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久我ヴァイオリン工房で イチゴはどうやって???

ストラディヴァリは、どうやってイチゴを食べたのだろうか???シークレット オブ  ストラディヴァリのイチゴ!
cremonakuga violino
久我ヴァイオリン工房で、イチゴを食べる時は・・・・やはり拘って、どうやって、ヘタを取るか????から始まります。 
ヴァイオリン製作も、いろいろな道具がありますが、イチゴも、ちゃんと道具がありますので、ご紹介します。
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左から、挟み式でカットしますが、2回も カットする必要があります。 満足度50%
これは右と間違って沢山取り寄せしてもらって、失敗しました!
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中は、くぼみが浅いので、一回で、カットしずらく、中途半端で、ちょっと不満ガ残ります。満足度は30%
日本製
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右、アメリカ製で、深いくぼみが、具合良く、一回で綺麗にヘタをカットできます!パチっと。満足度100%
しかし、売っていない! やはりパテントをとってあります・・・・20年くらい前に、アメリカの親戚から頂きまし
た。
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いろいろなデパートのキッチン用品を探しましたが、なかなか良いもの以外と無いものです!

・・・・おおちゃく着せずに、指で取れば良いことですが、ちょっとしたこだわり?です。
by cremonakuga | 2009-04-20 00:01 | ◆食物・飲み物 | Trackback | Comments(0)

デルジェズモデル波形ほか

グアルネリモデルの音響的波形と、市販の量産品の波形は…

①ダビッドモデル…・裏板、厚さ6.0mm、横板、C部、厚さ1.5mm(2007年製)

 厚さ配分は、オリジナルに近く製作されている、また、弦は、Eゴールドブラカット0.26、A&Dは、裸ガットcordaをGはドミナントを張ってある。透明感が有る音。

②量産品…あまり厚そうでは有りませんが、持つとかなり重いです。(1982年製)

量産品ではあるが、ないがしろに出来ない、表板は、厚さ左右非対称に作られている。
良く鳴る楽器です。外れないようにちゃんと作られている。高音がストレートだ! 弦ADG、ドミナント Eゴールドブラカット、0.26


③自作3/4サイズ、ハッチンス様式で製作した。(1991年製)、製作時、演奏家から、4/4の音がすると
好評であった。弦ADGドミナントEゴールドブラカット、0.26
張りガ有る音。


①自作デルジェス・ダビッドHeifetzモデルは、B1- 495   B1+ 600
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②量産品 B1- 484   B1+   592
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③自作3/4・・・・  B1ー  452    B1+  549

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いろいろな楽器の音色を確認しながら、波形をとると、なんとなく、感じるところがある。
興味深い! しかし音響学者では、ないので、波形があって、それを目差すのではなく、結果がどうであったか??? であると感じる。
名器に近い波形であっても、良い音に聞こえない場合もある。楽器の持っている個性ではないだろうか?

理想的な波形は、素質が有ると判断できそうだ!トータル的な、楽器のしなりや、強さ、が形で表れる=個性だと思う。


(☆B1をA1と書き間違ったため訂正しました)
by cremonakuga | 2009-04-19 23:15 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(0)

イタリアン・オールドヴァイオリンの音響

イタリアン・オールドヴァイオリンについて…・・

イタリアのオールド・ヴァイオリンの音響的特徴について、平均値は・・・・
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(V.S.Aジャーナルより)
左の山がA0 中央がB1-、右がB1+

耳で聴いた時の生の音、その感覚は、経験からと好みが占める感性の主観的な部分で、
体調や、環境により、大きく異なると思います。
また、楽器自体への環境の良し悪し、セッティング、部品・・・いろいろな要因からもあるはずです。

はっきり、ソムリエの様に、どうこう明確に言い表す事は難しい。

しかし、楽器の振動の音響特性は、客観的に判断する材料になります。
そして主観を除き、はっきり明確であるようです、数Hzは変化したとしても!


例えば、以前書きました、CREMONAの名器が、板の状態では、M2,M5は、何ヘルツになっているか、
そして、何gか、バスバーがついてどれだけ変化したか?

