ヴァイオリン駒を調整をする・・ご自分で No1 (追記※2017)

自分で、ヴァイオリン駒をいつもベストに調整するには?



※その前に、正しく駒が立っているか?基本的な事も再確認しましょう!


【駒の高さは、どうか?】

基準、ヴァイオリンの場合ですが、33~34mm位が基準です。
32mm~34.5mmくらいまでは、楽器構造によって=つまり反応が良く、表が薄めで、あまり上からの張力を必要としない楽器では、32.0mm~など、低めの方が、楽器に負担が少なく鳴る場合もあります。 板が厚く、反応が悪いなどの時、高めを!しかし 35mm以上高い駒は、音質がボケます。柔らかくも聞こえますが本来のシャープさが減ります。
そういう駒は、構造的な事なので、メンテ以前で、ご自分の楽器の特徴を知るべき。

駒は、先端に弦を受け、角度は、158°位が基準です。ハイアーチorローアーチでも同じ、ハイは楽器は、ネックの付け根の高さ他が基準より高くなり、ローアーチでは、低く変化させます。
表板が、デリケートに作られた楽器では、159°に近い方が良く鳴ったりします。
逆はパワーで鳴らそうとする場合、157°が良かったりします。
楽器の設計上です。



【駒が、反っていないか?】

足が隙間なくピタリと合うか?合っていないか?
・・をチェック!

【駒の溝は、削られて深くないか?】
4B~鉛筆で、溝を滑らかに!

溝によっては、弦が切れ易くなります。

駒足首が細い場合、少しずつ反って、足首が前に曲がって危険な楽器も見かけます。
特に細いのは、要注意です。




本題へ・・・・

◎駒は いつも良い状態に維持する事が、楽器にとっても良い事で、音にも良いです。

どうしても、長時間練習に熱中し、くり返しの調弦や、弦の交換など、駒が傾き、駒が変形し、音が変化し、少しずつ進行し、大きな変化で気が付き、直すなど・・・・・
反りは、反り直しなど修正出来ますが、また戻り易いです。

一番好きなヴァイオリン演奏は・・・・・いつも元気な状態のヴァイオリンで!
大切に、扱ってほしいものです。   大切なヴァイオリンです。

さて
いろいろな方に伺ったり、駒を拝見させて頂くと、色々な状況になっている事に気が付きます。
最近そういう状況での音の変化が原因でのトラブルに たびたび遭遇します。

駒が前に倒れそうになっている等は、問題外かも知れませんが、そこまでいかなくても後ろ側に隙間が空いて、そのまま弾かれている場合もあります。

せっかくもっと良い音がすると思われますが、残念です。完全な状況で弾いて頂きたいものです。


女性など、力が無い場合、駒を動かすのは、躊躇することでしょう・・・・

そんな場合にも、この方法なら、可能かと思います。
ただし、既に駒の溝が、深く、弦が動かない場合は、楽器屋さんで調整を!

まず、駒が、横から見て、後ろ側が、90度(楽器により異なりますが90度くらい)になっているか確認します。
前のめりであれば、テールピース側の駒の足の接地面に隙間が見えるはずです。それでも足面が合っている時は、変形しています。
(表板のアーチのカーブで、必ずしも90度ではありませんが!)

要は ここの隙間を消し、前後隙間を消すことが大切で、下手なスケッチですが・・・
一般的には、背面は、横から見ると、直線で平面で90度になりますが、駒を作る人のコンセプトで少し異なります。私の場合は、少しラウンドさせますから、厳密の90度ではありません。
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この様なジグを駒の背面に合わせて作っておくと便利です。


名刺や、厚手のボール紙などヴァイオリンにキズがつきずら、いしっかりした素材をお勧めします。

まず駒が一番良い状態になっていることと、音も確認し、
まず、ヴァイオリンの面のカーブに合わせ下面を切れるハサミでカットし、なるべくぴたりと合うように,
次に駒の背面中心に、中央一番下と、一番上部が合うように!

ジグは少し隙間が空く場合、その空きを記憶しておけば、それはそれで、いつも少し隙間を空かせ合わせれば良いので、目安を作るという意味です。
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柘植と楓で作ったもの
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こういう風に当て、駒が前にのめっているか即座に確認できます。あまり神経質にならず、たまに、トップがどうか確認すると、いつも駒&弦が良い状態に保て、ヴァイオリン面も負担が軽減できます。

何より、何時も同じ状態で、一番良い音色を出すことができます。(駒を目で見て、直し、耳で音色を聞きながら、一番良いところに微調整し直すのが、ベストではあります!)


