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ヴァイオリン製作の木材の性能を調べる

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久我ヴァイオリン工房

G.Lucchi
Elasticity Tester
(Cremona Italy)

・・・を使われていた偉大な大先輩製作者の方から、・・・・・私が有効に使うようにと、譲っていただき、私の元へきました。!

昔、まだ知識が少ないころ、表板を接ぐときの音響的な注意点など、木材のノウハウなどを、ご教授いただきました。
また、私の楽器も評価していただいていました。
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ヴァイオリンや、弓を作るときに、その材料が どんな材料か?
自分が使っている材料の性質を正しく把握し、
使う材料で、その適した処理をすることは、良い楽器を作るために大切で、まさに料理人と同じかもしれません。

実際は、感覚的に、今まで使った経験から、その特徴は把握できていますが、


ひとつひとつ異なる材料も確認できます。
ただ音の伝達が速いだけでなく、強さ、軽さや、そして耳でしかわからない、音色など・・・数値では出ないものもありますが、可能な限り良い結果への道をたどるのが正しいと考えます。

産地の傾向値も理解できると思います。面倒ではありますが!

☆Coefficiente di  risonanzao qualita(Q)

Q=Velocità÷(100 ×densità)

☆Modulo di YOUNG(E)
E=(Velocità 二乗)÷10 ×densità

☆Modulo Specifieo(Elasticità per unità di peso)
(Velocità の二乗)÷10

☆Volume

Volume =Lungezza ×Altezza× Profondità

☆Densità

Densità=Peso÷Volume

以前Volume Densita(容積と密度)は、紹介いたしましたが、組み合わせることで、上記の数値化ができます。
試しに、少し計ってみました。
木材!                      Velocità      Km/sec
①30年超もの北イタリア・アベーテロッソ・・・・・・・・・・・・・・タテ 5.643 ヨコ 1.973
②イタリア・ヴァル・ディフィエメ、1995アベーテロッソ・・・・・・・・・・・・・タテ 5.923 ヨコ 1.889/densità 0.419 Q=0.141
③イタリア・ヴァル・ディ・フィエメ、アベーテマスキオ2000・・・・・タテ  5.699 ヨコ1.920/Densita0.438 Q=0.13
④イタリア・ヴァル・ディフィエメ  1995 〃      ・・・・・・・・・・・・タテ 5.754 ヨコ 1.876
⑤ 〃             2000アベーテ・マスキオ・・・・・・・・タテ 5.261 ヨコ 2.183
⑥別の北イタリア材  2003 アベーテロッソ・・・・・・・・・・タテ 5.910 ヨコ 1.886/ Densità0.48/Q値0.123

⑦イタリア・ヴァル・ディ・フイエメ2003 アベーテ・マスキオ・・・・・・タテ5.553 ヨコ2.060/Densità0.37/Q=0.1501

⑧北イタリア・ヴァルディ・フィエメ 2003アベーテロッソ・・・・・・・・・・・タテ 5.710 ヨコ 1.669/densità 0.44    Q=0.1298

⑨     〃      2005アベーテ・マスキオ・・・・・・・タテ 5.480 ヨコ 2.068/densità 0.394   Q=0.139

⑲USAエンゲルマン・スプルース1998?・・・タテ 5.369 ヨコ 2.022 /densità 0.405 /Q=0.133

USAのエンゲルマンスプルースは、所有のは年輪など美しくないので使えませんが、数値上は、
良い結果が出そうです・良いといわれていることがうなずけますが、使ったことがないので、どうでしょうか???

木材は、両端がワックスが塗られているので、カットし、正確に計る必要があります。
アベーテマスキオは、タテ方向は、アベーテロッソに負けるようですが、ヨコ方向への音の伝達が速いことが良くわかります。

②の材料は、特に良い材料と認識していたましたが、やはり数値的にも立証していました。

⑩が以外でした。

見た目は良いのですが、多分、丸太で切だし、最近カットされたものらしいので、最初から小さくカットされた材木より経年が、進んでいないのでしょう!?
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この事から、もう一つ分かることは、特にアベーテロッソは、木を接ぐとき、左右の伝達を考え、十分気をつけ、丁寧にしないと、いけない、横のアーチも特に重要になってくることが、基本的な事ではありますが、これらの数値から納得できます。
しかし、この数値でよいのか????計算式は????

