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2014年はもうじき・・・ 年末はウイスキーで!

久我ヴァイオリン工房
朝ドラを見ると、ウイスキーのお話し・・・・
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今回の朝ドラは、毎日ではなく、時々になっています。
ヴァイオリンのお話ではありませんが、何時もいただくのは、
赤ワインが多いようですが、ウイスキーは懐かしい思い出が沢山あって、
時々飲みたくなります。 度数が高いので、少しだけ頂きます。
朝ドラのお話で、本物のスコットランドの味を追求するMさん
しかし、売れない・・・
日本人好みの味にして売りたい、売らないと、商売が立ち行かない・・・
お客を教育して、時間をかけて本物を理解してもらう。
経営から考えれば、当たりまえの事・・
作り手から見れば、Mさんと同じだろう!


そこで、妄想が広がるが・・・・・
本物の良さを、理解してもらい売れるようにするには、どうすれば良いか????
確かに、あのスモーキーな味、燻製のような味・・
若い時、20代最初、今ひとつ、分からなかったが、直ぐに、その美味しさのとりこになった・・
日本橋から神田、神田から新宿へ・・・なぜか、原宿へ・・・朝が来た・・・なんてこともありました。
梯子し・・・そんな時、飲んだウイスキーは必ずスコッチでした、安いスコッチでしたが!

ウイスキーでは、大分失敗をし、スキー場では、S社のRedというリーズナブルなウイスキーのコークハイで、急性アルコール・・になりかかった・・・後で思えば、当たり前の大きな失態でした。
また、どこかのブラックという国産や、角・・・スキーでは、ホワイトのポケットを携行していた。
そういうウイスキーを慣れしたしむうちに、本物のスコッチの奥深さと美味しさが少しだけ分かるようになった。お酒でいうと、ワイン。。いや葡萄酒も同じような経過をたどった、
赤玉ポートワイン、とか、一升瓶の大黒葡萄酒とか、時効ですが、子供の頃、時々、おちょこ一杯くらい隠れていただいた。顔が赤くなるので、味見程度しかできなかった・・・

20才を過ぎ、普通のワインを飲んだが、美味しく感じなかった。
しかし本当に美味しいワインは、美味しかった。

導入部は、飲みやすいものから、段階を経て、本物の良さが分かっていくというのも、有りかもしれない。
ウイスキーと同じ時期、はまった洋酒があった。
それは、29才の時、スペイン旅行へ行った時。途中のパリでお土産に買った、アルマニヤックコニャックだった。 美味しかった!
それを飲んだら、VSOPを飲めなかった。
どこが違うか、喉に刺激が無いのです。
アルコール度数は有っても、滑らか、優しく、喉を、す~っと通過する、感激でした。
スペイン アンダルシア ヘレスでは、スペインの空気で飲むワイン、シェリーは、やはり美味しかった。
そう、そうシェリー酒にもはまりました。
シェリーは、その前に、在籍した髙島屋の宣伝部時代に、スペイン展が開催され、イヴェントで、来日した有名なスペイン人が、シェリーの古酒の入った、大きな樽から、柄の長い柄杓で、遠くから注ぐ・・・
これが、この世のものとは思えないほど美味しかった!
人によっては、ホコリくさい、ゴミくさいと・・そうでは有りませんが、それが美味しい。
いや、深い香りと複雑な味です。
しかし、それ以後、その美味しさは経験していない。
安いシェリーでは、サンディマンのライトドライが、食前酒になった。
きっと、かなり美味しかったでしょう!?

私が好きなウイスキーは、山崎です。
主人公の竹鶴は飲んだ事がありませんが、
30年以上前から・・昔から好きな銘柄です。
写真は、12年でないのですが、好きなのは12年です。18年それ以上は、経験有りませんがきっともっと美味しいのでしょう!

12年は、最近品薄なので、大事にストックしてあります。
どんなものでも、入り易いものから、また飲みたくなるヒントを宣伝し、流行らせる・・・流行を作り・・・消費者を新しい経験で、幸せにする・・・

お酒の好きな人間は、その先にある幸福感を満喫したい。
ただただ、酔いたいという欲求が勝つ場合もありますが、美味しくいただきたいと思います。

ヴァイオリンも、そんな、究極な、やはりこれでなければ・・・と思えるような楽器でなくてはと思う。

つまり、作り手は、最高のヴァイオリンを聞き、見、ets・・今の自作との距離を感じられなけえばならない。
弾く人は、最高の楽器のコンサートを聞き、どれだけすごいかを感じなければ、良い楽器を探せない。

何でも、良いものは、良いものを知らないと、作れない!
売ろうと思って作った事は無い!
というより、勿論売り物ですから、売るために作りますが、直ぐに売るという言葉は完全に忘れます、ヴァイオリンの深い魅力の世界に、のめり込みます。ただただ、その世界に入り込み作ります。
もの作りって、みんなそうなんではないかと思います。

今夜は、エビスに山崎でした!
by cremonakuga | 2014-12-29 23:19 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

太平洋への何時もの道・・

久我ヴァイオリン工房

何時もの道、太平洋への道・・
なにも面白いものは無いのですが、表情があり好きです。
流し撮り♪
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ここを真っ直ぐ進むと小松海岸 車は海岸まで入れませんが(涙)
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by cremonakuga | 2014-12-27 12:10 | Trackback | Comments(0)

Crenonakuga楽器について

◆製作楽器につきまして・・・!


