カテゴリ:◎ヴァイオリン作品の一例( 15 )

オリジナルヴァイオリン改修デモ用ヴァイオリン2016

ヴァイオリン作品の一例に加えました。

オリジナル デモンストレーション用ヴァイオリン2000⇒2016
2000年作ですが、2016年の内部をGuaruneri del Gesuに改修したヴァイオリン。
Guarneri del Gesuを創るための実験をするヴァイオリンです。
いろいろ試行錯誤する事を試し具現化し、新作に活かすヴァイオリンです。

大きさ・・・352mm
superiore・・・165mm
centrale・・・108m
inferore・・・205mm
fascia29.5~31.5mm
ネック・・・ 130mm
ストップ・・・ 197mm(駒2mm前にセット=195mm)


 
1730~1740のデル ジェズの厚さになっています。
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このヴァイオリンは、一般の愛好家の方方、大手ディーラーの経営者の方、有名演奏家の先生などから 評判が良く、シルバートーンとか、古い音がするとか、また良く鳴る、弾き易いなど良い意見を頂いています。製作してから木材自体は16年経過していますから、素材的な条件は良いのですが、単に木材が古いから良いのではなく、グァルネリ先生の厚さにしたためにまったく別な音質になり それに木材の経年が後押ししたためと思います。裏板は5.2mm(?)あります。このヴァイオリンは、とくに高音の試しを試みています。
元もとは、裏板はオールドクレモナ的な厚さになっており、表板は渕近くは別に 全体が ほぼ2.8mmに なっており厚さの変化を付けられることからオープンしデルジェズに改修できました。
2000年当初 展示会でも音質がクリアーで好評でしたが、迫力の点では今一つでした。表板オール2.8mm(渕は約3~3.2mm)で、当時既に左右厚さ非対称のストラド&グアルネリを作っていましたが、大御所から、オール2.8mmは良いよの言葉に試すことに相成りました。初心者用には良い楽器でしたがコンサートヴァイオリンではなく、そのまま放置されていました。オール2.8mmというのは、そのままほぼ名器の厚さに変換可能な厚さです。数か所3mm~3.2mm程度の箇所があるため、厚さを足さなければなりませんが、充分復元可能です。材料が良質であったことが良かったようです。

高音E線の音質と音量の関係を試しています。
by cremonakuga | 2017-01-16 16:25 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(2)

Guarneri del Gesù 1744 Cariploモデル "Raffaello 2016"

Cremonakuga violino 2016

modello: Guarneri del Gesù 1744 Cariplo
※Finale leggermente anticato
(vernice olio)

Lunghezza ・・・350mm


Larghezza(cuva/fondo)
superiore・・・・・163mm
centrale・・・・ 111mm
inferiòre・・・・204mm

fàscie
mànico・・・・28mm
punta・・・・30~31mm
inferiòre・・・・30mm

peso・・・ 410g (con i pilòli è palissandro,la cordièra è bosso,sènza la mentonièra )


tavola armonica(modello Cariplo)
(piròli e còrde & cordièra è provvisoriorimente!,sto cercando di materiale pernambuco )
da Liutaio Kazuo Kuga
・・・・・・・stile cassa chiusa・・・・・・・・
abete rosso (Italia)

(未販売予定)
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fondo(modello Cariplo) /spessore del fondo centrale 5.5mm

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testa(modello Cariplo)
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Fasce(modello Cariplo)

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久我ヴァイオリン工房HPへ

by cremonakuga | 2016-11-14 17:50 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Antonio Stradivariモデル 1715 "Romèo 2015 "

Cremonakuga 2015 " Romèo" (非売品)
modello: Antonio Stradivari 1715


------misura(linea curva)------
Forma P
Lunghezza---355mm
Larghezza
superiore---165mm
centrale---108.5mm
inferiore....203.5mm

lunghezza della corde 328mm

Tavola---- abete maschio

fondo e Fasce----acero Europeo
vernice---Cremonese antico---Cremonakuga originale

Antonius Stradivarius1715/ modelo
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Antonius Stradivarius 1715 /modello
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Antonius Stradivarius 1715/ modelo
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by cremonakuga | 2015-08-02 17:53 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Antonio Stradivari 1709 "La primavera2014"

