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ヴァイオリンの音の艶、甘い音色つくりについて・・・

ヴァイオリンの音色で、良い音色の表現に、甘い! 艶がある!とい表現を使います。
当ブログでも、たびたび取り上げています。


(私が手にしているのはストラディヴァリウス 1709 )
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艶については、ヴァイオリンの表面がマットか、ピカピカでも、違い、ピカピカにした時に感じます。
マットな状態で音を出し、そのまま表面を磨き上げながら音を出すと、その変化がはっきりと分かります。
また、表面を布などで磨くことで、熱を持ち、表面が少し硬くなり、それも影響します。
表面が、ピカピカで、ある程度硬い場合も艶の要素になります。
私のニスの特有の性質かも知れませんが、名器などデリケートさは、同じだと認識します。
アルコールニスや現代のオイルニスでは、安定していて変化しないかも知れません。
自分の楽器に関してでは、出来立てでニスを磨き上げ、音を出し、次に楽器の表面を手で撫でて、体温で馴染ませてから、また音を出すと、急に音が大きく出だす。古い楽器ではあまり そうならないから、新しいニスは、変化が大きいのだろう!? 

美しい音質・・・
また、楽器のある場所の音程がピタリと合わせると、艶が表現されます。

もうひとつ、ヴァイオリンの特定の場所の厚さの変化で、艶が表現できます。
同じように作った別なヴァイオリンで、同じ事をしても同じにならない・・・不思議です。別な楽器は、また別な場所で感じます。
摩訶不思議な世界です。
表面がピカピカや、硬さは、経年で失われます。ニスが剥がれて落ちると、それらは、大きく変化します。しかし、厚さ配分での艶は、楽器の個性として生き続けます。

甘い音は、いろいろな箇所の音程が、微妙にずれる時に甘さを感じます。特に左右のズレで感じるように思います。特定の数か所をピタリと合わせた時にも、甘い音色になります。少しズレているときにも感じます。
・・・・・・つまり、少しズレるという度合は、限りなくピタリに近いズレということです。
人によってはピタリと感じ、人によっては、少しズレている・・くらい合っているということと思います。

必ずしも、上の条件でなくとも表現出来たり、そうでなかったりもします。ヴァイオリンはデリケートで難しい楽器です。

一瞬で艶を表現できたかと思うと、一瞬で、無くなったり、どこで、良い音と確信し、止めるか・・・調整は、難しい。
魂柱や、駒の調整では不可能な楽器本体としての性能を確定させる作業は難しい。
本来の楽器の音を見極めることが、楽器が、初めて完成したということになります。
そこまでが、ヴァイオリン製作者の仕事です!

駒、魂柱は、その音を 最低限~最大限、表現する付属品にすぎないと思います。
最低限でも良い音といきたいものです。

※追記2015年・・・思いだした出来事・・甘い音色については、かつて今は亡き 茂木さんから、展示会の時、毎回私のヴァイオリンを鳴らしE線が甘い音がするね! と褒めてくださった。ヴァイオリニストの沼田さんからも同じことを言われました。当時はストラディヴァリが何をしていたか?デルジェズが何を考えていたか?こうやるとE線が甘くなる・・・という理由など考えていたわけではありませんでした。つまりE線が甘く無いヴァイオリンとはどんな音か?とは経験していなかった。それが当り前と思っていた。

シンプルな厚さの作りで、音が単純なヴァイオリンは、甘い音はまず出ないと考える。艶は出る可能性は有ると考える。
白木の段階で、どんなに部分的にデコボコでもバランスを完璧に板の調子を合わせると、シンプルではない魅力的な音が出る事は確かです。よく言うM-5,M-2,M-1の中でM-2の上下と、M-1の4箇所を合わせる。簡単に言うと、左右の厚さを対称にしない事を条件に、M-5、M-2を半音~1音くらいずらし、M-1の4箇所を完璧に合わせるという事を成し遂げると、その域に到達できる。耳が良くないと出来ない仕事です。・・か訓練を積む必要があります。私は何十年も訓練をしてきたので どういう事かが 何とか分かります。
しかし、この仕事は、必ずしもストラディヴァリとデルジェズの方法ではありません。

不思議なのは、どんなに違うヴァイオリンを作っても私の音になってしまうようです。製作者はみな そういった個性があるのではないでしょうか?

ヴァイオリンはソプラノ楽器、E線が弱かったり魅力的な音がしないとガッカリします。
一方、ハッチンス式などで、オクターブ調整した楽器は、すっきり、はっきりシャープで抜けが良く、パワーが有る楽器が出来ます。私が思うには、確かに良い音であろうと思いますが、聞き慣れてくると 複雑な音の魅力が どうか???と満足できない。
構造は
複雑に作られているか、シンプルに作られているかが 大きく違う。
ハッチンスさんなどの考えを生かす作り方の楽器は、ヴァイオリンを構成する個々の部品を音響的に調整し名器共通のデータに近く作り、組み立てる=良い結果が得られる可能性が高くなる。

結論・・・そういう作り方は・・外見は綺麗に滑らかに、内部は、大雑把に でこぼこにでも、しかしモード調整は完璧 そのほうが、複雑な音色が得られると思う。
几帳面な1/100mmも正確に滑らかに作ると、弾き易いが、そういう味が無くなる。

細工の腕前と几帳面さが裏目になる可能性がある。
・・・・も甘さ 艶の要素かも・・・・


※ストラディヴァリウスの弾き方・・・・ストラディヴァリスも色々な個性があって、いろいろな弾き方があるとは思いますが、基本的に、ボーイングはロングストローク、全弓のように伸び伸びと、速く、軽く、大きなビブラートで弾けると、綺麗な音色で、大きな音が出せます。
そういう弾き方が出来た上で、しんみり、ゆっくり、深く・・ビブラートも指、手首、肘などいろいろな掛け方が出来ると、更にいろいろな表現だ出来素晴らしいと思います。

