グアルネリ デル ジェズ を創る!

グアルネリ デル ジェズの為の新しい型が出来そうです。
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何度も 軌道修正したため、ラインが複数見えます・・
ちょっと格好悪いですね!
美しくないですね!
型も 一応 作品へのプロローグなので
美しく作りたいと思うのですが、その背後に見えそうで見えない
ヴァイオリンは・・・・・泣く子も黙るヴァイオリン♪
その名は・・・・
「グアルネリ デル ジェズ 1744 Cariplo」
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ブロックを付ける面・・・やっちゃった~!
すこし削り過ぎました!
当て木に無駄な時間を費やします。
型まで晩年のデルジェズのようになってしまいそうです。

Cdの写真は少し斜め位置からですので、実際は もう少し太目になります。
正確な厚さは分からないのですが、音を聞くと 裏板は限りなく5mm~6mmはあるだろうと感じます。
表板は、音質から想像すると意外と薄そうです。高音の音質からそう感じますハイフェッツより薄めであろう?
高音と低音からハイフェッツとは厚さのグラジュエーション(?)は違います。
Ole Bullとも少し違うようです。
特にE線の鳴り方音質が違います。
実際にCaliproを聞くと、ホール全体に響き渡る感じがします。
荘厳な音の世界にいる気がします。
リッチのを聴いた時も似た印象を感じています。
間近で聞いた事がないのですが、Cdの音質がもう少しうるさいのでしょう ヴァイオリン製作者が聞きたい雑音ではないのですが、そういういろいろな音が有るのでしょう。Cdではカットされているのでしょう???
オーレブルが裏板6.5mmなので そこまでは無いのでしょう?私はOle Bull6.7mmで作った経験からは
6.5mm近辺の音の世界と  ハイフェッツなどの6mm近辺、一般的なデルジェズの5.5mm、5.2mmの世界 そして4.7mmの世界、4.5mmの世界、薄めのストラディヴァリなどの3.8mmの世界。
何か音の世界観の違いが感じられます。
by cremonakuga | 2015-11-27 18:06 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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