<   2014年 01月 ( 24 )   > この月の画像一覧

ヴァイオリンとイタリア語

久我ヴァイオリン工房

久我ヴァイオリンとイタリア語は、どういう関係なのだろうか?
ヴァイオリン発祥の地が、イタリア・クレモーナという事なのですが、

懐かしい九段下のイタリア文化会館・イタリア語学校へ
d0040395_23403115.jpg

活字は、すぐに頭に入ってこない~困った~!
d0040395_23455780.jpg

d0040395_23391520.jpg

ヴァイオリンを作る上で、材料の調達、知人のイタリア人とのコミュニケーション、など実務上、イタリア語は、必要なのですが、イタリア語会話は、感性的にイタリアンモードに入ります。

何という事か、だんだんレベルが下がっていく・・・・・
d0040395_23461237.jpg

イタリアンモードに入ると、目にするもののカーブ、曲線、建物の色彩、空、雲、風、などの風景、声、鳥のさえずり、教会の鐘の音・・・日頃から、昨日まで居たように感じます。
意識せずに思い出し、入ってきます。
d0040395_23462511.jpg

その中でも、会話は、けっこう大きいように感じます。会話の響きを聴いたり、歌を聴いたり、イタリア語の響きは、不思議ですが、知らないうちにヴァイオリン製作への思いへつながります。
その会話の響きを聞いていると、ヴァイオリン製作者の私は、子守唄を聞くように安らぎます。
ながながと、へりくつを書きましたが、要は、イタリア語が下手になった事だけなのです!
d0040395_23411919.jpg

そんなことで、ヴァイオリン製作者は、再び、今日からイタリア語のレッスンに通うことになりました。
初日は、再帰動詞、冠詞、基礎中の基礎を・・・楽しかった!

イタリア語を再開したのだから、締めのチェナcenaはイタリア料理にしよう

ヴァイオリン工房の近くのカフェ・コンチェルトさん

アンティパストの一部・・つい写真の前に食べてしまう!
d0040395_23433196.jpg

d0040395_23434867.jpg

牛ほおのラグースパゲッティ
d0040395_234415.jpg

d0040395_23442037.jpg

d0040395_2344354.jpg

d0040395_23444792.jpg
d0040395_23451125.jpg
d0040395_23452269.jpg

クレモナクガが大好きなカフェ・エスプレッソ
d0040395_23453136.jpg

ナナメでごめんなさい。
d0040395_23445824.jpg

今日は最後に胃から文化を投入したヴァイオリン製作者は、満足したのです。
アルコール抜きでしたが


久我ヴァイオリン工房

Cremonakuga violino




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-31 23:56 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房長は、????

久我ヴァイオリン工房


ヴァイオリン工房必須、イタリア語再開~!


d0040395_19491780.jpg

ヴァイオリン製作でイタリアから帰国し はや7年が過ぎた!確か???
残念ですが、イタリア語は、ヴァイオリン関連以外、もう単語が出て来こない以前に、
会話は、完全に忘れたフレーズだらけです。

イタリアのヴァイオリン材木商との商談で、メールが、不完全で、相手側に、正確に伝わらない。
書いても、先方が、良く分からない・・・とか、分かったような気がするとか、
イマイチです。2年前には、スムーズだったのですが。

d0040395_19502319.jpg

イタリアに長かったヴァイオリン製作者の友人が、イタリア語を忘れてきたとの理由で、イタリア語を再開した。
ペラペラだった彼が、イタリア文化会館のイタリア語学校で、事前のクラス・コース分けで
思いもよらない中級からとなった!
本人も、落ち込んだよう
なぜなら、会話は、いまだ流暢だが、文法がどうも・・・という理由のようだ。
彼曰く、久我さんは、きっと初級からでしょう・・・と
既に私も、そう思っていた。

何年も前に、再開し、同じ学校ヘ、中級からスタートしたが、その時、既にそう実感していた。
周りの人についていけなかった。
年配の、イタリア駐在員経験の方に、住んでいたんだから、それに勝るものは無いと・・・
慰められたものでした。