2014 Cremonakuga violino

modello: Antonio Stradivari 1709
Marie Hall-Viotti
forma-G

Lunghezza・・・・・ 358mm
Superiore・・・・・ 165mm
Centrale・・・・・ 109mm
Inferiore・・・・・ 206mm

peso・・・ 369g (con i pilòli è bosso, anche la cordièra è bosso,sènza la mentonièra )




表板・・北イタリア、ヴァル・ディ・フィエメ アベーテロッソ 1995年(マスキアトゥーラ有リ)
裏板、横板、ネック・・・ボスニア・カエデ
ニス・・クレモナニス(オリジナルオイルニス)・・・・ストラディヴァリウスに使われている、天然樹脂手造り、植物乾性オイル、天然色素手造りのシンプルなニスですが、樹脂、色素は、長年試行錯誤し、たどりついた完全手作りで、ストラディヴァリにも使われるクリムソンレーキ(メキシコ産のカイガラムシ=コチニールから抽出・・かまぼこ、ハムなどの食品着色にも使用される)・・・時間をかけ製作しています。そのため、年月で、黄変し、褐色系、琥珀調の色調に変化します。赤は、退色し、薄い部分はオレンジ系~濃い部分は、深紅系になります。
現代の良いニスは、剥がれにくく、ひび割れしにくく、退色しにくく、いつまでも、色褪しにくい。コチニールは乾燥すると、パリパリし、軽く、音を阻害せず、逆に音に良い事が分かる。
このヴァイオリンは、オールドクレモナに習い
科学的なピグメントは一切使っていません、はがれやすく皹が入り易く脆いニスを使っています。そのほうが音に良いのです。
その為、大事に丁寧に扱う事を要求されます。
ニスは取れる・・・剥げたら、塗れば良いという発想です。

全部剥げても、表面に薄く、柔らかいニスを染み込ませてあるため、音質を失う事はありません。そのため、表面のニスは音のため、薄く丁寧に塗ってあります。
年月が楽器を熟成していきます。
そんな脆さ、保存性の悪さから、現代のアルコールニスやオイルニスが開発されて、昔のニスは衰退してしまいましたが、音に関しては昔のニスの方が良く、そんなニスが使われたのは、ストリオーニあたりが最後と言われはクレモナニスです。
それに近いニスを使用しています。



コンセプト
ステージで演奏されるヴァイオリンを見て、新作に見えないよう
音色も、オールドクレモナを感じる音を・・・
視覚で、新作の固定概念を感じないように!

バロック時代の音楽をその当時の製作スタイルの楽器で現代に音色を再現されることを望みます。
五感で感じる音楽の妨げにならないような姿のヴァイオリンを!

数か月~1年~数年を経て、色が琥珀色の褐色に変化します。
良く見ると、美しい赤が見えます。
ステージでは、黄褐色~オレンジ色に輝くヴァイオリンに・・・・・

著名なヴァイオリニスト氏が所蔵
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(オリジナル・Cremonakuga柘植テールピース)
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裏板のアーチが見えやすいように撮ってみました。

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地味な色彩くらいでちょうど良く私は好きです
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Primavera関連ブログ
by cremonakuga | 2014-10-29 22:12 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Antonius Stradivarius 1709 Marie Hall-Viotti/"Cathedrale 2012"

久我ヴァイオリン工房製作の作品録

Il violino

Modello:Antonius Stradivarius 1709 'Marie Hall-Viotti '
(misura = curve)
Lunghezza:357.5mm
Superiore:167mm
Centrale:112mm
Infuriore:207mm

Diapason:195mm
Larghezza di Ponticello:40.5mm

corda
E- Pirastro Gold
A- Oliv 13 1/2
D-Oliv 16 3/4
G-Oliv Rigid 15 1/2

Vernice :Vernice olio originale anche resina& colorante è originale(naturale)

Piano:2005・Abete maschio di Val di Fiemme ( Primo qualita )
Fondo:Acero di Europeo

東京T氏所蔵
(Piano=Top)
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(Fondo=Back)

