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Amati house(la casa di Amati)の場所

ストラッド誌のAmati特集を見ていて1856年のCremona地図は掲載されていて名工達の工房界隈を見て、懐かしく現在のグーグルマップと比較してみました。
毎日通った場所です!Guarneri通りや壁にストラデイヴァリの表記もあった!
ご存知の通りNicolo Amatiは、Andrea Amatiの孫、父はGirolamo Amati の4番目の息子とあります。
Nicolo Amatiの弟子には
Andrea Guarneri、Stradivari、
Ruggeri,Roggeri,Grancino,Seraphin,ほか多数いる。


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La casa di Amati ,Guarneri e Stradivari.
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地図と現在を比較すると面白いです。タイムトラベルしているような気分がします。

これは以前 ご紹介した1586に最初にプリントされた地図ですが、その後修正があったようです!??上の

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Amati house no.9,Stradivari house no.21 or and 22,Guarneri house no.24and25
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もし、Cremona行かれましたら是非 近くの美味しいtramezzinoを買って、ローマ広場のベンチに座り、隣のストラディヴァリのお墓を眺め、反対のパラッツォの壁のストラディヴァリのプレートを!そしてGuarneri,Amatiを思い出していただけましたらうれしいです。
グーグル散歩してみましょう!
お墓は 右のPiazza Roma /Giardini Pubblici Papa Giovanni PaoloⅡに!
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ここにストラディヴァリが・・・のプレート
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ここにVia Guarneri del Gesu・・のプレート
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公園沿いに進み1本目の道がGuarneri
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おいしいサンドイッチ屋さんはここ
Pane E Amoreと表記! 名前は忘れましたが!?
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おまけ・・・Amatiとはまったく関係有りませんが・・・400年前とおなじ道が今もそのまま残る中世の町には 感激します。
この道に 今、おいしいPizzreia La Pendolaが有ります。折れ曲がった特徴がある道を比較してみてください。懐かしく思います。この近所に居ました。
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by cremonakuga | 2016-11-29 12:04 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Cariploにエヴァピラッチ ゴールド弦を試す!

12月4日(日)の鎌倉芸術館・展示会試奏のため、昨日弦を交換・・・
エヴァピラッチゴールドセットE線ノーマルを試しました。(ノーマルしか無いとの事!)
ドミナントからなので ずいぶん強く感じます。
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ヴァイオリンは弦の強さで鳴らすというより ドミナントくらいで鳴る楽器が良いと思います。
一方、ガット弦(意外と強い)で良く鳴る楽器は強さではなく鳴りやすい構造の楽器なのだと思っています。
ドミナントで鳴らず 強い弦で鳴るのは 弦で鳴らしている気がします。
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1週間前なので どうなのでしょうか?
まだ 落ち着かず 楽器が嫌がっているような感じです。
E線は ノーマルでは バランス合わないようです。
今 ウエストミンスター0.275に交換し まあまあです。
明日・・エヴァ・ゴールドのE線 0.27を試す予定です。(下記の如く・・・無い事が分かった!)
エヴァゴールド 以前は第一印象は、あまり好みではなかったのですが、演奏家のNさんのコンサートで
音を聴き 良かったので、考えを改めました。 Nさんも気に入っていらっしゃるので
自他ともに良い印象なので 良さそうです!
今回はこれで試してみます。

※都内へ出る都合で弦の問い合わせをした折り
エヴァピラッチゴールドのセットのE線が弱いので強いのも有るのか確認した結果・・・有るとの返事
実際は、確認不足で、エヴァピラッチのE線ゴールドと勘違い!
エヴァゴールドのE線は 0.27は今は無いらしい。
入荷していないのか?製造していないのか?作る予定なのか?予定はないのか?今一つ詳しくなかた!
無い訳ない気がしますが???無いんでしょう2016、11、29現在!