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Cremonakuga violinoの楽器について・・・・
(2016年1月1日現在)
ヴァイオリンは主に御注文により製作させていただいております。
お客様から、どこの楽器店で見られますか?との お問い合わせを多々頂いております、また大手専門店さんからも お声をいただいておりますが、現在楽器のストックは無く、音、雰囲気の一例としてサンプル・デモ楽器を ご試奏いただいております。

現在は、主にストラディヴァリウスもしくはグァルネリ デル ジェズ モデル パターン、それも個々に異なるパターンで製作していますため その都度作る楽器が大きく異なります。
また・・・事前の下調べなどから時間をかけ製作が始まります。

ブログをお読みいただくとご納得される事と思いますが・・・・
ご注文にあたっては、あまり多くの要望に そのままお応え出来ないかとも思います。

そのため、サイズ、ストラドかデルジェズか、また一枚板かどうか、など ご相談させていただき、可能な楽器を製作させていただいております。そのほうが結果的に良いので、なるべくそうさせていただ頂いております。

また、ヴァイオリンは確かに道具ではありますが 私は道具を作るという意識は薄く、分身を作るような気持ちで臨んでおりますので、単なる道具や物と思われる場合・・金銭ではなく・・・私の楽器製作ポリシーと合わないと思われる場合 最初に ご注文を ご辞退することもございますので ご理解の上、何卒お許しください。

お客様の情熱と 私めの情熱で 1丁=子供のような個性を持つヴァイオリンを作るという挑戦をしたいと思っています。

実際のストラディヴァリウスやグァルネリ デル ジェズを、数多く調べ、検証したノウハウから製作しますので、良い点もそうでない点も似てくると思います。
今日は機嫌良く歌ったが 昨日は良く鳴らなかった・・・とか・・・そういう総てを受け入れて、本物のように、我が子のように大事にしていただける方に Cremonakugaのヴァイオリンでないと・・・という方に お作り出来ればと思っています。 
私の楽器でなければと・・・・いう方に
楽器の価値を評価し認めていただいた上で お作りしたいと思っています。
なぜなら もういつ作れなくなるか 分からない年齢になってきました。

弾き易く、良く鳴り良い音のヴァイオリンは、世界に沢山有ります。 私のヴァイオリンである必要がなければ
・・・日本でも、若い時から長年修業を積んだ製作者の方々や、国際コンクールで受賞された製作者の方が作られた著名な立派なヴァイオリンが沢山ありますので・・・・


完成した楽器は、ご注文いただいた方が、最初に 見ていただき、2週間程度試していただき、相性など総てに ご納得された時、ご購入いただいています。
人それぞれ 好み 相性があります。


先ずは お気軽に工房にて デモ・ヴァイオリンを ご試奏されます事を・・・・・(事前にメール、もしくはお電話頂きたく思います!)

価格他 詳しくはお問い合わせいただけましたら幸いです。

久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2014-12-25 19:38 | ◆作品について | Trackback | Comments(0)

ストラドモデル&グァルネリ・デル・ジェズモデルのヴァオリンに合う弦を選ぶ!

久我ヴァイオリン工房

自作のヴァイオリン用の弦を何をセットするか???
 何時もその時の期待する音のイメージに合う弦を選びます。
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また、使う人の好みに合わせる場合もあります。
これが、一番難しく、自分の好みと違う場合・・・どこで折り合いをつけるか????

好きでない音色の弦を付けて、良いバランスを整えるという事は、まず生理的に不可能に近いです。
好きでない弦でも、アレコレ試すうちに、しだいに・・・良いかも・・・良いみたい・・・これでも良いね!
となる事も有ります。

食わず嫌いもあります。

ストラディヴァリモデルの場合は、弾く環境で、いろいろなバージョンの選択肢があります。
私の場合ですが、
本物と同じような厚さ配分で、音響的にも似せて作られているので、楽器が弦を選びます。

今まで、良かったは、

1、最高の音質を得たい時、音響の良い環境で、200人くらいまでの小さな空間では、
E・・・オリーブゴールド or ピラストロゴールド
A・・・オリーブノーマル13・1/2 or シノクサ
D・・・オリーブリジット16・1/2
G・・・オリーブリジット15・1/2
※E線は、オリーブはチリチリ感があまり好きでなかったのですが、最近は気にならなくなりました。


2、音量を欲しい時 400人以上のホールで迫力が欲しい時、
E・・・エヴァピラッチ太い弦 or  ウエストミンスター0.75mm
A・・・エヴァ
D・・・エヴァ
G・・・エヴァ
※ウエストミンスター0.275は、とても強いので、バランスが合わない時、Eのみ音質の違和感がある場合もあります。
音色が綺麗で太いので、大きなホールなどでは、音が伸び遠くへはっきり届き易く。

※追記・・・思い出しまし、今友人の演奏家先生に試してもらおうと想定していますのが????

E・・・①ウエストミンスター0.275か・・・④エヴァ0.27か、②オリーヴGか・・・③オブリガードを試し・・・
A、D,G・・・ペーターインフェルド

私が感じた感触なので・・・また数年前の記憶ですが、弦の伸びが少ない気がしましたので、
激しい弓の圧力、速いボーイング、などに良いかも???音質もエヴァのように特徴=癖が少ないんじゃあないかなあ???
普段あまり使わないので、的をえていなかったらごめんなさい!




