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ヴァイオリンの板のアーチの道具は どこへ???

Dove ?
Dove ce?
久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリンの表板のアーチ 最後の確認に使うジグが無い?

そういえば工房の整理整頓配置転換の時、また作ろうと処分した事を思いだした。
そもそも重くて大きかったのだった・・・

とりあえず直ぐに要るので作った!
当分使えそう ヴァイオリン限定ですが!
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なぜこんな形になったのか??細い鉛筆が有ったはずだった!
無かったので、普通の鉛筆を削った!
金具が、ダサイ・・切ない !今、これしか無かったのだ・・・釘を真鍮、銅を使いそこまでは!
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最初から普通の鉛筆にするとサイズが どうしても大きくなる。
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・・・では芯をセットする方法も考えたが、細い芯は、良く見えない そして木に深い痕が付く・・・
太めの芯を削って、同じ向きで描けば、これでも正確に確認可能です。
とにかく小さく軽い!

大まかどうか?知りたいだけなので、なるべく軽い方が良い!
最後は目なので、そんなに重要ではないのです。

親指が当たる部分の凹みを付けた、反対側には、ポイントで凹面が有る。
対してこだわりも無いが、シンプルで 手に馴染みます!



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by cremonakuga | 2015-04-29 17:43 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

新作ヴァイオリンの表板粗削り

久我ヴァイオリン工房

外は暑くなっています!

工房の中は
自然な温度・湿度で快適です。

ストラディヴァリウスモデルの表板粗削り!
これから、F字孔のラインを元に表面のカーヴを詰めていきます。

私の場合は、表の面に左右均等にラインを描き、仕上げ、裏面を削り・・そのままFを切る事はしません。
F付近は、必ずしも滑らかではないので、余裕を残します。
裏側も、F字孔付近は、5~6mm以上残します。
F字孔を切って、外側の形を完全に形成してから、裏側を削りながら、予定の厚さを、維持します。
表面のボンヴァトゥーラを形どる。
コーナー付近ほか余裕を取っています。
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裏もまだまだ微調整が必要です。
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今回のは、表板のネックからの立ち上がりを意識しています。
裏のアーチ高は、14mm表は15mmの予定です。
全体に低めですが、見た目は起伏を感じ高めに見えます。
とても繊細な面の変化は、いつも難しいと思う。凹面と凸面のカーヴの繋ぎ目が心地よくなるように
完全に滑らかにすると、工業製品のようになってしまい味わいが無くなる。人間が、コツコツ作った痕跡が、
美しく感じるように、気配を消さないところに美しさが有ると私は思う。
サンドペーパーで、完全に滑らかにすると、滑らかさの美しさは表現できても、彫刻的な美しさは失われてしまう。
私のが、そういう美しさが有るかは別にして、人間の痕跡が有ることを好しとします。


ニスも完全にムラなく、ピカピカで、表面に小さなキズ一つ無く、完全に滑らかな仕上げは、とても難しい事ですが、
ニスが仕方なくムラになったのと、心地よく自然に濃淡が残るのとは違う、刷毛跡が自然に残り、表面のアールが造形的に仕上がれば良いと思う。
少々のキズなど、逆に表情が付き、良いと思う。

人間は どうしてもやり過ぎる、一歩手前に一番良い瞬間が有ったりする。
どこで止めるかが、一番難しい。
好みではありますが・・・

表板・・・この段階では、そういう話しに至る以前の段階ですが、要注意箇所を削り過ぎると、取り返しがつかない事に・・台無しになるので慎重です。







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by cremonakuga | 2015-04-28 14:50 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房 仕事の前の caffe

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリン製作・・・仕事の前のCaffe!
今朝は、
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最近味が、マイルドになったような気がします???

もしかすると、ゴムパッキンから気圧がもれて圧力が少なくなっているのかも知れない??

なぜなら、接ぎ目から蒸気が少し漏れた事があった!
締め方が弱かったと思ったが・・・そうではなかたかも??
今朝はしっかり締めて気圧はもれていないようswす!????