これらは、製作する上での事実として、大切な情報です。
組まれた楽器が、組まれる前に、どうい数値かは、組まれた楽器は別な振動をしますが、参考になります。
300年500年経っていて、製作当時のは解らないにしても、現在有る個体の振動特性は、
数値で解る。

VSAの豪華なジャーナルが届きました。
内容は、いろいろ世界で、ヴァイオリンの音響について調べている
データなどがありました。

その中から、興味をそそられた中に…・
いろいろな楽器の音響の波形のデータが記されていました。

特に、イタリアのオールド楽器には、独特なピークがあると言われています。

音の応答曲線 B1-&B1+

イタリアのオールドヴァイオリンの特徴は
B1-は、440Hz付近にあり、
B1+は、520Hz付近にあるそうです

10台のイタリアン・オールドの平均値(上)
10台のマスターヴァイオリンの平均値(中)
10台のファクトリーヴァイオリンの平均値(下)
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新作のストラド モデル ヴァイオリンをチェック!

私のストラドモデル2008 Arcobalenoを試しにタップしました。

同じ、方法ではないので、正確な比較はできないと思いますが、
ピークの確認は出来ると思います。

※無音響室でないため、特に高いHz700以上は、生活雑音を拾っている。
700Hzくらいまでは、なんとかダイレクトに波が出ました。
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      一番左の山がA0269.7Hz,    一番高い山がB1- 441Hz,   その右が、B1+527Hz


私のヴァイオリンは、厚さ配分は、ストラドと同じになっています。ただし、木材の違いなど、オリジナルと異なる要素は、タップによって、調整しています。細かな年輪、幅が広い年輪の部分は、音を聞いてゲージでは計れないくらいの厚さ(・・・ですので自分でも分かりません!)を調整しています。
ニスは、塗り方で、大きく変化するために、音響てきには、少しアバウトになっています。

裏板のセンター付近をタップしましたが、
場所、強さで、波形は大きく変化しました。
何回も試みた結果、個性のポイントは変わらないようです。

B1-は441.…ほぼA
B1+は、527
A0は 269.7 内部のエアートーンです


波形は、イタリアン オールドの平均値に見られるピークに近い結果が出ました。

しかし、楽器の鳴りが、良い状態でも悪い状態でも、固有の振動として、
この数値が現れます。


音響的なオールドの復元を志をしている者として、オールド楽器の音を聞きながら作った楽器は
おおかた、数値的にも近い音響になっていることが分かった!

しかし、同じ楽器でも、コンディションにより、自分が良いと感じた音、そうでない音も同じ波形がでる。
その楽器固有の波形と言えます! 

つまり、イタリアのオールドと近い波形が出ても、それが良い音だとは言い難い。
そうした波形の楽器は調整や、セッテッィングで、同じような音色を再現可能という事、素質は充分に有ると言う事だと思います。



しかし、アッパーと、ロアーや、
中心から外へ…・
それらの調整がうまくいっていると、数値がはっきり出るが、
あいまいだと、綺麗に出ない。
あいまいな時は、音もあいまいである。
ポイントが合っていなと、B1-が440から450くらいになった。
また、B1+も516になったりもした。
A0は、どうやっても変わらなかった。

逆に、音の切れが良い音が出る時は、数値も、はっきり現れます。

この手法は、耳での製作を数値で表すことが出来、興味深い。

B1-の山が高く、B1+が低いのは、何故か解らない・・・・・
友人も、同じような結果が出たと言っていました。

自作の製作時の厚さ配分と、変化が、どう波形で変化するのか、関連がつかめそうです。

今後、楽器ごとに波形は出来たら保存しておこうと思います。
今後も、箱に組む前、組んでから、おのおのタップしていきたい。

何台ものストラドの箱でタップした記憶は、今でも記憶に新しく、鮮明に残っている。
自分の楽器の箱を叩いた時の音が、近いか、そうでないかは、自分が一番良く分かる。

☆次ぎは2007の板が厚く、空気容量が少ないデルジェスを波形分析してみます。
by cremonakuga | 2009-04-02 00:58 | ♪♪音の謎♪♪♯♭ | Trackback | Comments(0)