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まず、駒が万が一 倒れてもダメージを防ぐために、駒の前後に厚手の布、タオルなどをテールピース下からと、指板下からと はさみ準備します。絶対に倒れないように作業します。
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溝が削れ、食い込み動かない場合は、別な方法・・後で

最初修正を1~2mmか見当をつけ、次に、駒の両端を押さえ、左右片方ずつ、上部を少しずつ後ろを引きます。絶対に一緒に動かさない。

動きが硬い場合は、弦を、少しだけ緩めて・・・
両方は、一瞬動きだすと、弦の圧力で一気に動き倒れることがあります。両手を楽器にのせ、手の指先だけの力で右を引く時は、左を押さえ、反対に押すくらいのブレーキを掛けながら、同じように左を引く時、右を押さえ、ごくごく、ほんの少しずつ動かします。そうすることで、どれくらい動いたか確認できます。


方法ー1
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方法ー2
中指を駒の端に添え、人差し指を弦の間の駒に添え、親指を手前に添え、中指と人差し指で
手加減しながら左右少しずつ動かす、これが安定します。その時 手の平を楽器の上(タオルやハンカチを敷いた上に)に置き安定させ、指先だけで、少しずつ左右交互に動かします。このバリエーションでやりやすい方法を探りながら!(自己責任で!) 
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方法ー2がおすすめです!
真上からも見て、駒が横一文字になっているか?これが斜めになっているのも見かけます。

斜めの場合と、ヴィオラの駒など大きな駒では、両端を引き続けることで、中央が取り残され、テールピース側から見るとヘの字になる場合がります。絶えず真っ直ぐに維持することが重要です。

もし・・・・・そのままにすると??
駒は、4弦の加圧が、均衡しています。それが、1番弦、4番弦の圧力が、背面にシフトし、駒を後ろへ反らせる力が働きます。

への字、その反対、斜め・・・それらを水平に直しましょう!

それを修正するには、両中指を駒の中央上部に当てます(指板側の弦の下から)その手の両親指で、両端を押します。中指で手前に引き、親指で押す。

全体を、左右の端を引きながら大きな傾きを直し、駒のトップの左右の変形=ななめ、ヘの字などを修正します。


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例・・・よくあります。
長い期間直さないと、E線は動きが少ないが、他は、伸びが大きく・・・・ペッグで調弦を繰り返すたびに、少しずつ・・・それが原因で変形していきます。
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トレブルサイドが前に・・・つまりトレブルサイドの足元の背面に隙間が空いている可能性があります。
高音が、シャープさを失います。それにともない駒にテンションがかかり、全体に具合が良くありません。

反対の場合もあります。
次の写真のように、駒足、底部の左右のラインに重ねて、こまトップの左右のラインを上から見て、正確に重なるように平行に、真っ直ぐになるよう、いつも心がけましょう!
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もし動かなかったら、駒の溝に弦が食い込んで摩擦で動かない場合があります。
無理をせずに、写真のように弦の下に両中指を入れ上から親指で駒の頭を押さえ、中指で弦を1本ずつ上に引き上げ溝から瞬間浮かせ戻します。

それをE線を除く3本の弦で行い、もう一度駒を動かします。多分動きます。
きっと動きます。
動くことを祈ります!

それでもだめなら、一本づつ弦を緩め、駒の溝(ついでに反対側のナットの溝も一緒に、を鉛筆4Bの芯で、滑らかにし、また張ります。必ず1本づつですよ!常日頃から、弦の駒の溝、ナットの溝を、4Bくらいの鉛筆で滑り易く心がけることをお勧めします。

左手指位置
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右手指位置
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両方の指をこう支えて少しだけ、浮かせます。
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駒の溝は、一本ずつ弦を緩め、塗ります。

今度は動くはずです。
E線側が、動かないようでしたら、E線のみ半音~1音くらい緩めます。
駒足の隙間がなくなるように、調整ができましたら、E線他を調弦し、総ての弦を浮かせる方法を、再度行います。

これで、OKです。

駒の足の面は、ヴァイオリンの表板の面に正確に当たっているのが理想です。後ろ側が当たり、前が浮く場合は、音がはっきり、強く聞こえ、そのほうが逆の場合よりは、結果は良いのですが、前が合っていないと、ハイポのEは鳴りません。全面ピタリと合っている=、難しい演奏、デリケートな演奏など、楽器の性能を発揮すします。

上から見て、E線側が、テールピース側に、G線側が指板の方へ斜めになることが良くあります。
当然えE線の駒の足は、指板側が隙間が空きやすく、G線の駒足は、テールピース側に隙間が空きやすくなります。こうならないように、しましょう!