満を持して、再びイタリア語学校へ通うことにした。
初級から・・・・
懐かしい教科書が、まだ有った。
イタリアへ行く前に最初に勉強した本!
ヴァイオリンへの深い思いとイタリア語への思いも一緒だった。

エスプレッソ ドゥエ 
d0040395_1950277.jpg

いやはや、情けないけれども、しかたがない!
いまだに、勉強しようとする向上心をほめてほしい・・・・

明後日から、九段下まで通う3月まで、長丁場になるが、楽しみです。
楽しみながら はじめないと面白くはない。
d0040395_19504258.jpg

イタリアへ行って、文法がメチャクチャになっていた。
メチャクチャでも話す。言っていることは、なんとか分かる。
それでも怖くない度胸だけは付いているが、
ヴァイオリントセット! イタリア語は・・・・・必須です。

ホームページトップへ
Cremonakuga



久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-29 19:51 | Trackback | Comments(0)

クガ・ヴァイオリン・グァルネリ 1744 Ole Bullの音は???2/2追加

久我ヴァイオリン工房
2011年製、ヴァイオリン、グァルネリ・デル・ジェズ1744は・・・・・・

d0040395_16593234.jpg

さて、昨日引き渡ししたクガ・ヴァイオリン、グァルネリ・デル・ジェズ1744 の音はどうだったのか?
製作者自身が、良いと思っても、演奏家が、どう感じるかは、別です。
気に入っていただけると良いのだが・・・・・
感想を聞くまで心配していましたが、

一本の電話が、解決してくれました。

第一声・・・
「前と雲泥の違いで!すごく良いです・・・・・・。 ご苦労様でした!」

心配していたネックは・・・
「今のところ、気にならない…」
「ニスの色も、落ち着いてステージでも良さそう」
「音質も、新作でないので、コンサートで使えるとの事」
「音も見た目もオールドで、作りは新作なので、しっかり音が出て、新作は良い」
「弾き込みで、どう変化するか?楽しみ」
との事でした。

1739年デルジェズを熟知の先生が、良いと言うのですから、弾き心地、音が、素晴らしく良いのでしょう!

まずまず、良かった、やっと、ほかのヴァイオリン作りの仕事に集中できます!
1か月も、調整=音作り、を、命をかけてした甲斐がありました。(いつもです!大げさではありません♪)
ニコニコ~です。

早いもので2011年製でもう3年経ちます、ヴァイオリンも落ち着き、魂柱も、もう交換の必要は無いはず!
最初の完成から、中を修正し、バスバーを付け替え、ニスは赤を足し塗お色直し、赤を薄く塗り変身・・・
やっと落ちいた。

数日前には、鳴り過ぎを押さえました。
音が、強すぎるという感覚は初めて経験しました。

※板の厚さ、裏板の厚さの中心は、
ハイフェッツモデルが、6mm、オーレブルが6.7mm(オリジナル6.5mm)
これらの厚さで、演奏効果を出し、しっかり弾けるのは、限られた人になります。
ある意味、ヴァイオリンとして、やっと完成し、あとは、弾き込みだけです。

Cremonakuga Guarneri Ole Bull でのヴァイオリンコンサートで聞ける時期も、そんなに遠く無いかも知れない。
しかし、弾き込まれないと分からない???
良い方向へ成長することを期待したい。


※完成したときは、強いヴァイオリンという印象だった・・・・・が、弾き易いヴァイオリンでもあった。
高音は、線が太く、強く、低音も強い感じだった。
その時点で、やはり高評価であったが、
もう少し出来ると考えた。
新しい発想と、確認から、もう少し本物に近く修正できると判断した。
指板を外し、箱を開け、厚さを計測できなかった部分の内部を少し直し、バスバーも替え、低音が、強さに、ふくらみが加わり鳴り易くした。 その分高音の強さは、減ったが、音の芯は残し、音色を加えた。高音も似てきた。