※11.30 Pirastro webで確認した結果 やはり有りませんでした。

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by cremonakuga | 2016-11-28 19:35 | Trackback | Comments(0)

Amati用のアベーテロッソ 年輪密な材料を選別(追記※)

Nicolò Amati1666
(Nicola or Niccolò or Nicolò)
このヴァイオリンの表板は 年輪が密で端まで細かいのが特徴です。
中心から 間違えないように数えてみました!ルーペで見ながら・・・
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※この木材について、考えます・・・中心に近い部分でオリジナルより疎な部分があります。
オリジナルでは丁度駒足の部分に相当します。この部分は駒からダイレクトに振動し、強度にも
極めて大事な部分。ここは厚さを読み替えなければなりません。少し厚くすれば同じか?と言いますと
密で薄いのと音質が異なりますが、駒足部分は少し厚めにしますので問題無いでしょう!?その隣外側はオリジナルも新作もF字孔の内側に相当し具合は良いです。端の部分が疎なのも厚さを替えるべきかも知れませんが、これはこのまま同じ厚さの方が結果良いのではと思います。特にf字孔内側が密なのは嬉しいです!
私のしかたは・・・・・
オリジナルとまったく同じ年輪の木材は存在しないので、オリジナルより良い部分は生かし、劣る部分は少しでも同じ特製に近づけるよう心掛けます。その場合、その隣を細かくタップし、疎の部分の振動を密な部分の振動と同じに合わせます。場所により内側に合わせるか 外側に合わせるか・・全体のグラデュエーショから判断します0.1mm~気持ちです。合った場合かすかに共鳴するような、振動の流れが良くなったことが分かります。それでどれだけ音が良くなるかは分かりませんが、そうしたわずかな事の積み重ねも 音を近づけるためには しなければならない事です。とても面倒ですが!

2006年伐採材=北イタリア・ヴァルディフィエメ ・アベーテロッソです。

中心から端へ徐々に広がっていく方が 音が良く そういう意味で理想的とされています。
良い木材とされています。

ストラディヴァリウスでも1715年近辺は理想的な材料が集中していますが
端まで密なヴァイオリンも多く だからといって 悪くもなく
良いヴァイオリンも多いです。
端まで細かいヴァイオリンの音は、端が広いヴァイオリンと
音質が 少し異なります。

年輪分布は完璧に同じではありませんが、年数は同じです。一番近い材料は、今回使う予定材は・・・
年輪を数えた結果 近いのでこれにしようと考えます。
細かい部分が広く広い部分が細かなどキャラクターは違いますが全体の平均密度は近い。
各部の厚さを微妙に変えながらオリジナルに近ずけたいが
難しそうなことは確かです。

中心を一番密な部分から150年分の部分がオリジナル表板にピタリと相当します。
この木は175本年輪がありこの部分で175年という事になります。
2016年の今、少なくとも1841年以前から育った事になります。
この木が丸太の状態では、あと20年分の木が推定されることから
更に20年足すと1821年くらいの木という事になります。

Amatiの木は1500年くらいの木という事になります。


大切の作らないといけないとつくずく思います。
本当にありがたい事です! という気持ちです。



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by cremonakuga | 2016-11-28 11:12 | Trackback | Comments(0)

Nicolò Amati のFondo(裏板)を・・・

久我ヴァイオリン工房・・・・・
Amati用の裏板は、なかなか変化があって美しく見えるカエデは、虎杢=マレッツアトゥーラが端まで届かない・・・
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一方 端まで模様が届く板は、変化が少なく 動きがなく、冷たくさびしい・・・・
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さてさて  どうしましょうか???
横板は、垂直なので これも変化が少なく美しく感じられないです!
使う部分でも違いますが・・・・
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これでは 面白くないと・・・・・ウ~ム・・・なかなか進みません。

ここまで細かい材は。。。。。

ズ~っと 木材と会話つづけると この楓とも仲よくなれるかも知れません。


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by cremonakuga | 2016-11-26 18:08 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Nicolò Amati製作の準備開始

資料の写真の拡大率が難しい~0.5mm修正・・・・・
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中央のコーナー付近の拡大率のと上下の拡大率を変えて修正・・・・
ワクワクしてきました!

