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グァルネリ・・・フォンドがファーシャに付いた!

久我ヴァイオリン工房

グァルネリ デル ジェズ 1744 の裏板が横板に付きました。
これから表板にカテーナ(catena=バスバー)を付けます。

カテーナ候補は、丁度良さそうなマスキオ材を使います。
この材は、適度にエージングされていて軽いので良さそうです。

横板が接着された裏板、変形しないように板で仮止めしておきます。
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この合板は、表用・裏用用意してあります。
表からでも裏からでも どちらからでも進行できるように、また横板のみを挟んで横板の変形防止にも
使います。
しばらく使っていませんでしたが便利です。


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by cremonakuga | 2016-08-31 12:08 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

グァルネリ 組む前の部品の重さは???

予定の厚さに加工した状態での重さは・・・・・


表板・・・・64g (パーフリング彫り込み部分は さほどでもないでしょう!)

横板・・・53g  (少し厚さが多い部分の減量は さほどでもありません。)

裏板・・・118g   (ボタンの余分、パーフリング彫り込みで あと約1gは減量を・・・)



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やはりストラドモデルとでは、だいぶ違うようです。
裏板は 一番厚い部分で5.5mmとしました。
F字孔は、長めにしてあります。
良くあるデルジェズのF字孔ウイングの形状は少なく、末広がりの特徴も少なく しかし特徴的な見え方です。
by cremonakuga | 2016-08-30 15:56 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンのパーフリングの深さ計る手作りジグ

市販のではなく手作りジグ
カッサキューザコントロール用・・・
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板の端の厚さが総て4mmとか4.2mmとか同じであれば
いつも同じヴァイオリンを作るのであれば・・・
何時も同じに彫リ込めば良いのですが、


ストラドとグァルネリでも違う。
左右、上下の場所でも変化をさせたい時
慎重になります。

音に一番関係する部分、
設計通りにしたので、確認できるジグを手作りした。



どう使うか、箱を裏板+横板+表板を挟み、
計りたいパーフリング部分で 0に設定し、
同じ箇所で山の頂上を計ると
その差=深さが数値で示されます。
だいたい~0.5mm~0.7mm~なのですが、

安心のためのジグです。
溝で0にセット/山にセットでも良し・・・・
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山で計測
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差=深さで表示
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by cremonakuga | 2016-08-28 18:45 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

グァルネリ表板のボンバトゥーラは

そろそろ裏の削りに入ります。
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写真にすると、不満足な部分に気が付きます。

低いアーチは、デリケートで難しい!
変化の少ない凹凸を表現するのは・・・・・・・・・・

いつもの如く・・・・・・・
by cremonakuga | 2016-08-24 23:08 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンF字孔を抜く

グァルネリ デル ジェズのヴァイオリン
F字孔を抜きました。
全体の厚さは5mm程 まだあります。
これから厚さを描いていきます。


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左右のF字孔を同じにしようか 試行錯誤した結果・・・
やはり やりたいようにやることにしました。
大分違います。
ただトレブルサイドのF字孔は、上部外側が極端に広いので
少し馴染ませました。
広さが音に大きく関係するので
様子を見ながら・・・・・

アーチの高さが低いので 微妙な凹凸を表現しないと 雰囲気が失われます。
パーフリングが入って、少し深く彫ると 凹凸が、はっきり浮き出します。
それが楽しみです。

台風は、もうじきなのに 既に雨風が強すぎる!
植木鉢の花を避難させた!
by cremonakuga | 2016-08-22 14:32 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

グァルネリ デル ジェズの音を作る・・・独り言・・・

ヴァイオリンの裏側を削る作業の前に、どこまで削って良いか、どこから削ったら良いか、横板に付くライニング(コントロファーシャ)から削れる。シビアーに余分は要らない。
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表の淵に彫り込みを深くすれば、裏は削れない、表の彫り込みが浅ければ、裏は削らなくてはならない。
要は、厚さをどうするか?
今回の楽器を どう設計するかで違ってきます、必ずしも一律ではありません。
裏の淵は、削る箇所も有れば、削らない箇所もあります。ただそのガイドになります。
間違いなく作業するために正確な線ともう一本予備にここまで・・・と安全策です。
おもてのF字孔と裏のF字孔は垂直です。
多分????であって欲しい!
これもおおよそなので裏を信じていません。
あくまでガイドです。
F字孔周りの厚さをたっぷり残しておかないと、
外側の削り込みや、アールが付けられなくなりますので、
F字孔周りは、7mm以上は維持します。
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by cremonakuga | 2016-08-21 15:31 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

グァルネリの表面が現れる。

ヴァイオリンのF字孔の見え方を確認しながら・・・・
線の上をラジエラで削りながら、また線を引く
そして またサイドから見え方を・・・オリジナルに近づける。
ヴァイオリン全体のアウトラインはまだ余裕があるため、F字孔は中心重視で決めて行きます。
カテーナの位置とF字孔の上の目の位置も確認します。
なぜなら、上の左右の目は通常のヴァイオリンでは42mmですが、これは39mmにしてあります。
その意図は、音質です。42mmと40mm39mmでは少し違います。それぞれの特徴があると思います。
カテーナが、どれくらいはみ出すか?出ないか!
目の位置が通常より1.5mm内側に入り込み、差が出ます。

パーフリングを入れる部分の厚さはまだ余裕をとってあります。意図する部分の厚さは変化を付けてあります。つまりパーフリングを入れる部分の厚さも均一ではありません。0.2~0.5mmの差が有ります。最終的に見た目は同じでも厚さが違うという事になります。
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この後、裏を削ります。
F字孔を抜き、厚さを決めていきます。
横板に接着し
アウトラインを決めて、綺麗に整えます。
パーフリングを入れます。
パーフリング部分を削り込み
付近の表面を整えて箱が完成します。

サイドは表板、裏板は接着されるのを静かに待っています。
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by cremonakuga | 2016-08-21 00:15 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

affogato al caffè stile Cremonakuga

affogato al caffè stile Cremonakuga

冷まさずそのままなので、マイルド!

