ヴァイオリン顎当てについて・・・No.3

ヴァイオリン顎当てについて・・・・・・・

顎は、人により顎に合うか、どうか個人差がありますが、
長時間は、合っていないと、痛くなり、顎に不具合が生じますので、音以前にフィットするか?どうかが大切です。
それを考慮しつつ、
このタイプのを、足の位置を付け直し、整えました。
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私には、黄色のラインのカーブが使いやすいのではないだろうかと???
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このカーブは私の顎にはフィットしにくそう気がします。
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なぜこの位置に移動したのかは、サドルに近い位置=エンドブロックに片足がかかるのは大切です。
もう一方は、表板に当たる部分へ平均に力が掛けられる部分が大切と思うのと、
内部の状況とを考え、あまり外へ足を掛けたくない意味合いからです。
つまり、どんなヴァイオリンにでも、この位置が適切かは、当たりません。

私の作るストラドモデルの場合ということです。

これはあくまで実験で、残念ながら今、どれかに使う予定はありません

みなさんが、顎当てを探し選ぶには・・・・・
結局
どこか、いろいろ試せる在庫のある楽器屋さんで、アドバイスしていただき、試させていただき、音が良さそうな顎当てを決め、顎に合うものを選ぶのが良さそうです。

一つ言えることは、音響的に良い材料のものが、必ずしも良いとは限らないということは言えます。
まず楽器とのバランスがどうかがあり、バランスが良い中に、材質が良いということが更に良いという事が言えます。その中で、顎に合うか、どうか?という事です。
探す場合は、それを遡ることをそいなければなりません。
楽器に合うかどうかは、製作者でも、なかなか分からないと思いますから・・・・
合うか?合わないか?は分かっても、はたして、音響的に合う?合わない?は、どうして、どこが合っているか?合っていないか?明確に確認することは、Hzの仕事なので、そこまで神経質にならないほうが良いでしょう!
私の場合は、良い楽器を作る上で、顎当てが、付くと、付かない、付属品が、どう影響するかを考え本体を作る必要があるため、神経質によりデリケートに熟知する事が必要だからです。



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Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)
Cremonakuga violino

by cremonakuga | 2013-04-21 17:11 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)
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