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ヴァイオリン工房の黒豆!和菓子職人に変身!?(2013/29/12補足)

ヴァイオリン工房Cremonakuga

ヴァイオリン製作家が製作する黒豆!

写真は少しおしゃれに庭のミントをのせて!
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ちょっと格好付け過ぎましたが…


私事ですが…
かつて、黒豆に始まり…黒豆に・・・・・・…

何んのこっちゃあ???意味f不明ですが

ここ数年、黒豆を作る気がせず、作りませんでしたが、

やっと今年は、黒豆を作ってみました。

今年の味は…・・???

丹波ではありませんが、
国内産の黒豆でしたが、味はまあまあでした…・が!

やはり、丹波の新しい黒豆の大きいものに、比べると劣る!

素材は、大切です。

それはそれで、丹波以外の国内産の黒豆でも美味しく作れる。



重曹を使って柔らかくした黒豆が、ポピュラーですが、

時間は掛りますが
重曹を使わない、本当に美味しい作り方は…・



そのポイントを!

①黒豆を柔らかくする。
②しっかり黒く
③適度に甘く品良く

用意するもの
黒豆
錆くぎ
砂糖

醤油


好みで
赤ワイン、少量
黒砂糖少量


軽く洗った黒豆を 一晩充分水に浸し、水分を含ませる。
(その時、錆くぎを入れておく)

新しい黒豆は、皮は割れにくいが、古い黒豆は皮が割れやすいようです。
水は、あまり、冷たかったり、黒豆との温度があると、やはり皮が割れやすいので注意!

あとは、ひたすら、アクをとりながら、黒豆が柔らかくなるまで 水のみで煮る。
(黒豆により、1時間から3時間くらい)
親指と、小指で挟んで潰れるくらいに!豆が空気に触れると皮が割れます。


お湯が足りなくなったら、お湯を足す。
(決して水を足さない、温度差で皮が破れるので)

 柔らかくなったら、
一旦火を消す

そこへ、
砂糖を入れ(隠し味の黒砂糖なども良いかも???)甘さをみる。
味を見ながら醤油を少し入れる。
味を見ながら塩をほんの少量、入れる
味が整ったら、煮きった赤ワインを少量隠し味に
(そのままアルコールを飛ばしての良いです!)

砂糖等が溶けて馴染んだら、
そのまま、鍋が冷たくなるまでおきます。
※決して砂糖を入れたら、煮ない事=砂糖入りで煮ると硬くなります。

冷たくなるとき、浸透圧で甘さが黒豆に入り、水分が外に出て、汁の甘さが薄くなる。

次ぎに弱火をつけ、マメが踊らない様に、熱くなってマメが踊って音がしたら、
火を止め、汁のみ、ほかの鍋に移し、煮詰める・・(か、少し砂糖などを足し戻すも良し)。
①沢山に詰めたら、豆は既に冷めているので、汁も冷めたら、冷めた豆に混ぜ、火を付け、
豆が踊ったら、すぐに火を止め、しのまま浸透圧で甘さが豆に移るのを待つ・・・
②汁が冷めないうちに砂糖を足して、甘さを濃くし、まだ熱いマメに混ぜ、火をつけ、豆が踊ったら火を止める。
少しだけ、温度を上げて、また火を消し、黒豆に甘さを染み込むように冷やす。

浸透圧を使って、甘さを黒豆に染み込ませる方法です。
甘さは好みでおしまいにします。

※黒豆を入れたまま煮詰めると硬くなりますので、けっして砂糖など入れてからは煮ないことがポイントです。
汁を煮詰めて、甘さを濃くするか、砂糖を足して濃くするか、絶えず、豆より甘さが濃い汁にしないと浸透圧で甘さがマメに染み込まない原理を活かす。

