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ヴァイオリンの各部の名称

ヴァイオリンの各部の名称・名前 ・英語(イタリア語)

ヴァイリン・・・美しい小箱には、いろいろな部分・部品に名前がある。

ヴァイオリンの膨らみのラインをアーチと言います。英語:arching(アーチとふくらみを、伊:bombatura)
輪郭を、outline(contorno)

上の部分を、アッパ-バウツ、upper bout=(upper=superiore)

中間をミドルバウツ middle bout =(middle=centrale)
ミドルのC部分を C-bout(C)

下の部分をロアーバウツ lower bout=(lower=inferiore)

E線の微調節は、アジャスターfine turner=adjustment(=伊:regolamento)
・・・・・は、E線が弦がかかる部分が、あまり長くなく、テールピースの山に弦が接するか、接するくらい見短いほうが、良い。

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①表板・Top plate/belly /table・(tàvola・Piano armònica)

③パーフリングpurfling(filetto)渕から4mmくらいに埋め込まれた木(黒・白・黒)の細い帯状にスライスし接着されたもので、溝を掘って、膠を流し込み、それを埋め込みます。板の割れを防いだり、また美観にも!
あらかじめ黒・白・黒をサンドイッチしたものを入れる方法と、入れる時に3枚を合わせらがら入れる方法がある。一般的には前の方法が多い、しかし、手作りで、3枚を合わせながら入れると、黒・白・黒の幅が不揃いになる。つまり不揃いのは、丁寧に手作りのを入れた事の証しでもある。こだわった製作者のフィレットは、必ずしも、見た目均一ではないことも多い。幅1.2mmで、黒0.3mm、白0.6mm、黒0.3mmが普通。私の場合は、黒0.2mm、白0.6mm、黒0.2mm計1.0mmになるように、整形してから入れていますが、均一の幅に心がけますが、当然、黒の部分が、均一ではなくなります、がデリケートさが出せ、私は美しく思い それはそれで、手間をかけた痕跡で、私らしさで、良しとしています。
何が綺麗と思うか?好みと美観の違いです

白い木は、柳、楓、ポプラ(pioppo)?など 黒い部分は、黒檀や、楓や柳・梨(pero)を黒く着色や人工のファイバーなどもあります。ストラドは、ペーロ、ポプラ、ペーロ(梨・ポプラ・梨)のパーフリングを使ったと聞く。

From・・・ I "SEGRETI〟 DI STRADIVARI 
Per I'esecuzione della filettatura andavano anzitutto preparati i filetti , mediante predisposizione di nastri di legno di pioppo per il bianco e di pero tinto per nero,----

A volte riduceva lo spessore dei neri a 2/10 e mezzo,aumentando quello del bianco. come si osserva in alcuni strumenri costruiti nel 1714 e '15,nei quali però lo spessore totale della filettatura resta sempre di mm 1,2.

※さて、肝心な性能には、どうでしょうか? ストラド式は、曲げないでも入れられるくらい柔軟性があり、板の割れを防ぐ点では、良いと思います。楓も黒檀に比べれば柔らかいのですが、やはり少し割れやすい。黒檀は、はっきり言って割れやすい、硬い点は、丈夫かもしれないが、音響的には、少しだけ影響がありそうです。
もう一つ、これは、製作者同志の会話の内容ですが、
パーフリングを入れて、白木のヴァイオリンを乾燥させると、もしくは、ニスを塗って乾燥させると、表板の収縮よりパーフリングの収縮が少ないと、少し浮いて、段差が感じられる事があります。
これは、楓のパーフリングの場合でも起きます。特にオイルニスで、ランパダ(紫外線)で、乾燥を早めると起きる・・・綺麗に平面に仕上げたはずが、段差がおきてきます。

そこで、パーフリングも手作りすることにします。
nel caso di Stradivari, lo spessore tipico era di 0,6 mm per il pioppo e 0,3 mm per il pero, per uno spessore totale di circa 1,2 mm
  pero nero0,3mm+pioppo0,6mm+pero nero0,3mm=totale circa1,2mm
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拡大したもの、


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パーフリング付近のなだらかな窪みを、channel(sgusciatura)、チャネル?チャンネル?この呼び方は、一般的なようですが、私には、なじまないので、よく分からないです。伊:ズグーシャトゥーラと言います。
④F字孔、F孔・F-ホール・サウンドホールsound hole(effe/fori armonici)

上の穴を(オッキスーペリオーレocchi superiore)
下の穴をオッキインフェリオーレ(occhi inferiore)
ちなみに眼鏡をオッキアリ:occhiali