3、調弦しやすく、無難にナチュラルにしたい時・・・音量、音質も発揮できます。
E~G オビリガード

キラキラメリハリ付けたい時、
E・・・ピラストロゴールドorオリーブゴールド or オブリガードor(ブラカット0.26)
A・・・インフェルドred
D・・・インフェルドred
G・・・ドミナントノーマル

※この組み合わせでは、E線の太さの点で、多分細い順に・・・ブラカット0.26・・・ピラストロゴールド・・・オリーブゴールド・・オブリガードではないか????と思います。

これは、耳から聞こえる感想ですが(私感なので、みなさんと同じかどうか?正しいかどうか不明です)・・・
オリーブゴールドは、弦の太さに対するコーティングの影響でチリチリ(キラキラ感とも言いますが、私にはキラキラと別なチリチリ感じます)するのではと思います。
その点で、オブリガードの金線の方が、太いせいか素直な音色で好きです。
高音にシフトしたい時は、
オブリガードE

低音にシフトしたい時は、ブラカット0.26(劣化が速いので交換を早めに!)

ナチュラル感は、ピラストロゴールド


どれくらいの広さで弾くか?音質か?音量か?・・・なんでも、かんでも大きな音がすれば良いのではないと・・・私は思います。


私が見た、現役で実際に使われているストラディヴァリウスは、日本人では、E線ピラストロ・ゴールド
Aドミナントやエヴァピラッチ、シノクサ、D,Gオリーブ(リジットだったと記憶)、またオール・エヴァピラッチ、
ある、海外アーティストは、オブリガードでした。 前に触れましたが、パールマンは、3のE線ピラストロ・ゴールドか、ブラカット0.26と分析しました。(映像から)総てかどうかは分かりません。

そして、名器の写真やポスターから、セットさえている弦は、多分その楽器に合うんでしょうと思う。その楽器の厚さで作る時は、試す必要はあると思います。市販のセットをそのまま使うのではなく、
実際は分かりませんがアイデアとして選択肢になります。

Soil1714
E ピラストロG or ブラカット0.26
A インフェR
D インフェR
G ドミナント

Titian1705
E ウエストミンスター0.275(多分?)
A インフェルドB
D ドミナント
G エヴァ
※Eが強すぎる気がしますが、これだけ強いのを付けないと鳴らないということなのだろうか???と推察します、A~Eにつながるのだろうか?・・また、ソロで弾く時、効果的なのか???と思う。

 Fuberman1713
E ピラストロG
A エヴァ
D エヴァ
G エヴァ

※Eが弱いのではないか???と思いますが、繊細な音質が強くでるのでしょう!概してストラドはEが、細い絃を使っているケースが多い。

 Viotti1709
E  ピラストロG
A インフェルドR
D インフェルドR
G インフェルドB
※これもEが弱いのではないか?と思いますが、どうでしょう!

Eは、音が通るから、あまり太いと、Aから音質がつながらない事が多い、ストラドの場合は、低音の魅力もさることながら特にE線の魅力度が大きい、繊細かつ良く通る音質は、音量が出るのであれば、細い絃のほうが良い。



自作、グァルネリ・デル・ジェズ モデルヴァイオリンに合う弦は・・・・

グァルネリ・デル・ジェズモデル自作ヴァイオリンには、やはり何時も色々な弦を張ってみて、イメージの音を探します。
ストラドモデルは、こういう風な弦という概念が定まっています。
デル・ジェズモデルはと言いますと、市販の一般的なヴァイオリンは、ストラドもグアルネリの同じような厚さが多く、形が違うだけもあります。少し違うと、グァルネリの方が表、裏ともに少し板が厚いなどくらいのようです。
同じような厚さを再現している楽器でも、少し厚く作られているくらいの様で、ストラド、グァルネリと言うよりは、全体的に板が厚めか?薄めか?なので、高音を鳴らしたいか?低音を鳴らしたいか?で、弦の強さを選択し、好みに合った弦を選ぶのが得策と思います。

自作、グァルネリ・デル・ジェズモデルの弦を選ぶとき、その本物のオリジナル楽器に何が付けられているか?を調べます。ストラドも同じことをしますが、そして、その楽器で、演奏されている音源を探し、聞きます。
その音を目標に弦を試します。
実際のデルジェズは、表板は、そんなに厚くなく、現代のヴァイオリンからすると、表板は、それより薄く、厚くても同じくらいです。ストラドの厚めのと比べると年代で違いますが、、同じか、少し厚いくらいです。 その為、あまり強い弦を必要とはしません。しかし、裏板は、厚いものは、1744でOle Bullで6.5mm、1740Heefetzで、6mm、1741,1743Canneで6.2mmもあります。(市販のデルジェズモデルは鳴り易くするため、厚くてもせいぜい5mmくらいです。)
オリジナルの近い厚さで作ると、構造的に、低音が鳴り易くなっています。 しかし、裏が厚い事で、鳴りだすまで、魂柱を強く立て、しっかり圧力をかける必要があります。弦も、強い弦、駒も低くならないようにしないと性能を出せません。何年か弾き込み、板が安定すれば、弦は、イロイロ使えるようです。
最初は、エヴァのG、D、A・・・・E・・・はウエストミンスター0.275mm(Eの音質が合わない時、エヴァの強い弦で合うと思います)