※Densitàは、唯一体積は推測し計算するため、上記のQ値などの正確さは、おおよその結果と思います。

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久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2011-08-30 13:04 | Trackback | Comments(0)

Guarneri del Gesu 1744 Ole Bull /Il violino " Il Mare"2011

久我ヴァイオリン工房Cremonakuga製作ヴァイオリン
Modello :Guarneri del Gesù 1744 Ole Bull

実際にOle Bullを厚さ、音響面を調べ、形のみではなく、音響的な再現を試みた作品です。
270年間の収縮も考慮し、表板、裏板とも実物より厚く作られています。
また、左右の年輪の異なる表板と、実際に使う板の誤差も年輪単位で、1mm単位で、タップしながら推測修正などしています。

内部も、デルジェスが考えたように、振動し易い構造、また、高音部、低音部により、使うブロック、ライニングに至る素材も左右非対称に選び、形状も考慮し、仕上げています。
そして、
表板で2.0mmから、最大3.5mmの厚さ
裏板で、2.6mmから6.7mm
横板の厚さで、1.2mmから2.0mm弱、

長さ352.0mm
幅(上)165.5mm
幅(中)110.0mm
幅(下)203.0mm

表板、Italy / val di fiemme abete maschio2001 

裏板 ヨーロッパ ボスニア産カエデ
La vernice è Trementinavèneta con olio di lino e olio di noce e essènza trementina,
anche sottofòndo uguale.
colorante è sòlo cocciniglia.

ニスは、デルジェズのニスとは違う??今回は、オリジナルKugaニス(アンティークCremonaニス)使用
ヴェネチアンテレピン由来の松脂、リンシードオイル、胡桃オイル、クリムソンレーキ(天然コチニール)
樹脂の特有の色で、天然色素を使用し。刷毛はあまり使用せず、指で薄く延ばす手法。
また、フィニッシュは、ごく軽磨く程度で、刷毛・指の味を残しています。

実際のデルジェスより、表板,裏板ともに、270年前の厚さに修正し製作しています。裏板のセンターの一番厚い場所で6.7mm(オリジナルは6.5mm)、チェロ相当に厚い楽器です。
総重量490g(アクセサリーを含む)


私は、グアルネリ・デル・ジェズ1744 Ole Bullのコピーは、生涯で、これ1挺しか作らない予定です。

なぜなら、この1挺に、精魂使い製作したためです。何本もコピーはなくて良いと考えます。
一つの自分への挑戦です。


268年前、製作当時の色に、当時のニスを再現し、成分すべて同じ、総てゼロから作ったニスが塗られています。


著名演奏家所蔵
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Tavola   
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久我ヴァイオリン工房・グアルネリ・デル・ジェズ 1744年製 オーレ・ブル モデルです。
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久我ヴァイオリン工房製作 (オリジナルを調べ製作した Ole Bullモデル)

Fondo
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Testa
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久我ヴァイオリン工房製 グアルネリ・デル・ジェズ Ole Bullモデル



付属

オリジナル・トリミングのエンドピン(アイボリー)


このホワイトの飾りもオリジナル


テールピースのホワイトはアイボリー

実際のOle Bullにはこのようなアクセサリーは使われていません。私の遊びこころです。

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ペッグ面が滑りまわしにくいため彫刻をCremonakuga施しました。各々微妙に異なるデザインです。
とても、回し易くなりました。フリーハンドで、左右も違う、感覚的に仕事しました。ホワイトリング&ヘッドのピンは象牙Cremonakuga手作りです。
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これは、Ole Bullのスナップ(photo by Cremonakuga)
この時は、私がコンサートの合間 責任を持って預かっていました。
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写真は、2012年変更、修正しました。


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久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2011-08-27 18:46 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(4)

なでしこ発見!

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久我ヴァイオリン工房

なでしこ

九十九里浜の実家、ヴァイオリンのニスを作る現場でお馴染みの庭に「なでしこ」が沢山咲いているのを発見しました。

行く時期が異なるので、色いろな発見があります。

やはり携帯なので、残念です。
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久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房  久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2011-08-27 00:10 | Trackback | Comments(0)

昨日は、虹が!