※シルバートーン・・・ストラディヴァリやデルジェズに共通した 創り方をする中で、E線の音質を直すのですが、一本芯を創る時、カスレルような音色も発生します。そのカスレが協調されると それはシルバートーン。新しい木での芯の有る音は、10年もすると、シルバートーンとなるのかもしれない。そんな経験もしています。ほかの方法でシルバートーンになるのかも知れませんが、それはまだ発見できていません。前に述べた音の芯と、音色を良くする方法は、問題点があり音量が落ちます。音色は綺麗ですが、ハスキー感があり、芯があるから ちゃんと届く。だが音量が落ちる。特にデルジェズでは、そのためそういうように作ると、E線に強い弦を選ばないとバランスがとれない。特に1740年代のデルジェズはその傾向が強いように感じます。構造的な原因から それらは確認している。難しい・・・本物の音色を再現しようとする事は!こんな事だれもしていないでしょう!いや 誰も分からない世界かも知れない。いやはや難しいヴァイオリンは・・・

言うのは簡単なんですが・・・・・・・・・・


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by cremonakuga | 2013-04-26 21:55 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの音の謎は、板の振動変化から

ヴァイオリンの音色や、音量、その楽器の音の個性は、いったいどうなっているんだろう???
・・・・と製作者を含め、弾く人にも 永遠の疑問になっています。

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いろいろな実験がなされています、そのデータから、どの音程=Hz(周波数)では、ここからここまでが、振動し・・・
・・・・といった具合で、ヴァイオリンの面のどこが振動するか?3D映像などもVSAのコンベンションなどで発表され、真剣に討議されていました。

私の場合は、自作の楽器(ストラドなどを調べ製作した楽器)で、経験するのは、完成した楽器は、きわめてデリケートなバランスの上に、音が出ていることを、肌で、耳で、実感します。私が作った楽器ですらそうであることは、300年経った本物は、それとは比べられないくらい精度が高く、デリケートであることは明らかです。

自分の楽器での経験ですが、ふつうの硬さのニス(=アルコールニス)で、すでに塗られた楽器で、一部分にレタッチしただけで、音色が大きく変化してしまいます。
つまり、どういうことが発生したかと言いますと、その部分がニスの分 厚くなり、振動がしづらくなり、そこに影響される部分が、反対に強く鳴りやすくなります。その連鎖が楽器全体につながり、音色が大きく変化するのです。つまり逆に、どこを どうすれば、どうなる、どうさせられるという事になり、それがストラディヴァリ先生や、デル・ジェズ先生から教わった事で、製作の元になっています。

素晴らしく良い音色=ぜんぜんダメになる・・・が紙一重の状態でもあります。
そういうように作られた楽器は、製作者本人には、いったい楽器がどうなっているのか?良く分かりますから、リカバリー出来ます。(30年近くかかりましたが!)、しかし、それだけデリケートな楽器は、リカバリーも大変難しく、簡単ではありません。また、どれくらい、どうすればが、その分量が、数値では難しく、その頃合いこそが、巨匠たる所以で、息子たちや、弟子に出来なかったことではないかと、今、実感しています。

よくストラディヴァリを使う演奏家が、今日は素晴らしく、楽器といったいになって演奏ができたと、思うと、今日は、楽器が思うように歌わない・・・・とてもデリケートです・・・・・と

湿度や、温度、ちょっと駒の角度が(0.1mmでも)、駒のねじれ、弦のバランス(4弦の新しさの違い)、顎当ての締め具合、演奏の前に、楽器のどこかに、身体が当たり、一部分を温め過ぎたなど、・・・で音色が大きく変わります。

しかし、どこを、どうするかで、音色をコントロールすることが、ある程度は、可能です。

どこも、かしこも、厚さが、無駄なく考えられた楽器は、一部分の変化が全体の変化になるのです。
一方、良くあるマニュアルに近い厚さ配分の楽器は、ストラディヴァリウスに比べると、全体がアバウトなので、その影響は少なくなります。
良くも、悪くも、影響は少なくなります。


板が、ただ薄めの楽器と、考えられ尽くされて作られたストラディヴァリの、それは、次元が違う、音の敏感さがあります。

音の構造が、理解できないと、ストラディヴァリの音の再現以前に、取組みすらできないということになります。
その事が少しでも分かると、現代のような、修理に、あちこちに木のパッチを貼ったり、いろいろ補強したりすることが。どれだけ音が、変化しているか恐ろしいと思います。
名器や、古い楽器をお持ちで、修理を考える場合は、このリスクのことを理解したうえで決断することが必要です。
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音響的に正しい、修理は、その部分に補強する前と、した後と、同じ強さに(タップした場合は同じに)維持することが必要なことが分かります。そんなことをしながら修理するとしたら、多分 普通は修理はできないということになるでしょう!音響的な修理が大切ですが、構造物の修理は、音のためです。特にストラディヴァリなどの表板の裏面の修理写真を見るとき思うには、一番大切な部分あたりに、全面パッチされていたりします。これでは、ストラディヴァリたる良さを消していて涙が出ますが、修理は板自体が薄く、本当に難しいことが理解できます。
もし修理で、板をニカワで、補強するとき、石膏等で型を取り、そこに表板などを置き、安定させた上で、ニカワで木をクランプで固定し接着しましが、強く押しすぎると、同じ厚さでは、強くなり過ぎので、その箇所をタップし、修理前の適切な厚さにする必要があります。

弱くなったバスバー交換の場合でも、もし、同じ音色を求めるのであれば、既存のバスバーのサイズ、形のトレース、バスバーが付いた状態でも少なくともM-5、M-2、M-1くらの数値を記録し、古い、近い年輪のバスバー材を使い、同幅で接着し、元の寸法より少し大きめから、同じ音響になるところで、留めるなど配慮が必要です。
古い楽器であれば、テンションを掛けずに接着することも考える必要があります。
それでも音色は変わる!