E線の音を良くし、ハイポジションまで無理なく鳴る造作をしますと、というより、少しやり過ぎると、音質は変わり、シーという魅力的な金属的な音が出てきて、少し音量が減ります。弦のバランスを高音にシフトする事でバランスが取れます。または、駒のG線側をあまり高くならないようにします。

クレモナ名器では、私が考えるには、秤(目安)では・・E線は、・・・音質良い=音量減が、ある一定のレベルで成り立ちます。その為、高音に少しシフトした方が安定した音が得られます。

普通の楽器の場合は、エヴァの普通の組み合わせで良いようです。なぜなら、エヴァは、低音に少しシフトしている感があります。
自作楽器では、強い弦は、表板が、それほど厚くないため、ダメージを少なくするため、魂柱の部分にいろいろ工夫をこらします。
鳴りだすと、ドミナント、ブラカット0.26で、ぜんぜん問題なく鳴ります。

Cremonakugaの自作楽器に限った場合は、今は調整は、魂柱では長さ以外ほとんどしません。一定の位置での箱本体の調整をします。

※その楽器に合ったテンションを選ぶことが大切で、最高の弦を張れば、最高の音が出せると思うのは、大きな間違いです。
by cremonakuga | 2014-12-23 15:17 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

熱海・起雲閣でのコンサートへ ・・・・追記・・・

久我ヴァイオリン工房

昨日は、熱海起雲閣で開催されたピアノトリオコンサートを鑑賞に伺いました。

”ピアノ・トリオ 名手の競演”
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violin・・・・ 沼田園子さん(東京芸術大学講師)
cello・・・・ クリストフ・ヘンケルさん(フライブルク国立音楽大学教授)
piano・・・・児嶋一江さん(相愛大学音楽学部教授)
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ドボルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 作品100 ト長調
Ⅰ・・・アレグロ リゾルート
Ⅱ・・・ラルゲット(インディアン・カンツォネッタ)
Ⅲ・・・フィナーレ、アレグロ

ラフマニノフ:チェロとピアノのためのソナタ作品19
Ⅰ・・・レント;アレグロ モデラート
Ⅱ・・・アレグロ スケルッツァンド
Ⅲ・・・アンダンテ
Ⅳ・・・アレグロ モッソ

休憩
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」作品90
Ⅰ・・・レント マエストーゾ;アレグロ ヴィヴァーチェ、クアージ ドッピオモビメント;テンポ プリモ;アレグロ モル   ト

Ⅱ・・・ポコ アダージオ;ヴィヴァーチェ ノントロッポ;ポコ アーダジオ;ヴィヴァーチェ

Ⅲ・・・アンダンテ;ヴィヴァーチェノン トロッポ;アンダンテ
Ⅳ・・アンダンテモデラート;アレグレット スケルッツアンド;モデラート(テンポ プリモ)
Ⅴ・・・アレグロ
Ⅵ・・・レント マエストーゾ;ヴィヴァーチェ、クアージ ドッピオモビメント レント;ヴィヴァーチェ


久々の、とても素晴らしいコンサートでした。

・・・・そして・・
かつて、クリストフが、私に新しいヴァイオリン出来たら見せてと言ったのを記憶していて、
荷物になりましたが、2014を持参しました。
朝のリハーサルが終わった時、喜んでくれた。
クリストフは、ヴァイオリンの調弦をして、4弦をはじいた・・・
良く響いた!
音は、沼田さんに、少し出していただいた。
クリストフが、「パワフル!」っと言葉を発した。
私も、良い響きで、悪くないと思った。
熱海は、一泊し、のんびり温泉を堪能した。
露天風呂の梯子をしたら、帰り道の熱海の坂は、疲れました!
翌日は、生しらす丼を堪能し・・・・
自家焙煎の美味しいコーヒーをハワイ・コナを
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せっかくの旅、名刺入れ、カメラを準備していて忘れてしまった!


※クリストフのチェロは、素晴らしい音で、特に低音のピアニッシモは、なんとも言えない音色で、ガスパロのビオラの魅力をさらに低い音程で聞こえるような音でした。製作は、友人のトルコ人だと彼が言っていました・・後でわかった事がありました。なぜ、その時思い出さなかったのか?トルコに居るトルコ人と思い込んでいました。
フライブルクにいるトルコ人製作者作のチェロでした。私のニスにアドヴァイスしてくれ、レシピまでどこで、何を買うかを教えてくれた彼だった。AYCANのチェロでした。 娘さんと、一緒に、みんなで手巻寿司を作って食べました、私も寿司を握りました・・懐かしい記憶です。
クリストフにメールで確認し、連絡が取れなかったAYCANのアドレスも教えてもらい、8年間連絡が取れなかった彼と、メールできるようになった!