よりハイレベルな演奏が可能な楽器になり、本物の似てきた。本物以上に、鳴ると思う。
なぜなら、本物は、本当は、もう少し改善可能なはずですが、内部の構造上、一般常識では、通常のセッティングしか出来ない。本当はもっとレスポンス良く鳴る楽器であることが分かる。

新しい楽器の良い点が、今 デルジェズに加わり、新作の音ではないが、元気な鳴りになっていると考える。
裏板が厚い楽器を鳴らすのは、本当に難しい。普通は、せいぜい5.2mmくらいで作るのだろう。
6.7mmは、ハイフェッツモデル6mmを超え自己新記録達成!
そう たやすいことでは無い。 理解するのに 既に30年近くかかっているからです。 1995年に作ったヴァイオリンは、裏板5.2mmだった。これも良く鳴ったので、5.2mm以下は なにも問題がなかった。
しかし、6.7mmはイレギュラー中のイレギュラーな厚さです。
まさにヴィオラを超え、チェロ級の厚さです!







トップへ
cremonakuga




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-29 17:20 | Trackback | Comments(2)

グァルネリ Cremonakuga -Ole Bull 1744ガ再びの旅立ち

ヴァイオリン工房
久我ヴァイオリン工房

d0040395_1426346.jpg

昨日は、暖かでしたが、風が少しあった。
お昼しましょう!ということで
久しぶりに、渋谷ヒカリエへ・・・には初めて行きました。

ここは昔、プラネタリウムがあった場所だと思いましたが、???です。
しかし、なにか銀座線駅から連絡通路をやっと探し、迂回し連絡通路でヒカリエ2階に到着、待ち合わせは、1階入り口へ・・・

都会へ出るときは、マスク装備!
予防!
ヴァイオリンケースを担ぎ さあ出発~

良くある失敗は、場所を間違える事・・・
お店入口のお譲さんに、確認をする・・

完全に、名実ともに老人ペースだ!
確認しないと心配なのだ!
なんとも情けない ^_^~

時間ギリギリで、オーチャードホールへ、走ったことがある、コンサートは、指揮者イタリアのX、道を一本間違った!気が付いた時は、一曲目始まっていた~
急ぐととくなことは無いと哲・・・・

ミラノ駅では、沢山の荷物を持ち、ヴァイオリンケースが行方不明になり焦ったが、肩にかけてあった!メガネを頭にのせ、メガネを探すようなもの・・・

余談です。

みなさんも、笑っていられませんよ!
ご迷惑をかけないように気をつけています。

こういう時に限って、いつも携帯を忘れる事がある。
今回は、ちゃんと所持しているので安心する・・・が
運悪く、バッテリーが無くなるという事も有る。
携帯など忘れたら本当に困る。

場所も間違えると、会えないことになる。


無事 K先生の笑顔を見ることができた・・・

ハーブの料理のレストラン?だったでしょうか・・・
どんな味か興味をもって・・決定!

総て、ランチセットだった。
メニューは・・・
野菜がのった、肉入り、ライスヌードル
温野菜
カレー
ライス
漬物風小皿

大きな器にライスヌードルがスープに入り、上には野菜がのっていて、肉も入っていて、
要するにお米の麺だろうか???
東南アジア風の味(台湾しか行ったことがないが)少し辛い・・バジルが入っていて、さわやか
味はマイルド。
美味しい・・・スープは後を引く味

カレーは、表現が分からないが、やはり東南アジア風と言う感じ。
ライスは、外米だろう??細長く硬く炊いてあり、カレーによく合う、上に細かく細いパリパリの、黄色のトッピングが、
味は、わからない???最後まで、二人でこれ?なんだろう?
ニンニク?オニオン?
最後の最後に、ウェイトレスさんに聞いてしまった!
オニオンのフライだった! やっぱり!