今回は、隠し味に黒砂糖を少しいれました。

しっかり甘さを付けると、深い味に、甘さ控えめにすると、上品な味に仕上がります。醤油を多くしないように気を付けましょう・・・安っぽい味になります。

和菓子職人の父から、ヴァイオリン職人の私がが教わった作り方です。
オリガミつきです。
(そのままではありませんが、基本は生きています。)

※浸透圧を繰り返すと、甘さが増しますが、豆は、硬くなりませんが、歯ごたえが増し締まってきます。
しっかり甘いのも美味しいですが、上品な仕上がりにするには、少し手前で止めると甘さは控えめで、適度に柔らかく美味しいです。しっかり甘いのも、お汁が絶品で美味しく、喉に良いと言われています。私は甘さを濃くし、汁を楽しみます。

今までの経験では、やはり大粒の丹波の黒豆の新しいのは、仕上がりが美しく美味しく素晴らしいです。
浸透圧は、数日かけて仕上げます。


再び登場です!
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今回も、Cremonaの500年前のクギも使いました!
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by cremonakuga | 2010-12-30 18:48 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

グアルネリ デル ジェズ1744 Ole Bullモデルを作る

ヴァイオリン工房Cremonakuga

グアルネリ・デル・ジェズ1744モデルを作る。

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木材を選ぶことから始める。

ある程度似ている木材…特に表板を選ぶことが、大切と考えます。

表・裏ほかの組み合わせで、どんな感じに仕上がるか想像してみます。

まず、オリジナルは、裏板のセンターが6.5mmくらいあります。
横板の厚さも1.4mm…・とか、
そういうヴァイオリンは、かなり重い場合が多いのですが、OleBullはとても軽い印象でした。
200年以上の年月で木材が枯れた以上に、もともと軽い材質、とくに裏板は、
もともと軽い材質であったことが分かります。

現代では、軽いカエデでない場合は、同じような厚さでは作れません。

特に大切な表板を、デルジェスはどう使っているかを、推察しますと、
中心から、駒足の範囲で左右密になっており、
高音側は、中心が、年輪が密で、だんだん端へ広がっています。
途中駒足から広がり、F孔あたりで、また密になり端へ広がる。
材質は、マスキオ。
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一方低音側は、駒足まで密で、そのまま端へ広がる。
見た目は、マスキオではないようです。
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似ている板は、1995年のヴァル ディ フィエメの材料が、2枚ありました。
1枚は、マスキオで、もう一枚は、普通のアベーテロッソだった!
似た木材でコピーを作ることで、少しは可能性がでてきました。




どう使うか悩むところです。
……いつも こういうことで時間がたくさん費やします。
2010年ももうすぐ終わります!



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by cremonakuga | 2010-12-28 22:27 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

やっとストラディヴァリウスの本が届いた!

ヴァイオリン工房Cremonakuga

やっとストラディヴァリの本が届きました。
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あまりに、遅かったので、どうしたのか心配していました。
秋のモンドムジカで見たという人もいました。
先日のアメリカでも実際に見ました!
メールを送って確認したところ、Tokyoのルートへ既に…・とのことだったが、
つい先日届いた。
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デルジェスの2冊セットより一回り大判で、4冊セットで重さ は、なんと およそ22Kg
1冊で約5kgありました。
鉄アレーと同じ重さ、
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本を見るだけで、かなりの体力=筋力がいります。 1冊と同じ重さです!
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全部で148挺の楽器が掲載されていて、
その内、
ヴァイオリン……127
ヴィオラ…・・4
チェロ…・・17


年代別では、
1666~1698……35
1698~1708…38
1709~1722…・38
1722~1736…・37

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下の見えるのは、私の指・・・大きさを比べる
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正確には分かりませんが、チェロも含め、ほぼ実物大の写真になっているようです。
残念ながら、思っていたとうり厚さのデータは無い。

しかし、ざっと見ただけで、どれもストラドの顔をしています。
製作の楽しみが増えました。

しかし、重いよ~ん(涙・涙!)

