2017年 08月 05日 ( 2 )

ヴァイオリンを木賊で磨く・・・時間の流れが急に遅く感じます。

白木ヴァイオリンのニス塗前、下地ニスを塗る前にもう一度表面を整えます。
最近は、サンドペーパーも使います。最初から最後まで木賊という訳ではありませんが、
普通のサンドペーパーは砂が どうしても木地に入り込むため、掃除機で吸引したり
気を使わねばなりません。途中から仕上げに至っては、木賊はかなり良いです!
庭は木賊とミントおまけにドクダミで占拠され ひどい事になっています。

以前、展示会で 木賊などいろいろ展示したおり、名の知れた同業者から
そんな木賊 現代の今、本当に使っているの?
・・・・と笑われました・・
いや宣伝と話題性としてですよ!・・・と同調しましたが、
実際は、サンドペーパーが無かった時代と同じように使っています。

使ってみれば その良さが分かります。なにより 健康的で、自然の恵みを
もろ感じます。有り難いです。ヴァイオリンに優しいです。
木賊もヴァイオリンの表面にキズは付きますが、軽く回すように擦り、
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木賊の間に木の粉が詰まったら、トントンと上から叩き
大きな木賊は粗い目で 小さなのは細かな目になります。
音楽聞きながら Caffeしながら・・・そんな時間が好きです!
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ふ~っと!
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ふ~と息で 粉を飛ばします!
なんとも 良い時間が流れます。
1年くらい乾燥されている木賊、まだ使えます。
庭は青青と木賊で一杯です!
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木賊を使うと、時間の流れが遅くなってコーヒーも美味しく感じます。同じようにバンドソーも便利で使いますが、手押しノコも使います。人力というのも人間らしく可能な限り昔と同じようにしたいと思います。
身体が動く限りですが!





by cremonakuga | 2017-08-05 19:26 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)

AmatiのTesta=ヘッドの音響調整をする

今日はAmatiに下地着色を施しました。
乾燥クルミ殻・果肉からのタンニンで少しグレーにし、
サフランで黄色を少し加え、この後紅茶で亜麻色を加えます。
その課程の合間で、楽器としての最終調整をしました。
ヴァイオリンのヘッドの後頭部をタップすると大体良く響くのが一般的で、楽器の基準の寸法で作るとそうなります。
しかし、大きなヘッドや小さなヘッド、首が太い 細いで 楽器の音色性能が変わります。
そんな時 こんな事をしています。
Cremonakuga流です。

これは 私流の調整で、どこかで習った訳ではありませんが、
確実に、反応が良くなる事から 可能な限り行っています。
まず、ナット位置を指で押さえ、
①ヘッドの裏の一番アールの中央を中指の間接で 軽くタップします。同時に爪でも行います。
②次にボディーの下部エンドピン位置から少し上あたりブロック上か、その上あたりを
爪で同じに難じれば確かではないか?と行っています。
合ったような時は、どちらも良く響きます。
もしヘッドが高い場合
③首を深くするか?首を細めます。ヤスリ、かナイフでかすかに削るくらいです。
④ヘッドがもし 低かったら、渦巻の凹みを少し彫り込みます。ヤスリかナイフで 少しだけ・・・
⑤糸巻き箱の奥を綺麗に彫り込み形成したら、ヘッドの音程が上がってしまった!
箱の内部は、完成させてからしないと 終わりません。
この状態で、ペッグ、エンドピンは無い状態ですが、
ペッグ&エンドピンを差し込むと、今回は、だいたい同じになるようです。
箱の奥を削ってかなり上がったのでペッグで大きく影響する気がしますが、今回はそうでもなかったようです。
毎回違うので、その都度確認しながら行います。


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by cremonakuga | 2017-08-05 15:21 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)