名演奏家が、良ければ新作を使ってくれる・・なんて素晴らしいんでしょう・・・・オールドが良いと言うのは日本くらいでしょう!Aycanのは、私も同じ樹脂を使っていて、見た目は、綺麗なオールドかなあ??と遠目に見えます。わざと古くしていないので、清潔感があり、品が良い外見でした。音質は、とても柔らかい、膨らむ音です。
新作の音という固定概念が湧かない、自然な視覚から音が聞けました。
さて、AYCANに、メールをして、その後、私のニスが、どう苦労し、結果どうなったか???を話したい。
 問題は英語!さてさて・・・・・
by cremonakuga | 2014-12-20 17:04 | ◆ヴァイオリン・コンサート | Trackback | Comments(0)

ストラディヴァリ新型製作・・・

久我ヴァイオリン工房

製作中のフォルマは、2枚ですが、最初に、ストラディヴァリ用を取りかかりました。
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フォルマ(forma)は、Pです。
Forma-P
完成サイズは、多分355mmくらいでしょう!?
今まで作った、Pg・・・Gは大きいサイズです。

フォルマPの型の厚さは、13mmです。
実際のヴァイオリンのネックあたりの横板の高さが、28.5mm~29mm、エンドピンで、30mm~31mm
が可能です。内側に付くフィレット(ライニング)は7.5mm~8mmくらいにします。
そうすると、13mmにしないと身動きが取れなくなる訳です。
今、18mm有りますから、5mm薄くしないとなりません。
大きなカンナで、えっさ・・・えっさ削ります。
昨日は2mmくらい削りましたが、
疲れました・・・と泣き言を!

くるみ材です。正目に近いので、見た目は、単純で、あまり美しくありません。
断面は一見ラワンのようで、柔らかい。

スタジオナートしましたが、ほとんど反りませんでした・・・が、反らない半面、長い年月で縮むかも???
板目の方が、そういう点では、サイズ変化しないでしょう!

もう一度作ることになるかも???
by cremonakuga | 2014-12-18 00:32 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン作りの東京散歩

久我ヴァイオリン工房


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以前、壊してしまい、修理してもらっていた,
お気に入り万年筆を受け取りに御茶ノ水まで出た。
駿河台下の金ペン堂さんへ
いつお預けしたか、忘れていますが、AURORAの万年筆 Mare・・・修理代は、数万円かかるらしい??というお話・・
私は、数か月・・半年・・・くらいに思っていましたが、 お店で1年も!っと言っていたので、もしそうであれば長かった!
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万年筆自体も数万円で、直すか?どうしようか? 当然考えますが、今買うと、同程度が6万円くらいしていましたので、思い出もある大切な、お気に入りは直す決心をしましたが、。
今日は、数万円の筈が、なんと無料でした。
私が、壊したのに!

いえいえ、お支払します!・・・・と言ったところ、

あまり日数をかけてしまったので、イタリアのメーカーが無料で直してくれたとの事!
お店は、なにもしていない・・・・・と
大切なものを、使う気持ちが、メーカーにも伝わったのだろうか・・・
金銭の問題ではなく、いや正直、金銭的にも嬉しいが・・
なんと、素晴らしいお話。
嬉しくなりました。

今度は、充分気をつけて使おうと、気持ちを新たにした一日でした。


浅草は、TVでの情報どうり、外国人でいっぱいでした。いろいろな路地を歩き、懐かしいお店があり、心が和んだ・・・昔・・暮れ六つと言ったお店は、だいぶ前から名前が変わっている。 ふぐ三角は、何も変わらず有ったし、40年前のお話しは、今も有る・・・
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地下鉄丸の内線・御茶ノ水駅
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銀座4丁目を過ぎ、表示は5丁目になっています。和光さんを望む通りは、イルミネーションいっぱい、
中國人らしき東洋人もいっぱい!大通りに大型バスが停車していて、観光が大きく変わっている様子を実感します。
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デパートの正面のディスプレイは、小学生以下のお子様がのれるノスタルジックなメーリーゴーランドが絵になります。
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by cremonakuga | 2014-12-12 23:27 | Trackback | Comments(0)

Caffe o Te?

今、123456を過ぎ・・・既に・・・123,457名になりました!
ありがとうございます。
by cremonakuga | 2014-12-11 22:49 | Trackback | Comments(0)

只今ブログCaffe o Te? の来場者数累計が!

今、丁度 当ブログ Caffe o Te?の来場者数累計が・・・
123,455です。
次の方で123,456名になります。

ありがとうございます。
by cremonakuga | 2014-12-11 22:47 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンのE線が鳴らない(2016、4、28訂正)

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリンのG線が鳴らないというテーマを以前、思いつくことを書きましたが、E線が鳴らない・・・
について、検索がありましたので、思いつくことを書きます。

その前に・・・
一般的なヴァイオリンは表も裏も厚さは左右対称に作られています。
新作楽器を基準に考えます。弦も新しい場合・・・
(新作~せいぜい20年くらいの楽器について)
駒のプロポーションが合っていない、劣化、魂柱が短いか、位置が合っていない・・
であろうと思います。

気が付く細かな点は・・・・
言いたい放題、書きたい放題で、結局、Cremonakugaも1丁のヴァイオリンが完成し、いろいろ調整をする中で、いろいろな課題を解決していかなければなりません。

4弦は、総てに影響しあって鳴っています。
1つの弦が痛み、劣化していてもEは鳴らなくなります。
そのために、劣化していない弦、正しい駒(駒も劣化します)、それに合った魂柱位置と長さ、また良い素材。正しいポジショニング。