写真撮るんだったと後悔。

それに温野菜が、付いている。
赤い色のついたピーマン???
そう! パプリカは、生のような感触との事。
先生曰く・・・
日本人は食感を大事にするから、生に近いのが多いね!・・・と
確かに、生のような、サラダ
もう少し火がはいると良いかも??と思った。

ヴァイオリン
クガ・グアルネリ オーレ・ブル 1744は、再び演奏家のK先生の元へ戻されました。
今、なお演奏の仕方を模索されている・・・
左手、指など進化している。。。

2挺のヴァイオリンを弾く訳ですが、そのネックの形、太さ、は大切です。 弾き方で指、手の当たる部分、など、長時間弾く時、演奏に影響するとのこと・・・
左手の角度、指の動かし方を研究されているご様子。演奏する曲により、手、指をどう使うかで、曲をどう表現するか、に影響が大きいようです。
指の骨、手の平の部分など、長時間弾くと、ほんの少しのネックの丸みの多さ、少なさ、太さ・・・人それぞれ押さえ方で、過度に力がかかったりし、不具合が起きることがあるようです。

今、その手指の使い方を修正されているご様子。それが決まった時、ネックが、もう少し太いほうが良いか?形が、どうか?場合によっては、ネックを太くするかも知れません。
録音するのに、どういう指使い、手の角度が修正中のため、録音を延期されたそう・・・一番良い演奏をするために、どういう指使い、形が良いか、さらに改善されている。

万全の態勢を決め、録音をされるそうです。その時、指、手に負担がかからない、使いやすいネックが必要になるようです。

つまり、ヴァイオリンのネックに合わせた指、手の角度を変えるのではなく、手、指の形から、それに有ったネックにする。当たり前ですが、非常にデリケートだ!

曲を思い通りの演奏にするため、より良い録音とより良い演奏会のために
その為の長時間の練習のために、
今なお、それを探っている、ご様子。
恐れ入ります。

何時でも最適なネックにする準備をしています。
今回は、1か月間の長期間お預かりしてしまった。

帰り道、連絡の取れない友人を訪ねた・・人形町へ
人形町は、好きな町です。20代のことは、自宅・・会社・・人形町・・自宅というサイクルだった。

まっ白なビルがあった!素晴らしい、たしかここ?表札がないが???
自宅を新築されて、電話が変わったそうでした。
とてもきれいな室内でした!
二人とも元気だった!
久しぶりでした・・・・

夕食を、ご招待され、神田の焼肉屋さんへ、行った。
焼肉は、数十年ぶりだった!
楽しい会話に
美味しく食べ過ぎた~

この日は、ヴァイオリンを担ぎ、東京へのグルメの旅になってしまった。
体重を減らす運動をしなければならないことになりそうです。
カメラ持参しましたが、完全に忘れていました。





Cremonakuga



久我ヴァイオリン工房
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-29 14:27 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房の近辺を自転車で快走する

久我ヴァイオリン工房


久我ヴァイオリン工房の近くは
ビチをちょっと留めて・・・
あれ! ちょっと景色が、日本ではないように感じました。
私だけだと思いますが

いつも見慣れた久我ヴァイオリン工房の近くの景色ですが、冬の冷たい空気、どんより曇り空!
灰色の風景は、なぜか?分からないのですが、懐かしい気がしました。
20才代の時、初めてパリの空港に明け方到着し、暗い町をバスで移動したとき、灰色の町並みを、鮮烈に記憶しています。1月でした、同じ空気感が感じられます。
私だけの空気感ですが・・・・・・

それで、写真を撮ってみました。
多分、自分にしか、そう感じるポイントは無いと思うのですが!