F孔の穴の両サイドのライン、アスタ(ASTA)
⑤??刻み?(複数タッキtacchi)

駒側、内側の刻みを結ぶライン、刻みをストップ(伊:ディアパッソンdiapasson)と言います。そのラインから、ヴァイオリンの肩までの距離は、195mmが基準です。肩から、ネックの指板とナットの境までも長さは、130mm
つまり2:3=ネック:diapasson
195mm+130mm=325mm
この時弦長は、327~330mmくらいになります。
ネック角度がきつく、駒が高かったりすると弦長は 必然的に長くなります。また、駒が前後ろに反っていると1~2mmはすぐ狂います。

⑥指板・フィンガーボードfinger board(タスティエラtastiara)
24.5mm幅~42mm幅、長さ 270mm、脇厚さ5mm アール半径41.5mm~42mm


⑦駒・ブリッジbridge(ポンティチェッロponticello)
ブリッジからテールピースまでは、弦長55mm位となります。
駒を基準に弦長6:1=328:54.66=330:55 、駒は、背面に気孔のライン(随が雨のようになるように使います。その面が、表板に※ほぼ90°になるように立てます。
高さ32.5mm~34.5mm、
※基本はです


⑧緒留め板・テールピースtailpiece(コルディエラcordiera)
⑨サドル(カポタスト・インフェリオーレcapotasto inferiore/)
⑩コーナーcorners(punte)

⑯エンドピン、エンドボタン end button(ボットーネbottone)

⑰弦string(コルダcorda)
E線 第1弦 (corda Mi)
A線 第2弦(corda La)
D線 第3弦(cordaRe)
G線 第4弦(corda Sol)
ガット弦Gutは,  (腸=ブデッロbudello)



⑱ウイング・F-wings(単数パレッタpaletta)
⑲コーナー・corners(プンタpunta,複数プンテpunte)

⑳F字孔の上の目は(occhio superiore)
F字孔の下の目は(occhio inferiore)

矢印の模様がある表板を、イタリア語で マスキオ maschio(オスの意味)と言い その入った状態をマスキアートMaschiato(マスキオされた、マスキオが入ったの意味)と言っています。
特徴としては、その部分の密度があり、年輪が、部分的に曲がり、年輪に対して交差する方向へ組織が流れていて、ふつうのスプルース(アベーテロッソabete rosso)にくらべ 特に横方向へ音の伝達が良い。したがって、上手に処理すると、強いので、結果少し薄く作れます。
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Cremonakuga Guarneri del Gesu 1744 Ole Bull
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⑤ノッチ notches of sound holes(単数タッケtacche 複数タッキtacchi)
⑦駒・ブリッジ・bridge(ponticello)
足の厚さ4.0mmから5.0mm、上部の厚さ1.2mm~、高さ42.5mm~44mm
E線側、指板上で、E線、弦下3.3mmから3.8mm、G線下、5.2mm~6.0mm
ガット弦の場合は、高めにします。

⑱Fウイング・F-wings (複数palette)
ここは、細かく振動し、倍音の音質を左右します。あまり薄いと、弱くなり、厚いと強くなります。
深い意味があります。左右の厚さの違いで音質が変わります。大きさ、形で、その楽器の個性から良し悪しまで左右します。



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渦巻をスクロールscroll(riccio、riccioloカールした/chiocchiolaカタツムリ・弦楽器の渦巻の意味) 頭をhead(testa),

渦巻は、楽器のバランス上で、音響的に大きなファクターになっています。
大きなスクロール、小さなスクロール、首が細い、太いの違いが、音量、音質に影響します。本体とのバランスをとる事が大切です。

②糸巻・ペッグ(pirolo複数piroli)
材質、太さ。、長さで、音質に影響を与えます。
⑪ナット(capotasto superiore)E線下で、0.3~0.5mm、G線で0.5mm~0.8mm
弦EとGの間隔は、16.5mm前後
22, スクロールの目、(occhio /perno centrale)

糸巻箱 ペッグボックス・pegbox (scatola dei piroli)





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⑥指板・フィンガーボード(tastiera)
ヴァイオリンで長さ270mm、ナット部分幅24.0mm前後、駒サイドで幅42.0~43.0mm
端の厚さ 5.0mm~5.3mm,
指板のカーヴ、半径42mm~42.5mm
⑪上駒、ナット、上ナット, nut(capotasto superiore)
⑫ネックneck(manico)
13A、  ヒールheel(確か?piede?)