DVDが付いていて、どうも友人のクリストフのお譲さん?が演奏しているらしいのですが、我が家のDVDポレヤーでは再現できません!残念です・・・・・彼女には、4年前に CREMONAに住んでいた時に、フライブルグのお母さんから、モンドムジカに行っているんで会って!って連絡が入り、お会いしました。
きさくで、美人でした、旦那さんとも会いました!

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by cremonakuga | 2010-12-14 22:24 | Trackback | Comments(1)

ヴァイオリン工房CREMONAKUGA

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今日は、横浜みなとみらいホールのクラシック・クルーズ コンサートに来ています。 ・・・前の風景です。
久我ヴァイオリン工房


みなとみらいクルージングコンサート!

ファインデュオのコンサートでした。
沼田園子さんと蓼沼明美さん
1部 ランチタイム・クルーズ 
 モーツアルト ソナタ  17 番 
  ベートーベン ソナタ 9番クロイツェル


2部ティータイム・クルーズ
バッハ無伴奏パルティータ3番
ベートーベン  ソナタ10番
エルガー 愛の挨拶
ショパン ノクターン
クライスラー ロンドンデリーの歌

とても,素晴らしいコンサートホールでした。
ここへ来たのは、2回目です。
横浜から、みなとみらい線で2駅です。
駅からそのままホールへ行け便利です。

クルーズ????もしかして、東京湾を船上でのコンサート?かなあ??と思っていましたが、
クラシックのシリーズの名前でした。

ヴァイオリンの
E線の音が、裏返るということで、急遽頼まれて対応した。
15倍のルーペで見ながら。肉眼ではわからないくらい
変えたというほどではないが、気持ちくらいだが、
印象は、良くなかったが、
E線に弓の毛のひっかかりも悪くなったようだ!
変な空気が漂った!
しかし、私が、良く経験していて、悪い訳がなく、良くなる事も分かっていたので、
こういう時、デリケートなオールド楽器は、ほんの少しでも、表板の振動する地図のような、絵が変化します。
それに伴い裏板も同様に変化します。
その途中は、振動が切り替わる時、一瞬鳴らないような、空回りのような、楽器がどうしよう???
…というような状態になります。
しかし、そこを通過すると、前より良い状態になります。

正常な状態でなくても、演奏技術があると、楽器が鳴ってしまって、それに楽器が慣れてしまっている場合がある。
しかし、その状態では、音が割れたり、倍音の出方が違って、正しいポジションでも重音の音程が合っていてもその音に違和感がおこることも有る。

そのことを ご説明し、今の状態で 沢山音を出してください。と話してリハーサルを聞いた。
弾くごとに、音が出てきて、安心した。
音がクリアーになった!
E線も、G線もクリアーで、良いように感じた。
リハの後 感想をうかがうと、
良くなっとと、言っていただいて、良かった。
音に芯もでてきたと…
駒が、使用につれ角度が反っていたことが原因。


 ハッピーに弾けたとも言っていた!
E線も、裏返らなかったし、強い音でも割れなかった。


コンサートも素晴らしい演奏で、素晴らしい音で、エレガントで、良かった。


お客様も、みなさん喜んでいたので、安心しました。
 ブラボーの声も連発されていた。

せめて、数日前に直せれば 心配がなく もっと良かったが!
まあ、結果オーライで良かった。
2時間でも、演奏技術があるから、楽器が、生きかえることが出来たのだと思う。
 バッハの無伴奏も良かった!


以前ライナー・クスマウルさんに頼まれて、ストラディヴァリのE線を完全に緩めて、
調整した時、
6時間後の本番では、やはり、最初は、少し鳴らなかった!途中から良く鳴り出した。
緩めた後、ほとんど弾かなかったからだと思う。

いろいろなケースが有りますが、その状態では、ベストの演奏が出来ない場合、しかたなく、時間ギリギリでも調整せざるをえない。
今回は、まあ、すこしでも、お力になれて良かったと思いました。

私の製作する楽器も構造上、同じなので、同じような現象がおきます。そのため、魂柱などの調整は、非常に難しいといつも感じます。調整は、慣れたその道の専門家にお願いしたいもの・・・・・と常々思います。

楽器製作がメインで、修理調整はしていませんが、名器の難しい修理調整する人には、常日頃から頭がさがる思いです。
待った無しの 久々の緊張感でした!


