クレモナオイルニスを作る時に混ぜる赤を作る時に私は色調とphなど安定のために酒石酸とミョウバンを少量使います。
L-酒石酸は、安心して食品に使えるものです。赤を作る鍋は、アルミ鍋、錫ひき鍋、鉄は無いのでステンレス鍋・・・どれも色調が違います。
夏は、炭酸などで割って蜂蜜入れたらどうだろうか??
いいえニスのために使います。
天然では、ワインなどに含まれる。ワインの樽などに結晶化する酸。
ヴァイオリンの赤にはワインの赤味ではありませんが、ワインの成分も加えています。
私の創るヴァイオリンのニス、 作り方こそ少し違うかも知れませんが、見え方 成分は ストラディヴァリウスと同じです。さらなる進歩のために
(保管庫の中のCremonakuga Stradivarius) ストラディヴァリウスの赤・・左2015年、右2014年1年熟成したヴァイオリンです。
樹脂の色の変化が純粋な赤を包み込み、褐色化していきます。最初から300年経過した色を作り塗れば、即古いストラディヴァリウスのようなヴァイオリンは出来るでしょう・・・でも本物は天然の赤が少しづつ退色していき、ケースの中で樹脂は赤黒く変化していき、、オイルは光が当たらないところで黄変していきます。それらが複雑に現在のストラディヴァリウスの赤を作っていきます。1年で 充分新作の色でなくなっていきます。本物の色は・・私はこの赤に魅了されています。