あごの部分を
cheeks(ganasce)






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③象嵌・パーフリング・purfling(単数filetto 複数firetti)

⑫ネック・neck(manico)
13B、  ボタン/button(nocetta)
⑭裏板・バック/back plate(fondo)






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③象嵌 パーフリング(フィレット・filetto)アウトサイドから4.0mmくらいの距離に入れます。幅は、ヴァイオリンで1.1mm~1.2mmくらいです。
⑩コーナーcorners (複数punte 単数punta)
⑭裏板・バック back plate (fondo)

⑮虎杢(とらもく)・フレーム、 flamed(marezzato/marezzatura波目模様、マーブル模様)
⑯エンドピン、エンドボタン、end button(確か?bottone)








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音響箱 全体を“body” , soundbox (cassa armonica)といます。
21 横板・側板・ ribs (複fasce 単fascia)・・・・・ネック部分で高さ28.5mm~30mm、エンドピン付近で、31mm~32.5mm、厚さ1.2mm前後。
同じ厚さの場合、幅が広くなると、弱く、音の伝達が、遅くなります。そして内部空間が増します。幅が狭くなると、強くなり、音の伝達が速くなります。内部空間は狭くなります。
ストラディヴァリウスで、実際計測した楽器は、現在0.95mm~1.05mmくらいでした。
ガルネリ・デル・ジェズで、1.1mm~1.6mmでした。




現代仕様です。
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表板、裏板を削る時、使うジグをコントロフォルマと言います / violino 用の controforma

 23、(ちからぎ、りきぼく、バスバー・bass bar 「la catena は鎖とか、屋根の小屋の梁の意味もあり、弦楽器の力木(りきぼく)の意味」
中心で高さ12mm前後、長さ270mm前後、幅6mm前後です。楽器の形状、材質で変化します。このバスバーは13mmくらいで少し高めです。バスバーは、あまり高くないほうが良いと思います。断面の先端を細くし、14mmくらいにし、質量を増やさず、強さを維持する方法もありますが、私のような、レプリカを目指す者にとっては、オリジナルのストラディヴァリのバスバーを自然に太くした形状が自然な音になるように思います。つまり、両端で高さ2mmくらい、中央の高さ、12.5mm、材質は、年輪が少ない材を使ったほうが良いと思います。強ければ良い訳でもなく、軽い材が良さそうです。太さ6mmに3本くらいのが有れば、音には良いと思います。あまり細かく6本とか入ったバスバーは、強いのですが、重く、低音を鳴らすには不向きです。反対に高音には良い結果を得ることができます。
材料の木材は、年輪3本くらいの質量が軽いものが良いと思います。


バロックバイオリンのバスバー は、高さ 8mmにしました。当時6mmくらいから、現在くらいの高さまで、まちまちでした。現代のように基準がありませんでした。長さは、250mmにしたと記憶ですが、長さも昔は、いろいろでした。                 バロック時代の仕様です。
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25 魂柱・サウンドポストsound post (伊:anima=魂、霊魂、心、死者の霊などの意味)楽器内部に

上から見て、駒の右足、E線側の足の端から中心方向へ1~2mm内側、テールピース方向、後方3mm前後、ヴァイオリンの中に、基本的には垂直に立てます。材質と、長さ、位置、角度、音を調整します。
太さは、6mm前後、近年は、6.2mmくらいが多いです。材質、求める音質でも太さは変化します。

下の不鮮明な写真は、6.2mmのアップですが、私のヴァイオリンには、このくらい太い年輪が入った魂柱を使うと、理想の効果を示します。私が、思う理想は、断面の端・・・つまり駒が側には、つまり駒からの伝達が一番近い端にも年輪が少しかかっていると、ロスが少なく効果的、両端に年輪がかかり、中に5本か、6本太い年輪が下まで入るとベストですが、写真は、細い部分が含まれていて惜しい。楽器により、細いのがたくさん入るのとか、いろいろ相性もあると思います。マスキアートしていて、年輪が太く多いのも好きですが、なかなか無いです。写真の魂柱は、E線が太くしっかり美しい音色になります。しかし、こういうのでもなかなかないものです。

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26 ライニング (controfascia)材質は、表板と同じスプルース材、ストラディヴァリは柳材(salice)を,
幅8mm前後、厚さ2mm前後、

なかなか出てこないイタリア語!単数・複数ごちゃごちゃですがご参考に!