このモデルは、駒が低くなっていて その分ネックの付け根の立ち上がりが3mmくらいしかありません。
通常は6mm、5mmとしても2~3mm低い。
その分・・・・低く
駒もこのアマティは30mmしかない。
幅40.5mmの駒で高さ30mmの低い駒が付けられています。
駒での弦の角度は 158度ちゃんとあることから
・・・推測しますと、
低い駒を優先しているようです。

ネックの付け根を上げて、標準の駒をあえてセットしていないのは
32mmとか33mmの駒より 30mmの駒のがきっと
結果が良いのでしょう!
横板の高さが低いことも魂柱の長さも短めでしょう???
駒だけ高いのは 馴染まないのでしょう???
・・・・・と推測しています。

アーチの高さの数字はありませんが15.5~16mmの高さがあります。
この状態にネック他を修理した人が、意図した このセッティングを直さず 単に そのままの状態なのかも知れません。

ネック高くして、駒も高くした方が ぜんぜん良くなるかも知れません。

ただ言える事は、30mmの駒であることは、無駄が無いのでダイレクトな音質である事は間違いない!

そこからもクリアーさが含まれるかも知れません。

さあ~~ どっちにしましょう!?
30mmは切らないように32弱くらいで ネックが落ち着いて下がって丁度31くらいになれば
良いのではないだろうか??



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by cremonakuga | 2016-11-25 23:30 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

54年前の東京降雪を調べる=記憶を確かめる???

1962年は昭和37年
11月は、雪が4回降ったそうです。そこで記憶が確かか調べてみました。
54年ぶりの・・・・
昭和37年の11月東京は・・・・・・
22日(木)・23日(金)・26日(月)・27日(火)
1961~1970年で11月に降雪は4回で、1962年に4回 ほかの1961、1963~70年は0回だったそうです。

12月は、1回で 5日(水)のみ

記憶の上野で雪を見たのは、中学生でしたが、なんとなく水曜日の気がし、クリスマスの空気の記憶が有ることから12月の5日(水)なのだろう???1962年なことは確かな記憶。

一緒にいた友人とは中学2年の同級生は1962年だった事から!確かだ!

古い記憶はまだあるのに、最近の事は良く忘れるのは年寄の証しですね!



いつもの風景
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雪の日日草
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雪の木賊
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寒さに耐えるポスト
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ちょっと自転車乗れません
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椿の花
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カサブランカ
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ミニチュア・モミジって感じ・・・
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Cremonakuga violinoHPへ
by cremonakuga | 2016-11-24 12:40 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

本格的に 雪 雪 雪 ・・・・

Cremonakuga violino nevicato e nevica fitto fitto /車の屋根が一番積もり易いようです。
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木賊 木賊 木賊・・・・・
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木賊も雪で・・・・日日草はもう・・・・
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by cremonakuga | 2016-11-24 10:54 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

今日は今朝から雪です!

今朝から雪が舞っています。
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東京では54年ぶりとか・・・
私が14才の時 東京で見た雪から
中学2年生の時の雪は・・・・
確か 確か あの時・・・・
覚えている気がします。
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雪国の人にとって雪は綺麗だけでは済まなく
ご苦労が絶えないのですが
子供の頃は 雪が楽しみでした!
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記憶をたどると・・・・
中学2年生の時 確かで、年末あたりであったことも確か
珍しかった記憶もある。

その時 何か美術館か博物館か目的は定かではありませんが、上野へ
夕方御徒町あたり上野あたりを歩きながら 夜空に雪が美しかった事が
鮮烈に記憶に残っています。
黒い路面が街灯の反射で 少し光っていて・・・・

それが霙に変わっていった記憶・・・・・

中学生に ロマンチックという感覚を起こさせた雪でした。

今朝は 再び地震で目が覚め・・・・
中学生の時の雪とは180度思いが違います。
by cremonakuga | 2016-11-24 09:00 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

Nicolò Amati 1666 を創る

Nicolò Amati 1666を創る

今までニコラ アマティと言っていましたが、ニコロとかニッコロとも言うようです。
Nicola or Nicolò or Nicccolò ・・・
ストラッド誌の資料の表現でNicolòで この楽器の製作経過の表現をすることにします。
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(from Strad)

急遽秋までにAmatiを、創る事になりました。
現在 製作しようと型に仕掛かっていました8分の7のストラディヴァリの後に作る予定でしたが
中止してAmati先行します。

きっと、数か月あれば簡単と思われるでしょう!?
そう簡単ではないんですよ!