ヴァイオリンにまったく関係有りません!
LAVAZZA のレギュラーコヒーですが、味が何時もと違うようだ。
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正直言って美味しいのではあります。
LAVAZZA は いつもquarita Oroを飲んでいますが、
レギュラーで美味しい、昔し感じた味の記憶と違う!
不思議・・です。
それとも豆が新鮮なのか?
何時ものが酸化していたのか?
日本で買うので、その辺が分からない・・・・
まあ、次はKINBOも有ったので、そっちにしよう・・・

さあ、連休ですが、連休有って無いような!



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by cremonakuga | 2015-04-28 11:58 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンで・・つくばノバホールへの帰りに道の駅

久我ヴァイオリン工房

昨日は、茨木県の つくばノバホールへ行きました。
5月5日に行われるピアノの発表会のリハーサルを見学に行きました。

<鎌田えみ子ピアノ教室>さん
第38回 ピアノ発表会
沢山の生徒さんが、演奏される。
楽しみです!
オープニング・コンサートは
ピアノとヴァイオリン
ピアノとクラリネット

オープニングで友人の永井由里さんがヴァイオリンを演奏されるので伺った。

そのリハーサル・・
その後は・・・へと流れる
第1部 連弾のために~
第2部 ピアノソロの部
第3部 歌曲伴奏の部
メゾソプラノ
ピアノ連弾
第4部
アンサンブルの部
サキソフォーンとピアノ
第5部ピアノソロの部
あわせて60曲以上が演奏される


オープニングのヴァイオリンでは
ベートーヴェン・クロイッツェルソナタとシベリウスVn協奏曲が演奏されます。
そのヴァイオリンの響きを聞きに行きました。
リハーサルを
1000人のホールなので、ホールの響きに興味があった。
良く響くホールでした。
天上が高いホールで良く響き、1階の後ろや、2階席など確認し、良く響いていた。
1階の前の方や、中間では、指向性のあるヴァイオリンでは、音が頭の上を少し飛び越すようだった。
それでも低音弦は、どこでも聞こえる。
特にヴァイオリンは高音が影響が大きい気がした。
天上が高いマッチ箱型のような形状で
ヴァイオリンは前の方より
むしろ後ろの方が良く聞こえる。
2階も良く聞こえる。

ピアノは、どこでも良く聞こえるから安心な気がした。

交通機関は、つくばエクスプレスで駅の目の前。
車で行ったのですが、土曜日のわりに16号が柏手前で混み合い、朝9時予定より30分以上遅れた!

その結果クロイッツェルは、ほとんど聞けなかった!残念!しかし、シベリウスは、何度もリハが聞けた。
由里さんさすが素晴らしい!

5月5日午後1時から本番を聞き直そう!
本当に楽しみです。

写真は、帰り道に立ち寄った、近所の道の駅
工事中の橋が出来上がっていたので、橋の中央から八千代のポー川を撮った!
新川を撮った!
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いつも思う事・・電線、鉄塔が無いといいのになあ~!
ビューポイントから入らないようにしたら良いのでね・・・・
どんな場所、町でも、景観を考えると良いと思うんですが!
昭和の景色に電信柱が有ったほうが馴染むけれど、こういう景色には合わない。
町工場や電線や、それはそれでマッチしているから不思議だ。

桜が綺麗な場所に、かならず電線が入ってしまいます。
・・・・とヴァイオリン作りが愚痴ります。
by cremonakuga | 2015-04-26 15:45 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン表板の形が見えてきた♪

久我ヴァイオリン工房

ストラディヴァリウスモデルの表板の形が見えてきた♪
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ヴァイオリン表板端の厚さは、4mm、Cとプンンタは4.5mm
最終的には、3.5mm Cとプンタは4.0~4.2mm位を予定にボントゥーラを作っています。
高さは、今15.7mm弱、最終的には15.5mmくらい
裏が14mmなので、表が1.5mm高くなります。
サイドが低めなので、表板で奥行有る音質を考えています。
by cremonakuga | 2015-04-23 23:59 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

una pàusa

ヴァイオリン工房朝の仕事は・・・

午前の仕事ちょっとCaffè ! fàccio una pàusaです。

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全体の形を大まかに出すためには渕が厚過ぎるので、5mmくらいにしています。
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ローズちゃんが眺めています。
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by cremonakuga | 2015-04-23 11:55 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン表板を昨夜接ぎました。

久我ヴァイオリン工房

Cremonakuga violino
Stradivariusモデル2015

現在製作中のヴァイオリンのTavolaの板を接ぎました。
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by cremonakuga | 2015-04-22 18:04 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

素晴らしいリニア中央新幹線の実験 603km/時速!今日達成(修正版)

2015年4月21日 603kmを記録した。
おめでとう!

