ストラディヴァリウスモデル ヴァイオリン用のネックを・・

久我ヴァイオリン工房

製作中のストラディヴァリウスモデルのヴァイオリンのネックを作る!

正確な90度を出しまし、指板が付く面は、特にキズ一つ無く仕上げています。
その面を基準に90度の面を作りました。
渦巻の目の間隔は、40.5mm位になる予定ですが、今は42mmになっています。
半分の中心線21mmで毛引きラインが一周しています。
スクロールの長さは105mm
渦巻の上下の大きさは49mm
目の幅40.5mm~41mmの予定です。

今回は、ストラディヴァリウスではありますが、師匠のアマティさんの楽器に良く見られる
美しいネックの使い方をしてみます。
ストラディヴァリウスでは、レインヴィルを拝見した時に、確かそういう木取りがされていて 「実に美しい!」
と思った記憶があります。
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どういう事か???と言いますと???
ネックは、普通、横から見て楓の虎杢が浮くように木材をカットします。
年輪が平行に走るように木取りします。
捻じれや、反りなど狂いも少ないためです。
新しい木では、断面の斜めの年輪などはネックの捻じれが生じやすいからです。

しかし、今回は、年輪を斜めに使い、上から見ても、横から見ても虎杢が浮くようにします。
数十年寝かした変化の少ない 取って置きのネック材料を使います。
(イタリアで既に15年以上だったので、確実に25年は経過しています)

クレモナで作ったLa Venezia も同じ木取りをしています。
削るのが、少し難しかった記憶があります。
ノミの刃が斜めにズレる危険があります。

ニスを塗ると
とても美しい仕上がりが期待されます。
このヴァイオリンを 使われるお客様は、きっと喜んでいただける事でしょう!
完成予定が大幅にズレてしまっています。

上から見た角度
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バスサイド斜めから見た景色
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バスサイドからの景色
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これは???トレブルサイドから グルっと 回転させて
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裏から見た景色
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La Veneziaのネック裏からの眺め・・虎杢が美しいです。
虎杢の角度は、もう少し緩く少しの斜めになる予定です。
懐かしい写真です クレモナのアパートのバルjコニーの白壁がバックになっています。
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Cremonakuga violino
by cremonakuga | 2015-06-05 01:05 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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