表板が変形していて、下がり、指板からの弦の高さを維持すると、駒のG,が極端に高い駒になっているのを見かけます。それで良い音は、しかし低音が、反応が悪く、鈍くなっているはずです。適正な駒がセッティングされていたらもっと良い音の筈です。だからと言って、表板の変形を直し、バスバーを付け直したら、きっと良く鳴る楽器になりますが、大きく音が変わり、良かったか、どうか?元が良かったら、どうしようも無くなるでしょう・・・
表板は、作られた時の形を圧力から守り、中心が下がらないように維持すること(駒位置を中心に下がらないように)、ほかの箇所は、自然に変形し、落ち付いた状態が良い音の条件ではと思います。

裏板は、変形(下がり・・・)し、もうしない状態になって安定した時、一番良い状態です。



ニスに秘密は無い・・・ストラディヴァリウス・・・ニュースがありました!

どんな厚さで作られたヴァイオリンでも、ニスは、均等に塗るのが一番良いということです。
わざわざ、古く見せるように塗るのは、その効果のメリット、デメリットを熟知して塗りたいものです。
熟知していると、ヴァイオリンのマイナス面を、少しカバーする事も出来ます。

話が、修理にそれましたが、製作も修理も、板の振動変化を抜きには考えられないということになります。


※ヴァイオリンの裏板の音への影響と役目は・・・いろいろな事が言われたり、書かれたりしているようですが、私自身が、裏板をどう考え どう処理しているかを少し・・・
ストラディヴァリの場合は、総てはどうか分かりませんが、知っている範囲では裏板は、表の振動にいかに同調し一緒に振動し箱の中からF字孔から音の振動を強く発生させる。ヴァイオリンの音程により表は一か所振動するのではなく、沢山の箇所が振動し、それに裏はまた別な振動のルールによって一緒に振動する。表の振動は横板を通じ裏板と振動の流れが箱をグルグル移動し振動します。邪魔なブロックは、邪魔にならないように接線は薄めに処理されていて、裏が自由に振動しやすくしてあります。表は主導的で必要無いのでなされていません。

デルジェズの裏は、役目は同じですが、裏と横板の合わさる部分を薄めにし、ストラド同様に裏が自由に振動しやすくしてあります。ブロックでは、裏板も薄く質量を少なく、横板もブロックでは薄めになっていて、振動しやすくなっています。

スピーカーのコーンに似ています。表板は駒で強制的に振動させられますが、裏は魂柱からの振動をコーンのように伝え、横板からとつながり、振動がぐるぐる回ります。

裏板は、補助的な役割ではなく 表とまさに対であり、音が創られています。現代の作り方では裏は補助的かも知れませんが、名器の裏は、表と同じような難しい厚みのグラデーションの厚さになっています。




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by cremonakuga | 2013-04-22 13:36 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン顎当てについて・・・No.3

ヴァイオリン顎当てについて・・・・・・・

顎は、人により顎に合うか、どうか個人差がありますが、
長時間は、合っていないと、痛くなり、顎に不具合が生じますので、音以前にフィットするか?どうかが大切です。
それを考慮しつつ、
このタイプのを、足の位置を付け直し、整えました。
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私には、黄色のラインのカーブが使いやすいのではないだろうかと???
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このカーブは私の顎にはフィットしにくそう気がします。
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なぜこの位置に移動したのかは、サドルに近い位置=エンドブロックに片足がかかるのは大切です。
もう一方は、表板に当たる部分へ平均に力が掛けられる部分が大切と思うのと、
内部の状況とを考え、あまり外へ足を掛けたくない意味合いからです。
つまり、どんなヴァイオリンにでも、この位置が適切かは、当たりません。

私の作るストラドモデルの場合ということです。

これはあくまで実験で、残念ながら今、どれかに使う予定はありません

みなさんが、顎当てを探し選ぶには・・・・・
結局
どこか、いろいろ試せる在庫のある楽器屋さんで、アドバイスしていただき、試させていただき、音が良さそうな顎当てを決め、顎に合うものを選ぶのが良さそうです。

一つ言えることは、音響的に良い材料のものが、必ずしも良いとは限らないということは言えます。
まず楽器とのバランスがどうかがあり、バランスが良い中に、材質が良いということが更に良いという事が言えます。その中で、顎に合うか、どうか?という事です。
探す場合は、それを遡ることをそいなければなりません。
楽器に合うかどうかは、製作者でも、なかなか分からないと思いますから・・・・
合うか?合わないか?は分かっても、はたして、音響的に合う?合わない?は、どうして、どこが合っているか?合っていないか?明確に確認することは、Hzの仕事なので、そこまで神経質にならないほうが良いでしょう!
私の場合は、良い楽器を作る上で、顎当てが、付くと、付かない、付属品が、どう影響するかを考え本体を作る必要があるため、神経質によりデリケートに熟知する事が必要だからです。



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by cremonakuga | 2013-04-21 17:11 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン駒を調整をする・・ご自分で No1

自分で、ヴァイオリン駒をいつもベストに調整するには?



※その前に、正しく駒が立っているか?基本的な事も再確認しましょう!