そうヴァイオリンの上部を アッパーバウツ・upper bout (superiore)

中間を ミドルバウツ・middle bout (centrale)

下部を ロアーバウツ・lower bout (inferiore)


内部のブロックは、上が、upper block・top block (zocchetti superiore)
コーナー部は、コーナーブロック・corner-blocks(zocchetti delle punte)
下部は、ボトムブロック・buttom block(zocchetti inferioreだったか???)

zocchetto または tasselloと言う。
ヴァイオリンの淵は、エッジ・edge (bordo)厚さ4mmくらい、コーナーで、4.5mm前後

顎当て  chin rest( mentoniera)


ヴァイオリンの表板は、主に ヨーロッパトウヒ=ヨーロッパ・スプルースを使用します。ヨーロッパスプルース(イタリアでは赤樅=abete rossoと言います。)が使われます。

裏板、側板は、楓材を使います。メイプル材ですが、(伊: acero)、ネックも楓です。
また、稀にポプラ材も使います。柳材は、ヴィオラ、チェロ材に使われることがります。低音楽器には、音量は、期待できないようですが 、独特な柔らかい音色があると、クリストフ・ヘンケルが前のチェロで言っていました。



付属品では、

まず

柘植材 boxwood( bosso)
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ローズウッド、ブラジル紫檀(パリッサンドロ=palissandro)
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黒檀 ebony(ebano)
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ペルナンブーコ ・ pernambuco(伊:pernambuco、仏:fernambouc)
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左:ペルナンブーコ、  右:ローズウッド
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材質は、楽器により合う合わないがります。ペルナンブーコは、弦楽器の弓に使われますが、
この材料は、価格から弓用でないと思います。演奏家が、音作りで、最後に踏ん張る時、付属の違いが音に影響するそうです。楽器と有っている場合は、ペルナンブーコは音の芯の抜けが良いようです。音の芯の抜けとは、難しい表現ですが????付属品は、密度の関係で重くなります。


ヴァイオリンの図形には、比率的に良く、黄金分割いう言葉が出てきます。(黄金分割=sezione aurea)(黄金律=regola aurea)・・・(√5-1):2・・・・ほぼ、1:1.618
英語・・分割・・・the golden section /律・・the golden rule

ヴァイオリンの各部の接着は、ニカワを使います。工場製は、ボンドなどを使う場合もありますが、ニカワは、修理などの時、水や、アルコールで、溶かし、修理を容易にします。
glue(colla forte)


久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino

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http://homepage2.nifty.co/cremonakuga/


余談になりますが、ヴァイオリンを始められる時、ヴァイオリンを選ぶ時、そして分数から4分の4サイズへ替える時、もっとさかのぼると、分数を選ぶ時・・・・弾きやすさ、音量も大切ですが、音質が良い楽器、変な表現ですが、本物の音、本物の音に似ている???本物ってなあに?ということになりますが、ちいさな子供は、たいてい決定権もなく、予算と、先生の指導のもと量産楽器になってしまいます。我が家の娘達もそうでしたが! 親の予算で!

大人の場合は、また選ぶのに一苦労します。まず、自分で分からない・・・弾ける人の意見を聞く・・・・先生に相談し決める・・・楽器屋さんの意見を聞く・・・結局何が良いのか????
先生は、お世話になっている楽器屋さんの楽器は、あとあと面倒をみてもらえるから、何かと便利です。


そうすると、先生の技量からの楽器選びと、楽器屋さんのセンスがものを言います。また、ほかのことも絡みます。

小さい子供こそ、ボーイングの基礎と、そこから発する本当に良い音色を体感させたいものです。そして、本物の演奏会の本物の音を沢山聞ける経験をさせてあげたいものです。弾くヴァイオリンの音色によって、その人の感覚は、その音と慣れなど、音楽感、音に対する感覚、が結構支配されるのではないかと思っています。


私の経験は、子供の頃は、2分の1の国産Sバイオリンでしたが、耳にキンキンした記憶がいまだにあります。
友人の明子さんも同じバイオリンでしたが、そのお姉さんのは、綺麗な音色で、楽器も綺麗でした。
子供のころから、小さなストラディヴァリウスが弾けたら、だんだん大きなストラディヴァリウスヘ交換できたら、なんてことが可能だったら、腕が伴えば  きっと すばらしい演奏や、趣味だとしても すばらしい感覚が身につくのではないでしょうか!考えられない例えですが!