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by cremonakuga | 2010-12-07 14:11 | ◆ヴァイオリン・コンサート | Comments(0)

ヴァイオリンケースを改造して

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリンの弓3本収納可能の 瓢箪型ヴァイオリンケース!
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友人の演奏家の先生が、国内を飛行機で移動する時、
持っていらしたヴァオリンケースは、瓢箪型のものであった。

短期で、飛行機で移動など国内では、都合が良いようです。

私のは、軽くて丈夫
瓢箪型は、JALはクリアーできた。 ANAはどうか分からないが・・・?

しかし、ヴァイオリンの録音などの時は、練習用も含めて弓は3本有ると、ベターのようだ。

…・そこで、瓢箪型で3本入るのを考える事にしました。
という話しになりました。

先日の旅行で、わたしの瓢箪型のヴァイオリンケースはセキュリティでは大きさがNGであったが、
JALのカウンターで確認していただき、OKでした。


ヴァイオリンの弓自体の長さがあるため、一緒のケースでは、115cmは、どうやってもムリ!ですが・・・・

まあ、この瓢箪型ケースでOKという前提で考えてみました。


まずは、改造できないか???と考えた。
私のは、2万円しない軽くて丈夫そうなケースです。
しかし普通より少しだけ、厚さがあるようですが!

良く見ると、厚い部分を少し深くできそうです。
弓1本分深く掘ってみました。

しかし,ヴァイオリンも弓も、一般的な価格のものではない。
多分 家が数件分はするはず!

そして、高価な弓どうしでキズ付け合わないように、皮革とベロア素材の布でプロテクトした。
心配は、弓でヴァイオリンをキズつけないように。


また、弓の先は、牛皮革の袋で、弓の先がお互いに触れないようにした。

ケースを手で持った場合、下の部分が2本になるようにした。
弓が自然に下部へ、また 布が自然に下がるようにするため、その場所を選んだ。
中を少し削っても表まで1cmの厚さが保持できた。
弓3本収納可能ヴァイオリンケース完成した。

中は、硬い発泡スチロールであったが、接着剤を間違えたため、発泡ストロールが
溶けて、最初と少し溝の形が変わってしまった。
なるべく、硬くならないような接着剤、布や、ゴム、皮革をつけられるものを使ったが、
発泡スチロールも溶かしてしまった。
どうも、変だなと思った!
使えないことはないが、納得いかない状態です。

発泡スチロールの特性の事を忘れていた!


①上通常の1本の弓、2本目 下部深く掘った部分へ収納。
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②先を皮革の袋に入れ、2本が触れ合わないよにする。
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③フロッグ部分は、皮革を被せ、布で覆う。
…が、この布、反対からの方が良さそうなので、後で変更することになる。
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④2本目の弓を入れる。
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⑤布を挟むような状態になる。
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⑥先端は触らない。
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⑦これで3本の弓が収納されています。
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この方法では弓4本も可能ですが、ケースの強さの点から、3本にしておいた方が良さそうです。

普通の発泡スチロールと違い、素材が硬く、丈夫です。
造作後、現在体重オーバーで60kgの私が、10kgの鉄アレーを持って 上に、のっても大丈夫です。
実際に私のヴァイオリンと弓3本入れて実験!
ハァア~大丈夫だ!!!

まあ、念のために、外を強くしておこう!


※2012年現在、このケースで国内便で freeで使えるか不明です。

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by cremonakuga | 2010-12-04 15:05 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)