一般的に、E線が鳴らない・・
高音弦が鳴らないという意味では、
原因・・・・その前に

ヴァイオリン弦の基本的で 大まかな考え方について Cremonakuga流のですが 書きます・・・・
大雑把に駒の中央から E側へとG側へとの弦の圧力のバランスが最初に存在します。均等という意味ではなく、高音のほうが強く低音のもうが弱い そのバランスという意味です。
そのバランスを駒の高音、低音の高さ あるいは魂柱の位置で微妙に変化させられます。
弦もE+A:G+Dのバランスを頭に置いておきます。
あるメーカーの弦のセットは 個性はあるもののバランスがとれています。
だいたいの楽器であればバランスがとれるはずです。
そこで、E線が弱い場合・・・単に強い弦に替えれば良いのですが、
G線かあるいはD線を弱い弦にしても 結果的にバランンスはEが強くなります。
E線は強い弦は太くなり、音質が変わります。
好みの弦が見つかれば良いのですが、0.26mmくらいが音質は良いと感じます。
パワーのあるウエストミンスター0.275mmはEとAの音がつながらない場合もあります。
後に書きます・・・「ハ」でも同じことを書いています・・・・

国内で実際に教授クラスのベテランソリストが使用していたストラディヴァリウスを見た限りでは
E線はピラストロゴ-ルド
A線は多分オリーヴ13 1/2?か切れにくいドミナント、シノクサ、エヴァピラッチ、オブリガードなどナイロン弦・・・
D線オリーヴリジット 多分16 1/2か ノーマル16 3/4
G線オリーヴリジット 多分15 1/2 か リジット15 3/4

DとGは太くないリジットが多いようです。

ソロや室内楽です。

また総てオブリガードやエヴァピラッチにウエストミンスター0.275の組み合わせなども

そして
E線 ピラストロゴールド
A~G ドミナント

そんな事を頭の隅に置いておいて、ご自分の楽器を思い浮かべながら考えてみてください。



①力のバランスが低音へシフトしている場合。
鳴りが弱いと言う方が正しいのだろうか???

イ、製作上の構造がそうなっている場合。
低音が鳴るようになっている場合で、高音が鳴っていないように感じる、または高音が弱い。
弦と駒、魂柱で調整します。 内部を改造すれば、E線が鳴るように出来ますが、どこかに問題が発生する可能性もあります。

ロ、駒のE線側が想定より低過ぎるか、G線側が高過ぎる場合、
   駒を交換した方が良さそうです。
適正な指板先端上からE線で3.5mm前後(3.2mm~3.8mm)
G線5mm(5.0mm~5.8m)・・・

指板は、E側を0.5mm低くするのが一般的です。その分駒もE側が0.5mm低くなります。
低いと音質はシャープでクリアーになります。力の問題で低音に加重が増え、相対的に高音が負ける可能性があります。
E側が高すぎる場合も 音質がまるくなり シャープ差が不足します。
つまり低すぎても 高すぎても 起こりうる課題です。


ハ、弦のE線のバランスが弱い(A線が弱い場合もあります)

E線(A線でも可能)強くするか、G線(D線も加)を弱くする。高音=E、D、低音=G、Dのバランスを変える。
例えば・・ドミナントの弦をセットで使っている場合、E線をドミナントからゴールドブラカット0.26に交換
同じドミナントの場合、インフェルドに全交換を、または中のA、Dをインフェルドレッドにし、GをそのままドミナントでEを ピラストロゴールドかオリーヴゴールドに、
また、エヴァピラットのセットでしたら、Eをエヴァの強い弦にしてみてはいかがでしょうか??
また、オヴリガードでしたら、少し高音へシフトしているのでそののままで!
Eを強い弦にするとEのみ音質が分かれたり、繊細さが失われる場合があります。個人的には ゴールドブラカットの0.27は音質が嫌いです。そういう場合は、Aに強い弦を張ってみるか・・・Aが強い弦のセットを使ってみるなど選択肢があります。

弦でしたら、ご自分で替えられますから
なるべくでしたら、魂柱はあまり動かさないほうが良いと思います。

ニ、駒の形が、不具合、駒の足の面が合っていない。
    駒を交換か、足面を調整する。

ホ、E線が古いか、A線が古いか、ほかの弦が古いか。
    弦交換


ヘ、ナットの溝の高さが無い。
    あまり無いですが、ナット交換


ト、内部のバスバーが、小さすぎるばあい。
  実際には、確認が難しい・・・バスバーが原因であれば、交換は大変です。
※(補足)数十年使用しバスバーが寿命にきて疲れている場合。低音はもとより鳴らなくなります。

チ、魂柱が定位置より中に立っている。素材が悪い場合も
補足・・・結果短くなった状態でもあります。
リ、魂柱が駒に近すぎる・・・それ以前に表板、裏板面にピタリと合っていない。
※補足・・・近すぎて、ジリジリ強く耳に聞こえても、音は飛びにくくなります。
ヌ、魂柱が短い
魂柱調整、交換