市民会館の近く、運動場に、公園に・・川べり
d0040395_20155560.jpg

一本の真っ直ぐな道、川沿いの道、上から見ると、人の行き交う遠近感のコントラストが写真のパースペクティブを演出してくれます。
d0040395_20162256.jpg

意識して、遠くの人と近くの人が、シャッターチャンスの瞬間を待つ。
d0040395_2019481.jpg
人の流れの方向性を感じさせる写真を撮る。
d0040395_2020447.jpg
人のバランスと、近景のワンちゃんの動き、風景の中にも、人間味を、ワンちゃん味を演出しました。
d0040395_20203299.jpg

冷たい空気と、色彩・・・・
ヴァイオリン工房は、ビチで5分くらいです。長い橋の上です。日本版ポー川の上!




久我ヴァイオリン工房



久我ヴァイオリン工房
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
by cremonakuga | 2014-01-25 20:22 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房が、なぜか大寒の水を・・・

久我ヴァイオリン工房


ヴァイオリン工房では、保存用に富士山のミネラルウォーターを備蓄しています。
富士山の湧水、ミネラルウォーターの大寒の水が届いた。
大寒の水は、一年間腐らないとされていますが、
d0040395_19594199.jpg

さて、味は・・・どうかなあ~
何時もより美味しい気がします。
ヴァイオリンとか関係ありませんが、

人間には、水が一番大切なのではないだろうか・・・・・・
ただの水ではありますが、何かのリスク回避のため、なるべく場所を取らない程度に40Lくらいは保存するようにしています。


高山などの湧水は、ほんとうに美味しいと実感します。
ここヴァイオリン工房の地区の水は、半分くらいが地下水のようです。
かつての東京の水にくらべたら美味しい方ではありますが、
美味しい水! ささやかな贅沢です。

壁紙越しの 美味しい水です。
d0040395_19595592.jpg






ホームページへ
Cremonakuga



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-25 20:01 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンに関係がある素材 クルミ

久我ヴァイオリン工房
久我ヴァイオリン工房では、クルミは、なくてはならない素材となっています。

クルミのクルコちゃん好きです!

胡桃は、古来より、滋養強壮、美容・・・健康に、大変良いことが知られています。
子供頃は、胡桃をすり鉢で、擦りつぶし、砂糖を入れ、クルミバターを作って、パンに塗って食べていました。
今は、そのままおやつにしています。(アメリカ産くるみ,
無添加そのまま)
d0040395_14224318.jpg

クルミの木は、ヴァイオリンの型として、アントニオ・ストラディヴァリ先生が、使っていたことでも知られ、私も使っています。(日本産)
d0040395_14235382.jpg
クルミの油は、ウォルナットオイルで、食用にもなり、ストラディヴァリのヴァイオリンのニスにも使われていて、cremonakugaでも使っています。(イギリス製・)
d0040395_14231236.jpg

そして、胡桃の皮、殻は、中世のインクを作る時に使います。手書きなど・・・・・・・
またタンニンを多く含み、灰色系、茶色系の着色にも使います。 (日本産胡桃 殻、皮)
d0040395_14233942.jpg


久我ヴァイオリン工房は、もう今は胡桃に関係なくして成り立たなくなっています。
クルミ好き工房といっても良いかも

美味しい胡桃ちゃん! ありがとう~!♪







ホーメページトップへ
Cremonakuga





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-25 14:29 | Trackback | Comments(2)

オールド・クレモナヴァイオリンの音つくり・・・

久我ヴァイオリン工房


ストラディヴァリウス
d0040395_2305171.jpg


クレモナ・オールドヴァイオリンの音色を再現する試みは、身近なPCからも可能・・・
d0040395_22494819.jpg

ヴァイオリンの音を作るとき、まず、自分の目指す音への目標が先にあります。
どんな音のヴァイオリンを作るか?
私で言えば、ストラディヴァリモデルか?それともグァルネリか?
ほかのヴァイオリンは眼中にはありませんでした。
加えるとすれば、アマーティ、とガスパロでしょうか・・・
アマティーから始まり、A.S&デルジェズで完成形になると思う。
その2つのヴァイオリン流派から、ほかの製作者は、学び近づこうとする・・そして、その製作者の楽器として発展しつながるから、


