ヴァイオリン表板の重さは・・・

久我ヴァイオリン工房


ヴァイオリン板厚を削り出す・・・

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なぜ、時間がかかるのか?

ヴァイオリン作りの方法には、目標の厚さにセットしたドリルで穴を開けたり、昔ながらピンで打ち、ガイドを付け
ひたすらそれをガイドに削るのを良く見ますが、粗削りは、それが合理的と思います。

少なくともドリルは
私には向きません・・・なぜなら
おっちょこちょいの私に、きっと穴を開け過ぎとか、貫通とかやりかねません。
ピンが良いと思いますが、

私の場合は、一番厚い場所に赤エンピツで印を付け、そこを残し、
表板であれば、
3mmに削ります。
3mmには、2.8まで2mm~総て含む場所を・・・
それから、2.8mmを削り、それから2.6mmを
そして2.4mm2.2mm・・・・2.1mm・・・2・0mm・・・1.9mmへと
進みます。
途中2.45mmとか、2.55mmとかどっちつかずの場所は厚めにしておき、
最後に修正します。

裏であれば
中心のエリアを除き上下を
表と同じようにだんだん一番薄い場所をと進みます。
その段階ごとにタップ音、響きを聞きながら変化を探ります。
大方、心地よい良い響きへ変化します。
最終の一歩手前が、大きく一番良く響きます。

その時点で、終了すると、分かり易く大きく良く響きますが粗削りな音になります。
その時点では、モードは明確に計測できます。

もう一段進みと、大きな響きが少し失われますが、デリケートな響きが出てきます。
複雑な響きに変化します。M-5とかM-2とか計測しずらくなります。
複雑な響きを含んでいるからです。

内側を削りながら、ここを削ると、こうなる、ああなる、ここは削ってはいけない、削らなければいけない・・

と私なりに考えながら仕事します。
そうすると、さっさか、さっさか、削れません!

今、上下中メインをオール2.5mmになりました。
それ以上の厚さの場所はマークしてあり、削り過ぎないように気を付けます。


今66gです。
M-5 E♭
M-2 C
M=1 E♭

渕も角が残っていますから、角で・・・ー3g?
後・・中を削っ・・・、ー4g?
66-2+4=60g?
性能上、まだ厚いように感じます。
乾燥して、木が55gくらいになるのではないか?

予想では、58gくらいになれば良さそうです。バスバー付けて
62g
それが、乾燥して58g??くらいとか・・・
理想は、もう少し軽くしたいところです。
バスバー付けて55gとか・・・無理でしょう!それは
もともと、そんなに薄くはないのですから・・・・と自問自答しています。
と想像を巡らします。
by cremonakuga | 2014-09-03 15:33 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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