駒が正しく立っていることと、弦の溝が滑らず、弦が駒の前と後ろで、テンションが違う状態になる!
この状態が、弦が詰まり良く鳴らない場合の原因に多いようです。
特に新しい弦では伸びるので、頻繁に、この弦を浮かせ、テンションを均衡させることが重要で、自分で出来る大事なメンテ。(あくまで自己責任でお願いします!)

4本の弦でE線は、アジャスターで調整するので、駒はあまり動かず、後ろへ少し引かれますが、ほかの弦は、前へ、前へと伸び動きます。安定するまでは、毎回浮かせる事をすると音が自然にでますし、駒が動くのを修正できます。
駒の溝を、4Bの鉛筆で滑らかにし、トラブルを防ぐ。
いつもテンションを調整し、上から駒が真っ直ぐか、横から、前に反っていないか?
毎回確認を!

音詰まりなど、全体に良く響かない時、原因は、弦が古い?、駒の前後のテンションの違いか?



駒を前に傾いたまま長期間使うと、ヴァイオリンの駒の当たる部分にへこみが生じ、駒がピッタりと合わなくなってしまいます。そうしますと、音色がそこなわれてしまい、どうやっても駒の足が合わなくなります。

駒が前に傾くと、柔らかな音色になります。シャープさが無くなります。反対に手前に傾くと、シャープな音色になりますが、100%の能力は発揮されません。ピッタリ足が合っていないと、どちらも100%の能力が得られません。
後ろへ傾けたほうが良いという人がいますが、一見ダイレクトに良い音に聞こえるようですが、駒の接地面への重心は、背面近くの方が良いとは思いますが やはり前後ピタリと合っているほうが、良いようです。合っていないと、E線ハンポジションの ハイテクニックな、微妙な演奏で、音が決まらない、伸びない、という事になります。

最近、名器のヴァイオリン、チェロなどで、こういうことを経験しています。隙間が、目で見えるか見えないか?
テンションのバランスなど、ごくごく少しで、コンサートが出来るかできないか、原因を探る中で、解決する要因の一つでもあります。

ストラディヴァリウスになりますと、これが、動かす以前に、動かした気持ち、戻した気持ちくらいで、音が大きく変化しますので、その気持ちで直すような感覚になります。目でわかるほど動かしたら、もうダメになります!
気持ちを込め、動かした気持ちくらいで、弾いてもらい、良いか、行き過ぎたか聞き、直します。


少しづつ駒が動くので、気が付きません、毎回は、動いたかは分かりません。弦を一本一本浮かせる癖をつけるとl、また、上から見て駒が真っ直ぐか確認する癖も・・そうしますと変化も少なく出来ます。出来れば一番良い状態の駒の背後の角度のゲージを1つ作っておくと便利です。90度=直角であれば、直角の厚紙などで計れます。

余談ですが、魂柱も、ぴたりと合っているものを、下を内側に動かしたりし、面が合っていない状態が良い音がすると、低音が鳴るようになった、高音がなど、必ずしも合っていなくても、合っていない方が良い音したり、いろいろ楽器により違います。しかし、合っていないと、振動でずれるので、合っていて、良い音がするのが正しいと考えます。駒も基本全面ピタリとが良いと思います。新しい楽器は、面が合わなくなることがありますので、注意したほうが良いと思います。 基本は、ぴたりと合って良く鳴る楽器でないとと私は思います。

某量産工場製分数楽器は、魂柱の上の面は、わざわざ少ない面積にか合わないようにしてあります。
合わせると、鳴らなくなってしまいました。それは、それで絶対に魂柱ずれないようになっていて、子供用で、修理調整を必要としないように、そういう意図です。ボヘミンの楽器にも同じような楽器があり、素晴らしい音でしたが、正しく合わせ魂柱を入れると、普通の音になってしまい。元に戻しました。それは製作者の意図だからでした。

駒のお話に戻しましょう・・・

駒の背面に雨が降るような模様が走ります。これは楓の気孔で、それに対し、面が平行になっているためで、音の伝達が一番良い状態です。背面が、表板の直角になり、なお 表板の面に正確に接地していることが、音の伝達に良いと考えます。反対に正面は、気孔を斜めにカットしているため、気孔が点,点に見えます。


そう・・・松ヤニ付いたら、毎回ふき取ることもお忘れなく!まとめてのクリーニングは避ける!
クリーニンングポリッシュには揮発性のオイルなども入ったものも多く、ニスによっては かえって曇ってしまう場合もあります。出来立てのヴァイオリンでは特に注意を!

