久我ヴァイオリン工房
昨日は、熱海起雲閣で開催されたピアノトリオコンサートを鑑賞に伺いました。
”ピアノ・トリオ 名手の競演”
violin・・・・ 沼田園子さん(東京芸術大学講師)
cello・・・・ クリストフ・ヘンケルさん(フライブルク国立音楽大学教授)
piano・・・・児嶋一江さん(相愛大学音楽学部教授)
ドボルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 作品100 ト長調
Ⅰ・・・アレグロ リゾルート
Ⅱ・・・ラルゲット(インディアン・カンツォネッタ)
Ⅲ・・・フィナーレ、アレグロ
ラフマニノフ:チェロとピアノのためのソナタ作品19
Ⅰ・・・レント;アレグロ モデラート
Ⅱ・・・アレグロ スケルッツァンド
Ⅲ・・・アンダンテ
Ⅳ・・・アレグロ モッソ
休憩
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」作品90
Ⅰ・・・レント マエストーゾ;アレグロ ヴィヴァーチェ、クアージ ドッピオモビメント;テンポ プリモ;アレグロ モル ト
Ⅱ・・・ポコ アダージオ;ヴィヴァーチェ ノントロッポ;ポコ アーダジオ;ヴィヴァーチェ
Ⅲ・・・アンダンテ;ヴィヴァーチェノン トロッポ;アンダンテ
Ⅳ・・アンダンテモデラート;アレグレット スケルッツアンド;モデラート(テンポ プリモ)
Ⅴ・・・アレグロ
Ⅵ・・・レント マエストーゾ;ヴィヴァーチェ、クアージ ドッピオモビメント レント;ヴィヴァーチェ
久々の、とても素晴らしいコンサートでした。
・・・・そして・・
かつて、クリストフが、私に新しいヴァイオリン出来たら見せてと言ったのを記憶していて、
荷物になりましたが、2014を持参しました。
朝のリハーサルが終わった時、喜んでくれた。
クリストフは、ヴァイオリンの調弦をして、4弦をはじいた・・・
良く響いた!
音は、沼田さんに、少し出していただいた。
クリストフが、「パワフル!」っと言葉を発した。
私も、良い響きで、悪くないと思った。
熱海は、一泊し、のんびり温泉を堪能した。
露天風呂の梯子をしたら、帰り道の熱海の坂は、疲れました!
翌日は、生しらす丼を堪能し・・・・
自家焙煎の美味しいコーヒーをハワイ・コナを
せっかくの旅、名刺入れ、カメラを準備していて忘れてしまった!
※クリストフのチェロは、素晴らしい音で、特に低音のピアニッシモは、なんとも言えない音色で、ガスパロのビオラの魅力をさらに低い音程で聞こえるような音でした。製作は、友人のトルコ人だと彼が言っていました・・後でわかった事がありました。なぜ、その時思い出さなかったのか?トルコに居るトルコ人と思い込んでいました。
フライブルクにいるトルコ人製作者作のチェロでした。私のニスにアドヴァイスしてくれ、レシピまでどこで、何を買うかを教えてくれた彼だった。AYCANのチェロでした。 娘さんと、一緒に、みんなで手巻寿司を作って食べました、私も寿司を握りました・・懐かしい記憶です。
クリストフにメールで確認し、連絡が取れなかったAYCANのアドレスも教えてもらい、8年間連絡が取れなかった彼と、メールできるようになった!
名演奏家が、良ければ新作を使ってくれる・・なんて素晴らしいんでしょう・・・・オールドが良いと言うのは日本くらいでしょう!Aycanのは、私も同じ樹脂を使っていて、見た目は、綺麗なオールドかなあ??と遠目に見えます。わざと古くしていないので、清潔感があり、品が良い外見でした。音質は、とても柔らかい、膨らむ音です。
新作の音という固定概念が湧かない、自然な視覚から音が聞けました。
さて、AYCANに、メールをして、その後、私のニスが、どう苦労し、結果どうなったか???を話したい。
問題は英語!さてさて・・・・・