【駒の高さは、どうか?】

基準、ヴァイオリンの場合ですが、33~34mm位が基準です。
32mm~34.5mmくらいまでは、楽器構造によって=つまり反応が良く、表が薄めで、あまり上からの張力を必要としない楽器では、32.0mm~など、低めの方が、楽器に負担が少なく鳴る場合もあります。 板が厚く、反応が悪いなどの時、高めを!しかし 35mm以上高い駒は、音質がボケます。柔らかくも聞こえますが本来のシャープさが減ります。
そういう駒は、構造的な事なので、メンテ以前で、ご自分の楽器の特徴を知るべき。

駒は、先端に弦を受け、角度は、158°位が基準です。ハイアーチorローアーチでも同じ、ハイは楽器は、ネックの付け根の高さ他が基準より高くなり、ローアーチでは、低く変化させます。
表板が、デリケートに作られた楽器では、159°に近い方が良く鳴ったりします。
逆はパワーで鳴らそうとする場合、157°が良かったりします。
楽器の設計上です。



【駒が、反っていないか?】

足が隙間なくピタリと合うか?合っていないか?
・・をチェック!

【駒の溝は、削られて深くないか?】
4B~鉛筆で、溝を滑らかに!

溝によっては、弦が切れ易くなります。

駒足首が細い場合、少しずつ反って、足首が前に曲がって危険な楽器も見かけます。
特に細いのは、要注意です。




本題へ・・・・

◎駒は いつも良い状態に維持する事が、楽器にとっても良い事で、音にも良いです。

どうしても、長時間練習に熱中し、くり返しの調弦や、弦の交換など、駒が傾き、駒が変形し、音が変化し、少しずつ進行し、大きな変化で気が付き、直すなど・・・・・
反りは、反り直しなど修正出来ますが、また戻り易いです。

一番好きなヴァイオリン演奏は・・・・・いつも元気な状態のヴァイオリンで!
大切に、扱ってほしいものです。   大切なヴァイオリンです。

さて
いろいろな方に伺ったり、駒を拝見させて頂くと、色々な状況になっている事に気が付きます。
最近そういう状況での音の変化が原因でのトラブルに たびたび遭遇します。

駒が前に倒れそうになっている等は、問題外かも知れませんが、そこまでいかなくても後ろ側に隙間が空いて、そのまま弾かれている場合もあります。

せっかくもっと良い音がすると思われますが、残念です。完全な状況で弾いて頂きたいものです。


女性など、力が無い場合、駒を動かすのは、躊躇することでしょう・・・・

そんな場合にも、この方法なら、可能かと思います。
ただし、既に駒の溝が、深く、弦が動かない場合は、楽器屋さんで調整を!

まず、駒が、横から見て、後ろ側が、90度(楽器により異なりますが90度くらい)になっているか確認します。
前のめりであれば、テールピース側の駒の足の接地面に隙間が見えるはずです。それでも足面が合っている時は、変形しています。
(表板のアーチのカーブで、必ずしも90度ではありませんが!)

要は ここの隙間を消し、前後隙間を消すことが大切で、下手なスケッチですが・・・
一般的には、背面は、横から見ると、直線で平面で90度になりますが、駒を作る人のコンセプトで少し異なります。私の場合は、少しラウンドさせますから、厳密の90度ではありません。
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この様なジグを駒の背面に合わせて作っておくと便利です。


名刺や、厚手のボール紙などヴァイオリンにキズがつきずら、いしっかりした素材をお勧めします。

まず駒が一番良い状態になっていることと、音も確認し、
まず、ヴァイオリンの面のカーブに合わせ下面を切れるハサミでカットし、なるべくぴたりと合うように,
次に駒の背面中心に、中央一番下と、一番上部が合うように!

ジグは少し隙間が空く場合、その空きを記憶しておけば、それはそれで、いつも少し隙間を空かせ合わせれば良いので、目安を作るという意味です。
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柘植と楓で作ったもの
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こういう風に当て、駒が前にのめっているか即座に確認できます。あまり神経質にならず、たまに、トップがどうか確認すると、いつも駒&弦が良い状態に保て、ヴァイオリン面も負担が軽減できます。

何より、何時も同じ状態で、一番良い音色を出すことができます。(駒を目で見て、直し、耳で音色を聞きながら、一番良いところに微調整し直すのが、ベストではあります!)


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まず、駒が万が一 倒れてもダメージを防ぐために、駒の前後に厚手の布、タオルなどをテールピース下からと、指板下からと はさみ準備します。絶対に倒れないように作業します。
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溝が削れ、食い込み動かない場合は、別な方法・・後で

最初修正を1~2mmか見当をつけ、次に、駒の両端を押さえ、左右片方ずつ、上部を少しずつ後ろを引きます。絶対に一緒に動かさない。

動きが硬い場合は、弦を、少しだけ緩めて・・・
両方は、一瞬動きだすと、弦の圧力で一気に動き倒れることがあります。両手を楽器にのせ、手の指先だけの力で右を引く時は、左を押さえ、反対に押すくらいのブレーキを掛けながら、同じように左を引く時、右を押さえ、ごくごく、ほんの少しずつ動かします。そうすることで、どれくらい動いたか確認できます。


方法ー1
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方法ー2
中指を駒の端に添え、人差し指を弦の間の駒に添え、親指を手前に添え、中指と人差し指で
手加減しながら左右少しずつ動かす、これが安定します。その時 手の平を楽器の上(タオルやハンカチを敷いた上に)に置き安定させ、指先だけで、少しずつ左右交互に動かします。このバリエーションでやりやすい方法を探りながら!(自己責任で!) 
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方法ー2がおすすめです!
真上からも見て、駒が横一文字になっているか?これが斜めになっているのも見かけます。

斜めの場合と、ヴィオラの駒など大きな駒では、両端を引き続けることで、中央が取り残され、テールピース側から見るとヘの字になる場合がります。絶えず真っ直ぐに維持することが重要です。

もし・・・・・そのままにすると??
駒は、4弦の加圧が、均衡しています。それが、1番弦、4番弦の圧力が、背面にシフトし、駒を後ろへ反らせる力が働きます。

への字、その反対、斜め・・・それらを水平に直しましょう!

