ヴァイオリンのネック下がりの時期です。(追記2017)

梅雨明けしていないのに、暑い日が続いています。
梅雨時は、ヴァイオリンのネックは少なからず下がり、冬などの乾燥期にネックは上がります。
それが新作では、振れ幅が大きい。
一梅雨・夏を過ぎると安定します。

季節のみではなく、例えば出来立ての新作ヴァイオリンを寒い地域などに移動するとネックが上がってしまいます。
時には演奏不可能にもなります。

極端ですが、ヴァイオリンを作る時、そういう事も一応考慮します。作る季節によってもそういう事も考えます。
最初にネック先端の表板からの高さを20.5mm~21mmにします。
駒の高さは34mm~34.5mm~35mmくらいにしておくと、梅雨・夏を経過すると、
指板は20.0mm~20.5mmに下がります。
0.5mm
~1.0mm
下がります。
駒は33.5mm~34.0mmくらいに安定します。
そして、少しづつ下がっても指板は19.5mm~20mmくらいに安定し、
乾燥する時期に0.5mmくらい上がって20mm前後

現在は、その時駒は33.5mmくらいになるようになれば良かれとしています。
あまり駒を高くしない代わりにネックの付け根の高さを調節します。

※丁度良い高さのネック、駒のヴァイオリンはこの梅雨の時期は、環境の良い場所に楽器を保存して、出来れば弦を半音くらい低くしておくと、ダメージも少ないと思います。
※ 2017追記・・・梅雨で下がった指板は冬の乾燥で必ずしも戻りません。下がり幅のほうが大きいです。丁度良い駒の高さは、32.5mm~33mmくらいが良いようです。34mmもOKですが、音質から考えると33mm前後が良いです。ストラドタイプでは31mm~32mmでOkです。35mm前後から過ぎると明らかに音色が丸くシャープさが減少し、反応も悪くなります。30mmを切るとストレスな音色になってきますし弾きにくくもなってきます。
梅雨、高温多湿環境では、エアコンや涼しい場所に楽器を補完し、また弦を緩めておくなど大切にする必要があります。

by cremonakuga | 2015-07-14 15:30 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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