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久我ヴァイオリン工房


車で九十九里浜へ行く途中、大雨に遭遇しましたが、
久しぶりに虹がでました。

携帯しか所持していなかったので、残念!
車中からなので、それも うまく写っていないようですが・・・・
虹かなあ?????
くらいに想像していただけましたら

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やっぱり良くわかりませんね!
なんとなく
by cremonakuga | 2011-08-27 00:04 | Trackback | Comments(0)

ANIMA(魂柱)

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久我ヴァイオリン工房

完成はしましたが、ANIMA(魂柱)は、何度も、確認しながら
様子を見ています。

確か、Ole Bullさんは、自分でANIMAを何度も動かしていたようです。、実際、その気持ちが良くわかる気がします。

動かしだすと、きりがなくなります・・・・・・・

私は、ほとんど木材からANIMAを作ります。
結構手間がかかります。

おおかた、表板からANIMAにできる部分が取れたものをとっておき、
その都度カットし、作ります。
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下は既製品のANIMAです。
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まず大き目にカットし、年輪にそって割り、カンナで、6.35mmくらいの厚さにします。

年輪に直角の面の一辺も、木の繊維にそって割ります。
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半対面を平行に余裕をもって同じく割ります。
カンナで同じように 厚さ 6.35mmにします。

目に優しい・・デジタルニギスは、離せません。
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今度は、角をカンナで、同じく相対する面と6.35mmにし、
直径6.35mmの円柱を作ります。

6.35mmは、最終6.2mm位にしたいからです。
ただ、6.3より少し余裕を見るという意味です。
カンナ1回で、0.02mmくらいにしてあります。

8角柱状態にします。
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あとは、ナイフの刃を立てて、滑らかにし、ペーパーをかけます。
上手く合わないと、何度も作りますが、

カンナのみで、角を落としてゆき、全体を丸くします。
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試しは、既製品のANIMA材で、当たりをとりますが、実際は
何度も、何度も繰り返し・・・休み 休み行います。piano  piano・・・・・
一回でピタリの場合もあり、何回も繰り返す場合も・・・・

最後にペーパーや木賊をかけ、真ん丸にします。
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by cremonakuga | 2011-08-20 13:41 | Trackback | Comments(0)

最終の音の調節は・・・ヴァイオリン・・

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久我ヴァイオリン工房

(製作こぼれ話し)

最終の音作り???

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魂柱や、駒、弦で音が大きく変わります。
しかし、それらは、この楽器がどんな音がするか?
デビューするために必要です。
わかっていただくために、必要ですが、

今は 自分のイメージした音質に合わせて、、これが まあ、ベストに近いかな?・・・という状態にします。


しかし、それらの駒、魂柱、弦などは、あくまで付属品・消耗品です。
それらで、楽器を生かすも殺すも変化させますが、

実は、箱ができた時にもう、楽器は完成しています。

しかし、駒は、
①良い素材で、楽器に合った、硬さを選ぶ。片面に雨が降っているように綺麗なものを選ぶ、その線が長い方が良い。なぜなら、それは木材の気孔で、長いという事は、真っ直ぐにカットされた面であります。途中で切れるは、そこで曲がっていることを意味します。真っ直ぐは音の伝達が良いことの最低限の必須条件です。
素材の違いで、こんなに音が違うということを感じます。

②表板との接地面が、ぴたりと合っていること・・・これも絶対条件ですが、私は、目が悪いので、j時間がかなりかかるよになり、最近難しい仕事になっています!

③駒の厚さが丁度良いかどうか?あくまで一般的にですが、、上部1.2mm~1.5mm、下部4.0mm~4.5mm(この限りではありません)  私は、1.3mm 4.2mm 足幅は、41.5mmが多いです。

④適正なバランスに削られているか?・・・駒の処理は、製作者の個性が出る場所です。

⑤高さはどうか?・・・・表板から、32.5mm~34.0mmくらいが適正ですが、楽器により違います。適正な指板なら、弦の隙間からE線と指板で3.5mm、G線で5.5mmなら駒は、上のような高さになります。
薄い板の楽器なら、指板の角度を緩く、駒は、32.5mmくらいで、駒でも弦の角度は、159度くらいが良いですし、普通の楽器なら、158度で良いと思いますし、板が厚く、強い楽器なら、157度くらいが良く、駒も34mmくらいでも良いと思います。弦は、張力が弱過ぎたり、強すぎたりすると、設計上の性能が発揮されないと考えます。

