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Sourène Arakèlianその3

久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino

ヴァイオリンの音

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抜粋・・・・表板の厚さを全面 同一にする製作者によれば、表板の中心線を挟んで木目は周辺部よりつんでおり、厚みが々でも堅さが違って厚みに変化を持たせたと同じことになるという。表板も裏板も駒下をもっとも厚くし、周辺部ぬ向って薄くする製作者もいる。さまざまなやり方が試され行われたがその数は多く、とてもここにすべて取り上げることはできない。・・・・と

中央部の密度、年輪がつんでいる材は、意図的に厚くする以外は、当然厚くする必要はない、強い材であれば、むしろ少し薄くしても良いと思う。つんでいても、全体に弱い材もあるので、材と、どう作るかで相談する必要がる。微妙であると思う
総ては用材の音の高さと材質次第である。当時のイタリアの名工たちの表板と裏板の厚みを調べて分かったことは、音の高い木を使う場合、表板と裏板を比較的薄くして、より振動しやすくしていることである。Stradivariはそこまで薄くしてもまだ音が高いと確信すれば、ためらうことなく表板を単一な厚さで、2.0~2.5mmまで薄くしている。しかし、音のひくいモミを使う場合は、厚みを3.5mm~4.0mmまでにもする必要がある。4.0mmでは柔軟性を欠くとすれば、4.0mmの厚さは駒下のみとし、周辺に向かって厚みを減らさねばならない。
こうして二つの違ったやり方が生まれた。


それも正しいかとも思うが、どう音を鳴らすかで、どこを薄くするか、厚くするかで、全体の厚さの構成がちがってくるので、単純に材が固いかだけではない

①表板は厚みに変化をつけず一様の厚さ、裏板は厚みに変化をつけ駒のあたりをもっとも厚くする。


②表板、裏板共に厚みに変化を付ける

当時のイタリア人製作者の表板が高い材では薄く、一様の厚みかほとんど同一の厚さにしてあり、音の低い材では厚くするか、或いは厚みに変化をつけるかしているのはこういった理由による。

チロル派では表板、裏板ともに厚みに変化をつけていた。駒の下、周辺部とでは厚みの違いが往々極端である。チロル派の流儀(ドイツ人製作者のほとんどもそうだが)は、表板の中心線に沿ってネックから駒の下を通り、テールピースまで、全長、もっとも厚くし、周辺部に向かって薄くしていくのである。まずいことに、木目のつんだ音の高い材でもそうしてしまうので、フルートのような甲高い音になってしまう。
このようなタイプのヴァイオリンも中心線にそって厚みを落とせば、深味のある音で良くなるようにある。表板の厚みの極端な違いを無くせば、より均一な振幅で振動するようになる。

フランスでは、さまざまな厚みの組み合わせについての研究が特に盛んだが、残念なことに、フランスの製作者は、良い材料を常時確保できる環境にはない。

・・・抜粋・・・
当然ながら、厚みには上限と下限があり、これを超えてはならない。モミでは、駒下でも周辺部でも、4.5mmから2.0mmまでである。カエデでは駒の下で、5.0mmから3.8mm、周辺部で2.0mmが限界である。
この限界はいろいろやってみて、次のようなことが分かったからである。

①表板のモミが柔らか過ぎるからといって厚さを4.5mm以上にすると、柔軟性を失って幅がなく、やせた細い音になる。
②どんなに固いモミでも2.0mm以下の厚さにすると柔軟性が過ぎる。表板のアーチが変形し、張のないうつろな音となり、音階を弾くと総ての音が均一で十分には出ないことがある。

「表板の厚さは用材の質によって決められなければならない」と SAVARTは言ったが 表板の厚さはその音の高さによって決められなければならないと言ったならば、もっと真理に近づいたことになったであろう。・・・・と

そこで感想を・・・私の経験からは・・・・・
表板の厚さは、材質の音の高さを基本に決め、部分の厚さの変化は、一枚の板として基本から外れない範囲で、一定の規則にしたがって変化を付ける事を行うことで自由に音を作れる・・・・cremonakuga violino
一定の規則というのが、オールド・クレモナの秘密の部分になるのですが・・・・・・・

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by cremonakuga | 2012-07-17 14:00 | Trackback | Comments(0)