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(Tasta=Head)
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Antonius Stradivarius 1709 / modello
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Antonius Stradivarius / modello : da Kazuo Kuga(Cremonakuga violino)
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オリジナル: アントニオ・ストラディヴァリ 1709 'Marie Hall=Viotti'
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音質は、クリアーで、とても可能性を秘めたヴァイオリンであると感じます。高音の輝きと、繊細さ、低音の力強さと太さ、を確認しました。
自分的には、似ていると感じます。今までに製作したストラドモデルの中でベストの逸品に入ると思います。ただ、最低1年は変化を待たないといけません。

ユーザーへ旅立ってから、何度も魂柱を移動したり、交換したりしたくないなめに、魂柱を少し強めに入れ,それも二度目の交換をしています。そのため、裏板がもう沈まない状態、まだ完全に安定していないので、一度聞いている音色、その時に聞こえる音色は、先に少し、待つように調整してありますので、一時お預けで、まだ完全には聞けないことです。 弾くごとにもっと良く鳴るようにと・・・してあります。


Marie Hall-Viotti1709は

John Betts⇒
Giovanni Battista Viotti~1817
⇒Duke of Cambridge
⇒Marie Hall 1905~1974
⇒Mrs Pauline S.M.Baring
⇒Jack Morrison
⇒w.E.Hill&Sons 1974
⇒Tun Datu Mustapha
⇒Geraldo Modem
⇒The Chi-Mei Culture Foundation 1991~

The back was made from a log that Stradivari obtained in 1709 and utilized up to 1716 and It was on this instrument that Viotti played his first concerts in Paris in 1781 which established his reputation.

アントニオ・ストラディヴァリの製作したヴァイオリンで、Viottiの名前が付いたヴァイオリン、ヴィオッティが所有したヴァイオリンはいくつも有ります。
  Viotti ・・・・・・・・・・・・・・・・1704 (2枚板裏)
  Viotti・・・・・・・・・・・・・・・・ 1709 (1枚板裏)英国 ロイヤルアカデミィ
 ☆Marie Hall-Viotti・・・・・1709 (1枚板裏)台湾Chi-Mei文化財団
  Viotti ・・・・・・・・・・・・・・・・1710 (2枚板裏)
  Viotti・・・・・・・・・・・・・・・・ 1710 (2枚板裏)
  Viotti・・・・・・・・・・・・・・・・ 1712 (2枚板裏)



久我ヴァイオリン工房ホームページは、こちらからです。

Cremonakuga
by cremonakuga | 2013-01-25 23:10 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Guarneri del Gesu 1744 Ole Bull /Il violino " Il Mare"2011

久我ヴァイオリン工房Cremonakuga製作ヴァイオリン
Modello :Guarneri del Gesù 1744 Ole Bull

実際にOle Bullを厚さ、音響面を調べ、形のみではなく、音響的な再現を試みた作品です。
270年間の収縮も考慮し、表板、裏板とも実物より厚く作られています。
また、左右の年輪の異なる表板と、実際に使う板の誤差も年輪単位で、1mm単位で、タップしながら推測修正などしています。

内部も、デルジェスが考えたように、振動し易い構造、また、高音部、低音部により、使うブロック、ライニングに至る素材も左右非対称に選び、形状も考慮し、仕上げています。
そして、
表板で2.0mmから、最大3.5mmの厚さ
裏板で、2.6mmから6.7mm
横板の厚さで、1.2mmから2.0mm弱、

長さ352.0mm
幅(上)165.5mm
幅(中)110.0mm
幅(下)203.0mm

表板、Italy / val di fiemme abete maschio2001 

裏板 ヨーロッパ ボスニア産カエデ

ニスは、デルジェズのニスとは違う??今回は、オリジナルKugaニス(アンティークCremonaニス)使用。
樹脂の特有の色で、天然色素を使用し。刷毛はあまり使用せず、指で薄く延ばす手法。
また、フィニッシュは、ごく軽磨く程度で、刷毛・指の味を残しています。

実際のデルジェスより、表板,裏板ともに、270年前の厚さに修正し製作しています。裏板のセンターの一番厚い場所で6.7mm(オリジナルは6.5mm)、チェロ相当に厚い楽器です。
総重量490g(アクセサリーを含む)


