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久我ヴァイオリンin 松本 No1

松本市で、スズキメソッド世界大会が開催されました。
なんでも世界中から集まったそうです。
泊まった旅館も家族で海外から参加のようでした、国際色豊か。
街中、ヴァイオリン持った家族連れでにぎわっていました。
かなりの経済効果もあったのではと思います。
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それに参加する演奏家さんも含めて、
良い機会でしたので、仲良しが松本へ移動しました。
私達は、それとは関係ありませんが、
深志荘という旅館に一泊、友人宅 L・Aさんに一泊させていただき・・・
旅館の料理が美味しかったのですが、必ず食べるのに夢中で、写真を忘れます。
忘れました・・・・・少しだけ・・・・ご紹介。
やはり最後のお蕎麦が美味しかった!

山葵です・・・ランチしましたが、新鮮な山葵は、あまりツンとこなかった。美味しくも有り、ツンが欲しくも有り、
サーモンの山葵丼と言ったか??どうだったか??山葵の葉っぱが半分入っていた、パリパリ歯ごたえがあり、初めての触感、ご飯には山葵の葉の茎が刻んで混ぜてある。写真は完全に忘れています。
食べるのに夢中!
写真は、良くある撮り方ですが・・・・
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夜は、興味深々で、山葵の焼酎とやらを飲みましたが、あまり山葵を感じませんでした・・・
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ここのところ、小生お疲れで体調も不十分ではありましたが、リフレッシュしました。
by cremonakuga | 2013-03-31 21:44 | ◆旅行とヴァイオリン | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの顎当てについて!No.1

イダ・ヘンデルさんで思い出したことが・・・・
ストラディヴァリウスの顎当てについて、ストラディヴァリウスに付けられている顎当てについて、
ストラディヴァリウス型という意味ではなく、本物のStradivariusの場合です。


このタイプは、高音側を押さえないので、高音側が自由になり、高音側が良く鳴りますが、同じように押さえないことで、高音側の音質を軽くするので、楽器により音質が効果的かどうかで決まります。奏者の好みも入る!?、のでは???。
また低音側を押さえるので低音がどうか?ということになります。金具は、ヒル足の方が良いと思います。楽器にもよりますけれど・・・・・つまり内部が違うからです。

ストラドでもいろいろあるようですが、現代のと少し違うのは、低音が、よりしっかり、重みのある低音になります。つまり低音は重みが出て、高音は、のびのびと軽やかに鳴るということです。


ストラディヴァリウスでも年代で、製作が、高音を、低音を、それぞれ鳴らそうとしています。それによって、内部が微妙に異なり、当然、後世の顎当てが、どういうタイプが合うか違ってきます。

あくまで、本物ストラディヴァリで、そう作られているストラディヴァリウスのヴァイオリンに限ってです。
それも、これも 好みではあります。
現代の楽器は、それぞれ個性はありますが、ストラディヴァリとは違うので、普通の顎当てが、多分良いと思います。

顎当てで、片方に止めるタイプのは、
ストラディヴァリモデルではなく、高音を鳴らそう、低音をしっかり深い音にしようという意図で作られた本物のストラディヴァリか、同じような意図で作った私のような音響的コピーです。

やはりあとは、好き好きという事になります。


しかし、この顎当ての厚さは、微妙でテールピースに当たってしまいそうですが???。
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これは足を移動し、テールピースに当たらないように削ったもの。
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顎の当たる部分が、平面でないほうが合いそうでしが、人によりますね!アレキサンダーが良さそうです!
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(2013.11月追加)自作の顎当て・・御蔵島の柘植材で製作したものです。ヴィオラ用です。
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接地部分もう少し肉厚の方が良かったようです。振動が来ます。



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中央を金属で押さえるので、質量が楽器への基本的な音響面に影響が大きいと考えます。良い場合も、そうでない場合もあります。現代の楽器には、高音・低音への影響は、先ず向いてはいますが・・・・・????
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オリジナルの楽器本来への基本的な影響は少ないと考えます、なぜなら中央への質量の影響が少ないですから。ストラドタイプではなく、本物のストラドには向かない場合もあると考えます。
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上と同じタイプですが、金属の量で全体の質量が違います、また金属の音の伝達の道が長く細いので、ダイレクトさの面で、どうかなあ??と思います。
材質も、鉄、アルミ、ニッケル、銀、チタン・・・・・重さ、形状、音の伝達・・・・・・・
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顎当ては、現代製作のヴァイオリンでは主にガルネリ型というのが主流ですが、ほかの型でもテールピースをまたぐタイプがほとんどです。
しかし、ストラディヴァリウスに関しては、テールピースをまたがない、片方だけのが多い、またぐのを使う演奏家もいますが、これは、内部的な構造的に起因します。