それを修正するには、両中指を駒の中央上部に当てます(指板側の弦の下から)その手の両親指で、両端を押します。中指で手前に引き、親指で押す。

全体を、左右の端を引きながら大きな傾きを直し、駒のトップの左右の変形=ななめ、ヘの字などを修正します。


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例・・・よくあります。
長い期間直さないと、E線は動きが少ないが、他は、伸びが大きく・・・・ペッグで調弦を繰り返すたびに、少しずつ・・・それが原因で変形していきます。
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トレブルサイドが前に・・・つまりトレブルサイドの足元の背面に隙間が空いている可能性があります。
高音が、シャープさを失います。それにともない駒にテンションがかかり、全体に具合が良くありません。

反対の場合もあります。
次の写真のように、駒足、底部の左右のラインに重ねて、こまトップの左右のラインを上から見て、正確に重なるように平行に、真っ直ぐになるよう、いつも心がけましょう!
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もし動かなかったら、駒の溝に弦が食い込んで摩擦で動かない場合があります。
無理をせずに、写真のように弦の下に両中指を入れ上から親指で駒の頭を押さえ、中指で弦を1本ずつ上に引き上げ溝から瞬間浮かせ戻します。

それをE線を除く3本の弦で行い、もう一度駒を動かします。多分動きます。
きっと動きます。
動くことを祈ります!

それでもだめなら、一本づつ弦を緩め、駒の溝(ついでに反対側のナットの溝も一緒に、を鉛筆4Bの芯で、滑らかにし、また張ります。必ず1本づつですよ!常日頃から、弦の駒の溝、ナットの溝を、4Bくらいの鉛筆で滑り易く心がけることをお勧めします。

左手指位置
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右手指位置
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両方の指をこう支えて少しだけ、浮かせます。
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駒の溝は、一本ずつ弦を緩め、塗ります。

今度は動くはずです。
E線側が、動かないようでしたら、E線のみ半音~1音くらい緩めます。
駒足の隙間がなくなるように、調整ができましたら、E線他を調弦し、総ての弦を浮かせる方法を、再度行います。

これで、OKです。

駒の足の面は、ヴァイオリンの表板の面に正確に当たっているのが理想です。後ろ側が当たり、前が浮く場合は、音がはっきり、強く聞こえ、そのほうが逆の場合よりは、結果は良いのですが、前が合っていないと、ハイポのEは鳴りません。全面ピタリと合っている=、難しい演奏、デリケートな演奏など、楽器の性能を発揮すします。

上から見て、E線側が、テールピース側に、G線側が指板の方へ斜めになることが良くあります。
当然えE線の駒の足は、指板側が隙間が空きやすく、G線の駒足は、テールピース側に隙間が空きやすくなります。こうならないように、しましょう!


駒が正しく立っていることと、弦の溝が滑らず、弦が駒の前と後ろで、テンションが違う状態になる!
この状態が、弦が詰まり良く鳴らない場合の原因に多いようです。
特に新しい弦では伸びるので、頻繁に、この弦を浮かせ、テンションを均衡させることが重要で、自分で出来る大事なメンテ。(あくまで自己責任でお願いします!)

4本の弦でE線は、アジャスターで調整するので、駒はあまり動かず、後ろへ少し引かれますが、ほかの弦は、前へ、前へと伸び動きます。安定するまでは、毎回浮かせる事をすると音が自然にでますし、駒が動くのを修正できます。
駒の溝を、4Bの鉛筆で滑らかにし、トラブルを防ぐ。
いつもテンションを調整し、上から駒が真っ直ぐか、横から、前に反っていないか?
毎回確認を!

音詰まりなど、全体に良く響かない時、原因は、弦が古い?、駒の前後のテンションの違いか?



駒を前に傾いたまま長期間使うと、ヴァイオリンの駒の当たる部分にへこみが生じ、駒がピッタりと合わなくなってしまいます。そうしますと、音色がそこなわれてしまい、どうやっても駒の足が合わなくなります。

駒が前に傾くと、柔らかな音色になります。シャープさが無くなります。反対に手前に傾くと、シャープな音色になりますが、100%の能力は発揮されません。ピッタリ足が合っていないと、どちらも100%の能力が得られません。
後ろへ傾けたほうが良いという人がいますが、一見ダイレクトに良い音に聞こえるようですが、駒の接地面への重心は、背面近くの方が良いとは思いますが やはり前後ピタリと合っているほうが、良いようです。合っていないと、E線ハンポジションの ハイテクニックな、微妙な演奏で、音が決まらない、伸びない、という事になります。

最近、名器のヴァイオリン、チェロなどで、こういうことを経験しています。隙間が、目で見えるか見えないか?
テンションのバランスなど、ごくごく少しで、コンサートが出来るかできないか、原因を探る中で、解決する要因の一つでもあります。

ストラディヴァリウスになりますと、これが、動かす以前に、動かした気持ち、戻した気持ちくらいで、音が大きく変化しますので、その気持ちで直すような感覚になります。目でわかるほど動かしたら、もうダメになります!
気持ちを込め、動かした気持ちくらいで、弾いてもらい、良いか、行き過ぎたか聞き、直します。


少しづつ駒が動くので、気が付きません、毎回は、動いたかは分かりません。弦を一本一本浮かせる癖をつけるとl、また、上から見て駒が真っ直ぐか確認する癖も・・そうしますと変化も少なく出来ます。出来れば一番良い状態の駒の背後の角度のゲージを1つ作っておくと便利です。90度=直角であれば、直角の厚紙などで計れます。

余談ですが、魂柱も、ぴたりと合っているものを、下を内側に動かしたりし、面が合っていない状態が良い音がすると、低音が鳴るようになった、高音がなど、必ずしも合っていなくても、合っていない方が良い音したり、いろいろ楽器により違います。しかし、合っていないと、振動でずれるので、合っていて、良い音がするのが正しいと考えます。駒も基本全面ピタリとが良いと思います。新しい楽器は、面が合わなくなることがありますので、注意したほうが良いと思います。 基本は、ぴたりと合って良く鳴る楽器でないとと私は思います。