私は、グアルネリ・デル・ジェズ1744 Ole Bullのコピーは、生涯で、これ1挺しか作らない予定です。

なぜなら、この1挺に、精魂使い製作したためです。何本もコピーはなくて良いと考えます。
一つの自分への挑戦です。


268年前、製作当時の色に、当時のニスを再現し、成分すべて同じ、総てゼロから作ったニスが塗られています。


著名演奏家所蔵
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Tavola   
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久我ヴァイオリン工房・グアルネリ・デル・ジェズ 1744年製 オーレ・ブル モデルです。
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久我ヴァイオリン工房製作 (オリジナルを調べ製作した Ole Bullモデル)

Fondo
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Testa
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久我ヴァイオリン工房製 グアルネリ・デル・ジェズ Ole Bullモデル



付属

オリジナル・トリミングのエンドピン(アイボリー)


このホワイトの飾りもオリジナル


テールピースのホワイトはアイボリー

実際のOle Bullにはこのようなアクセサリーは使われていません。私の遊びこころです。

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ペッグ面が滑りまわしにくいため彫刻をCremonakuga施しました。各々微妙に異なるデザインです。
とても、回し易くなりました。フリーハンドで、左右も違う、感覚的に仕事しました。ホワイトリング&ヘッドのピンは象牙Cremonakuga手作りです。
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これは、Ole Bullのスナップ(photo by Cremonakuga)
この時は、私がコンサートの合間 責任を持って預かっていました。
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写真は、2012年変更、修正しました。


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久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房
by cremonakuga | 2011-08-27 18:46 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(4)

バロックヴァイオリン 『Michele』 完成 /il violino baròcco è già completato

Antonius Stradivarius/modello:Il violino barocco

久我ヴァイオリン工房(Atelier il violino Kuga)
バロックヴァイオリン完成!

Il violino baròcco "Michèle" è già completato.
Baroque violin "Michèle" is now Complete.

Antonius Stradivarius  ( modèllo1715 )

anno 2009 cremonakuga violino baròcco "Michele"


Michele
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lunghèzza(curva)(長さ)…・・356mm
larghèzza superiòre(アッパーバウツ)…・165mm
larghèzza centrale(センターバウツ)…・10.5mm
larghèzza inferiòre(ロアーバウツ)…・20.5mm

lunghèzza del manico(ネック)…・・125mm

diàpason(駒まで)・・・・195mm

La tàvola・・・ abète màschio・・・val di fiemme  Italia
( アベーテマスキオ材イタリア・ヴァル・ディ・フィエメ)

Le fàsce e il fòndo ・・・・・・ àcero( 横板は裏板のヨーロッパ カエデから)

tastièra・・・・・ fianco àcero ・dèntro àbete ròsso ・sòpra di tastièra èbano
(指板…側面カエデ(ネックと対)、芯は赤樅材、上部は黒檀)

capotasto e tasto inferiòre……avòrio(ナット・サドルは象牙材)

ponticèllo…・・ ho fatto originale, di àcero (駒カエデ駒材から、オリジナル手作り)

le corde(弦)…・Aquila(Italia)(イタリア・アクイラの手作りガット弦)
E=0.70 A=0.88 D=1.16… budello naturale alta torsione media
G=ricopèrta in rame argentato tipo A mèdia

vernice ・・・・・ stile Cremonese antico(vernice l'òlio originale)
(ニス・・・・・イタリア クレモナのストラディヴァリと同じ 古いニス)

in totale pèsa(小さな顎当てを除く重さ)…・・350g

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音色…明るく、上品で、はっきり粒が揃った音で、キラキラした倍音。
高音から、低音まで、極めてバランスが良く軽く音が出せます。
バロックですが、音量も有り、コンサート用にも使えます。


重さも350gと大変軽く、ケース入りCD3枚くらいの重さで、持った感じは、CDより軽く感じます。

弦の力を考え、力がかかる部分、ネック近く、F孔近く、駒付近は、音響も合わせた上で、必要な強さで厚くしてあります。、
特に表板のネック部分は、一般的に作る楽器の寸法より 厚く強さを持たせてあります。
それは、強さだけではなく、他の部分と組み合わせることで、音響的に良いことでもあります。

また、駒、魂柱下から、上部F孔までは、3mm以上にしてあります。

アーチは表、裏ではかかり方が、違うため、表板は、上からの弦の力に強いアーチに、裏は魂柱で引き下げられる力に強いアーチにしてあります。 ストラディヴァリも そうしています。