そういう構造のヴァイオリンは高音側を押さえない方が、高音が響き、低音が、芯から重厚になります。
そうでない構造のヴァイリンは、ガルネリ型の方が、全体に良い音に響くことが多いです。
現代のヴァイオリンの構造では、ガルネリ型の方が、効果的な場合が多いと考えます。

内部が、普通の構造のヴァイオリンに片方に乗せる顎当てを使うのは、どうでしょうか????、あまり意味を感じませんが、どちらも試し好みで良いのかもしれませんが、そういう事なのです。


そう作られたストラディヴァリウスでは高音側を押さえないと、高音側の音が、生き生き、のびのび響きます。軽い音はより軽くなるので、その場合は、跨ぐタイプの方が効果的かもと思います。固体差も大きいと思います。

高音を響かせようとするストラディヴァリウスでは、効果的な場合が多いようです。
しつこいようですが、左右対称な厚さで作られたヴァイオリンは、テールピースをまたぐタイプが良いです。

余談ですが、顎当て、きつく締めすぎると、良くないという方もいます、しっかり締めないと良くないという方もいます。それは、楽器によって違うので、楽器に合わせて締めれば良いので、総て同じではありません。

力いっぱい締めすぎは 楽器を動かなくするので音に良くないでしょう、横板の変形もあり得るので???。
しかし、接着面が、合っておらず緩んでいると良くないです。新しい楽器の接地面のコルクは肉痩せ、変形するので、薄くなったら、締めないと緩み、音質を損ねます。
基本的には、外れないようにしっかり締める必要があります。それは、前記の如く、横板が変形するほどきついのも問題です、しかし、緩めの方が音が良い場合もあります。
外れないようには、きつく締める以前に、ヴァイオリンの淵の処理と、顎当ての接着面の角度、コルクの面などが、構造上、締めると外れないようになっていると具合が良いのですが、古い楽器などで、楽器の端がのっぺりしていると、取れやすいので注意が必要になります。

このことは、ガルネリ型で言えば、楽器に有った質量の型当ての場合は、楽器との面がしっかり密着していなければなりません。
型当ての質量も音に大きく関係します。接地面のコルクも厚過ぎると良くない、質も影響します。また接地面積も影響します、接着剤も! 厳密には楽器の構造に関係するので、一概に言えない、難しいアクセサリーです。

ガルネル型でテールピースをまたぐ部分は、太いと、楽器が良く鳴る場合は、音に強さを増しますが、デリケートさが失われたりもします。それは、左右の振動が、顎当ての強さの影響を受けているようです。
そこを少しずつ細くしていくと、デリケートさが浮き出てきます。顎の当たる部分の厚さも、厚過ぎると、音が無駄に吸収されるようで、薄くしていくと音がすっきりしていきます。

細くし過ぎたり薄くし過ぎたりすると、強さ、すがすがしさが消たり、音の変化していきます。
顎の厚さも薄くしすぎると良くなかったりします。
私の場合は、厚さを測りながら、タップしながら、振動が自然に廻るように心がけて削っています。

顎当ての金具は、楽器の押さえる場所が、音に影響を与えます。
それも楽器により違うのが事実です。中央押さえる場合は、その部分の質量が変わるので、鉄、真鍮、ステンレス、チタンなどなどで異なります。材質と重さが関係するようです。
ヒルタイプは中央を抑えないので、中央の質量への影響を少なくします。それも良い場合とそうでない場合もあります。

つまり、その楽器の本来の構造がどうか?と、その楽器の、ある場所とのバランスと、顎当てが付いた状態でも音響的なバランスが音に大きく影響します。
顎当てのどこの産地の材質(柘植、黒檀、パリッサンドロ、フェルナンブーコ、スネークウッド)か?と重さ、大きさ、の影響、 タイプ、足の金属、コルクの厚さと素材の密度と接地面積、をどうするかが重要です。総てが音響的な附属品です。

楽器を見極めることから、どんな附属品でどんな形のを・・・・と進むのが良いのではと思います。
顎に合うのが一番ですけれども!


