久我ヴァイオリン工房
ヴァイオリンのラベルは、かつて、コピー機をを駆使したり、パソコンでプリントしたり、はたまた、版木を彫って、和紙に刷ったり、いろいろ試みました。
この自家製器具は、先のヴァイオリン・・ストラディヴァリのレプリカのラベルをプリントしたりしたものです。
この器具が、勝手に簡単に、文字を刷ってくれる訳ではないんですが、手で、コツコツ昔ながらの方法?で一枚一枚綺麗に、しっかりプリントするには、これが有ると とても便利で、私には、なくてはならないジグです。
つまり、ヴァイオリン・・・デル・ジェズであろうと、Cremonakugaであろうと、同サイズの版を作れば、失敗なく綺麗に出来ます。
勿論、インクを手作りしないといけないんですが、
あさ、ヴァイオリンではなく、このジグにニスでも塗って、大切にしましょう!
さて、どうなっているのか、ご紹介致しましょう・・・・・・自家製なので、見かけ、おおざっぱに作っていますが、肝心な箇所は、しっかり機能しています。
4か所に、真鍮のクギ=ピンが入り、2枚の板は、左右に絶対にずれません。(写真は少し浮かしてあります)
4本の真鍮のピン
全面の留め具、これで、完全に固定されます。 金具は、経験から緩まないように、接着剤で接着してあります。
後ろ面の蝶番も真鍮製です。
開いたところ・・・・
この穴に版を入れると完全にピタリをはまります。しかし、四角い穴、完全にピッタリにするろ、版が、スムーズに出し入れが出来なくなるので、入口は、大きめ、下部は、ずれないようにピッタリにしてあります。
少し版の上部をを上下左右に、少しだけ動かせます。版の上、下、左右に別々に力加減が可能にしてあります。
真鍮版が入る・・
ゴム版が入る・・・
こんな感じに・・・仕上がります。(写真用に、試し刷りを置いてみました。
時間ができましたら、版自体を、木版で彫ってみたいです!
そうすれば、総てCremonakuga作になります。
自分のヴァイオリンのラベルこそ作らないいけないです!
※こんなの、マネだけはしないでくださいね!作る場合は、堂々と ご自分のを貼ってください。
こんなのに、精力を使うのでしたら、本体に精力を費やしてください!
・・・・・と、自分にも同じことを言いたい・・・・・
私のは、ただ単にこだわりだけです。自分のラベルも、並べてちゃんと貼りますので!
Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)
ヴァイオリン工房の久我ヴァイオリン工房・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・