優しいカッフェラッテようで美味しい!
見た目は今一つですが、エスプレッソなので薄い味ではありません。


Cremonakuga violino



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≪エスプレッソを冷ましてから入れました。≫
冷やしてからのが、両方が味覚が主張する・・・
これは 少しほろ苦く大人の お味じです。
より甘さも強く感じられ 濃厚。
美味しい!・・・本物の味としか言えません。
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by cremonakuga | 2016-08-14 13:14 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

製作中のヴァイオリン グァルネリは・・・・・

久我ヴァイオリン工房
いろいろな事情で、製作がなかなかはかどりませんが・・・お盆になってしまいます。
久々になります・・・
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グァルネリ デル ジェズは、いやヴァイオリンは 個体によって必ずしも同じには作りません。
デルジェズでは良くある形ですが、まだ渕の厚さは5mm以上あります。
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横板の中央の4つのブロックは同じ高さ=Cの横板の幅=高さは同じくらいでも、ネックの付け根とエンドブロックの高さを低くしたりします。

例では、ネック:中央:エンド=29:31:30とか・・・・

表、裏ともに仮止め状態・・・・
センター
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ネック
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エンド
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仮止めした横板のアウトラインを表板に写す時、ピタリと合わないので少し面倒です。ピンを打って目安にしますが勘違いしないように気を付けます・・・歳のせいも人一倍気を付けます。ピンの位置に年輪があったりして0.5mmズレルとアウトラインから大きくずれてしまいます・・・慎重に 慎重に・・・・

バスバーの付け方も、その辺に影響がありますから、一律に出来ません。


これから、表・裏ともに横板からはみ出す部分を正確に削ります。表のアウトラインと裏のアウトラインは違います。左右のコーナーの形も違います。
心情的には左右同じ形にしたいと思いのですが、事グァルネリ デル ジェズに関しては、音に関係する場所以外は少々の事は気にせず、気持ち良く作ります。
雰囲気を大事にしたいと思います。


※今回のニスは どうしようか?少し考えています。
かなりオールド仕様にしようか それともソフトに雰囲気だけにしようか???
木の削り方とニスの仕上げは同じにしないと不自然になってしまいます。
ニスは音にも影響しますので複雑です。

ニスの事ですが、良くニスが良いから音が良いとか、300年前とおなじニスだから音が良いとか、ニスは音には関係ないとか????
皆さんは・・・だんだん分かったような分からないような気持ちになってくるでしょう!

ニスは、素材自体の違いの影響から、音の振動を阻害しないかの、それともより振動をつなげられるか・・・
樹脂、オイルの種類、製法から違いが発生します。硬いと振動は伝わりにくくなり、柔らか過ぎると、締まらない・・・
厚いとニスの違いによる雰囲気が違ってきます。ヴァイオリンの木を樅で作るのを、檜で作ったりすると何か少し違います。ニスも同じです。気が付かない人もいれば、違和感を感じたりもします。

オールドヴァイオリンには、ニスが取れた部分と残っている部分があります。300年も前のは、その後 別なニスが塗られている事が多く、オリジナルニスと修理で綺麗にされたニスが混在していたりします。
オイルであり、アルコールニスであれ薄く塗った場合、同じ硬さの場合は音に影響は少なく一般的に施されています。

さて新作で、恰好良く300経ったようにニスをムラに塗る場合、特に濃く厚く分かり易く塗る場合は、濃い部分はニスの厚さと硬さが、木部を厚くしたのと同じ事になります。薄い部分は木を削ったのと同じになります。
少なからず影響を受けます。 そこまで考えてニスを塗らないと、結果良くなる場合、良くならない場合が発生します。
単に、見栄えで300年古くする事は、多少なりとも影響を与えている事は間違え有りません。
オリジナルニスが300年経ったものと、新しいニスも見栄えが同じでも違います。

ただ格好良く塗れれば気が楽くなのですが・・・・・
どんなに良いとされるニスであっても、それによって高音が良くなる・・とは低音が良くなるとか・・全体に音が良くなるとか一概には言えないのがニスです。
白木のヴァイオリンにニスを塗ると張が有る音色になります。本当の音になります。厚塗りは木のぬくもりの良さの音色が失われていきます。
アンティークに塗る事は、塗る場所、無くし場所の木自体がどういう厚さで作ってあるかも考慮しないといけません。

例として、もし横板の一枚が薄いヴァイオリンが有ったとします。その板だけニスを余分に塗れば、厚さを増した効果が得られます。音に張りが増します。しかし、余分なニスの、その分振動が伝わりにくくなります。




裏を返せば、上手くアンティークぬ塗れば、300年前に作られた本来のヴァイオリンの音色が300年経ってニスが取れり残ったりして影響を受けた状態の音に、するには、同じ樹脂、オイルを使い、同じ硬さで塗れば
再現は近いと考えられます。
今のニスは そう考えて作り、どう塗るか?を悩みながら考えて塗っています。
by cremonakuga | 2016-08-12 14:09 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

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オーダーご相談、試奏など・・・・・気楽にご相談ください。
(また ストラディヴァリ師匠 と グァルネリ デル ジェズ師匠が大好きな方も大歓迎!)

※試奏楽器等用意が無い場合が多々あります。また不在もありますので、あらかじめご連絡いただき、ご相談させていただけましたらと思います。

工房・・・・
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by cremonakuga | 2016-08-10 23:03 | ◆アクセス | Trackback | Comments(0)