格好良いからと・・・見た目からではないことは確かのようですね!
格好良さで選びたいところですが・・・・


アクセサリー選択は、本当に難しいと思っています。ペッグ、テールピース、も やはり難しい部品ですね!
・・・・でイダ・ヘンデルさんは、低音側を押さえるタイプの肩当てだったと思います。また、日本人のS.Sさんも同じタイプの顎当てのようでした。
演奏の高音、低音の音色、音量を聞きながら、顎当てを確認すると、なるほど!と思えます。

ただの顎当てですが、されど顎当て・・・・・ただの・・・という事はありませんね!
どういうことが良いのか?
ヴァイオリンのエンドの厚さが、どれくらい音響的に、どうか?そのヴァイオリンにとって、ジャストであれば、付属品でバランスを壊さないこのを、音響的に強い=音程的に高い場合は、影響を減らすように、低ければ、上がるように、ほかの附属品を含め考える必要があります。
これらは、ヴァイオリンの渦巻をはじめ、ネックの太さ、指板の厚さ、重さ、箱のバランスなどなどの大きさ、首の太さ、材質、ペッグの大きさ(重さ=材質の差、ペッグの位置)、ネックの太さ材質、などの関係が重要で、他にブロックの大きさなどなど・・・も関係します。
顎に合うか、合わないかに加え、楽器に対してどうか?考え、トータルで考えなくてはいけません。
微調整には、ペッグの太さ、長さ、材質、エンドピンの材質、長さでも微調整できます。
あとから、調整は、考えるときりがなく、大きな世界が広がります。

ヴァイオリンを作る時、それらを考えながら作るのは、とても難しいことですが、白木で付属品を付けて、バランスを聞き、合わせる方法はあります。
楽器が完成し、それらの音響的にピタリと言ったとき、弓の吸い付きが、強く、レスポンスが最高潮になり、
反応がきわめて良く、音量も強い楽器を感じられます。それは楽器を数HZの範囲でバランス合わせるということです。
ニスが剥げれば狂う範囲です。そこまでしたほうが良いか、どうか、それが分かるか?気にならないか?
顎当て一つですが、顎に合う、合わない、以前に、音響的に、大きなファクターになっているのが顎当てということです。



最初に紹介したタイプで柘植、厚め、ヒル足、は、なかなか売っていない。3000円くらいのは見かけますが、
もっと良質な物は、そういうのが合う楽器自体が少ないからでしょう!柘植でも材質の差が大きく、私には難しいです!
作るしかないのだろうか!?・・・と悩む今日この頃・・・・


まずは、いろいろ試して、その違いを感じて、piano piano(ゆっくり少しづつ)好みに近づけると良いのではと思います。

人それぞれ、好み、感じ方などさまざまです・・・・低音が良く鳴って、肩に振動がビリビリくる感覚がたまらないと感じる人もいれば、その振動が嫌だという人もいます。普通に作られた新作は、なかなか肩にビリビリはきませんから、それに慣れているとそう感じます。良く鳴る楽器(大方は鳴る楽器)に慣れていると、生き物のようで、一体感で快感に感じるかも知れません!新しくても、古くても、その楽器の作り方とコンセプトによって、肩に、ダイレクトに振動が来る、来ない・・・必ずしも、振動が来る楽器が良く鳴るともいえないのは、難しい問題です。低音は、鳴る場合が多い、鳴るとは、遠くへ音が届くという意味です。

アレクサンダー・・・良いが、少し重い!
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好みは・・人それぞれです。

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Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)Cremonakuga violino




久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房です。
by cremonakuga | 2013-03-27 16:00 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

イダ・ヘンデルさんの ヴァイオリンコンサート

今夜、浜離宮朝日ホールでコンサートがあるようです。(2013年3月27日)
せっかく、わざわざ、書き込みで、教えていただいたのですが、
行きたいですが、叶わなかった・・・・・
以前、イダ・ヘンデルさんが使っていたストラドを見せていただいたが、今使っているのは、長年メインで使っていらっしゃる楽器のようです。
私が見たのは、サブの楽器なのだろう?

やはり音色の違いが大きい。
今使われているのは、深い音、神秘的な美しい音が聞こえる気がします。私が見たのは、サラッとした すがすがしい感じの綺麗な音でした。
近くで一緒に聞かないと分かりませんが!

