ヴァイオリンの音は、その音質、音量 姿 使われ方・・・
印象が大きく変化します。
こんなヴァイリン(あまり良くないと思われる)から こんなに良い音が聴ける!
素晴らしいヴァイオリンなんだが この程度の音しか出ない???
何時もは もっと良いのだが???
今日は機嫌が良さそうだ!
ヴァイオリンは不思議です!
日頃 製作する中で目的地は決まっています。
ストラディヴァリ or デルジェズで大きく違うのですが、
それらの目的地を正確に決めるためには
本物の音を沢山聞いてイメージ出来ないと定まりません。
頭の中を メモするために、分かり易く図解してみました。
目的地というのは、
もう削れない、削らない方が良い、ここが一番良いポイント
その為に どこをどれだけ 削るのか???
これが製作ということになります。
しかし 絵に描けるように簡単なものではありませんが、
演奏する立場では、この目的地が
低音側に有れば、それに当てはまらないと違和感を感じる。高音側の場合も同じ事が言えます。
最終の目的地を知らなければ、通常使用している楽器が基準となってしまいます。
こういう絵は、会社員時代の資料のようで、あまり好みではありませんが、
また こんな単純でもありませんが、イメージとして描いたらどうなるかなあ???と思いながら昨夜眠りにつきましたZZZZ!。で描いてみました。
このスイートスポットにぴたっと一致すると楽器は良く鳴り 敏感に仕上がる。
こんなに単純ではありませんが・・・30年後に鳴るように作っている・・と言えば緑色の線のように余裕をたっぷり残し作るのだろう!?だが、最高には鳴らないだろう!誰かが削り直さない限り。