久我ヴァイオリン工房
F字孔は、微妙に難しい・・
F字孔は、いつも難しい
F字孔の輪郭はもちろんですが、それを取り巻く立体としての曲面の流れが難しい。
本物を見本にしていますが、製作年で異なるので、単に好きな形という事でもない。
私の製作するヴァイオリンは、輪郭自体が型を基準にするので、
型自体が、ストラドの型のコピーからなので、左右折り、左右対称でない事から、
微妙に、左右同じでない、F字孔の位置も左右同じでない・・・
それを、バランス良く配置するのは、神経を使います。
几帳面に左右対称の形で、左右対称のF字孔であれば、
しゅくしゅくと、作業が可能ですが、
そういう作業は出来ない・・・
見かけとは大きく違うような神経を、沢山使い、作業をすることが要求される・・・・
ちょっと最近、楽に作業したいと・・魔がさすことがしばしば!
しかし、piano piano 行こう~