なぜなら、ほとんどが、そこからの流れになっている元だからです。
今迄、ストラディヴァリとグァルネリしか調べてこなかったのは、ほかの製作者の、追随を許さないと考えていました。

それらのほかの製作者の楽器からも、更に、AS,G・d・G達の、その息吹を感じ取れる・・・・
確かに違うのですが、みなストラディヴァリとグアルネリの考えを探り、生かそうとしていることが分かります。
私も同じことをしています。

私が、作るヴァイオリンも、同じように、追いつこうとしています。
その目標の音を、いつも確認することが製作に欠かせません。

1、ライブで名器、名演を鑑賞すること。

2、CDなどで聞きトレーニングすること。

3、DVDで、同じくヴァイオリンの名器、名演奏家の名演を見、聴き、どこを弾いているか、弦は何弦か?Gか?Dか?
弓に圧がどれくらいかかっているか?弓の毛のしなりはどうか?弓の毛の張りはどうか?
弓の速さは?弓のどの部分で弾いて、弦のどの位置を弾いているか?その時の音は、どうか?
強いか?弱いか?音質はどう聞こえるか?重音は、どう聞こえるか?

4、同じことがPCでユーチューブでも行います。
ヴァイオリン映像が大きくアップの時、どんな駒が付いているか?厚さは?太さは、どうか?
駒も見る、テールピースの形、材質などを見る。どんな弦か?
そこから聞こえる音を感じる。
名器、名演が気軽に聞くことが可能です。
そこから聞こえる音が、どんな駒を通して、どんな附属品を通して、どんなヴァイオリン弦を通して?
それらを耳で、修正し、聞くことで、ヴァイオリンの本質を探る。

しかし、多分、皆さんには疑問が湧きます。PCの音は悪いから、音の良しあしは、分からない・・と!
音が割れる・・・・PC内臓のスピーカーからの音は、何重にもフィルターがかかり、元の音は、
再現されていない。
それは、確かに音質は良くありません。

CDからの音も、最近でこそ、高音部の周波数をあまりカットしていない音がでているようです。
雑音はあっても、昔のレコードのほうが、ヴァイオリンについて言えば、
ヴァイオリン製作に必要な音色は、CDより、レコードのほうが、必要な情報が含まれているケースがある。
もちろんCDのが、音楽鑑賞には、心地よいのは確かです。

それではユーチューブは、どうか?
私のは、ノートパソコン、内蔵ですが、小型のスピーカーが両サイドに後付けしてあります。
数千円の安価なもので、少しだけ音は良くなりました。
d0040395_22501329.jpg

それでも音質は やはり良くない・・・

しかし、スピーカーを付ける前の状態、内蔵スピーカーのみの状態。
心地よく音楽は聞けませんが、それでも名器特有の音色、音の出かた、重音の特徴、音の個性などを聞き取れます。
ストディヴァリの特徴、デルジェズの特徴、良く分かります。
自分の製作した楽器の音作り、その中で、それらの特徴を表すことで新作でもオールドクレモナ名器の
音色が感じられるように・・・  ・・・オールドヴァイオリ再現の楽器作りの大切な要素です。
ヴァイオリン作りで、
毎日、毎日、そういう再現を試みると、クレモナ名器の特徴的な音が出た時、出ないとき、自分でははっきりと確認できます。

音源が悪くても、その部分は、はっきりとして、判断できます。
つまり、ユーチューブなども含めて聞く時、音楽を聴くのではなく、音楽の中の音の聞こえ方を耳で分析して聞いています。

所謂、倍音とか、艶とか、生でないと分からない音の要素ではなく、もっとはっきりとした、特徴があります。性能的な特徴が!
構造的なところからくる音の違いです。
オリジナルの300年前のクレモナ名器独特な内部構造のポイントを再現する事により、それらも幾つも重ねる事により しだいに全体像が似てきます。

