Nicolà Amatiを作る Piano Piano 思いを込めて

piano Piano もうひとつ Piano!

Amatiのボルド(渕)の処理を



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ファーシャから2mm弱(1.5mm)に設定しているため、渕の厚さが
思った以上に厚く感じます。
裏で 3.3mm~3.6mm(オリジナルでは2.7mm~3.2mm)
表で 3.4~3.6mm
コーナーで4mm程度
オリジナルは摩耗していますので、その雰囲気は感じる程度で進行中!
パーフリングがオリジナルでは1.5mmで黒・白・黒が0.5・0.5・0.5と
ストラディヴァリに比べますと幅が広く 
かつパーフロングまでの幅が3.5mm程度と狭い。
パーフリングは太いが全体的には極めて繊細です。

そのせいで、渕を余り厚くしますと おかしな雰囲気になってしまいます。
ストラディヴァリとボンバトトゥーラの渕付近のアールが違うため
結構気を使います。パーフリング付近をあまり深く彫るとアールで
内部のパーフリング直近の内側の厚さが維持できなくなってしまいます。
現代にマニュアル通り縁を4mmで作ってしまたら・・・・??
音がまったく別物になってしまいます。
なかなかどうして 簡単そうで、神経を使う場所です。
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パーフリング内側(端から5mm位置)に当たりをつけてみました。パーフリング1.5mm+彫り込み山まで1.5mm+渕まで2mmm=5mm
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ハンドグラインダーで慣性で動いているうちにスクレーパーを当てます。直ぐに回転が落ちるので 何度も 何度も・・・過熱することがないので 安心です。・・・ここでもPiano Piano
のんびりと!何度も 何度も 回しながら・・・・せっかちな人には向きません 電動では 水を付けながらします。
ブルッチャート(焦げ)しないように!
なんか人間的です。停電しても仕事できます!
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使い古したスクレーパー


by cremonakuga | 2017-05-11 17:39 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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