リニア中央新幹線・・・
山梨県の実験線で今日の走行試験で初めて、鉄道の世界最高速度となる時速603キロを記録。
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2027年に東京・名古屋間でのリニア中央新幹線の開業を目指し山梨県上野原市と笛吹市との間の42.8キロの実験線での走行試験。
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極めて狭い場所の範囲に正確に降りる難しい月面着陸予定とか・・・
熱い!

ヴァイオリンとまったく関係ありませんが、
昨日から リニアわくわくしながらいました。
603kmってどんな感覚なのか、分からずいろいろネットで
調べてみましたが・・・

プロペラ機のセスナの巡行速度は230km/hらしい・・・で、超過禁止速度が302km/hだそうだ、

あの零式艦上戦闘機五四では、高度6000mで 572.3km/h、(降下制限速度が740k/h)だそうだから
リニア・・・セスナは完全に超えていて、ゼロ戦に乗ってるような速さのよだ!Zero戦を超えている!
あのグラマンF6Fヘルキャットが、最高速度 605km/hだそうだ。

空のF1 「レッドブル・エアレース」が370km/hと書いてあった。

完全に、空の速さの世界を地上で経験するのだろう・・・・

ちなみにプロペラ機は、衝撃波など、いろいろな事から音速は超えられないようだ、750km/hあたりが限界らしい????
ヘリコプターもプロペラの回転速度から先端への力、
飛行機もボディーの強度など、ただ推進力だけでは速度が出せないのは、分かる。
軽くて、強くて、柔軟性が有り、熱にも強く・・・・

ボーイング747は、マッハ0.855 らしい
ボーイング787はマッハ0.85 らしい
良くわからないので、調べると、マッハは音速ではあるが、標準大気中の音速の便宜上の速さのようだ??
温度や、大気中の成分でも変化するらしい・・・当然だろう・・・難しい世界!
音の速さは1秒間で340m?だったか記憶する。
340(m)×60(秒)×60(分)=1224
で音速は、標準大気中では1224km/hとしているようです。
単純にはいかないと思いますが、間違っているかも知れませんが・・単純計算すると
マッハ0.855は1046.52km/hか??? 290.7/s(秒)
マッハ0.85は1040.4km/h   289m/s(秒)
つまり 1,000km/h超カか??

リニア新幹線の時速603km/hは、秒速167.5m/s(秒)

※マッハを調べると
M=U/a
U=相対速度
a=音速
とある。
気温15度で、1気圧(1013hpa),340m/s・・・・
340m×60×60=1224km
1224km/hが、マッハ1という事になるようだ!


リニアの603km/hは プロペラ機の限界に近い速さという事なのだろうか???
トンネル内でないと空飛んでもおかしくないと言う速さ・・・よくよく調べると603km/hは凄すぎる!
実際の営業速度は、505km/hだそうだ。100km/hも押さえて余裕で走るのは安心できる。
一番
大切なのは、安全だ! 安全と環境保全、そして快適性が有っての速度追及だろうと思う。
それらをクリアーする過程で、いろいろな高度な技術が進化するのかも??