子供の楽器を選ぶ時、ドイツ製、日本製、をはじめとする 量産品や、また、そうした国が中国で作らせた楽器など、になるケースが多いと思いますが、フルサイズでしたら、見る目で探せば、アマチュアが作ったものなら規格どうり、しっかりできていて、良い音の楽器が、同じくらいのリーズナブル価格で存在します。

そういう楽器は とてもお買い得になります。プロが作った楽器は、ほとんど(まれにそうでないのも)規格、仕上がりが、しっかりしていますが、高価になります。アマのも、見る目があれば、良い楽器を発見できるかも知れません。 実際に良い楽器が存在します。

私の場合は、娘達には、予算面など、結局、面倒なので、自分で作ってしまいました。結果良かったかどうかは、わかりませんが???

だれでも、そうはいかないので、そういう手作りで、作りが良く、良い音の リーズナブルな楽器を探すのも良いのではと思います。
日本人、どうしても、ドイツ、イタリアなど響きの良い名前の国の楽器が好まれます。 国ではなく、だれが作ったか? どういうように作られたか?しっかりできているか?・・・・良い音か・・・・で、良い楽器を探してあげたいものです。

今思うと、娘達には、ストラディヴァリウスを買ってあげて、トルテの弓も買い与え、上手に演奏してもらい、それを聞きながら、ワインで心地よくうたたねでもできたら この上ない幸せを感じたのではと自分勝手に思いますが、自作の3/4ヴァイオリンでも、市販のヴァイオリンより格段に、上質な音色で、幸せな時間を過ごせました。
子供の時は、いかに楽器が大切かと感じます。

子供の時は、簡単に音が出る楽器が良いのか?それとも、それともちゃんと弾かないと弾けないけど、良い音質で健康な楽器が良いのか? 私は、後者だと思います。それが上達ににつながり、感受性も育つと思います。あまり、耳にくる音は、耳を悪くしますし、透明感があって、いろいろな音色を感じる楽器があれば、なお良いのでは!耳元、近くでは、普通に聞こえ、遠くへ音が届く楽器が好ましいです。

最近、結婚式で弾くために、二人の娘達が、練習で弾く cremonakuga violino製、ストラド&ガルネリモデル共演による、二重奏は、親ばかですが、絶品です。


長~い、余談でした!


ヴァイオリンの各部分の名称は以上ですが、音が出る仕組みは・・・

※ヴァイオリンは、同じ仲間のヴィオラ、チェロなどと同じように、弓を使い音を出します。
弓は、スティックは、ブラジルのフェルナンンブーコ地方で産するフェルナンブーコという木が、最良とされています。その中でも、良し悪しがあり、最高の材料は、枯渇していて、最高に良い弓はもう作れないとも言われています。ヴァイオリン以上に、材料が命と言われ、弓でヴァイオリンの音が大きく変わり、性能を出すことができます。良い弓がないと、ヴァイオリンは意味を持ちません。弓に張られた毛は、馬のしっぽの毛を使います。向きも決まっていて、これも産地で違います。

本題のヴァイオリンですが、簡単には弦を弓の毛に松脂をつけて、擦り、弦の振動を、駒を通じ、2本の足から表板へ、その振動を伝え、表板から、全体へ、また低音側にはバスバーが有り、音を伝達し、高音側には魂柱が、立てられていて、裏板へ伝えます。
振動は、駒のみならず、ネック先のナットを通じ、また押さえた指板を通じ、ペッグからスクロールを流れ、ネックを通り、ボディーヘ、また駒の後ろのテールピースを通じ、テールガットからサドルへ、エンドピンへ、ボディーへ流れ、ボディーへ流れた振動は、振動の周波数により、決まった位置の表板、裏板の振動を助長し、
箱の板自体からと、箱の中の空気を振動によってF字孔から外へ空気を通して伝えます。
表板と裏板を繋ぐ横板が低ければ、伝達が速く、一方空気の量が減り、高ければ、伝達がにぶく、空気の量も増し、音質が変わる。 ボディーのふくらみが大きいのと、低いのでは、空気の量も変わり、振動のしやすさも変わる。駒から受ける力も変わる。
音野振動は、箱をぐるぐる回りながら、色々な箇所が、ぼこぼこ振動します。いかに音に良い振動を、左右上下、ななめ・・・対象にならないように振動させるかで、音がより強い縦波の振動になり、遠くへ飛ぶことになります。
どこかの部品が、1か所硬かったり、作りが悪かったりすると、それだけで、音の通りが悪くなり、音に影響します。ヴァイオリン総てが振動体になっているからです。
by cremonakuga | 2005-05-20 14:16 | ◆ヴァオリンの各部名称ほか | Trackback | Comments(0)