Sourène Arakèlian その2

久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino

ヴァイオリンの音質

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ヴァイオリンの表板と裏板の、調子をどうとるか?・・・・で、どんな音になるか?
調子とは、いわゆる、特有音、固有音、基音・・・モード5、板を組み合わせる前のプレート段階での音程。
アッパーバウツ、バスバーと端の間あたりを親指と、中指などで挟み、駒あたり、指の関節でタップしたときの音程。
組むと、まったく別な振動になるが、大方は見当が付けられる。


氏の本から
例えば表板がFだとする。

①裏も同じFとすると、表板の特徴が出る。

②裏板の音程の方が、高ければ、例えばF#とすると、表板の音は、引き締まった輝かしいものになる。

③裏板の音を低く、例えばEにすると、表板の響きに柔らかさと甘さが加わる。
 表板をGにすれば基本的には、 はっきりした鋭い音になるが、裏板を一音か、半音下げれば音を柔らかくすることが出来る。

表板をEにすれば、柔らかく深味のある音に出来るが、裏板をそれより少し高く、Fにすれば引き締まった音になる。

このように、表板、裏板の音の組み合わせは製作者によって決められ無数にある。 用材の組み合わせ方で製作者の音楽的素養が分かる。しかし、表板、裏板の音の組み合わせのみがヴァイオリンの音を決定づけるものではない。


①表板、裏板の厚みに配分。
②表板と裏板のアーチ、これはイタリア、フランス、チロル、ドイツ各派によって際立った違いが有る。
③ネックの取り付け位置。
④駒、Bass Bar,魂柱
⑤ニス、フィッティング

ヴァイオリン製作は、いろいろな要素の入り組んだ技術であり、うまくいくかどうかは、数多くの問題を解決することにかかっている。
 それらは、互いに関連し合っており、そこを障りなく解決しなければならない。
製作者の厚みとその配分の仕方についてそれぞれ独自の考えを持っている。
Gasparo Bertoletti(1551-1609)から現在に至るまで、ヴァイオリン製作者はこの問題に取り組んできたが、万人の認める原則には到達していない。・・・・・・と

ここまでで、cremonakuga violino、私は、今おこなっていることは、①が一番大切で、これらが複雑に表現された総合的な表板、裏板が、各々、総合的に、Fか?Eか?Gか?ということになる。
やっとその法則、原則が、沢山ののヴァイオリン作るくらいの実験の繰り返しにより理由つけられ、理解できてる。

今日はここまで!
by cremonakuga | 2012-07-15 21:14 | Trackback | Comments(6)

THE VIOLIN by Sourène Arakèlian・・・その1

久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino


ヴァイオリンの音質
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(このヴァイオリンは2008年製のArcobalenoと名前を付けたストラディヴァリモデルです。デモ用にしていますが、中を開けるのは2度目になります。前回は、ストラドのテクニックを入れるため、今回は、音聞きながら、内部を削った結果を実際に目で見、正確にどうなっているか計測したいからです。また高音が伸びるように、表板の必要な部分を少し削るためです。本当はその分 表板に影響する部分の裏板部分を厚さを増やさなければならないのですが、表のみに留めました。)


友人から、こんな本があるんですが、ご存知ですか?・・・・・・と、ヴァイオリンの板についてと、ニスについての抜粋・・・Sourene Arakelin(1887~1979)の本のコピーとその日本語訳を・・・・・送っていただいた、そして読んだ感想を聞かせてほしいとのことでした。

その中で、書かれていたことは、大方、納得できるが・・・。 



OLD ITALIAN VIOLINの中には、見栄えのしない、むしろありふれた材で作られたものがある・・・それでも、このヴァイオリンが木目が不揃いでも驚くほど良い音を出すのである・・・・・・・と、
レバノン杉(Lebanon Cedar)と、その近縁種は、発弦楽器の製作に使われるが、木目が大概不揃いなのに素晴らしい音を出す。・・・・・と


当時、同じ木材を相当量所持していたことが、経験を無駄なく生かせたとも・・・・
また、ストラディヴァリの多くは、表板の厚さが2.0mmから3.0mmまで様々で、かなり高い音を持っている(F、F♯ 時にはGすらある)。
この厚みで、その高さの音にするには、かなり堅いモミか、高い音が出る特別なモミを使う必要がある。そのモミの仲間の一種が現在もでもある。そのモミは”waterd"fiarとして知られる。ヴァイオリン製作に通常使われるものより軽く、木目が交差して不規則な模様が光って見える。 音は澄んでいて輝かしく、厚み(薄くできる)がうまく決まれば深みもある。???
当時のイタリアの名工たちは、この軽くて強靭な木を知っており、この木を使えば駒の下で厚み2.0mmに落としても、ヴァイオリンの音は張りのないうつろなものにならないことが多かった。・・・・と

