ヴァイオリン製作は・・・・楽しく! 真剣に・・・・

久我ヴァイオリン工房

今、製作中のヴァイオリンは・・・・いつになっても、子供こころを失わないように熱中し、燃えて前に進む・・・そこにこそ良い結果が待っています。

ヴァイオリン・アントニウス・ストラディヴァリウス 1709年を作ろうとしていました。
・・・・・・・・が???

(Cremonakuga violino謹製 オリジナル Antonius Stradivarius anno1715 ラベルレプリカ)
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       anno 1717 A.S レプリカ
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        anno 1709 A.S レプリカ
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        anno 1704 A.S  レプリカ
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        anno 1716 A.S レプリカ

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※エチケッタ=ラベル:ヨーロッパ羊皮紙・Cremonakuga 製ランプ・ブラックインク・虫こぶインク・羽ペン手書き、真鍮版、ゴム版、Cremonakuga製木版使用、 Cremonakuga手刷りプリントのストラディヴァリウスレプリカ ラベル

変更しよう・・・???!
ヴァイオリン・ヴィオッティは、何丁ものストラディヴァリウスを使っていましたが、
どうも1717年のストラディヴァリウスも欲しかったようです。
1717年といいますと、ピエール・アモイヤルさんのコチャンスキーも1717年です。
Kochanskiは、実際に手に取って、タップさせていただいた楽器です。
どんな音かもしっかり記憶しています。タップ音の音程バランスの記憶もしっかりしています。

やはり、1715年前後は、良いと思います。先に作った1709モデルも、構造は1715年に似ていました。
実際、1715年に傾けて音を調整しています。

今の楽器・・・・1709年から、1715年に 大幅に変更しようと思います。
 
昨夜、名演奏家A.Mの演奏DVDを見た・・・・
1710年のストラドの音です。
演奏は、大好きで素晴らしいのですが、今の感性で感で、やはり1715年前後の音と比べると、1715年前後の方が、楽器は、良いと思う。

ヴィオッティも欲しかった

では、いったいどうしたら良いか?どうするんだろう????
1715年の考え方にそって厚さを替えます。1717の音質も考慮し、1715年のテイストで作る。
音質は、きわめてデリケートで、高音は、太くなくないが芯があり強い、繊細かつしっかり伸びて、しかし明る過ぎず、暗さも表現可能な音、低音も、あまり太くなく、柔らかく、良く歌う感触・・・・コンチェルトもさることながら、ソナタなどが、深く表現できる楽器を作る!

フォーレ・ヴァイオリンソナタ1番が表現できる楽器、より音に色彩を感じる楽器を・・・・・・・
なぜなら、ヴィオッティが、最後まで、所有した楽器は、ロイヤルアカデミィーにあるストラド=より繊細な音を表現できる楽器。
晩年は、コンチェルトに向く楽器より、少しくらい音量が少なくても、より繊細で音質が良いと思う楽器を好んだようです。1717年も1715年に比べると、繊細さが増しているような気がします。
前作のMarie Hall-Viotti 1709も素晴らしく良かったが、少しニュアンスが違う1715年モデルで、1717年の繊細さも加味した楽器を作ることに決めました。
コンチェルトも可能で、ソナタなどにも、より繊細な表現力を持った性能のヴァイオリンを・・・・・・
勿論、形が1715ということではない、音が1715ということです。


何事も、初心のアマチュア精神の、遊び心、楽しむ、時間を惜しまないで徹底的に追求する気持ちを、忘れないようにしたい。

※どんな物作りも、子供のように楽しく作らないで、決して良いものは出来ないと思うからです。




Cremonakuga




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by cremonakuga | 2013-12-10 00:05 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kawa33337777 at 2013-12-10 17:48
何事にも、初心忘れることなくいつも新たな気持ちで物事を探求する意欲と、楽しく生きていくことが、残された人生を有意義に過ごしてく方法かもしれませんね!
Commented by cremonakuga at 2013-12-10 20:00
こんにちは!残された人生という考え方ではないんですよ!終わりが無い人生、いつも子供心という事で、あくなく探究心、見かけの年齢とも関係ないんですよ・・・そうすると残りの人生ということにならないんですよ!結果がそうであっても・・・・・・・
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