昔聞いたのは、サントリーホールだったので、ホールが大きすぎたようだった、おまけに聞く位置が横だったので、音の向きが悪く、音が小さく聞こえた。今回は、ホールのサイズなどを考えると、きっと、こころに響く、感動ものでしょう・・・・その時は、確かメンコンでアンコールがバッハだった!指揮は、サイモン・ラトル、確かバーミンガク市交響楽団だった!

このレベルの演奏家の生演奏を聞くのは、彼女の音楽人生を聞きに行くというということだろう・・・
以前、リッチさんが、ヨタヨタ今にも倒れそうに出てきて、演奏が始まったらシャキッとし、ホールに音が回ったのを記憶していますが、同じように響くのだろうと、想像します。
残念!
by cremonakuga | 2013-03-27 14:07 | ◆ヴァイオリン・コンサート | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房近くは・・さくら・さくら・さくら

八千代は、まだ満開になっていません。
桜の年齢でも差があります。
ここは、満開のようですが、

八千代のポー川沿いは、
今週の日曜日あたらい満開かも???
八千代中央、ハミングロード近く・・・・
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さくらの季節と一緒の菜の花の黄色の対比・市役所前
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今日も結構寒くなりました。
by cremonakuga | 2013-03-27 00:05 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリン工房の恒例パスタ

久我ヴァイオリン工房恒例の季節のパスタ!(何時ものお皿で!)
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少しアサリの殻間引けば体裁良いのですが、まあいいでしょう・・・・

無性に Gli spaghetti alle vongole (スペルこれで良かったか???)
が食べたくなり、昨夜から砂抜きしていたアサリを調理しました。

アサリが美味しい季節になってきました。
アサリ具だくさんパスタを味わう・・・・・・
ちょっとおつゆが多かった!
久しぶりで、いつも勘なので、出来栄えが違う
まあ、いっか~美味しければ

用意するもの
Vongoleアサリ・・・適量・・・砂抜き(3%の食塩水で一晩)
Aglioアーリョ(ニンニク)・・・1カケ・・・・・みじん切り
Zenzeroゼンゼロ(しょうが)・・・少量(親指大くらい)・・・すりおろし
Olio d'oliva・・・・適量
Prezzemolo(イタリアンパセリ)・・・せん切り
Vino bianco(白ワイン)・・・100cc~120cc
Spaghetti・・一人前

手順、
あらかじめ鍋の水を沸かし、塩を入れ、パスタ投入し、(7分)
7分-1分=6で   6分でアサリソースを作る・・
アサリ調理を開始!
蓋つきフライパンにオリーヴオイルを入れ、ニンニクを炒めます。
最初強火、油を見ながらすぐ弱火、ここは時間との闘い・・・・
出来れば黄色く焦げる前に、アサリ投入!強火
直ぐ白ワインを入れ、蓋をして、強火で!
アサリの殻が開いたら、弱火で、生姜入れフライパンを振り混ぜる。
丁度パスタが6分になり、パスタ投入し、茹で汁ほんの少し入れ強火で!
汁を飛ばし、びちゃびちゃ感がなくなるあたりでパセリを入れ、全体を混ぜる
ここで、7分くらい??完成~!

おつゆが、有るか無いかの状態がベストと思います。無いより有ったほうが美味しいですが!

生姜、にんにく、イタリアンパセリ
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イタリアンパセリ、これから細かく・・・
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パスタ デチェコ (コットゥーラ 7分)・・・何でも美味しければ bene
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白ワイン150ccでは多かった!20ccくらいおつゆが多かったので、茹で汁とワインで120ccくらいかも?
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にんにくをオリーヴオイルで、冷たい状態から・・炒める・・・弱火で・・・・
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小ぶりのアサリです。強火で、白ワインを注ぎ、ワイン蒸し状態・・・・
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アサリは小ぶりが美味しい気がします。
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ストラディヴァリの再現ではなく、イタリア・ヴェネチアのアルマスカロンの味の再現です。
どうぞお試しあれ!