この木は、多分現在私などが使っている、マスキオ材の一種(ハーゼ)と思われる。

表板と裏板の音程をどう組み合わせるかで、どんな音を作れるかが書かれている。

今、私がしていることは、モードではなく、表、裏のどこを、どうすれば、どうできる??をしていますが、この本は、全体的な厚さの組み合わせについて書かれている。M-5など・・・

一般的なヴァイオリンの作り方の基本的な部分のようだ!
表、裏の音程を高、低、どうするかで、つまりプレートとしてのモードで言う、モード5、基音についてのようです。



イタリアの古名器を調べて、Bass Bar付の表板、裏板の音程の高さは、ほとんど例外なしにEより高く、Gより高くないことが分かっている。
この二つの音が、許容範囲で、これを超えてはならない。表、裏がこの範囲内にあるヴァイオリンのみが聞いて心地よい音を出すからです。・・・・と!

そう私も思っている。表、裏板で、裏板の音程が、必ずしも高くなくても良い。
基本的に裏板が強ければ音量が出るというか、音に張が出る。 逆は、柔らかく、しっとり甘い音色になる。
と思っている。 名工達は、一つの楽器で、高音、低音など音域別に、これら操作している。私もそうやって、高音低音を、操作している、その時、表、裏、どちらが高いか、強いか?あるいは低いかが大切になる。それについては、筆者は、理解していななかったのだろうか!???

by cremonakuga | 2012-07-14 01:47 | Trackback | Comments(0)

良い音色のチェロを探す。

久我ヴァイオリン工房
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友人の小出バイオリン工房を ご紹介します。


小出邦夫さんのチェロです!

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・・・・・・ちょっとピンボケすみません~!(2012年池袋のフェアにて)


日本バイオリン製作研究会のメンバーで、良いチェロなどを作られていらっしゃるので、 ご紹介いたします。

バイオリン、チェロ、そして弓も製作されています。なんでも弓は、ペルナンブーコ、やスネークウッドですが、中でも、スネークウッド材で作った、重めで強い弓が、好評だそうです。

伺うと、東京築地生まれの江戸っ子とのこと、現在は、江東区三好、地下鉄は、清澄白河駅、
・・・・・私のほうは、下町ですが、昔は小松川村だったそう!余談です。



実際に、池袋のフェアで、彼のモンタニャーナモデルのチェロの音を聞いたところ、とても良かったのです。
何が良かったと言うと、バリバリ感ではなく、しっとりとした、上品で綺麗な音色です。この音色は、私の好みなのかもしれませんが・・・・一緒に行った、東京サロンコンサート協会会長のK氏も同じ感想でした。

フェアの日、小出夫妻と、彼のチェロを弾かれている、毛利巨塵先生とランチをする機会があり、毛利先生がおっしゃるには、ほかのチェロは、箱が鳴るというか動くというか・・・そんな表現だったと記憶しますが、小出さんのチェロは、箱が、あまり動く感じがしないのに音が良く鳴る・・・・そういうような感想だったと・・・・!

小出さんの伺うと、本当はヴァイオリンが好きだそうです。 もちろんチェロも好きなんでしょうが、!


チェロは、一般に淡いオレンジ色や、茶色、クリーム系のオレンジなどが多いんですが、小出さんのは、今回チェロの色は、きれいな赤です。


作り・音・で選ぶ、そして材料も良いものを!

