グァルネリ・デルジェズ1744 Cariplo 横板を鉋かけする

久我ヴァイオリン工房

グァルネリ デル ジェズ 1744 Cariploの横板になる楓の板を加工する。
当り前ですが、外側になる面を最初に加工します。
綺麗にしてから内側になる部分を厚さを測りながら加工します。

最後に外側を加工すると、上手くいかないと どんどん薄くなってしまいます。
外側は美しく、内側も、美しく、より正確な厚さが重要です。内側が綺麗にいかず、何度も削り、綺麗に出来ても、厚さが予定より薄かったら意味が無いです。鉋の刃がちょっと使い過ぎても上手くいきません。
スクレーパーでやれば間違えはほぼ無いのですが、鉋の刃の仕上げは気持ちが良いです。
刃が切れないと、楓は ボコッと欠け、欠落し、ボコボコになります。
もし、内側に小さなヘコミや、キズが有って厚さが正確な材と、内側も美しく、予定より0.1mm薄い材だったら、前者を選ぶべきです。何回でもやり直す同じ材の余裕が有れば良いのですが、正確な厚さで両面綺麗なのが一番ですが!
板自体が短いので 使っている鉋は小さなRECORDですが、刃は日本製のSAMURAIです。

気に入った材木は、何枚も無いので、厚さが十分維持できるように・・・・厚さも一定ではないので一番厚い厚さにし、内側をもっと小さな鉋とスクレーパで仕上げます。

実際のCariploと印象が少し違う!実際に狭い帯状で見るのと、さらの板で見るのの差もあるようですが、立てて見るとどうだろうか???

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by cremonakuga | 2015-12-07 18:54 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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