当たり前の事ではありますが、意外と良くあることですので、あえて書きました。


あまり神経質になることは有りませんが、最初が肝心!その状態を確認し、それを維持する・・・変化を知る・・・確認を日常にルーティーンにする。 それらも楽器の音の一部分であることを!


※コンサート前に、名器の、調整を よく依頼されますが、楽器本体に問題があるようでは、困りますが、私は、その大部分は、駒の傾きに伴う、足の前後の隙間が原因で、高音や、低音に影響が出て、高度な演奏がしずらくなるという事がおきます。裸眼で、見えるような隙間ではなく、高倍率のループで見て、隙間を感じるくらい、隙間かな???くらいで、音の出が悪くなったり、低音が、すっきりしなかったり、霧がかかったようになったり、変化します。正しく駒が立ててあげ、弦が駒の溝で、詰まっていて、前後のテンションが違っているのを直し・・・自然に、正しい状態になっていると、大体の楽器は生き返ったように歌うようになります。良い楽器であればあるほど、それらが大きなストレスになり、ナチュラルにする事が重要になると思います。






※2013.11.04 の抜粋最初の部分・・・「ヴァイオリンの駒のバランスを確認する」
      チェック・ハイテクニック編へ

今の駒が、充分音を発揮しているか?確認しましょう!
大まかですが・・・・

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ヴァイオリン&ヴィオラなどの駒を作る時、既成の駒を適正な厚さ、形に整形するとき、
ヴァイオリン製作者は、自分のヴァイオリンに合った駒を整えます。

ヴァイオリン愛好家の方にために・・・・・
私なりに考える方法は・・・・
一度試してみると面白いと思います。

演奏スタイルでも違いますが

駒のループの大きさ、ウエストの幅、などなどデリケートな部分以前に全体がどうか?ということについて考えてみましょう!

いろいろな事を調べるうちに、以前書きましたが、駒の底部の音程は、裏板のM-2に合わせる。駒のトップを表板のM-2に合わせる・・・という方法ですが、プレートのモードでなく、組んだ時のM-2の場所に合わせるのが適確なようです。

方法1.・・・・駒を左手のひらにのせ、駒の両サイドを手でホールドし、浮かせた状態で、右手を返し、人差し指の爪で、カチカチと小さくタップします。・・・  続きは10月31日を参照に!


ヴァイオリンを弓で弾き、弓の抵抗感少なく、引っかからない感覚、ス~っと弓が抜けやすい、いろいろな原因が考えられますが、ヴァイオリンが、悪い意味で、鳴り易い時、駒でもコントロール可能です。特に駒のウエスト、真ん中の一番細い部分ですが、ヴァイオリンで、基準が、15.5mmくらいと言われています。既製品の駒は、16.5以上になっています。鳴り易いヴァイオリンにも、しっかり強く音がでて、かつ弓に力が要らない場合=軽くコントロール出来る状態・・・OKと、弓が抜ける感じ、音がしっかり出ない弦の振動が本体に伝わりにくい場合。そんな場合は、駒のウエスト部分を あまり細くしないほうが良いです。

※12/18追記・・・「低音が、弱い、弓がスルスル抜ける、引っかからない・・・低音を重く鳴らしたい時、駒のトップのG線部分の厚さを、少し厚くすることも有ります。つまり、例・・E線 1.35mm、A線1.45mm、D線1.5mm、G線1.6mm・・・など、常識的には、駒のトップは、総て同じ厚さにしますが、出てくる音を作る意味では、いろいろ出来ます。D線を、クリアーにしたい時、E~D線まで部分を、1.35mmにしたり、またE線をより
繊細にしたいとき、E線のみ、1.2mmにするとか・・結果出てくる音で自由です。駒皮をかぶせないで、トップのみ貼り、弦の当たる部分の厚さを狭く少なくするとか・・・・・

低音をもっと重く出したいときは、駒のG側の端の肉を多めに残す・・・重くなりますが、かすれたような重苦しい音になります。両端のループの先端の下部のカギのような部分の肉も多いと、低音は重く鳴りにくくなり、重苦しい音色も出せます。 すべてクリアーでスッキリした音ばかりが良い音という訳ではないので、演奏者が、どんな演奏をしたいか?楽器で、どこまで表現の可能性を出せるか????
駒は、普通のヴァイオリンの場合、駒は、左右で、振動が同じように伝わるほうが良いです。そのため、駒はトップのタップ音は、同じような強さになります。