生産国や、ブランドではなく、シンプルに作り、音色、価格、で選ぶのでしたら、是非一度試されることをお勧めします。 チェロの表板は、とても美しく、良い材料でした、 個人的には私cremonakugaが、ビオラ用に探しているような板でした。ストラドがチェロやビオラに使っていたのに似ていました。

チェロについては、私も、1挺分の材料をストックしています。  クレモナ在時、モンドムジカで綺麗なヴァイオリン用の一枚板を見つけました。その板から、2挺のヴァイオリンの一枚板が取れるので、普通の倍の価格でしたが、購入、しかし、それは展示用の1枚で、実はチェロの裏板でした。チェロは、その時 知人の息子さんように、将来に・・・と頼まれていたので、作るのを待っていましたが、

帰国時に持ち帰ったところ、すでに良いチェロを購入されていて、どうも忘れているようで・・・その材料は、ヴァイオリンに姿を変えようと・・・さあどうしよう、チェロは・・・楽器は、探している時、そこに無いと、なかなか使ってもらえない。



これよだれが・・・・表板・・・・欲しい!
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モンタニャーナモデル2012年製(写真をお借りしました)
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(ご参考に価格は、ヴァイオリン40~50万、チェロ130万前後、弓30万前後だそうです。)

例えばチェロの限って言えば・・・・・
イタリアンもジャーマンも、フレンチも、また、有名な誰々作のチェロも分からないでもありませんが、音色、作り、価格と相応でしたら、良いのですが、この価格帯では、多分、見つからないのではと思います。彼の楽器に限らず、いろいろな楽器を試すことを是非ともお勧めします。そこで、自分に合った、素晴らしい楽器が見つかると良いのではと思います。

チェロをネットで検索すると、中国製など、驚くほど安く売られている。 作るだけでも大変なのに、総て手作りのようで、価格面では、到底かなわない。中国製は、いろいろ有って、大手楽器店から、小さな楽器店まで、オリジナルブランドで、リーズナブルなランクは中国生産している、聞くところによると、まだ知られていない、中国の良い楽器を作る小さな工房を見つけることが、原価を低く抑え、競争力のある楽器を供給するノウハウになっている。

ようは、良く出来ていて当たり前で、音がどうか?ということだと思いますが、好みに合うか?そこは、本当にデリケートだ!ある知人で某音大教授の先生は、ストラドのチェロは、ストラドの音がして、自分の音が作れない、そこで・・・・ゴフリラーが良いと言う、自分の音色が表現でき、音楽が作れるそうだ!

つまり、自分の音楽が表現でき、音色が好きなチェロが、その人にとって、良いチェロと言えるかもしれない・

自分も含め、そこまで弾けると良いのですが!

安いチェロは、沢山ありますが、そういうチェロも含め、高価なチェロなど、いろいろ試し、小出さんのチェロも比較して、安いか?高いか?良いか?どうか?選択肢にいれる価値はあると 私は思います。



これらの新しく出来立てのチェロ君達に良い出会いがあることを 陰ながら祈ってます!バイオリン君も スネークウッドのボウ君もがんばれ~! 




小出バイオリン工房さんのブログ 覗いてあげてください。
 新しい作品が出来たら随時、紹介するそうです・・・・・・・・
 
追記・・・2013年5月22日現在・・・・という予定でしたが、2013年5月7日 天へめされ・・・
Cremonakuga  Caffe o Te?のカテゴリーに 小出バイオリン工房 弦楽器の歌声メモリーを開設しましたので、ご覧ください。






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by cremonakuga | 2012-07-12 17:51 | ◆友人小出さんをしのぶ | Trackback | Comments(0)

 昨日は、横浜~世田谷喜多見へ一日中・・・

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昨日は、横浜のホテルニューグランド・ペリーの間で行われた
松岡順治さんを偲ぶ、お別れの会にうかがった。
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いろいろな方が、生前の松岡さんの、お話をされていた。
会場には、製作された楽器(所有者からお借りしたものなど)や、写真、資料、賞状など思い出の品々が展示されていた。
昨年、ちょうど同じころ、前バイオリン製作研究会会長の佐藤康夫さんと、一緒に、松岡さんが、入られた、ケア付のホームで伺った。大分、足元が不自由ではあったが、一緒に近所の割烹料理店でお昼をし、ノンアルコールビールを飲んだ!
私の近作が出来たら見せに行こうと思いつつ、訃報を聞くこととなった。

お嬢さんのまり子さんによる、父のヴァイオリンによる演奏、楽器を使われている大勢の、ぶっつけ本番のカノンの合奏演奏・・・窓越しに大きな客船が、左から右へ東京湾を出ていくのを眺めながら、思い出が呼び戻って、涙した。