某量産工場製分数楽器は、魂柱の上の面は、わざわざ少ない面積にか合わないようにしてあります。
合わせると、鳴らなくなってしまいました。それは、それで絶対に魂柱ずれないようになっていて、子供用で、修理調整を必要としないように、そういう意図です。ボヘミンの楽器にも同じような楽器があり、素晴らしい音でしたが、正しく合わせ魂柱を入れると、普通の音になってしまい。元に戻しました。それは製作者の意図だからでした。

駒のお話に戻しましょう・・・

駒の背面に雨が降るような模様が走ります。これは楓の気孔で、それに対し、面が平行になっているためで、音の伝達が一番良い状態です。背面が、表板の直角になり、なお 表板の面に正確に接地していることが、音の伝達に良いと考えます。反対に正面は、気孔を斜めにカットしているため、気孔が点,点に見えます。


そう・・・松ヤニ付いたら、毎回ふき取ることもお忘れなく!まとめてのクリーニングは避ける!
クリーニンングポリッシュには揮発性のオイルなども入ったものも多く、ニスによっては かえって曇ってしまう場合もあります。出来立てのヴァイオリンでは特に注意を!

当たり前の事ではありますが、意外と良くあることですので、あえて書きました。


あまり神経質になることは有りませんが、最初が肝心!その状態を確認し、それを維持する・・・変化を知る・・・確認を日常にルーティーンにする。 それらも楽器の音の一部分であることを!


※コンサート前に、名器の、調整を よく依頼されますが、楽器本体に問題があるようでは、困りますが、私は、その大部分は、駒の傾きに伴う、足の前後の隙間が原因で、高音や、低音に影響が出て、高度な演奏がしずらくなるという事がおきます。裸眼で、見えるような隙間ではなく、高倍率のループで見て、隙間を感じるくらい、隙間かな???くらいで、音の出が悪くなったり、低音が、すっきりしなかったり、霧がかかったようになったり、変化します。正しく駒が立ててあげ、弦が駒の溝で、詰まっていて、前後のテンションが違っているのを直し・・・自然に、正しい状態になっていると、大体の楽器は生き返ったように歌うようになります。良い楽器であればあるほど、それらが大きなストレスになり、ナチュラルにする事が重要になると思います。






※2013.11.04 の抜粋最初の部分・・・「ヴァイオリンの駒のバランスを確認する」
      チェック・ハイテクニック編へ

今の駒が、充分音を発揮しているか?確認しましょう!
大まかですが・・・・

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ヴァイオリン&ヴィオラなどの駒を作る時、既成の駒を適正な厚さ、形に整形するとき、
ヴァイオリン製作者は、自分のヴァイオリンに合った駒を整えます。

ヴァイオリン愛好家の方にために・・・・・
私なりに考える方法は・・・・
一度試してみると面白いと思います。

演奏スタイルでも違いますが

駒のループの大きさ、ウエストの幅、などなどデリケートな部分以前に全体がどうか?ということについて考えてみましょう!

いろいろな事を調べるうちに、以前書きましたが、駒の底部の音程は、裏板のM-2に合わせる。駒のトップを表板のM-2に合わせる・・・という方法ですが、プレートのモードでなく、組んだ時のM-2の場所に合わせるのが適確なようです。

方法1.・・・・駒を左手のひらにのせ、駒の両サイドを手でホールドし、浮かせた状態で、右手を返し、人差し指の爪で、カチカチと小さくタップします。・・・  続きは10月31日を参照に!


ヴァイオリンを弓で弾き、弓の抵抗感少なく、引っかからない感覚、ス~っと弓が抜けやすい、いろいろな原因が考えられますが、ヴァイオリンが、悪い意味で、鳴り易い時、駒でもコントロール可能です。特に駒のウエスト、真ん中の一番細い部分ですが、ヴァイオリンで、基準が、15.5mmくらいと言われています。既製品の駒は、16.5以上になっています。鳴り易いヴァイオリンにも、しっかり強く音がでて、かつ弓に力が要らない場合=軽くコントロール出来る状態・・・OKと、弓が抜ける感じ、音がしっかり出ない弦の振動が本体に伝わりにくい場合。そんな場合は、駒のウエスト部分を あまり細くしないほうが良いです。

※12/18追記・・・「低音が、弱い、弓がスルスル抜ける、引っかからない・・・低音を重く鳴らしたい時、駒のトップのG線部分の厚さを、少し厚くすることも有ります。つまり、例・・E線 1.35mm、A線1.45mm、D線1.5mm、G線1.6mm・・・など、常識的には、駒のトップは、総て同じ厚さにしますが、出てくる音を作る意味では、いろいろ出来ます。D線を、クリアーにしたい時、E~D線まで部分を、1.35mmにしたり、またE線をより
繊細にしたいとき、E線のみ、1.2mmにするとか・・結果出てくる音で自由です。駒皮をかぶせないで、トップのみ貼り、弦の当たる部分の厚さを狭く少なくするとか・・・・・

低音をもっと重く出したいときは、駒のG側の端の肉を多めに残す・・・重くなりますが、かすれたような重苦しい音になります。両端のループの先端の下部のカギのような部分の肉も多いと、低音は重く鳴りにくくなり、重苦しい音色も出せます。 すべてクリアーでスッキリした音ばかりが良い音という訳ではないので、演奏者が、どんな演奏をしたいか?楽器で、どこまで表現の可能性を出せるか????
駒は、普通のヴァイオリンの場合、駒は、左右で、振動が同じように伝わるほうが良いです。そのため、駒はトップのタップ音は、同じような強さになります。