しかし、個性のある楽器では、駒は、左右の厚さも違っても、結果が良ければ、良いと、私は思います。学校では、そんな事は、教わりませんでしたが・・・・楽器本来の性能を出すため、高音は、どうするか?低音はどうするか?駒は、奥の深い、役割もはたしています。」

御自分では、あまり出来ないと思いますが・・・・何かの折、そんなことも頭の隅に記憶されると、改善策になるやもしれません。

ヴァイオリンにデリケートな音色、深味を出すには、駒の一番下の、足の細い部分を加減することも出来ます。
一般的には厚さにたいして、左右3.5mm位が標準とされています。
無難な音が出ます。
例えばE線側を、3.3にしたとします。耳では、金属的や、芯を感じる音が強くなり、細かな倍音が聞こえます。音もしかりした音に聞こえます。しかし、5m離れると、聞く方には、その感覚は薄れ、ふつうに聞こえます。
G線側は、やはり深い音色に聞こえます。離れると、やはり普通に聞こえます。

低音が、太く、しっかり鳴りにくい場合は、低音側をあまり細くしないほうが良いです。
3・8mm~4.2mmくらいが良さそうです。
E側は、3.8~4.2mmくらいが、しっかりした高音が得られるような気がします。
好き嫌い、好みなので、もし好みと違う音への駒がセットされていたら、楽器は別な楽器と同じように変わっています。不満がある音は、楽器のせいではなく、駒の削り方かも知れません。
これらは、あくまで、私の感覚なので、ご自分に合った駒を発見することは、大切です。

駒は駒を削る人の音への好み、音の基準によりますので、駒のミスマッチは避けたいところです。こういう意味でも駒は大切です。
自分での調節は、難しいですが!


※駒の足首の太さは、3.5mmが普通とされていますが、この太さを4.2mmから、少しづつ狭くしていくと、駒かな美しい倍音が増えだします。いわゆるヴァイオリンの分かり易い美しい音色が見え出します。
一番良いところが、そのヴァイオリンのベストの幅で、その人の好みになると思います。
弾く人が、心地よく繊細な音色が、欲しければ狭めになると思います。
ストレートな、音が欲しければ、4mm超が良いかも知れません。

この事は、単に音色でなく、ボーイングの感触と弦のどこを弾くか、ポイントも変化します。






先日拝見した、ストラディヴァリ1722は、ごく普通の駒がセットされていました。駒のトップ厚さ、1.3mmくらい、足厚さ4mm、駒足首、3.6mm、駒ウエスト15.5mmくらい???いや16.5mmだったか??   う~む

以下、ご覧ください。

※ 「ヴァイオリン駒のバランスを確認する」・・・2013.10.31 も ご参考に!
   「駒の高さ、弦高も自分でチェック」  ・・・・・ 2013.11.17 も ご参考に!




【参考資料】
(※私の駒がまったく・・良い見本という意味ではないです!)

いろいろな方法があり、駒の作り方、厚さ配分とも関係しますが、結果音に現れると考えます。

(Henry A.Strobel) Useful measurements for violin making
                           ←指板                      →テールピース
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(from VSA-papers , summer 2005)
←テールピース →指板
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※Cremonakuga violino =ponticello
正面から
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G線サイドからフロントビュー
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G線サイドからバックビュー
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E線サイドからバックビュー
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E線サイドからフロントビュー
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※追記2017・・駒の背面(テールピースサイド)が平面である事は、ごく一般的で そう作るのスタイルが主流かも知れません。平面の方が音が良いとも言え方ます。しかし 反りにくい形も結果的に音に良いとも言えます。つまり背面をほんの少しだけアールをつけます。私もそうしています。
また背面を平面にしながら駒自体を、直角にせず前に少しだけ1mm~強・・前のめりにする方法もあります。このスタイルは前の方が大きなアールで背面を平面
で少し前に傾斜させ、反りにくくします。どれも極端に駒の芯をあまり外さずに足面をピタリと合わせる事は同じです。結果 反らずに音が良ければ良いのです。そして美しい駒でもあって欲しいです。





参照
2014/5/08
補足・・ヴァイオリンの駒を調整する

2013/11/17 ヴァイオリンの駒の高さ・・・弦高を・・

2014/8/12 ヴァイオリン駒を自分で調整する・・ No2








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Kuga Violin Atelier(久我ヴァイオリン工房)Cremonakuga violino

by cremonakuga | 2013-04-12 21:11 | ♪♪ Vnの音と付属品 | Trackback | Comments(0)
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