最近、自作の楽器の動画を、最近の音の確認のため演奏家の方から送っていただき、意図した、その音がはっきり分かるので、安心しました。

パソコンの音が悪いので分からないのが普通なのですが・・・・

新作楽器の綺麗な音と、オールド楽器のように作った新作楽器の綺麗な音の差は?
ただ、綺麗な音ですます音は、その中に、いろいろな要素をクリアーさせることによって、
結果的にオールドクレモナに似たような音色の方向へ向き、音楽になった時、
より分かります。

高音の内容、低音の内容と、弾いたときに感触の違いが含まれます。
特に低音は、底から全開で音が出る感覚と、高音は、一番上まで、苦しくなく芯があり通る音。
低音は、必ずしも大きな音でなくても、弾くと、フルスロットルな感覚があります。

その特徴を、ひとつ、ひとクリアーすることで、オールドクレモナを再現するという
難しいヴァイオリン作りへ近づくと思います。

オールドクレモナの音色といっても、近い音色ってどんな音か?

非常に、難しく、ここの、この部分とか、どうとかと、明確に説明することは、出来ても
なかなか理解されない、分からない・・・事なのです。

分からないのが、当たり前の世界なのです。
オールドの音色がする・・・・と言うのは、かなり感覚的です。
ある人は、的を得ていたり、また有る人は、木が古いだけの苦しそうな音が枯れた音とオールドと感じたり、確かに木が古ければオールドに間違いないのですが・・・・・・・・・

それは、製作者のみならず、演奏家にも同じことが言えます。
製作者としては、的確な経験から、その変化を体感することで、名器の特徴的な、要素が見えてきます。
そういう経験を重ねると、かえって生演奏より機械を通して聴く音の方が、反響がないので分かりやすい。
それが、分からないと、作れない・・ヴァイオリンのオールドクレモナの特徴は何かが?

あとは、それを演奏する人が、どう音を再現するかということになります。
製作者は、演奏家へ渡すまで、最善を尽くし、演奏家は、その楽器を成長させていただきたいと祈る・
そうして、やっとクレモナ名器の音の再現が出来るかも知れない。
ヴァイオリンは、それほど長いスパンで考えないといけないし、考えられる楽器です。
ヴァイオリンを販売するとき、いつも、あなたの次に使う人のことも考えて使っていただきたいとお話します。
そう考えて作っています。
確かに売る行為は、所有権が移りますが、私は楽器を成長させていただきたいと思っています。
次に使う人のためにもと・・・・

ヴァイオリンの音つくりは、その名器の音の要素を入れます。出来立てでどうか?また自分がいなくなってから、どう成長するか??
それを予想しながらヴァイオリンは、一丁一丁考え、個性が入れられ製作されています。
・・・・・・・と長々と~~と書きましたが、


まとめますと・・・・
オールドクレモナの音色を再現するには?近い音を作には、
1、名器の音を聞く
2、名器から習う・・・なるべく多くの名器を良く観察し、厚さや、形、木の質、年輪などを調べ、本物を弾き、名器が名器たる意味を理解する
3、名器からの情報に疑問と、仮設を立て、実験し、どこが、どこへ、どう音へ影響するか?を身をもって感じる。
4、名器と同じくらい良い性能の材料を探す。

そうすることで、やっと目標の音に、近づける一歩が踏み出せます。

オールドクレモナの音とは、を一言で言うことは難しいのですが、
オールドヴァイオリンの音は、1700年代までで、木が経年で枯れて、音色自体が変化します。
その中でクレモナオールドは、現代と基本的に異なる作り方、厚さの感がえかたから来る、鳴り方の違い、音色の違いが加わり、良い音がします。元気な楽器に限りますが・・・・・


経年で柔らかい音になり、疲れからくるシブイ音は、決してオールド名器の音にはなりません。
オールド名器は、渋くなく、クリアーで、抜けが良く、それなりに良く響きます。