2016、4、28訂正
※ここ文おかしいので訂正します。
「魂柱の長さは、それを外した時、表板が弦を張っていた時より下がっていてはいけません。」

つまり そっと弦を緩めたら魂柱が倒れた!はイケマセン!」

訂正文です。
そっと緩めたら倒れるは ダメ・・・・は正しいですが、その前文を訂正!
魂柱の長さは、魂柱が無く弦の張力が無い表板状態の位置(F字孔で確認)が弦を張った時下がっていたら、パフォーマンスが悪くなり、E線の良さが失われます。
弦を張って、下がる分も考慮し、結果何もしない表板の位置より、+0.2~0.5mm上がっていて、かつ上のF字孔のウイングが下がらない状態がベストです。

同じ解説ですが・・・・・
つまり弦の圧力で表板が下がる分も考慮して、それでも弦を張って下がらないだけの長さが必要です。E線の音は がらっと変わります。魂柱の材質でも大きく変化します。
補足・・・E線側のF字孔の上の目を見てください。ウイング(羽状の)が極度に下がっていないか?また駒横の表板がラインの刻みでG線側にくらべ下がっていないか?もし下がっていたら魂柱が短くなっています=裏板が下がって箱が変形した結果表も下がり、実際は魂柱の長さはあまり変わらないが開いた結果短い状態になっています。

この状態で、新しい弦で、駒の正しい場合、弓でE線開放弦を弾き放った時、E線の音が減衰せずそのまま長く響く・・・それが目安になります。
これが一番大きな要素とも思えます。


ル、ニスが大きく剥げているか、汗で、変色し湿っている状態。
   同じ種類のニスで綺麗に修正をする。
※(補足)特にネック脇のトレブルサイド手が当たる横板及び表板のニスが剥げている場合レタッチが必要です。同じ色でなくても透明でも同じに効果が出ます。良く言えば締まらなくなった高音に張りを持たせます。それを柔らかくなったと感じた場合には、ニスで音が硬くなったと感じるのでやめたほうが良いかもしれません。


ヲ、アジャスターに問題がある。

※ペッグ、テールピース、顎当て、の品質が合っていない場合。
弦長が、ナットから駒 テールピースから駒の比率6:1になっている方が良い。
(必ずしも絶対的でもない)

デリケートな質の鳴りが悪いと感じる場合は
材質は、なるべく、良い素材に交換するほうが良いと思います。


などなど考えられる。
また、調弦が合っていない、ポジショニングが合っていない場合も、鳴らない。

一番有りそうな原因では、E線(A線も可能)強い弦に交換をするか、G,あるいはDを弱い弦に交換し、自然なバランスの具合を見る。

駒を調整するか、魂柱素材、とその長さ、位置を調整する事で解決できるはずです。
魂柱が駒に近すぎるか、遠すぎる(駒から2~3mmくらいに、近い場合は、下げる)。駒足のラインが、0とすると、0~1,2mmに位置にあると良いが、中へ立っている場合も。(手前F字孔方向外へひく)


とりあえず思いつくことを書きました。


(追記)E線の音が裏返るという事について=か?どうか?Eが鳴らない・・・運弓中に、移弦した時に、E線の開放弦で、素直にEが鳴らず、裏返る=whistlingを、同じ事を言うのかどうか???聞く事が、あります。
良く分かりませんが・・・・

自分の楽器では、つたない自分の音出しでは、経験が無いので、100%解説は、出来ませんが。
つまり、軽く、弾きたい時、重音など他の弦からEになった時など・・問題が発生するのではと思いますが・・・。

まず、思うには、単純、弦の振動が、少しの力で起きにく、反応が悪い・・と言う事だと思います。
そういう場合に限って、E線をカスル・・・なでる・・・という感じで意外と圧力がかかっていない場合が多いように感じますが、
演奏家のヴァイオリンでは、少し音が返ると・・・それを解消したいと・・・・経験がありますが、その時は駒の足がわずかに密着していなかったのです。その意味は、駒から振動が表板に伝わりにくくなっていたと言う事です。

良くある事は・・・
①弓の当たり方・・・G,Dあるいは、D,Aで重音しEに移ると良く起きることは・・・・毛の面が、弦に当たる時、G,D、Aまで毛の平面の角で当たっていた=弓を寝かせて毛の角が当たるように・・・なっていた弓=大方弓の元からスタートする・・・がE線で、弓の角度が弦に毛の角で当たらず、面で当たる時=丁度弓の中あたりにさしかかる・・・、あたりは、厚が落ちやすく、そこで発生します。
ボーイングの弓の寝かせ方を意識して、E線でも寝かせ、角=1点で当てるようにすると起きにくい。
弓の毛は元で当たる時はしっかりしているので、角=1点で当たるが、弓の中央では、毛は柔軟性があり(弱厚が弱く)、しっかり張っていないと、どうしても面で弾いてしまう。
一番鳴り易い弦のポイントあたりを、急に面で当てると、音がちゃんと出ない事になります。この時は、ボーイングの姿勢を正確にし、弓の毛をあまり緩めない事で、解決できる場合もあると思う。

それ以外では・・・・
②ヴァイオリン自体が、作りが硬い
③魂柱が、駒から近過ぎるか、長いか、短すぎるか。適正な場所に立っていないか、足の面が密着せず空間がある。傾いている。
④松脂が、固まって付着し、正しい振動を妨げている。
④弦にループが付いていて、駒から大きくはみ出している。
⑥E線が捻じれてセットされている。
⑦E線が劣化しているか、それ以外のどれかの弦が劣化している。