らしい、そうだ、かも知れない・・が並びましたがあしからず!
専門家ではないため!
・・・・・と思うヴァイオリン製作者の独りごと!
by cremonakuga | 2015-04-21 16:36 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの表板を挽き切り2枚に・・・

ヴァイオリン展示会で中断した 製作中のヴァイオリンの表板をノコで挽き2枚に
しっかり厚さがあるので、余裕があります。
厚さが有る時は、気持ちに余裕があるので神経を使わない分一気に正確にカットでき、
ギリギリの時に限り、ゆっくり挽くとラインが曲がり易く 不思議???
何か、平均台のような気持ちです。

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あと少しです!
とても良い表板だと思います。
by cremonakuga | 2015-04-20 19:54 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン・ガット弦のアプローチ・・・(4/21追記)

久我ヴァイオリン工房

関西弦楽器製作者協会展示会を終えて・・・・
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①ガット弦での音の出し方と
②オールドヴァイオリンの奏法
この①と②を複合的にクリアーしないと
新作ヴァイオリン・ナイロン弦のように思った音が出ない弾けない事について・・・・
図解出来ないだろうか?と考えました。

聞くところによると・・近年指導者自体がナイロン弦主体で、その生徒さんは当然ナイロン弦という世代になっている・・・という事になるのだそうです!
なるほど納得!確かにそうです。
昔は、ガット弦とスチール弦だけだった、今は大きく進化し続けています。

私は、スチールだったのだろう?思いだせない・・・
何十年か前に、娘の先生に試作ヴァイオリンの意見を聞きに伺った時、先生のヴァイオリンを拝見した、先生が私のヴァイオリンの弦をスチールにするともっとシャキっと良くなるとおっしゃった。きっとスチール弦派だったのだろう!その時スチール弦からナイロン弦で、ドミナントが主流だった。私のは当時から生意気にオリーヴを張っていた。先生のヴァイオリンは、だいぶ古そうで、スチール弦だった!佐々木庸一先生と楽器を選ばれたとおっしゃられていた。あの「魔のヴァイオリン」の本の先生だ!

私が知る演奏家諸氏は、ほとんどが、D,Gはオリーヴを張っている。 コンチェルトを弾くのは別にしても
室内楽などでは、今もオリーヴが多い。
当然楽器自体が、オールドでは ガット弦のほうが馴染むようです。
ヴァイオリンはA線はすぐに切れるので、ナイロン弦が多い、
ドミナント、オブリガード、エヴァ、シノクサ・・・などなど

話は元へ・・
指導者の先生の影響は大きいのだろう!

展示会では、ほとんどがナイロン弦を使われるお客様なので、いろいろアドヴァイスした。
ガット弦が一番良いと言っている訳ではなく、弾く場所と演奏内容による。
実際使われるベテランの先生も、調弦がねえ・・と 大変とおっしゃる。

一方価格も高い
標準価格で
だいたい
E線  2,700円
A線  4,200円
D線  8,000円
G線 11,100円
リジット
D線  8、300円
G線 13、800円
だそうです。

全部セットで
26,000円~29,000円になり
今40%くらいoffでくらいで買えますが それでも15,600円~17,400円になります。ぷらす8%の諸費税
16,848円~ 18,792円になります。
A線をナイロン弦にすると、16,300円~18,200円くらいになってしまいます。
ガット弦は意外と長持ちするので、費用対効果はどうでしょうか ケースバイケースかも????

ガット弦の音色を持つナイロン弦があったらと思う。オブリガードでもやはりナイロン弦の音だ・・・・
オブリガードと言えば・・元ベルリンフィルコンマス 現フライブルグ音大教授ライナー・クスマウルさんのストラディヴァリのちょっとしたトラブルを頼まれた時、オブリガードだった。
ソロで弾く方は ナイロンが多い。大きなホールでは、なおさらナイロンの方が音がはっきりすると思う。ガットは比較的小さなホールのほうが効果的と思う。室内楽では周りの楽器とその弦との関係も大事になる。
ナイロン弦は 日進月歩、どんどん新しい弦が出てくる 分からなくなってくる。
製作者の立場から考えますと、弦が良くなって音が良くなったとしても、それはそれで素晴らしい事ですが、良い楽器を作ろうする事からは素直に喜べない。
だから、ヴァイオリン作りとしては、楽器が出来たら、まずは何時もと同じドミナント、ガットのオリーヴを使います。
ドミナントは、ナイロン弦として、今までの楽器との比較が出来る。
ガット弦は、出来立てでガット弦で どう鳴るか?どれだけ鳴るか?
その上で、最新の性能の弦を使えば、さらに能力が出せると考えます。

出来立てで、高性能の最新の弦を張って、良い音で良く鳴ったとしても、楽器のせいか?弦のせいか?
分からない・・・・・・と言うこと!