ヴォナペティート!
by cremonakuga | 2013-03-25 19:12 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンの音色の謎(4,13,2016追加)

ヴァイオリンの音色は、どこから来るのだろうか?
弾く人、作る人、調整する人によって感じ方は違うことは確かだ。
そうそう、それよりも、人によって大きく違う。
同じヴァイオリンでも、感じ方は、その分いろいろ変化する。


(Del Gesu 1744 Ole Bull Testa)
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製作者としては、自分が良いと思う状態を基準にするしかない。
それは、駒、魂柱、そのほかのアクセサリーなど、うまく合うようにセッティングをすることで、完成する。

基準の音色は、その前の状態を作るのが製作者です。
最近いろいろ考えることがあります。

演奏者によって、低音が鳴る・・・という定義も違う。
どういう状態が、鳴るというのか?
それも人によって違うから難しい事この上ない。
自分では鳴ると思っても、あるソリスト氏は、満足いかない様子だった楽器が、調整で、自分では不満足でも、
どうも、気に入っているように鳴るの時もある。

良く鳴る過ぎると、ウルフが出だす。
ウルフは、大きな音で、強く鳴る場合と、大きくはないが、こもるように深く鳴る場合にも発生する。

ストラドモデルでG線の上の方のC付近に発生する。デルジェズモデルでは、もう少し上のCからDあたりに出やすい。
音程を外れる場合はラッキーですが、その辺は、弓が動かないのは困るが、少しは、勲章で、弓や技術でカヴァー出来る。名器はだいたい出る。

深くこもる音色で鳴る、ウルフは解消するには、良く鳴らせる固有の場所があって、そこを少し厚くする、強くすると、解消される、音色が、少し損なわれるが、その分音量が増える。
※2015追加・・大きく鳴って出る場合は、良く振動する部分大事な部分を厚くする・・・ウルフは出なくなるが、わざわざ性能を押さえることになる。
交換条件のようなものです。

ことヴァイオリンについては、最高にデリケートな楽器だ!

普通の楽器に成らないように努力しないとと、改めて思う今日この頃です。

音響的に作られた楽器は、その大切なポイントが、0.2mmの変化もしくは、それに相当すると強さの変化で
楽器は、天と地ほど変化します。

楽器がフィックスしない状態では、毎日が変化する。

製作から1年経っていない楽器では、楽器に暫く手を当てて温めると、そこは、他に比べ肌では分からないが確実にニスは、他に比べ柔らかくなり、弱くなる。薄いのと同じ状態になる。

簡単な例では、F字孔の刻み位置の厚さが、同じだったとしますが、そこがE線側、G線側で0.1mm増減したとする。また、同じでもニスの回数が違う場合、それだけで、高音低音のバランスが変化します。
そこをしばらく指を押し付けると、変化する。柔らかいニスや、硬すぎるニス、そして安定した古い楽器は変化しない。

新しい楽器は特にですが、出来ればボディーは、大胆に持つべきでない。

楽器全体、表板・裏板・横板、をそうした変化で、音を作っています。見た目は曲面で、そうした変化は見えませんが、0.05mm単位の変化で、製作されていますから、弦が変わる、古くなる、季節の変化、湿度、温度で、変化します。

低音を変化させる事は、高音を変化させる事でもある。
高音が変化する。同じように低音も変化する、しかしメインかどうかが違う。
高音側は、E線が特に音質が変わる。勿論それに対で裏板がかかわるから厄介ではありますが・・・・

先日も、あるソリストさんの楽器を調整しました。ソロを弾くようで、E線が詰まるとのこと、毎回のことで、だいたい想像がつきますが、今回は、駒の角度と、駒足の接地面の微妙な位置、そして顎当ての緩み、そしてまだ古くないがG線ガットも交換した。駒をまたぐ弦の張力を均等にした。
駒の角度は、目でわかる程ではなく、感じる程度の変化で、何度も弾いていただき、行う。
それくらいデリケートで変化します。そういうデリケートな楽器でないと演奏表現できないのも事実なことで、演奏家も大変だと思うが、演奏家は皆さん名器と仲よく付き合っている。


またある有名ソリストさんは、名もない楽器に性能を感じ、弾き込み、開花させようとしている。そういう力も凄いと思う。

普通は、名もない楽器には目もくれず、楽器を持ってネックが太いから馴染まない・・・少し弾いて好みでないと、別な楽器を探す流れになる。

色々なデルジェズ、ストラド、など沢山の名器を弾いてきた経験のある方は、その楽器に何かを感じることができるのだと思う。 どうも古い楽器であることは確かで、もしかすると名器かもしれないとのことだ。
新作楽器か?オールドか?より良い音か?を見ているよう・・・

ヴァイオリン製作・・・楽しいが、なんで こんに難しい世界にいるのだろう!
昔の名工達は、どう思って作っていたんだろう????「どうやったら、ほかの楽器より良い楽器が作れ売れるのだろう」と、意外と単純に考えていたのかもしれませんが????