しかし、個性のある楽器では、駒は、左右の厚さも違っても、結果が良ければ、良いと、私は思います。学校では、そんな事は、教わりませんでしたが・・・・楽器本来の性能を出すため、高音は、どうするか?低音はどうするか?駒は、奥の深い、役割もはたしています。」

御自分では、あまり出来ないと思いますが・・・・何かの折、そんなことも頭の隅に記憶されると、改善策になるやもしれません。

ヴァイオリンにデリケートな音色、深味を出すには、駒の一番下の、足の細い部分を加減することも出来ます。
一般的には厚さにたいして、左右3.5mm位が標準とされています。
無難な音が出ます。
例えばE線側を、3.3にしたとします。耳では、金属的や、芯を感じる音が強くなり、細かな倍音が聞こえます。音もしかりした音に聞こえます。しかし、5m離れると、聞く方には、その感覚は薄れ、ふつうに聞こえます。
G線側は、やはり深い音色に聞こえます。離れると、やはり普通に聞こえます。

低音が、太く、しっかり鳴りにくい場合は、低音側をあまり細くしないほうが良いです。
3・8mm~4.2mmくらいが良さそうです。
E側は、3.8~4.2mmくらいが、しっかりした高音が得られるような気がします。
好き嫌い、好みなので、もし好みと違う音への駒がセットされていたら、楽器は別な楽器と同じように変わっています。不満がある音は、楽器のせいではなく、駒の削り方かも知れません。
これらは、あくまで、私の感覚なので、ご自分に合った駒を発見することは、大切です。

駒は駒を削る人の音への好み、音の基準によりますので、駒のミスマッチは避けたいところです。こういう意味でも駒は大切です。
自分での調節は、難しいですが!


※駒の足首の太さは、3.5mmが普通とされていますが、この太さを4.2mmから、少しづつ狭くしていくと、駒かな美しい倍音が増えだします。いわゆるヴァイオリンの分かり易い美しい音色が見え出します。
一番良いところが、そのヴァイオリンのベストの幅で、その人の好みになると思います。
弾く人が、心地よく繊細な音色が、欲しければ狭めになると思います。
ストレートな、音が欲しければ、4mm超が良いかも知れません。

この事は、単に音色でなく、ボーイングの感触と弦のどこを弾くか、ポイントも変化します。






先日拝見した、ストラディヴァリ1722は、ごく普通の駒がセットされていました。駒のトップ厚さ、1.3mmくらい、足厚さ4mm、駒足首、3.6mm、駒ウエスト15.5mmくらい???いや16.5mmだったか??   う~む

以下、ご覧ください。

※ 「ヴァイオリン駒のバランスを確認する」・・・2013.10.31 も ご参考に!
   「駒の高さ、弦高も自分でチェック」  ・・・・・ 2013.11.17 も ご参考に!




【参考資料】
(※私の駒がまったく・・良い見本という意味ではないです!)

いろいろな方法があり、駒の作り方、厚さ配分とも関係しますが、結果音に現れると考えます。

(Henry A.Strobel) Useful measurements for violin making
                           ←指板                      →テールピース
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(from VSA-papers , summer 2005)
←テールピース →指板
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※Cremonakuga violino =ponticello
正面から
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G線サイドからフロントビュー
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G線サイドからバックビュー
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E線サイドからバックビュー
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E線サイドからフロントビュー
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参照
2014/5/08
補足・・ヴァイオリンの駒を調整する

2013/11/17 ヴァイオリンの駒の高さ・・・弦高を・・

2014/8/12 ヴァイオリン駒を自分で調整する・・ No2








ホームページまだの方はこちらからです!

Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)Cremonakuga violino

by cremonakuga | 2013-04-12 21:11 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンとイタリア切手の関係は?

イタリアの切手
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毎年年末になると、イタリアのファビオ・ダラ・コスタさんからカレンダーが届く、人の楽器のカレンダーを家に掛けるのは、いかが??と・・・いいえ、しっかり掛けています。配ってあげたりしています。
その円筒のケースに貼られていた切手・・・
良く見ると、捨てがたく、はがしました。
切手・・・イタリア語で、何て言ったけか??
 フランコボッリだったか???辞書を調べましょう
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・え~と・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
Francobollo
フランコボッロ!(単数)

フランコボッリ(複数)
正解でした。
・・・・・・で 記念切手は・・・
Francobollo commemorativoらしい??

そう言った記憶が無いが、辞書ではそう書いてありますから。

そういえば、日本の昔切手収集したことがありました。
小学生の頃、だれしもが、集めていた記憶がります。そのころの一部が今も
保存・・というより、そのままあります。

今も、いろいろ面白い記念切手が日本でも売られています。
今は、なるべく使おうと思っています。
ちょっと昔の探そう???面白そうです。
東京オリンピックの切手シートもあった!
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種目別競技もいろいろある
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1964年新幹線開通記念も
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中国の切手もあった・・・

古いから、おもしろい取っておいて良かった・・・
・・・・が、保存がよくなかった! 忘れられていた!

手紙や、はがきに綺麗な記念切手が貼ってあると、、それだけで、気持ちが伝わりうれしいと思う。
by cremonakuga | 2013-04-12 18:31 | Trackback | Comments(2)

ヴァイオリン顎当てについての独り言・・・・・No.2

久我ヴァイオリン工房
ヴァイオリン顎当てについて・・・・・


顎当てが、その役目以外に、音が変わることは、周知の事実ですが、また顎に合うかが、人それぞれ違い、合わない人は、苦労します。

合えば、どれでも気にしない方もいらっしゃるかも知れません。

製作者の立場で、楽器に、合う=音響的に相性が良い顎当てをフィッティングするのに、結構苦労します。
そんな話を、友人に話したところ、それより、使う人に合うか?合わないか?を先にしたほうが・・・、
次に音を使う人がどう思うか?との意見をいただいた。

ごもっとも・・・・・

しかし、製作者の立場では、ベストの音を発揮する顎当てを決め、それが使う人に気に入り、合うようにできれば

総てが、ハッピーになれると考えます。

しかし、そう考えると、やはりオリジナルを作るしかなさそうだ!