駒からの力や、ネックからの力など、一例ですが、
そうすることで、全体が、弱い部分がなくなり、しっかりした楽器で、良く鳴る様になると考えます。

その表板に合うように裏板の厚さも作られており、音響的に合わせた結果、、表・裏板は、厚さ左右非対称になっています。

単に軽い楽器を作ろうとしたのではなく、音響的に強過ぎる部分や、弱い部分が出来ないようにする事は、音響的にも合わせ易くなり、良く響き、共鳴する楽器になると考えます。  音響に良い材料、軽く強い材料を使い、力に耐えられるように、考えて、作ると、結果として楽器が軽くなってくれます。

実際のストラディヴァリウスは、板が薄いといわれますが、力がかかる部分は、大方、強く出来ていて、力に強い形に作られています。 結果 軽くて強い楽器になっているのだと思います。

偶然、昨日ストラディヴァリを使用されているソリストの方に、某音楽大学で、試奏していただく機会があり、バッハのソナタ・パルティータを弾いていただき、オールドのバロックの音色で良く鳴る!…と大変好評でした。
そしてニスも とても美しく、ストラディヴァリの様との評でした。
また、コンサートに使用出きる性能の楽器との事。

7月にニスで大火傷をし、だいぶ製作に時間がかかりましたが、年内に完成できました!
 



cremonakuga violino( Atelier il violino Kuga) 久我ヴァイオリン工房 Homepage TOP こからどうぞ!
from here : Homepage cremonakuga violino
Qui la entrata a Homepage cremonakuga
http://homepage2.nifty.com/cremonakuga/

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by cremonakuga | 2009-12-19 22:42 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(1)

Antonius Stradivarius 1715 (modello) 2008L'Arcobaleno 2008


Antonius Stradivarius 1715 (Ho fatto cambiare modello a 1715 da 1736)

“L’Arcobaleno 2008”・・・・・・・・(虹)
Lunghezza(長さ)・・・・・・・・・・・・・・・・356mm
Larghezza superiore(幅アッパー)・・・166mm
Larghezza centrale(幅ミドル)・・・・・108mm
Larghezza inferiore(幅ロアー)・・・・・・206mm

piano・・・・・・・1998年の北イタリア、ヴァル・ディ・フィエンメ 赤樅
fondo・・・・・・よく寝かしたヨーロッパ・カエデ材

forma -PG 使用

音色は・・・・・明るく、高音は、鋭くなく、デリケートな音色が伸びます。  低音は、大きく よく膨らみます。
         4弦のバランスが良く、弾くのに力は要りません。 
         全体にエレガントな音色です。
         ・・・・・・・そうした音色にプロデュース致しました。

またその後、ストラディヴァリウスの1715年前後の要素を組み込み、1715年の音色、性能に近づけるため、ニスも大きく塗り替えられ大きく変身しました。

世界的に知られたソリストに何度も演奏されました。ソリストの方々、またストラドなどを手がける最大手楽器商の方にも、ご評価いただいています!そういうことで、実際は、最終的には、1736年から内部は、1715年に近い構造に変換されています。

ボックスウッド(柘植)付属品こみ重さ440g


楽器は、国際的に著名な演奏家の先生が名器と一緒に コンサートで使用されています。

楽器使用
2012年 パガニーニ 24カプリース
2015年 
5月・シベリウスコンチェルト
  ・チャリティコンサートにて

?月 ・展覧会とコラボ
 9月・現代曲コンサートで
・・・・に使用されました。
2016年2月14日・光が丘美術館・
徳山美奈子さん作曲のコンサートで使用予定です。
      

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(この写真は、2014最終のニス仕上げ状態=ストラディヴァリウスニス・自家製ヴェネチアンテレピン樹脂オイル・天然色素再現ニスです。)
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(この写真は、2014現在の姿=アルコールニス仕様)


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2013年現在、このヴァイオリンは、1736年モデルから、1715年モデルに変更されています。
変更とは・・・・・内部を、1715年の厚さ配分に、高音が鳴るように造作されています。

