ヴァイオリンの表板の風景を眺める・・

久我ヴァイオリン工房

ヴァイオリン製作は、製作手順がありますが、
人により、順序が違います。
箱が先か?
スクロールが先か?
???この辺は、どちらでも良さそうです。
大昔、私はスクロールから作り、
ヴァイオリンの個性を先に見い出し、製作のテンションが上がった記憶があります。
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箱は、型にブロック、横板、それを元に表板、裏板、は、そうしないと作れません。
では、横板が出来てから、表板、裏板はどちらから作るか?
一般的には、横板に裏板を接着し、型から外し、表板を接着しましが・・・・・
では裏板から、次に表板・・・????

あれこれ考えますが、


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一番良いのは・・・さて、さて
音響的には、箱から先に作り、スクロールを作る
もしくは、スクロールは、80%くらいまで作るのはOKで、仕上げは、箱が出来てからにします。

箱は、横板が付いたら、接着は、裏からにしても、
最初に表板を作ります。
なぜなら、音響的には主導権は表板が担います。
また、表板の性能の幅は広く、表板の製作は、木材により限界がありますから。
音響に合わせ、裏板をあわせて作る事が大切です。
裏に、合わせて表板を作ると、どうしても合わせられないという事が発生します。

スクロールは、箱が完成してから、音響的に微調整し なるべく合わせます。

また表板には、バスバーが付きます。
バスバーは、付属品で、消耗品なので、一番良い形で、良い素材のものを、マニュアル通り付けるのが良いのではと思います。
つまり、バスバーが付かない状態で、完成させることが大切と思います。
なるべく、バスバーで、調整はしない方が良いと思います。
バスバー交換する場合、合わなくなることが考えられます。また、バーが音響的に合っていても、大きかったり、、高かったりすると、強度や、構造的な振動に問題が繰る場合が有ります。まらい高いと、音の振動がゆらいだりします。音が硬くなったり・・・

表板は、既存のストラドモデル用の駒はピタリと合います。F字孔周りの曲面は、駒からの強度にっ直接影響しますので、時間をかけて曲面出しをします。
強度が音に跳ね返ります。
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by cremonakuga | 2014-08-04 13:29 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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