100%の能力を発揮しないまま、ヴァイオリンを使うのは、もったいないと思います。


市販の外国製のものをリサーチする中で、一つ良さそうなものが有ったが、金具の位置を見ると、ベストではなく、いろいろ調べるが、なかなか無い・・・しかし、クレモナのIl Cremoneseの顎当て、モスコーニさんの顎がのるあれが、まさに考えていたものだった!顎にも優しそうで、金具の位置も思い通り。
どこ製なのだろう????


市販の物を購入する前に、市販の廉価品で、ヒル足の金具の位置を付け替え実験をする。

現在世界で作られて、流通しているヴァイオリンには、グアルネリ型の顎当てが、無難で、最適と思います。

ヒル足のために、削り込まれた部分を埋めています。開けなおすための準備です。

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外したヒル足。ネジは鉄で錆がきていて、頭が大きかったので、ステンレスで、頭を削ったものに交換!
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良質なコルクに交換します。
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by cremonakuga | 2013-04-10 16:25 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房と キリマンジャロ コーヒー

久我ヴァイオリン工房・・・・
una pausa のコーヒー
昨日は、キリマンジャロでした。
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とても、久しぶりのキリマンジャロ・・・・
若い時、銀座あたりで、ブルマン・・・はお高いので、でも気取ってキリマンジャロ!・・・なんてオーダーしたのが懐かしいです。
あまりコーヒーの味も分からなかった年齢。
当時のコーヒーは、なんだか 特に濃い味で、胃に負担が来たような記憶があります。
特にコーヒー専門店なんて看板があるお店のは、濃かったような気がします。
本当に濃かったのか普通だったのか分かりませんが!

同じではありませんが、これは、濃いですが、胃に負担はない味です。
慣れが生じているのか???美味しく感じます。

それでも、濃いか、薄いか?普通か?普通の味覚を持っていると思います。今も!
当時のは、やはり濃すぎたのではないだろうか???
最近は、高級コーヒー専門店などというところのカッフェはご無沙汰しています。

つまらないお話ですみません。
コーヒーとヴァイオリンは関係ありませんが、休憩時間は、普通のコーヒーです。
年々休憩回数が増えるようで、コーヒーの回数も増えます。


ちなみに自家用は、お安いモカを飲用しています。
近所で、ブルーマウンテンブレンドとやらを、試しましたが、それってどれくらいブルマンが入っているのだろう????ネットみると、ある会社のは30%入っていると書いてあった。
30%なら100%にしたほうが満足得られそうですね!
コーヒーの世界深いですね!
by cremonakuga | 2013-04-08 21:59 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン担いで松本・・No5

久我ヴァイオリン工房・・・松本へヴァイオリン担いで・・・・・

車窓より・・・松本市を望む・・・
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流れる木立
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最大限のアップでブレないように
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これ、ちょっと素敵な風景
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スズキシンイチ記念館・・・コンサートを聞きました。
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松本城・・・車窓から、いまだにじかに見学したことがなく、次回はぜひぜひ・・・
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同行させていただいた、T.S.コンサート協会長K氏の後ろ姿・・・朝6時前の散歩、
私ついて行けず息が切れました ・・・水が欲しい~・・元気な彼の後ろ姿をパチリ!
私より大先輩ですが、毎日通勤に駅まで、かなり歩いていらっしゃるそうで、継続は力ですね!
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by cremonakuga | 2013-04-07 15:55 | ◆旅行とヴァイオリン | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン担いで松本No4

久我ヴァイオリン工房・・・松本滞在、諏訪湖へ
諏訪湖の岸にある足湯で、のんびりし、間歇泉の時間を待つ・・・・・
左がぬるく、ここは最初少し熱い、、少しで丁度良くなっています。気持ち良い~

失礼しました。見苦しい足で!
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間歇泉は、何回も噴き上げた・・・サービス旺盛です。
年月とともに、どうも間歇泉の吹上が力がなくなってきたようで、噴き上下られるように
助けているようです。
近くで見ると、けっこう豪快で満足です。
まだまだ風が冷たい
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諏訪湖の一本松と言うのでしょうか??
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のどか
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by cremonakuga | 2013-04-06 20:23 | ◆旅行とヴァイオリン | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの旅松本ヘ No3

ここは、蕎麦屋さんで、旅館の深志荘という宿で、なかなか接客も行き届いています。
特別にらしい?個室ですが、立派な生け花を生けていただいたようです。
この日は、安曇野へ行きました。途中山葵田を見て、安曇野の温泉から安曇野ワイナリー~
そして、ここへ・・・・・


どうぞ 召し上がれ!ブオナペティート!
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いつもすべての写真を撮る予定ですが、つい撮り忘れます。すべて美味しかったのですが、
写真にはない、お蕎麦は やはり美味しかったです。
無農薬無添加食材を使用しているとのことでした。
昨年、お蕎麦を食べに来たときは、1月末、部屋が暖まるまで寒かった記憶、部屋はどうか?心配したが、
とても暖かでした。個室にもお風呂があり、大浴場もあり、ほんのりする旅館でした、時期でスズキメソッドの世界大会で来た家族がほとんどで外国人家族のいらした。
松本の良い思い出になったのではないだろうか!
松本駅から車で5分~くらいらしいです。

久我ヴァイオリン工房初めての方は、HPはこちらから

Cremonakuga violino
by cremonakuga | 2013-04-05 12:31 | ◆旅行とヴァイオリン | Trackback | Comments(0)