素晴らしい特性の材木が、弾かれ抜かれて300年経った音と、せいぜい10年~30年経年した木材でまだ弾かれていない新作ヴァイオリン、内部構造をいくら近く作っても、音響的に近かったとしても
そこには 違いは出ます。木材を人工的に経年させようとする事には抵抗があります。そこは自然にお任せしたい。そういう余地が大切なのではと思います。つまり300年前のクレモナ名器が出来た時のヴァイオリン=バロックヴァイオリンを現代仕様で再現しようとしているという事です。


ホームページへ
Cremonakuga violino




久我ヴァイオリン工房・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-23 22:52 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン修理・・・・テールピース

久我ヴァイオリン工房


ヴァイオリンのテールピース・・・・・・・バロックヴァイオリンのテールピース

里帰り中のバロックヴァイオリン・・・お客様からの依頼で、ニスが取れたぶぶんの補修、テールピースの上部に付いてしまったキズ、エッジのヘコミなどの中で、テールピースの黒檀のついてしまったキズを心配されていましたが、分からなくなりました。

その部分のキズを消す・・・消せる深さであったため、表面を均し目立たなくしました。
ヴァイオリンも毎日愛され弾かれると、いろいろなことがあります。
綺麗になりました!

ヴァイオリンのオリジナル部品を見ると、ひとつ、ひとつ自分が製作した時の記憶に戻ります!
d0040395_1655173.jpg

テールガットの下の小さなスペースにキズがありましたが、綺麗!
d0040395_16551544.jpg


本体は、ヴァイオリンのニスの汚れを除去し、少しだけ彩色し、乾かしています。
完全に、新品のように戻さず、経年の良さを残しつつ、綺麗に仕上げます。




ホームページへ
☆Cremonakuga violino




久我ヴァイオリン工房
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-20 16:58 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンのテスタ(スクロール)修理!

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリンのスクロールを修理する・・
接いだ部分は、下地を着色し、透明ニスを塗らず、オイルニス透明を擦り込み、そして、ヴァイオリンは透明を1回塗り・・・
色ニス擦り込み・・・ここまでで、ヴァイオリンは古い感じの下地が見えてきました。
d0040395_11524353.jpg

ヴァイオリン下地は、お馴染み、サフランなど黄色、亜麻色、薄い茶色、3種類の天然色素の水溶性溶液を・・・
この水溶性の色素も、その成分により、ヴァイオリンの塗り方に順序があります。
偶然薄い順になりました。
黄色、亜麻色、薄茶色、
黄色は、素直に浸透します。
次に亜麻色は、次の茶色を少し浸透しにくくし、ヴァイオリンの虎杢を少し浮かせます。
最後の茶色は、ヴァイオリンの虎杢を、やはり浮かせます。

次に、透明ニスを、指でこすり、薄く一層の皮膜を作ります。
そして一回透明を塗り、色ニスを指でこすり、擦り込みます。
ますます、ヴァイオリンの色は馴染んできます。
写真は、ここまでの部分の色の状況です。

接いだ部分は、最後に分からなくします。
ここまでで、おおまかな色をあわせてあります。
問題は、ヴァイオリンの色ニスが摩耗でとれた時、下地が違和感ないよにしないとと、思います。
もう一層で、分からなくなるはずです・・・・と思います。
・・・で、なっかたりして・・・・・

d0040395_11533229.jpg


いつも いろいろな方法、その時のヒントで、その順番を変えたりし、結果をみます。
そうすると、新しい事が見えてきたり、分かったりし、新しいテクニックになります。
時に失敗し、やり直し、戒めににしなくてはならないことにもなります。

そうして、ヴァイオリンへのかかわりは、独自のやり方を編み出していきます。
ヴァイオリン作りは、楽しくもあり、時間の無駄使いをしてしまうこともあります。
こっちは、そのままの面です
d0040395_3293288.jpg


こちらは、不自然な部分濃い部分を塗って、カモフラージュすれば終わります。そう最後に透明を塗って!
d0040395_2305984.jpg



ホームページへ
Cremonakuga violino


久我ヴァイオリン工房
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2014-01-19 12:04 | Trackback | Comments(2)