高すぎる駒は、音が、柔らかくなります。低すぎると鋭い音になります。当たり前ですが、弦から表板までの距離が近いか、遠いかです。

特にE線部は、駒が丁度良いと、綺麗な音色になります。高いとE線が良く鳴ると思うと、そうでもなく、ただ優しい音になり、適度な高さで、E線の浸透力、はっきり感が出ます。

⑥駒の処理で、足のウエストを左右基本的に同じにしますが、E線側、G線側、を厚さを変えると、音色を大きく変化させられますが、楽器により異なるので、2~3個、ダメにする覚悟で、挑戦すると理解できます。
足のウエストの幅は、基準はありませんが、ある意味3.5mmくらいが、標準らしい。
細くすると、駒かな倍音や、複雑な音色が出ますが、抜けが悪くなる気がします。特にE側は狭くするろ、繊細な高音が出る半面、ストレスな音色になる可能性も出ます。
G側を狭くすると、低音に深みが出ます。より複雑な音質が含まれます。
いずれにしても、狭すぎ、広過ぎは、音の通りを悪くします。好みも多分に影響します。

私の場合は、ストラドモデルの場合、駒足厚さ、4.2mm~4.3mmで、E側は4.2mm、G側は、4.0mm~4.2mm、G側を少し狭くします。先端は、1.2mm~1.35mmくらい。
デルジェズモデルでは、駒足厚さ4.3~4.4mmの場合、くびれは、E側、G側4.2~4.3mm、楽器により、G側を少し狭くしたり、広くしたり変化させます。先端は1.38mmくらい。
一般的には、駒の先端は、表板のM-2(テールピース付近の音程のオクターヴに、駒下部は、裏板のM-2のオクターヴに合わせると良いらしい、つまり楽器の強さに合わせるということです。このことは、結果そう作っている気がします。

また、上部先端、サイドの角を取るか、残すかで、音の角も立ったり(ソリッド、エッヂ)、丸くなったりします。これも楽器により、また好みによります。私は、遠くで聞くことを考えると、少し角残した方が好きです。私の場合は、ヤスリで、少しこするくらいです。

⑦内部を削ることは、駒自体の強さと、弱さのバランスで、楽器によって大きく違いがでます。あまり削らなくても良い音が出るためには、あまり駒が高過ぎないわけです。もし駒が厚く、高いということは、弦から、表板までの間の質量が大きくなります。ハートとループの間隔は、5~6mmということになっています。狭くすると、エッヂな音に成ると言われていますが、
ループとループの間隔は、15.5mmが一般的ですが、これも弾き方で、異なります。強い楽器は、16.5mmくらいないと、Gが反応しにくい場合のあります。反応が早い楽器は、15mm切るくらいで良い場合もあります。弦の強さ、楽器の構造、弾き方によって、変化すると思います。


演奏者の弾き方、音つくりを考えながら・・・・
私の楽器では、おおざっぱには、ストラドモデルでは、駒のウエストは15mm近くにしたほうが良いのですが、デルジェズモデルでは、楽器によては、16mmを切ると、良くないようです。楽器により足の細い部分を4mm前後のほうが良い場合と、5mmくらいのほうが良い場合もあり、どんな楽器で、どんな音質にするかで違い複雑です。
絃がのる部分も、幅1,2mmくらいにすると、キラキラ倍音が出ますし、しかし、1,4mm、1,5mmと広くした方が、太い音質が、魅力です。 上部を厚く、下部を薄くする方法も、例えば上1.5mm以上下4mm前後、いろいろな音質になります。 また現代の楽器にバロック駒を載せても効果的で良い場合もあります。好みです。


・・・・ループの大きさ、ウエストの広さ、駒先端からループまでの間隔、などなど広すぎず、狭すぎずを考えると、駒の高さが一番大切で、華奢な構造の楽器で、32.5mm、丈夫な楽器で、34mm、33~34mmの適切な高さであることが、良い駒を作る最初の条件になってきます。


駒のE線が食い込まないように駒皮を貼りますが、時々する張り方は、上部のみにしています。被せたほうが、食い込みにくいと思いますが、一番良い状態は、余分なものが無い方が良いと思います、今のところ大丈夫です。E線を最高に出そうと思うとこうなります。E線が乗っている幅が、音質に影響します。

時々する方法

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通常の方法・・・これも もちろん使います。
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駒・魂柱・弦などは、その都度、弾く人に合わせて、調整の上手な職人さんがすれば良いことなのですが???。
性能が良い箱を作ることが私の使命と思っています。

その楽器がもっているポテンシャルを充分に発揮できる付属品をセッティングする。

楽器の良い状態のセッティングに奏者が合わせる!これしかないのでは??