製作に移る前に 実際にアマティを出来れば調べてからにしたいと思います。
1666を創るにあたって、ほかのアマティを調べる事で
二つの点が分かります。
1666年の既存のデータが もっと深いものになるとのではと思います。

今までストラディヴァリウスやグアルネリを創ってきましたが 
Amatiから繋がっていますので、いつかは創る必要は感じていました。

ワクワク・・製作意欲が とても湧いてきています♪

少し早いのですが、
Amati
Stradivari
Guarneri
クレモナ3大名器の音色を どれくらい個性を 創り分けられるか?
今までの 試みなどを 
私の軌跡を 個展という形で 表現してみたいと考えています。
昔、過渡期の厚さ非対称の作品も含めて・・・・
出来れば ユーザーのご厚意にすがり 参考出品もお願いして
5点~7点の作品を 絵画をまじえて企画しています。

・・・・運良く、秋は丁度この期間のみ空いていました・・・
文化の日を挟んで文化的な催しになれば良いな~と考えています。
・・・あくまで音を表現する個展です。

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2017年 10月30日(月)~11月5日(日)
東京・京橋< 千疋屋ギャラリー> さんにて開催予定


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栄光のクレモナの音を語るには、そのためにはAmatiは必須になりました。

※裏板35年以上の虎杢が深く、 とても狭い楓を使います。
  表板は 年輪がとても狭い2006年のアベーテロッソを使います。


大きさ・・・352mm
アパー・・・167mm
センター・・・108mm
ロアー・・・207mm

ストップ長・・・ 194mm
ネック長・・・ 129mm

横板高さ
ネック・・・ 29mm
コーナー・・・30mm
エンドピン・・30mm

さあ・・・がんばろ~!
by cremonakuga | 2016-11-24 00:10 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

Guarneri del Gesù 1744 Cariplo- modello

久我ヴァイオリン工房

Guarneri del Gesù 1744 Cariplo -modello-

工房のストラドモデル
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カリプロモデル・・・・・
E線をにオリーヴゴールド ADをドミナント Gをオリーヴリジットで音を試してみましたが・・
・・・室内楽や、ソナタが似合いそうな 音質に感じます。

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E線に エヴァピラッチ0.27ゴールド、ADドミナント、Gオリーヴリジットでは・・・
・・・Eが主張するようになり 切れが良く 心地よく感じますが、オリーヴ金線Eの繊細さは
しっかりした音に変わって好き嫌い、好みでどちらも良さそうですが、Gの主張は少なくなりました。
Gは ノーマルのオリーヴか、少し太目が良さそうに感じました。
Gはガットで 音質が滑らかで優しく心地良いです。
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E線をウエストミンスター0.275、A,D,Gドミナントにするとまったく別なヴァイオリンになってしまいます。
ソロ楽器といいますが存在感が前進しました。
小気味良い程快活に響きます。室内楽では 周りと合わないかもという感じがします。
A,D,Gをエヴァピラッチか G線のみオリーヴ太目で試してみたい気がします。
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最後に、総てオリーヴでも試してみたい気がします。持っているUto Ughiの古いCDのバッハは、少なくともGはオリーヴの音質に聞こえる・・・コンサートパンフレットの写真では、オリーヴに見えないことも無い??Gは裸ガットかも分からない????SDGオリーヴかも分からない・・・ガットはやはり音質に気品を感じます。
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by cremonakuga | 2016-11-20 14:10 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)