレットが1.5mmありますから不思議な 新鮮な外観になっています。弱く繊細な渕ではありますがパーフリングがキリッと締めています。F字孔周りの角を部分的にペーパーで少し丸めました。ニスが塗り終わって光線の加減で 柔らかい印象になるでしょう・・外側の渕=せっかく彫って尖らせたパーフリングの外の山の頂点も丸めてあります。
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何時もの方法で画像から 再度気になる箇所をチェック チェック!


by cremonakuga | 2017-07-28 13:11 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Amatiは箱を閉じるだけです。

一見雑な内部は、鑿のキズ、削り過ぎのまま、こんもり山あり、谷あり、日本人の職人の精緻な仕事からは かけ離れた内部・・・
数十年後、あるいは100年後、この箱を空けた職人さんが、
「雑!」と感じ、総て直し修理しどんどん音が普通になるのだろうか?
また 驚き パッチベテベテ貼れず苦心するだろうか?
・・・勝手に妄想します。

予定通り音が良かったらの事ですけれども????

・・・と祈ります。
Amati エチケッタ なかなか感じ良いと思います。
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こちらはエチケッタ部分の表側です。

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字が下手ですが、私が作ったと書いてあります。今後開けた時のサービスです!時間の経過を 数十年後に開けた人が これを作った人と 何か心が繋がれば・・・と思います。
でも字下手かも!???
ちなみに羽ペン使用でエチケッタのサインと同じく中世のインクです。
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by cremonakuga | 2017-07-27 16:17 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Amatiなかなか難しいです

やはり難関Testaです。
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まだ鑿他・・キズキズ多い
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by cremonakuga | 2017-07-26 14:54 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの駒の高さは???

現代仕様のヴァイオリンの駒の高さは・・・???

指板の延長が駒の27mmに決まり、
弦高がE線で3.8mm(3.5mm~)くらいG線で5.5mm(5mm~)くらいに収まる時の条件に合致する駒の高さが
標準になります。
その際、駒の頂点での弦の角度が、158度になるようにします。
標準のヴァイオリンアーチ高15.5mmでは、ネックの仕込が表板から指板までが6mmで サドル高が8mm(7mm~)で
大体158度になります。
ネック仕込で5mm~5.5mmにし、サドルを7mmくらいにしますと157度くらいになると思います。
表板がしっかり厚いヴァイオリンでは157度で、エヴァピラッチ弦などで鳴らせます。

しかしクレモナ名器のような表板が薄めのヴァイオリンでは、駒で 弦の角度が159度くらいで、ドミナントやガット弦など
で良く鳴ります。ヴァイオリンは 何でも 強い弦、強い角度で 良く鳴る訳ではありません。
楽器に合った設定が必要です。

市販のヴァイオリンでは、先に述べた158°くらいになる設定です。
指板の先端上からの板までの高さは、一般的には20mmですが、ストラディヴァリなどでは、19mmくらい、駒の高さは32.5mmくらい。

低めで17.5mmですと・・・
駒での弦の角度が159度になります。駒の高さも31mmくらいです。
その辺が一番無理なく楽器が鳴ります。

薄い楽器で駒を34mm位にしたい場合は、ネックの仕込を高めにしサドルも標準にし弦の角度を158度よりきつくならないよう確認しないといけません。

つまり楽器個々で、その個性で、違ってきます。
されど・・・
高すぎる駒35mmでは音が丸くなってしまい本来に音質が得られません。
また29mmでは、弾きにくく、音質も鋭くなってしまいます。おまけに弦のテンションが弱く
求めるパフォーマンスが得られません。

私のクレモナ名器ヴァージョンの新作では、駒高さ31.0mm~32.5mm
弦の角度158度~159度
指板の先端19mm前後
・・・と現代の基準とは違う設定をしています。
低めの駒で弦のテンションも弱いセッテイでは、駒の質量が多過ぎます・・駒の両サイドを合計1.5mm=2mmくらい落としスリムにする事で
音質、レスポンスを良く出来ます。
ストラディヴァリモデルでもクレモネーゼであれば、駒34mm、弦157度~158度にセッテイが出来ます。
厚めだからです。


いろいろなヴァイオリンを作る時、やはり弦の角度が一番大事になります。




by cremonakuga | 2017-07-25 20:23 | Trackback | Comments(0)

AmatiのTesta






AmatiのTesta・・・粗削りですが、なんとなく雰囲気が出てきました。
縮尺がちがいますので単純に比較できません


渦巻が小さいので、難しい~・・・ほかとのバランスが直ぐに狂います。
あまり考えずに勢いで どんどん修正 修正を重ねると 結果小さくなってしまう危険もあります。
正確な修正でないと どんどん形が崩れるので、貧相にならないよう気を付けます♪



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脇のラインがちょっと膨らんでます。カメラのせいも有りますが実際には そこまで膨らんでいませんが、映像では
膨らんでます。良く検証しましょう!
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脇の彫り込みが鈍いのでシャープにしないといけません・・・・まだまだ
彫り込みもずいぶんと雰囲気違いますね・・・
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mamma mia ペッグ穴先に開けておくのをうっかり・・面倒な穴あけが待っています。極度な老眼+乱視で4本平行に開けるのに苦労します トホホ~ 少しずつ少しずつ急がずに行こう♪



by cremonakuga | 2017-07-25 19:07 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Amatiのエチケッタ=ラベルが出来ました。

今回のAmatiはフル・アンティークなので,アンティキザートなので、ラベルのも2枚貼ります。
Amati&Cremonakugaの2枚です。

Amatiのを3枚作りましたが 一番下のを使おうと思います。
ヴァイオリン内部の色調によりラベルも色調を同調させようと思います。
これは、軽く着色してあります。
厳密には書体もサイズが違ます。
欧州産の羊皮紙です。
スペル合っているのだろうか??


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by cremonakuga | 2017-07-19 17:30 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

AmatiのTesta進行中

どんな模様の仕上がりになるのか楽しみです。
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by cremonakuga | 2017-07-19 00:06 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)