魂柱は、この左の2本と、今入っているのが、まあまあのものですが、
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こちらは、古い材料で、年輪が太く、音も特にE線が、素晴らしい?音色になります。
ハッキリし、 クリアーですが、単純な響きです。 

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一方こちらは、年輪は細いのですが、マスキオ材で、本数が多く、柔らかい部分が密な木材で、音の伝達は、速い・・
Eは、音の鋭さは欠けますが、含むいろいろな音が感じられます。
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前者は一般受けする音です。
後者のほうが、雰囲気があります。




前者は、年輪もう少し太く、、もう1本欲しい、後者は、年輪もう少し少なく、1本1本が太さがあると良いようです。



このくらい年輪が太いのが、入ったものが、 ダイレクトな音質が再現され良いと思います。左端のもう一本が太く、 あともう1本入ると良いのですが、これでも十分高音質を再現できます。しかし、こういう太いのはなかなか探さないと無いのが現実です。太いのが有っても、6.2mm範囲に本数が足りない・・・・気候が繁栄されるので、仕方がないのですが、同じ部分でも木の位置で変化するので、上から下まで同じではないから、探すのも難しい、そして10年以上を・・・・最近ある、材料店で、 魂柱数十本から探しましたが、皆無、表板で魂柱に使える部分を含むものは無いか探しましたが、やはり無、表板にも使えず魂柱にも使えずといった板でした。細い場合は倍くらいの本数が入ったものを使うほうが良いです。

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駒、魂柱、バスバーは、ただ古ければ良い訳でもないので、元気で強さないといけません!あまり古すぎるのも問題・・・・・・・・・・

もう少し考えましょう!
こんなに削って・・・・寸法短くなったり、合わなかったり・・・
なにしろ、立てるのも、合わせるのも 普通の楽器に比べキャパシティーが狭い空間なので難しいのです。


最後の駒・魂柱などの お話をしましたが、弦も、当然楽器に有った弦を選ぶことが需要です。
弦は、それぞれの強さが異なり、一般的にAが強い弦、Gが強い弦では、バランスが大きく違ってきます、Eを強くしたり、弱い弦にしたりで、駒の高音、低音サイドのバランスを変える事も出来ますが、合う合わないが大切です。

G線のDの音と、D線の解放弦の音が、同じにつながるように、DのAの音とAの解放音を同じに、A線のEの音と、E線の解放音が自然につながるように・・・・
ヴァイオリンの場合は、少し高音にシフトしても良いと思います。


駒、魂柱、弦を最大限生かすには、最終的な楽器の状態=①音響箱+②ネック+③スクロール+④ペッグ+⑤テールピース+⑥エンドピン+⑦顎当て=音響的なバランス⇒一定の良い状態があります・・・・そういう状態に仕上げること=ユーザーが出来ることは、④以降を交換することしかできませんから、限られることこの上ないこと、ヴァイオリンの世界です!

音響箱、ネック、スクロールなど完成した楽器を、を音響的にあわせるには、付属品の交換や、楽器の一部を削ることで合わせられますが、かなりハイテクニックで、自分の製作した楽器以外はしたくないのはほんとのところですが。


使用楽器を楽器屋さんで、調整していただく場合、いろいろ言って、どうしてほしいか、コミニュケーションを深く取るのが、良いのではと思います。



その他・・・音の視覚的見え方の効果も



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Cremonakuga violino


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by cremonakuga | 2011-08-15 23:47 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)

マリコさんトトットさん

シモサトバンド・ジャズライブより


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by cremonakuga | 2011-08-13 21:30 | Comments(0)

シモサトバンド in 御茶ノ水

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ジャズライブ・・・・マリコさんと、トットちゃんです


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by cremonakuga | 2011-08-13 21:29 | Comments(0)

飲み物飲み放題です!

ビール&ワイン&バーボンで酔いました!ソシテ・・心地よいジャズがあって・・・・・



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by cremonakuga | 2011-08-13 21:22 | Comments(0)

トットちゃんが歌う!

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by cremonakuga | 2011-08-13 21:18 | Comments(0)