良くヴァイオリンを見せた時、ニスをアンテキザートにしてあると、僕はこういうニスは嫌いだと言われ、あまり見ていただけなかった。しかし、ちゃんと普通に塗った楽器は、見てくれてアドヴァイスしてくれた。私が初心者の頃、これは、僕の秘密の・・・・といわれ 特別にいろいろな内緒のことを教えていただいた。私の楽器の試奏は、必ず、いつ?と聞かれ、試奏、聞いてくれて、評価してくれた。もう亡くなった茂木さんも、私の楽器はE線が甘い音色だ!・・・と評価してくれたが。  ・・・ヴァイオリン作りに プロもアマもない、 良いものは良いし、そうでないものは、そうでない・・・と両氏とも生前痕ににしていただいたが、なんともさびしい事です。松岡さんは、108挺つくられたそうです。108煩悩の数でした

山下公園を後に、世田谷喜多見、国本学園で行われる、永井由里さんと水月恵美子さんのコンサートへ向かった。
どこを、どう行けばよいのか???乗り換え登戸・・・・小田急・・・・結局30分遅刻で、途中から聞くことができた。




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あいにくの悪天候で、最初楽器は、ボコボコっという感じで、すっきりした音でなかった。不思議に音量はいつもより有った。 横浜でワインが、たっぷり灰入ったせいで、頭が絶えず下を向いていた。聞いてはいたが、夢うつつ状態、終わるころの曲、好きな旋律・・・
リスト「悲しみのゴンドラ」・・・シベリウス「マズルカ・作品81-1」で、すっきり目覚めた!その頃は、ヴァイオリンは、綺麗に良く鳴っていた。水月さんのピアノはいつも透明感を感じ、好きです。 終了後 弦変えた?と聞くと、いつものと同じとのことだった。

不思議・ポッジ・・・何時も、よく表情が変化する楽器だと思った。

ちなみに、最初の曲は、ベートーベン ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第4番イ短調作品23・・・・・・・遅刻で聞けず!
バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタパルティータ第1番ロ短調BWV1002・・・・・夢の中!で聞く
ベートーベン ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第8番ト短調作品30-3・・・・夢の中!で聞く


ほんとにごめんなさい!気持ちよくは鑑賞しましたが、!

・・・・・・ほとんど椅子に座っていた一日でした・・・・・・
by cremonakuga | 2012-07-08 14:52 | Trackback | Comments(0)

イダ・ヘンデルさんのストラディヴァリウスを見る!

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数日前、都内の大手楽器店で、ストラディヴァリを見る機会の恵まれた。イダ・ヘンデルさんが使っていたストラドで、長く使っていたのとは違うようで、どうも短期間??使ったらしい・・と聞いたような記憶???

172?年代(年数忘れる!)ので、裏板の楓は、細かく、ミラノーロに似ていた。 綺麗な表面になっていて、

新作のアンティーク仕様の楽器と並べたら、どれがどれだか、分からなくなりそうだ!
同席した、ヴァイオリニスト先生が、いろいろベルゴンツィーなどと弾き比べたが、どちらも素晴らしかった、商談室?、試奏室?狭い部屋だったので、どれくらいの音量かは、分からなかった。

イダ・ヘンデルさんは、もう演奏、弾かれていないようで,とても残念!

注目したのは、駒・・パリ確か,Parisとなっていた、なぜ注目したかと言いますと、この厚さの楽器に、どういう駒を一番良いと思って作ったか?結果は音から判断できる。

なぜか、とても懐かしく思えた、ヴァイオリンを作る始めた時に、高価な駒を、何枚、何十枚作り変えたことを・・・・良い音の効果を出すために、

その時、薄めの駒を作った その時、、それが良い音色に聞こえたからです。
ほとんど、同じ作り方の駒だった。

遠くまで音が、届くかは、分からないが、???

ある、演奏家が使っているストラディヴァリは、サントリーホールでも鳴り響いていたが、映像で見た時、駒の厚さや、駒の高さ、駒のE,Gサイドの比率など・・・かなりしっかりしていた。かなり強い楽器なのだろうと想像する。ギトリスさんのは、華奢な駒が付いていとと思い。シャープでデリケートな音色が再現し易そうだ。
そこで思ったことがあります。普通の駒と、 薄めの音がダイレクトに来るこういう駒、2つ作るのは良い方法かも???予備として、また、違う音が出せるために。お好みで・・・・

私は、そう思ったが、そういう考えは、間違っているのだろうか?????


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by cremonakuga | 2012-07-06 12:51 | Trackback | Comments(2)