ところで・・・話を戻しますと・・
ガット弦のほうが振幅が大きいと思う。
まず、オールド楽器自体が鳴り易いので、力を必要としない。
ガット弦は、その振幅を邪魔しないように少ない圧力で弾く。
・・=少ない圧力で、振動を邪魔しないと言う事は、弓の流れを止めない事が重要となる。
付け加えると、ヴィブラートを正確に音を伸ばすヴィブラートでないと特にE線のハイポジションは出せない。

図で、ご説明すると、最初は、少ない圧を瞬時にかけた状態で、圧をかけずにスライドする。
図はE線ですが、各弦同じ要領ということになる。

特にストラディヴァリなどでは、押し付け圧は、少なくても、初速と言いますか、しっかり弦をとらえ、しっかりそのまま弾きぬくとうな感覚。

意外と、しっかり弾かないと上手く弾けない、ただし圧を考えて・・・

私のヴァイオリンも内部構造も同じなので、当然同じような弾き方を楽器が要求してくる。
(私のヴァイオリンを難なく上手く弾きこなせれば、本物のストラドも簡単に弾けるかも知れない??)

圧力と速さから力の向きは、こうなるだろう イメージでは
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Aの圧力を瞬時にかけそのまま弾くと、Fになる。
A’の圧力でそのまま弾くとEの方向の力がGの状態になるから、倍の速さで Fと同じ力の向きになる。

つまり強く弾くには速さか、強いビブラートが必須となってくる。
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力の向きは緩くなればなるほど鳴り易い。
最初の圧をしっかり掛け、そのまま押さずにスライドするように

言うのは簡単なのですが、なんとなく感じは ご理解いただけましたでしょうか?

オールド楽器では、ナイロン弦でも同じように弾かないと上手く音は出せません。
オールドの弾き方、ガット弦の弾き方は、ナイロン弦で弾く場合 より上手く弾けるようになると思います。
ナイロン弦でも、基本的に弦の振動を止めに事は同じだからだ。

オールドを上手く弾ければ、新作も より上手に弾ける、
ガット弦を上手く弾ければナイロン弦は やはりより上手く弾ける・・・・
つまりボーイングの基本はガット弦の奏法から始まると私は思います。


付け加えますと、オールドのかなでもストラドは、特に圧を少な目に、しっかり弾かないといけないので、
オールドが上手く弾けてもストラドはちゃんと音を出すのに苦労する!

※ストラディヴァリウスを沢山弾いてみた時!
私が10丁くらいのストラド、グアルネル デル ジェズを、一度に弾いた時、ちゃんと音が出た。
※追記・・弦はナイロン弦でした、種々雑多なナイロン弦だった。
同じポイントで鳴る新作を作って、試し弾きを繰り返したから、それが当り前になっているのだと思う。
その時は、音を出すのも難しいと・・考えてもみなかった・・
・・

まとめると、ガット弦及び内部構造が300年前のクレモナの楽器の構造の音の出し方は、その奏法のポイントがあって、慣れると、現代のヴァイオリンの音色も より効果的に良い音で弾く事ができるようになる。

ガット弦で弾くボーイングは、演奏表現の幅を出す、効果的なボーイングの基本になると、私は考えます。
攻略方向は

ガット⇒ナイロン OK
ナイロン⇒ガット NG

※こんな事をしてみても面白い
弓を駒の間近で、弦が鳴る速さで、ゆっくり動かし始め、鳴ったらその時に圧力で、そのまま全弓で大きく慣らす。駒から離れると、それ以下の圧力で弾かないとならないいけない、それ以上の圧力をかけたければ、駒近くより速く弾かないといけない、速さを遅くするときは、小さな音を出す時、遅い速度で大きく慣らす時は、より正確なビブラートが要る。
※言うのは簡単、弾くのは簡単ではないと自覚しています。
ただ、曲を弾けなくても、音を出す練習は誰でも出来る。
終わりにします!
by cremonakuga | 2015-04-17 22:15 | Trackback | Comments(0)