ぜひ、ストラド先生、デルジェズ先生に伺ってみたいですね。。。。。。

※2015年追加・・・最近ストラド&グアルネリ先生が どう思っていたかが?感じ取れる気がします
やはり、そう単純な考えではないようです。つまり作ればすぐに売れたはずである。
それでいて、作る楽器 作る楽器の作り方が全然違うのに良い音の楽器が出来る・・事から、名マエストロ達限られた家族関係、師弟関係の中だけで受け継がれた楽器を作るノウハウ=技術=ルール=セオリーがあって、それに沿って頭の中で組み立て、それを厚さ、形にし・・音にしている。
・・・・は 誰もがそう思っているだろう・・何も新しい事は無く その通りなのだ!
2015年に成って、私も そのセオリーのいったんを理解し、図面をひくでなく 頭の中で組み立て厚さを決め木を削っている。一丁 一丁全然違う厚さで作る事が出来るようになった。

音のイメージを厚さに変換する事が可能だ。 
今 世界では、情報を共有し良い楽器を作ろうとしているが、CTなどいろいろな情報が出ている。いろいろな研究がなされている。
しかし、しかし、私には、彼らは全部情報を出しているとは とうてい思えない。肝心な情報は 多分出さないだろう。
もし あれで全部情報を出しているとしたら、まだまだ先は遠いと思う。
名器を調べ、同じ厚さで作り同じ様な音の楽器が作れても、意味はないだろう!
その厚さの意味を完全に理解し作る事が出来るかが一番重要だと思う。



追記2016,4,13

そして、反応が良くデリケートな良く鳴る楽器
4弦の総ての同じ音程オクターヴで、大小ありますが
反応します。

ウルフは
実際はウルフ感があっても弓の性能で感じなかったりします。

もし、G線は問題なく、A線のみに出るとしたら、G線由来ではなく、まったく別な事が要因かもしれませんが、
A線でもCisでは、G線で良く出る場所付近なのでG線由来と考えられます。
魂柱の長さ、位置を変えてみる。
駒の厚さを変えてみる。

弓の張りで気にしないのが良いように思います。








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Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・久我ヴァイオリン工房・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by cremonakuga | 2013-03-24 14:01 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(4)

さくらは、もう少しです。

八千代のポー川付近の桜の満開は、もう少しです。
満開は、待ちどうしいです。
土日には満開でしょう!
いつもの撮影スポットでは・・・・
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草は、逆光で綺麗です。
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空を見上げるとジェットが
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二日前に、古い友人の訃報を聞いた・・・大きく、ショックです。忘年会、新年会ができず、会えなかった友人。
元気と思っていたら・・・もう居ないのだ・・・
桜を見られなかった友は、クラッシックをこよなく愛していた。もうそんな話も出来ない。
そうだ ずいぶん前に一緒に五嶋みどりのコンサートを横浜に聞きにいった。
サクラ満開を見せたかった!
by cremonakuga | 2013-03-22 22:28 | ◆ヴァイオリン工房散歩道 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンかついで東京へ~

ヴァイオリン2挺かついて、ぽかぽか陽気の銀座へ

ヴァイオリンの気持ちでは、ちょっと辛い陽気でしたが、
やはり3月ではなく、6月くらいの陽気だった。
ヴァイオリンの気持ちが分かる今日この頃です。

銀座から東京駅大手町・・・八重洲・・・さくら通り・・・日本橋・髙島屋で油を売って・・・帰路へ・・

もうじきオープンする?した? 東京駅横のkitteを上からパシャリと
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東京駅です
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日本橋さくら通り
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by CREMONAKUGA | 2013-03-20 01:05 | Trackback | Comments(0)

ヴァイオリンと九十九里浜防砂林の関係

ヴァイオリンのニス作りは、いつも九十九里浜の実家へ行きます。
震災で、津波の影響で防砂林の松が枯れてしまったらしく、松の苗が植えられています。
いまは、何もなく、視界が開けています。
ニスを作る実家は、海、砂浜、防砂林、道を挟んで有ります。2階の窓から海が見えます。
今回はニス作りではありませんが・・・・・・

ここは松林でした。整理され何もないです。
多分塩分の砂では松は育たないので、土などから改善などしてからでないと植えられないのでないのだろう??と想像!
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2年経って、やっと可愛い松が、植えられ沢山育っています。
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by cremonakuga | 2013-03-17 00:53 | Trackback | Comments(0)