⑧E線が太いか、重いか(金巻き(本当の金かは別で)は、重さが増すと思う)、駒、魂柱、楽器が一体化していないか、合っていない。
駒が、良くないと振動の伝達が悪くなりレスポンスも悪くなります。裏返り関係ないとは思いますが、特に駒の先端に黒檀などは、音が悪くなります。象牙は試したことは、有りませんが、皮を貼るのが、最低限のベストと思います。
皮は、厚過ぎても良くないし、薄すぎても、食い込みます。(私の場合ですが、駒皮は、0.16mmの厚さの皮を少し削り、0.135mm~0.14mmくらいにしています。0.12mmでは、少し耐久性が良くない気がします。0.16mmそのままでも問題は無いと思います。)接着は、膠で行っています。瞬間接着材でも問題無いと思います=なぜなら、固まっても、音の伝達を妨げる硬さにならないためです、ただし、せっかく皮を薄くしても接着剤が厚さを作っては意味がありませんし、確実に音の伝達を阻害します。

⑨E線と、ほかの弦の相性が悪い
⑩弓の性能が、楽器のイレギュラー状態をカバー出来ない。また、弓の性能を楽器が超えている場合も有るかも知れません(楽器の性能に弓の性能が追いつかないなども有るかも??)
⑪演奏技術も、あるかも知れませんが、①~⑨のどれかか?複合的な結果ではと思います。その結果、演奏技術でもカバーできる人も居るかもしれませんが、出やすい人もいるのではと思います。

また、駒が低く、指板の角度も少なく、ナットの溝が低く、指板との間も狭く、指で押さえた時、弦に圧力が、かからずテンションが低くなっている楽器も・・・結果として、弦が太いのと、重いのと同じ意味合いになるのではと思います。
魂柱が強く立ててある楽器は、性能の高い弓でないと、Eの音は返り易くなると感覚的に感じます。

時間が有る時に、少し研究してみたいと思います。
参考になるのか?はたまた余り参考にはならないのか?
少しは、ヒントになれば良いのですが!

※日頃から、弦が鳴り易くする動きを・・・・弓の元から1/4くらいを使い、駒の近くを、少しづつ圧をかけ、しっかり鳴らす・・・を各弦ごとにします。単元、重音をします。普通の演奏では、決してしないくらい強く弾きます。
周りからは、雑音でしかない音なので、迷惑ですが・・・・
私は、新作出来上がったヴァイオリンは、これをして、ヴァイオリンを起こしてあげ、全体がまんべんなく振動しやすくします。E線も、少しの弓でも鳴るようにするの効果は有ると思います。
いうなればヴァイオリンのウォーミングアップの一環として、少しだけすると良いかも知れません。
ただし、楽器によっては必要ないものも有るので、音に良くないように感じた時は、直ぐにやめてください。
新しいヴァイオリンのE線が鳴りにくい時、E線の駒近くをガリガリ弾きます。

話は、反れますが、友人の製作者は、鳴り易くするために、振動版を駒に付け、音楽を聞かせ楽器を自動的に振動させるなどしています。

またアイデアがありましたら・・・・書きます

※12.17
友人から聞いた話しでは・・・かつて、ストラディヴァリウスを使う有名な演奏家のコンサートで、E線の音が出ないミスショットが5回有ったと・・・不思議に思った!との事・・これも同じ事かも知れない????

この事は、音が裏返るのではなく、出なかったようです。
こうなると、難しい世界!

しかし、自分が試すと、意識していなくても、かすかにE線に、指が触れている場合、出ない。
低音から高音への重音移動で、円弧を描くようになめらかな動きをすると、E線の音が出にくい。
低音から高音へ、2段階で、段階ごとに真っ直ぐなボーイングをなめらかにつなぐと、音がちゃんと出る様です。

私がチェックするとしたら・・・・
その前にEの音質を聞く・・・
音量がどうか?
音質はどうか?
音の太さはどうか?
①駒の形を確認(高音低音の高さはどうか?
E線の乗る部分がどうなっているか?
駒はちゃんと立っているか?
駒の厚さが薄すぎないか?
駒の削り方はどうか?
本体と駒の厚さの組み合わせは合っているか?

②弦は傷んでいないか?
弦のバランスは正しいか?
指板からの弦の高さ確認

③ジグで魂柱の位置確認

④F字孔の左右の開き具合を見る、
E側が下がっていないか?
魂柱が短くないか?
・・・などなどで判断し検討対処するでしょう!


補足・・・そしてE線の音が細い、抜けが悪い・・・
全体に音が細い・・・
魂柱の素材を変えて立て直した方が良い場合。
魂柱についての事でも書いていますが、
断面の年輪が細く、少ない場合は、か弱い音質になります。
細くても多い場合は、12本くらいの場合、中低音はふくらみのある、艶っぽさなどが再現されやすいのですが、E線は、繊細な音になります(良い意味でも)
断面に5~7本くらいの年輪が、濃く太い場合、全体に音質がクリアーになりE線の抜けも良くなります。E線の音も太さを増します。高音が特に良くなります。
最善の魂柱は、なかなか無いのです。私などは、ヴァイオリン用の表板を1枚ダメにしても、見つけた時は確保します。最低10年~20年30年くらいのが有ると、嬉しい限りです。
by cremonakuga | 2014-12-10 23:24 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)