第一線の演奏家の方達には、とても、好評です。
1736年が、良く低音も鳴り、高音も美しくなるのに対して、1715年モデルでは、高音は、気持ちよく鳴り伸びます。低音から高音にシフトしたと言った変化です。

※2014年現在の姿は・・・・・??
内部も、新たにチューンナップしました。1715年をさらに、本物に近い音にするために数か月を費やし直しました。
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この楽器は、張る弦によりいろいろな表情を見せてくれます。
例えば、オリーヴをのガットを張れば、まさしくオールドの音色になり、よりエレガントな音色を出します。
近くで聞くコンサートでは感動します。
エヴァピラッチを張ると、最強の音量を発揮し、コンチェルトでは効果を表します。
さらに音色もオールドの音色を再現します。ただエヴァの音色が付加されますが、ドミナントとインフェルドredを組み合わせると、ナイロン弦であっても、ナチュラルな音色で、オールドの楽器の音色が再現されます。
by cremonakuga | 2009-07-04 16:37 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Guarneri del Gesù 1740 ex David"Heifetz"/"Il Pegaso" 2007

modello: Guarneri del Gesù 1740
ex David “Heifetz”

"Il Pegaso" 2007
Lungezza superiore(アッパー バウツ): 164mm
centrale(センター):109mm
inferiore(ロアー バウツ):205mm
Lunghezza(長さ):353(cuva354mm)

 
表板30年熟成材(2007年現在)イタリア材アベーテ・ロッソ
裏板15年熟成材(2007年現在)ヨーロッパ材・カエデ
ニスは、昔のニスに近いと思われるオリジナルニス(色素をいっさい入れていない)及び、製作方法は、オールドクレモナの音響の製作方法で製作。 したがって 現代の新作楽器の音色とは香りが違います。

音色は、裏板センター6mmの厚さ(ヴァイオリンは普通4.5mmから5mm)の厚さですが良く鳴ります。
浸透力のある強い音、独特の倍音は、デルジェスの特色、ex David の特色を表現。
その しっかりした音は、耳元では音は負担に、感じません。
新作とは、思えないはずです。
このex.Davidは、製作後、2年間もの莫大な時間をかけ、
内部を修整し、音色を修整し、完成させました。
del Gesu好きの方からは人気となっていました。
特に低音質と、E線の音色の質と、そして、音の芯をデルジェズ独特な質に板厚で調整しました。
観ただけで、存在感があるとの ご意見もいただいています。  
デルジェズの音色に近いと思います。



≪演奏家・稲葉ひろき氏所蔵≫
稲葉さんのオフィシャルサイトで、演奏を聞くことができます。2013年秋以降の演奏はモダンヴァイオリンからCremonakuga/Heifetzに持ち替え使用されています。
また関西にお住まいの方は、是非演奏会に行かれてみてはいかがでしょうか!

稲葉さんのオフィシャルサイトです。
稲葉さんのオフィシャルサイト


稲葉さん関連Caffe o Te No1

稲葉さん関連Caffe o Te No 2



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裏板は、センターで6.0mmの厚さがあります。
普通裏板厚、6mmなど、製作者は、すぐに鳴らないと、5mmくらいにしますが、この楽器は鳴ります。
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接ぎネックをする前のネック
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こちらからPV視聴できます。
稲葉氏のアルバム発売中! ユーチューブPVです。 ( modello:del Gesù Heifetz使用)
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Cremonakuga violino


by cremonakuga | 2007-12-21 21:32 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)

Antonio Stradivari モデル2007年 Il violino L'Usignolo

2007年製 L'Usignolo
ストラディヴァリモデル
Lunghezza 356mm
Superiore 165mm
Centrale 108mm
Inferiore 205mm


    L'Usignolo
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ニスでも、板の音の調整をしたため、結果アンテキザートのようになりました。


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角を最後に、軽く落とし、鋭さを消しています。

横板は、オリジナルの高さに、中の空気の振動は ぴったりCの音程になっていました。
撮影が、近づき過ぎたため、ネックのボタンが隠れてしまいました。
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あまり、削りすぎないよう、貧弱にならないよう、世界の大きさをかんじるように、、
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by cremonakuga | 2007-08-14 00:01 | ◎ヴァイオリン作品の一例 | Trackback | Comments(0)